モガの村とその周辺を見守る村長。息子がいる。
概要
- MHシリーズでは珍しい、竜人族ではない村長。
ちょんまげのようにまとめた長めの白髪とキセルが特徴で、緑の羽織をいつも身に着けている。
海沿いの村の村長というだけあり、村の住人の中でも特に薄着である。
- 口癖は「うんむ」。
また、カッハハハハ!と特徴的な笑い声をよくあげる快活な人物。
この口癖と笑い方は息子にもしっかり遺伝している。
そして、『どんな時も、笑顔を忘れるなかれ!』とは彼の弁。
村人や村にやってきたハンターへの面倒見も良く、誰からも慕われる立派な人物である。
- モンスターの知識も豊富で、弱点部位のような基本的な知識からクルペッコの旋律の見分け方まで、
かなり細かいところまで教えてくれる。
さらに、村のクエストを進めていくと、キークエストや緊急クエストで戦うモンスターの情報を教えてくれる。
かなり役立つ情報が多いので、初心者ハンターは彼の話をしっかりと聞いてから狩場に向かおう。
- 若い頃は交易船の船長と共にハンターを生業とし、
特に海辺や水中の狩猟に長け、モンスターの動向を見抜く能力を持っていたという。
しかしある狩りをきっかけに視力が低下しハンター業を引退。
その後は祖先の意思を継ぐ事を決意し、この土地を見守っている。
- ハンターズギルドや竜人族達との人脈が豊富。
モガの村を開拓したのも彼がギルドにモガの地の調査を志願したからである。
- MH3で貰える勲章として、「村長のじんべい」「村長のキセル」などが手に入る。
- 実は村長としては珍しく、村での位置が固定されていない。
ある時はクエストカウンターの横、ある時は雑貨屋の前……などクエストから戻る度に
移動する。
- MHXでは息子と共にMH3G以来の登場となった。
モガモ貝という食材を探していたところ盾蟹に遭遇、
かすり傷を負ったのでユクモ村に湯治に訪れる。
元ハンターとは言え、かすり傷で済んだのは運が良かったのか屈強だからか、
どちらにしても良くそれだけの被害で済んだものである。
村長となった経緯
- モガの村周辺は、古代から“海の民”と呼ばれる村長の先祖たちが代々生活の拠点としていた。
モガの村の下にある遺跡は、この祖先たちのものだと考えられている。
なお、村長自身はどうやら海の民ではなく、人間であるようだ。
しかしある時、遺跡は海の底に沈み、先祖たちもこの地を離れることとなった
(村長はこの出来事をナバルデウスの仕業だったのではないかと推測している)。
それから長い年月が流れ、ハンター業を引退した村長は、
その実力からギルドの信頼を得ていたこともあって、
孤島周辺の地域の調査のため、先祖がかつて暮らしていたこの地に村を築くこととなった。
これが、現在のモガの村の始まりである。
余談
- モガ村の少年が「村長がこの前、海を見ながら怖い顔してたんだゼー!(意訳)」と言うことと、
村長には息子がいても妻がいないことから、
妻を津波で亡くしたのではないかという噂がたっている。