武器/イカリハンマー

Last-modified: 2023-08-22 (火) 15:09:13

MH2より登場した、その名の通り巨大な錨の形をしたハンマー。

目次

概要

  • 巨大な錨の形なだけに、海の漢(おとこ)の暑苦しい情熱がいっぱい詰まっているらしい。

性能

  • 基本的にはそれなり程度の攻撃力と属性値を持った水属性のハンマー。
    未強化では緑ゲージがスズメの涙程度のため使うなら強化したい。

MH2

  • 初登場のdosでは通常の方法で作ることはできず、銀冠以上のガノトトスを倒した後、
    オフラインモードで「船大工の親方」に話しかけることによってのみ入手できる。
    しかもオフラインでは最大サイズの亜種でギリギリ銀冠に届く程度。運任せの部分がかなり大きい。
  • また強化してイカリクラッシャーにするためには親方と腕相撲のミニゲームで勝負して勝ち、
    特殊素材の「豪腕の鎖」を貰わなければならない。
    しかも、親方がランダムで「今日はものすごく調子が良いんだわい」と言っている時限定で、
    この時の親方は本当に容赦ない
    • 具体的には、安定して勝つ為にはBPM200程度の16ビートを叩くスピードで
      ボタン連打を行う技術
      を要求される(あくまで筆者の体感)。
      某激唱の発狂部分と等速であると言えば、分かる人にはある程度イメージしやすいだろうか?
      流石にこの人レベルの連打の速さは必要ない(こちらは秒速14打程度でいい)のだが、
      連打ゲーに慣れていないプレイヤーだと、ある意味逆鱗紅玉を用いる武具よりも
      作成難易度が高いと言える。
  • このように、入手と強化はかなり面倒だが、dos時点で生産できる水属性ハンマーでは
    唯一まともに使える部類であり、グラビモス亜種を近接で倒したいという場合は欲しい。

MHP2(G)

  • P2ではウォーハンマーからの派生で入手できるようになった。強化することでイカリクラッシャーになる。
    拡張版のP2GではP2の最大強化値以上の強化できないため、P2で入手したこの武器を引き続き使うことは不可能。
    代わりにウカムルバス討伐後には一発生産で「イカリクラッシャーG」という同形状の武器が生産可能である。
  • それなりの攻撃力1300に匠込みで紫ゲージ30、高めの属性値380にスロット2つ。
    属性ハンマーとしては十分な攻撃力と属性値を持つ安定した武器である。
    • ちなみにカチワリはプラス会心かつ素で紫ゲージ20だが属性値が若干低く、
      ロイヤルロブスタンプは斬れ味、攻撃力、属性値全てがネタ武器の域を出ず、
      イベント専用のアメザリインパクトは、属性値600と圧倒的だが物理が低く、
      斬れ味が青(スキルで白)で止まる。
  • 人によっては生産素材の古代魚×10がネックになる。
    釣りが苦手な人は農場の投網マシーンで気長に頑張ろう。

MHX

  • MHXでは、船大工の親方からの獰猛化ガノトトス狩猟の依頼クエストをクリアした後
    食材であるブレスワインと一緒に貰える。一品物
    MH2を懐かしむコレクター向けの特典武器であるため、決して使えない性能という訳ではないのだが…性能は微妙。
    ただし、強化を重ねることで上位でも通用する攻撃力を持つ「イカリクラッシャー」となる。
  • 武器種が多い今作では、水属性ハンマーには強力なライバルが多いため、わざわざ装備する人は少ない
    (「水鎚ヴォジャノーイ」や「おきつなみ撓鎚の華石」など)。
    特に水鎚ヴォジャノーイは、斬れ味レベル+2発動時の白ゲージの長さ以外は
    イカリクラッシャーのほぼ上位互換という始末である。

MHXX

  • 究極強化で深海錨鎚イカリになる。その性能は
    • お世辞にも高くない攻撃力290
    • 僅差で水ハンマー2位の水属性43
    • 素で白20、匠で紫20のそれなりの斬れ味
    • スロットは2のまま
    …やはりというべきか、攻撃力の低さからお世辞にも優秀とは言えない一振り。
    属性値が優れているように見えるが、水ハンマー1位と3位はどちらもこの武器を上回る物理性能を持っているので…。
  • 究極強化に必要なのは不屈の証Gなのでそれ以外の素材はG3時点で揃い、
    G4以上のモンスターとは戦う必要さえないが、完成時期はHR解放後というとても変わった特徴を持つ。
  • 余談としては、前作ではほぼ上位互換だったロアルドロス槌のローレライだが、
    前作では30あった攻撃力差を10まで縮めた代償か、
    強化時期や青ゲージの長さを含めても深海錨鎚イカリの完全上位互換になってしまった。合掌。

MHF

  • MHFでは船大工の親方が登場しないので、レプリカであるイカリハンマーFとなる。
    素材となる豪腕の鎖Fは、現在はギルド貢献ポイントとの交換(10P)で入手可能。
    かつては、ガノトトスを1人で討伐するクエストである「豪傑」の報酬となっていた。
    • レプリカ扱いでFが付く例は、他に封龍宝剣FヒーローブレイドFがある。
    • なお昔からあったクエストであったためか、MHF-G10でのハンターズクエスト削減に巻き込まれて
      クエストが削除されてしまっており、G10当時素材の入手方法に挙げられていた
      「HR2の特定のクエストで入手可能」が成立できない状況となっていた。
      G10.1で入手方法をイベント武器の扱いに変更してごまかしている。
      その後、クエストの削除から3年ほど経ち、
      豪腕の鎖Fがギルド貢献ポイントの交換品目にさらっと追加された。
    最終強化時には「イカリトルネード」という名称となる。
    MH2と比べると水属性ハンマーのライバルも増えたので、性能面では並。
    剛種武器を作るまでの繋ぎとしては使えるといったところか。
  • さらに金色版SP武器「金色の碇鎚SP」が存在する(水属性)。
    イカリトルネードはスロットを2つ持つが、こちらにはスロットは無い。
    しかしSP武器補正を含む物理面ではイカリトルネードを上回る。
    ところで武器説明文によると、

    「最も熱い海の男」選手権開催を記念して作られた碇鎚。

    らしいのだが…
    最も熱い海の男選手権って何?」という疑問が浮かばないでもない。
  • 金色の碇鎚SPと同グラフィックのG級武器「雷閃鎚」も存在する。
    イカリハンマー系統や金色の碇鎚SPは水属性であったが、こちらは武器名通りの雷属性
    素材元はなんとあのラージャン
    G級初期に実装された武器であるため、ここ最近のG級武器と比較すると性能はやや控えめ。

余談

  • 錨はあくまで船を固定する道具であるが、武器として使うゲームキャラは意外と珍しくなく、
    カプコンではロックマンX6の特殊武器や、戦国BASARAの長宗我部元親の武器がある。
    もっとも、運用法やデザインは全く異なるのでイカリハンマーと直接関係はない。
  • MH4にて、同じく錨をモチーフとしたチャージアックス「伝説Jアンカー」が登場。
    MHXでは、こちらも錨の形をした操虫棍「サンドアンカー」が登場している。

関連項目

登場人物/船大工の親方
武器/ガノヘッド - ある意味因縁の相手。
武器/発進、撃龍鎚イサナ! - NPCから譲ってもらえるハンマーの後輩その1
武器/工房謹製・オオナグリ - NPCから譲ってもらえるハンマーの後輩その2