登場人物/船大工の親方

Last-modified: 2021-06-30 (水) 12:44:34

ジャンボ村に住んでいる船大工の親方。

概要

  • 一見人間のようだが、手には水かきがついており、顔にはナマズのヒゲのような口髭が4本生えている。
    また、皮膚に色の濃い部分と薄い部分とがある。
    本人も「泳ぎの得意な種族の出身」と語っていることから人間とも竜人族とも違う種族である模様。
    • ちなみに、MH3(G)では、海の民という、海を活動の拠点とする種族が登場する。
      親方の「水かきがある」「皮膚の色に濃淡がある」という特徴は海の民のそれと一致する。
      もしかすると、この「泳ぎの得意な種族」と何か関係があるのかもしれない。
  • かつてはハンター業を営んでおり、名うてのハンマー使いとして知られていた。
    現役時代は人からも竜人からもモテモテだったと豪語するが、今はどうにも腹が出てしまっている。
    モテモテ云々も酒の席での話なので真偽を確かめる術はなし。
  • ある日、ギルドの狩猟船でクエストに向かう途中、巨大なガノトトスに襲撃された。
    咄嗟に応戦するも船は大破、幸い出航した浜辺に流れ着き、一命は取り留めたが、
    左手と右足の自由を失いハンター業から身を引く事となった。
    しかし、彼はその時のガノトトスを恨んだりするどころか「ハンター業とはそういうモンだ!」と豪語する。
    なお、彼の使用していたハンマーはイカリハンマーといい、入手と強化には親方の存在が深く関わってくる。
    • ちなみに、浜辺に打ち上げられた親方は右手に水竜の鱗を握っていた。
      その鱗は通常の物より遥かに大きく、襲撃してきたガノトトスの大きさを物語っていたという。
      ちなみに、設定画ではガノトトスどころかエンシェントサーペントのような姿が見られる。
    • MH2が発売されてから6年後、超巨大なガノトトスが報告されたが、関連性は不明である。
  • 現在では船大工として多くの弟子を持ち、船の完成を目指してジャンボ村で働いている。
    彼からの納品依頼を達成する事で港が発展していき、村の店の品ぞろえが次第に良くなっていく。
    中には「メインマスト」「メインセイル」というこの納品依頼の為だけの調合アイテムまで存在する。
    納品達成後も調合可能だが、売る以外に使い道がない上に調合元の素材も意外と貴重なのでやる意味がない。
    彼からの納品依頼を全てこなすと船が完成し、エンディング後にココット村へ船を出してくれるようになる。
    また船が完成したのちに特定の条件を満たすことで、
    食品屋や雑貨屋等でハチミツやシビレ罠などと言った有用なアイテムを購入できるようにもなる。
    ハンター稼業は引退したが、その代わりに自由の利く右腕を鍛えて腕相撲を嗜んでおり、
    プレイヤーが勝負を挑むことも出来る。
    「かる~く相手をしてやるわい」と言っている場合と、
    「今日はものすごく調子がいいわい」と言っている場合で全く難易度が異なり、
    後者の時はなめてかかると2,3秒で転がされてしまう…どころか、
    連打が苦手ならば例えなめてかからなくても2,3秒でやはり転がされる。
    どうしても勝ちたいならば、ペンを使ってボタン上をスライドさせまくる等連打系の裏技を駆使するか、
    ガチで挑むならば秒速14打程度のボタン連打を4~5秒ほど続けて出来るようになる必要がある。
    • 余談だが、腕相撲は元々飲み比べと同様オンラインモードの対戦ミニゲームである。
      MH2以降MH3、MH3G、MH4とナンバリングタイトルには必ず実装されている。
      詳細はリンク先を参照。
  • なお、引退したとはいえ近くでモンスターが出ると血が騒ぐらしく、
    密林でのガノトトス亜種狩猟の依頼文は村長ではなく親方が書いている。
  • ゲーム内では確認できないが、設定画では巨大な真珠の首飾りをしている。
    これは元々は仲間達の認識票(ドッグタグ)として使われていたもので、
    死んだ彼らの遺品を身につけている、というシビアな設定がある。

大型船

  • ジャンボ村を興すために親方と弟子たちが建造している巨大な船。
    とはいえ、村を訪れた時点では骨製のキール
    (船の底部を支える骨組みで、近代までの船はこれが無いと成り立たない)が船台に据えつけられているのみであり、
    プレイヤーが協力することで出来上がっていく。
  • 最終的には、ゲリョスの皮とガノトトスの鱗で強化した船底に、
    大きな骨をババコンガの毛で括りつけたいくつもの帆柱が立ち、
    多量の鉄鉱石で鋳造した大きな碇を持ち、ブランゴの毛束で織られた帆を張って風を受け、
    さらには火炎袋と電気袋を反応させた動力機関で凪の海であろうと渡る…という凄い物が完成する。
    • ただし、それは多様かつ多量の素材を集めて納品しなければならない、ということであり、
      それだけに完成までかかる時間も手間も半端ではない。
      特に水竜の鱗は序盤に要求されるので面食らった人もいるかもしれない。

その後のシリーズでは

  • P2とP2Gで依頼人として登場している。ガノトトスに船造りを妨害されて困っている模様。
    つくづくガノトトスと縁のある人物である。
  • MHP3のムービー「英雄の祭」にも、一瞬だけだが登場している。
  • MHXでは再びユクモ村へ湯治に訪れており、主人公のハンターに依頼をしてくる。
    足湯で彼がたまにくれるアイテムは怪力の種
    親方と言えば腕相撲、腕相撲に怪力の種と言えばあの人との会話を思い出す。
    もっとも、親方のセリフを見るに、少なくとも彼が当該人物でないことは確かだろう。

関連項目

世界観/ジャンボ村
モンスター/ガノトトス
武器/イカリハンマー