アイルーラグドールとは、ライトボウガン…のはずである。
見た目は単なるアイルーのぬいぐるみである。
ここではほぼ同性能のメラルーラグドール、及び上位武器のヘルドールについても記述する。
目次
概要
- 前述の通り見た目はアイルー(orメラルー)のぬいぐるみそのもの。
なぜこんな外見になっているのかは謎。
武器を納めている状態ではちょうど前足がハンターの肩にかかり、
おんぶしているような格好になり可愛らしい。
バレルは尻尾の部分になる。
ロングバレルを着けると尻尾が伸び、サイレンサーを装着するとリボンが巻かれる。やはり可愛らしい。
また装備していると、装填などのアクション時にアイルーの鳴き声が響く。こちらも可愛らしい。
性能
MHP2
- 外見からしてMHP3以降の吹吹チャガンマンのようなサポート主体のライトでは…
とも思えるが、実際には見た目に反してかなりぶっ飛んだ火力を擁する一丁である。
攻撃力は同じレア度の中では並み以下、
装填数は通常が4/6/9、貫通がLV1が3発、散弾はLV1が4発。
共にLV2、3は装填不可…と物理弾に関しては明らかに弱い。
通常弾レベル1は速射可能だが、ぶっちゃけ忘れていい。
そう、物理弾に関しては。
- 属性弾に目をやると、なんと火炎弾が6発も装填できてしまう。
しかも速射対応。さらに装填速度は速く、反動も中だが火炎弾を撃つ分には気にならない。
火属性が弱点のモンスター相手ならかなりの火力を発揮してくれる。
これだけではなく、徹甲榴弾が全レベル2発装填可能だったりする。
さらにこの武器最大の特徴と言えるのがスロット数。
なんと3つ空いている。このためスキル面で非常に柔軟に運用可能なのだ。
- また同時にメラルーを模したメラルーラグドールも生産可能。
こちらは黒だけあって黒真珠などを用いる。
装填可能弾種には特に違いはないが、
スロット数が1になった代わりに会心率30%というこちらもこちらでぶっとんだ性能をしている。
まあ属性弾に会心率は関係ないようなものだが。
- 上位、及びG級ではそれぞれヘルドール、ヘルドールGという形で生産可能。
使える弾はそのままに純粋に威力を底上げしたものになる。
相変わらず火炎弾の性能は凄まじく、銘火竜弩ができるまでの繋ぎになら使える。
と言うか、ヘルドールのまま担いでもG級ナズチやウカム相手に割といい勝負ができる。
おしむらくはアイルー食券やネコ毛の紅玉の入手に頭を抱えてしまうことか。
MH4
- MH4で久々に復活。今回はアイルーヘルドール単品で、派生や強化は不可。メラルー版もない。
- スロ3と火炎弾6発は相変わらずだが、火炎弾速射機能は失った。
その代わりか、LV1麻痺弾とLV1睡眠弾が速射可能に。
要するにMHP3、MH3Gの茶釜と足して2で割ったような性能である。
- MH4ではサポートライトとして大神ヶ島【出雲】と人気を二分する一丁。
オンラインのパーティプレイが盛んなMH4では、最も実用的なアイルー武器である。
神ヶ島がLV2状態異常弾の取り回しに優れる一方、こちらはLV1状態異常弾の速射を軸に戦う搦め手ライト。
調合素材の調達が容易いため、どれだけ連戦しても息切れしないのが売り。
その上LV2状態異常弾まで毒・麻痺・睡眠と一通り扱えるため、継戦能力も存外に高い。
作成時期の速さも相まって、毒ダメージと睡眠爆殺を軸に旅団クエストの攻略も可能なほどである。
生産難易度も低い。上位になりたてでも、イベントクエストを駆使すればすぐに素材が集まる。
ただしアイルーの住処に土足で踏み込み、罪もないアイルー達を虐殺しなければならないが。
ヘルドールという名前は撃たれ斬られたアイルー達の無念や怨念を表現しているのかもしれない
- 欠点であるブレ左/大も慣れてしまえば十分コントロール可能。
というかそもそも、主力弾に弱点も何もあったものではないのでほとんど気にならない。
- 実は発掘武器にも麻痺弾・睡眠弾を速射できる似たような性能の銃が存在する。
しかし状態異常弾の装填数において、この地獄のぬいぐるみを超える物は存在しないとされる。
MH4G
- 今作ではアイルーヘルドールからの強化でアイルーヘブンドールが登場。
なんと地獄のぬいぐるみから天国のぬいぐるみに進化してしまった。
強化材料は概ねヘルドール生産時の品のG級版。
- ヘブンドールに強化することで速射対応弾がLV1睡眠弾からLV2睡眠弾に変化。
蓄積値は大きく増すが、調合素材がネムリ草から眠魚になる分、調達の手間なども考えると良し悪しか。
他の性能変化としては、相変わらずワンランク下の数値ながら攻撃力が強化され、
LV3通常弾の装填数が8発から10発に増加、相変わらずLV1通常弾が速射に対応。
もっともこの武器の使い方を考えると物理弾はおまけと言っても過言ではないため、
人によってはそう気にしなくてもいいような変化ではある。
- なお、G級闘技大会の角竜と黒角竜討伐でライトボウガンを選択するとヘブンドールを使用できる。
発動スキルは連発数+1、フルチャージ、装填数UP。龍属性攻撃強化+2も発動しているが効果はない。
罠が多い今作の闘技大会にしては珍しく搦め手武器らしさを存分に発揮できる所持品が用意されており、
速射に対応したLV1麻痺弾12発にLV2睡眠弾8発、閃光玉と音爆弾がそれぞれ3個ずつと
いくらでも相手の動きを止められるラインナップが揃っている。
ただでさえ激しく走り回るディアブロスが相手なだけに、これらの妨害効果は強力。
うまくすれば拘束の連続でまともに動く猶予も与えないままスムーズに倒すこともできるだろう。
…そう、ペアで挑戦するならば。- 問題はソロで挑戦する場合。
相手の動きを止めること自体は容易なのだが、肝心の決定力がない。
当然のように大タル爆弾などといった気の利いたものは持たされておらず、
真っ当に戦おうと状態異常弾以外の所持弾を見てみれば
LV3通常弾 99
LV1貫通弾 60
以上。これまた当然のように弾の調合素材もない。
初期に登場する中型モンスター相手ならまだしも、今回戦うのはディアブロスとその亜種の2頭。
もはや考えるまでもなく弾が足りないため、必然的にLV1通常弾でひいこら戦うことになる。
- ここで更に厄介なことに、この武器はLV1通常弾の速射に対応し、連発数+1が発動している。
何が問題なのかわからない方は是非一度試しに撃っていただきたい。
明らかに発射時間が長い。長過ぎる。
そう、なんと脅威の6発速射となっているのである。
ここまでくると弱点どころかまともに全弾当てるのも難しく、加えて見事なまでに隙をさらけ出すことになる。
特に動きが高速化する怒り時はまず確実に途中で反撃を受けるものと考えた方がいい。
そのため、先にLV3通常弾や貫通弾を使い切ってから残りをLV1通常弾で削るのではなく、
通常時はLV1通常弾を、怒り時は隙を見てLV3通常弾や貫通弾を…といった戦い方になるだろう。
また拘束時にもLV1通常弾を使うなどして、立ち回りでの貫通弾とLV3通常弾を温存した方が良い。
反動小の6発速射ともなればDPS自体は然程悪くない。
ソロで挑戦するつもりであれば、最低でもディアブロスの肉質把握は必須として
極力フルチャージを維持しながら確実に弱点を狙える腕がないと
AランクだのSランクだの以前に時間切れになる可能性が極めて高い。やっぱり罠だったじゃないか!
今作では全G級闘技大会を全武器種でクリアすることで剣聖のピアスと増弾のピアスがもらえるため、
これらが目的のソロプレイヤーは泣かされるハメになるかもしれない。
ピアス狙いならランク無関係でクリアさえできればいいというのが救いか。- どうしても真正面から戦うのが厳しい場合、あえて分断柵を使用せずに逃げ回って同士討ちを誘うのも手。
それでも簡単とまでは言えず、やはり相応に時間もかかるのだが…
- 問題はソロで挑戦する場合。
MHX
- 今作ではなんと「アイルーラグドール」と「メラルーラグドール」の2種で登場。
性能はほぼ同じだが、アイルー版はブレ左/大に空きスロ3、メラルー版はブレ右/大に会心率30%を持つ。
やはりリロード「速い」に反動「中」、LV1状態異常弾3発にLV2異常弾1発が全種対応…と前作とほぼ同じ。
だが今作のぬいぐるみは一味違う。
なんと速射対応弾はLV1火炎弾になっている。しかも3連射の4発装填と実用レベル。
そしていつものLV1通常弾5連射。
武器内蔵弾もこやし弾、LV1貫通火炎弾、鬼人弾、硬化弾とこやしはともかく悪くない。
ちょうどP2GとMH4の合いの子のような性能になったわけである。
しかしまあ物理弾の装填数は軒並みショボく、攻撃力も120と結構低い。
やはり所詮はネタ武器。性能はやっぱり微妙かと思いきや、最終強化でさらに化ける。
- 最終強化は「アイルーヘルドール」と「メラルーヘルドール」。
攻撃力は190とやや低めながら、LV1火炎弾の装填数が6発。鳳仙火竜砲より2発も多いのだ。
さらに武器内蔵弾が変更され、こやし弾が広域回復弾に変更される。
この弾は撃った瞬間に自分を含めた味方全員を僅かながらも回復する。
つまり広域薬草を納刀せずに5回も使えるようなものである。
通常の回復弾も3発ずつ装填できるため、スキルを揃えれば
「火炎弾を猛烈にばら撒きつつ」「状態異常を取り」「味方のピンチは即回復」という芸当が可能になる。
前作ではハメ関連で色々と物議をかもしたヘルドールだが、
MHXではハメとは無縁のいぶし銀な活躍ができる銃になったと言えよう。- なお、見ての通り物理弾への適性は皆無と言っていいほど低いため、
メラルーヘルドールの強みである「会心率30%」の価値はほぼなかったりする。
強いて言うならソロ狩猟で火炎弾を撃ち切った後のダメージ量はメラルーの方が上だが、
そもそもソロで使うボウガンではないので、
スキルを組みやすくするアイルーヘルドールよりも優先する理由はほとんどないだろう。 - アイルーヘルドールの強化には爆炎袋、メラルーヘルドールの強化には獰猛な火炎袋を要し、
白毛のアイルー銃はドドブランゴ、黒毛のメラルーは銃はナルガクルガの上位素材を要求され、
希望の証やら勇気の証Gやらと、ネタ武器にしては要求される素材の質が地味に高い。
しかし、何よりもストッパー素材と成り得るのは
マメにフィールドを隅々まで探索する人でも無ければ存在すら気付かないネコ毛の紅玉だろう。
採取場所さえ解かれば苦労はしないが
肝心の採取場所が解からなくて苦労したガンナーも居るかも知れない。
- なお、見ての通り物理弾への適性は皆無と言っていいほど低いため、
- ちなみに冒頭では「なぜこんな形になっているのか謎」と述べているが、
本武器の説明文にはしっかりと記載されている。
そのままずばり、「アイルーのぬいぐるみを改造。属性弾の速射を可能にした」のだという。
…意味は分かるが、意図が全くわからない。
しかも説明文には「凶悪」だの「凶暴」だのとやたら物騒な言葉が躍っている。
いったい加工屋は何を考えているのだろうか…。やっぱり謎である。
- なお、最終強化で消滅してしまうこやし弾だが、小型モンスターを一撃で撤退させられるのは便利。
武器の3スロットも含めて、採取用装備としてもかなりの高スペックを誇る。
火山での採掘中にアプケロスやガブラスをノーコストで排除できるのは嬉しいところ。
MHXX
- どちらも続投し、限界突破してレベル7で究極強化に至る。
銘はそれぞれ「アイルーヘブンドール」と「メラルーヘブンドール」。
- 性能だが、攻撃力が310に上がってそれ以外が殆ど上位から変わらず。
だが、今作でははっきりと違いを出そうとしたようで、
アイルー版はLV1貫通弾が5発装填にLV1毒弾速射、メラルー版はLV1散弾が5発装填にLV1麻痺弾速射と
明確な方向性を打ち出している。今作では上位の運用にこれらの要素を加えて使うことになるだろう。
- が、鳳仙火竜砲が究極強化でLV1火炎弾5発装填になり、またLV2火炎弾と貫通火炎弾の速射銃が増えたことで、
火力でこれらに水をあけられることになった。なので上位と同じく補助弾をフル活用するのがキモ。
ちなみにHR解放前に究極強化できるので作る手間では逆に勝っている。
MHF
- MHFでは、赤色の「あかねこじゅうSP」、そして金色に輝く「きんねこじゅうSP」が存在。
きんねこじゅうSPは、火炎弾6発の速射がそのまま行え、凄腕序盤に作る一丁として優れている。- さらにイベント武器として、「あかねこガン/グレネード」が作成可能。
こちらは、火炎弾の代わりにLV1徹甲榴弾の速射に対応している。
見た目は、あかねこじゅうSPとそっくりだが、人相もとい猫相がかなーり悪い。
- さらにイベント武器として、「あかねこガン/グレネード」が作成可能。
- MHF-G5ではG級技巧武器への派生「アビサルアイルー」が追加される。
Lv50まで強化可能なG級武器であり、最終的な攻撃力はプント・テュレイラと同じ630。
更に物理弾装填数が通常が9/9/12、貫通・散弾のLV1・LV2が6発と大幅に強化され、
毒麻痺睡眠弾も全レベル対応、火炎弾と水冷弾*1も対応している。
ただし速射には対応していないため、位置づけとしてはこの武器に近い。
あちらとの違いはLV3貫通・散弾に対応していないが、攻撃力が少し高く反動も「中」と扱いやすいこと。
器用貧乏と言えるが、別の見方をすればシジルでのカスタマイズ性に優れているとも言える。
G8ではジャストショットが強化されるため、
豊富な弾種を活かすジャストショット専用銃と考えるのも良さそうである。
余談
- ラグドールとは猫の品種の一つ(さらに言うと、“ragdoll”とは「ぬいぐるみ」という意味である)。
白毛なのでアイルーには似ているが、少なくともメラルーとは似ても似つかない。
上位のヘルドールはそのまま「Hell(地獄の)Doll(人形)」だろう。
確かに火弱点のモンスターからすれば地獄の使者のような存在であろうが…。
- MH3系列には登場していない。
一応、火炎弾の速射は火竜砲へと受け継がれているが、さすがにここまでとんでもない装填数ではない。
まぁW属性速射が幅を利かせるMHP3にこんなのが登場したら大変なことになりそうだが…。
- MHF初期には「メラルーヘルドールは可愛すぎる」という題名のスレッドがネ実に立つ程熱愛されていた。
なんと専用のwikiまで存在しているが、今現在は既に忘れ去られスレは消え去ってしまった……。
ちなみにスレ番の数え方は「頭は○メートル」31 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2007/11/25(日) 10:02:01 ID:A3W5KZ20
,. -‐"""""""¨¨¨ヽ
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// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
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/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ- …このように、スレ序盤は>>1が一人寂しくワイワイしているだけのスレであった。
しかしながらスレ主の頑張りもあり、結果的に賑やかな良スレになったのだ。
専用のwikiには過去ログが少々残されているので、暇な人は観覧してみよう。
- …このように、スレ序盤は>>1が一人寂しくワイワイしているだけのスレであった。