MHXXで登場したクエストの依頼人の一人。
彼が出している依頼は共通で『狩人のための舞台~○○~』という名前が付けられている。
人物
- 喋り方は丁寧であり、世間知らずの貴族としても正気を疑うような言動も無く、
依頼の文面からも横暴さは感じられないと育ちの良さを感じられる。
が、その実態はハンターに関する根拠のない噂を聞いて、
それを真実と思い込んでハンターと闘わせるためのモンスターを集めるという
今までいなかったタイプの実に傍迷惑な依頼主。
おそらく本人に悪気はないのだろうが…。だからこそ余計に性質が悪いようにも感じる。
- しかも、基本時にどの依頼も闘技場ではなく、通常のフィールドで戦う事になる。
ハンターと闘わせるために集めたモンスターに、無関係の商人や冒険者が襲われたら彼はどうするつもりなんだろうか。
ハンター側からすれば、同時狩猟での分断が容易になるので願ったり叶ったりというのは内緒
MHXX
- 彼の初登場は村★8。
「狩人とは、獲物と出会った瞬間、嬉しさのあまり一瞬硬直する…と噂で聞きました。」
と言いながら、フルフルの狩猟をお膳立てしてくる。
確かに、納刀状態でハンターの視界の外から発見されると例によって驚くが、多分そういうことではない。
…まあ、この時点では依頼主の言動がちょっとおかしいぐらいの普通の依頼だったのだが…。
- 彼の再登場は村★9。
「狩人とは、獲物が同時に現れると、感動して挙動不審になる…と噂で聞きました。」
と言いながらイャンガルルガとガノトトスの同時狩猟をお膳立てしてくる。
おい、ちょっと待て。
- さらに村★10でも彼の依頼は続く。
「狩人とは、次々と新たな獲物が現れるほど、涙を流して喜ぶ…と噂で聞きました。」
と言いながらドスランポス・イャンクック・リオレウスの大連続狩猟をお膳立てしてくる。
…もう絶対分かっていてやっているだろうお前。と、言いたくなった貴方は間違っていない。
- 彼の
被害依頼は村だけでなく、集会酒場にも届くことになる。G★3にて
「狩人とは、スタミナが続く限り 一心不乱に獲物を追い続ける…と噂で聞きました。」
などととのたまいながらキリン討伐の依頼をお膳立てしてくる。
…言いたい事は山ほどあるが、とりあえず、何をどうやったら非常に目撃例が少ないはずの古龍を呼べるのだろうか…
- そして、恐るべきことに彼の
勘違い依頼はこれで終わらなかった。
「狩人とは、強き獲物に挑むときほど得物を持つ手が歓喜で震える…と噂で聞きました。」
といい、なんと獰猛化リオレイア希少種の依頼をお膳立てしてくる。
確かに強い獲物に挑むときほど震えるハンターはいるけど…
果たして本当にこんなうわさを流しているものがいるのだろうか…?
余談
- 彼の聞いた「噂」は確かに過程は間違っている。
しかし、結果はどれもあながち間違っていないとも言える。- 獲物と出会った瞬間、一瞬硬直する→背面からモンスターに見つかった際の硬直
- 獲物が同時に現れると、挙動不審になる→単純に同時狩猟が過酷なため
- 次々と新たな獲物が現れるほど、涙を流す→同上
- スタミナが続く限り、一心不乱に獲物を追い続ける
→やたらと広範囲でエリアチェンジしたがる獲物を追わざるを得ず結果的にスタミナが切れる
しかもよりにもよって獲物はフィールドを駆け巡るキリンである。
初期エリアが古代林の最奥である11なので、開始エリアによっては出会う前から全力疾走する羽目になる。 - 強き獲物に挑むときほど得物を持つ手が震える→ただの緊張
そのため、もしかしたら彼に伝わった「噂」は本来このような実状そのものであり、
彼が勝手に勘違いして勝手に納得し勝手に舞台を整えてしまったというだけなのかもしれない。
そのうち、「狩人とは、稀少な素材を求めて、嬉々として果て無き狩猟の道を歩む…と噂で聞きました。」
とでも言い出しそうである。