MHXで初登場した飛行船の形を模したハンマー。飛行船武器の一つ。
目次
概要
- 見た目はまさに「飛行船」といったところでどうやら模型として作成されたらしい。
少しわかりにくいが両脇からデフォルメされたアイルーとメラルーの顔が覗いている。
武器説明文によると『夢が膨らむ、鎚も膨らむ。』とのこと。
溜めると 本当に膨らむ。
性能
MHX
- 下位では貴重な爆破属性である。爆破値は7で、攻撃力は100で防御力も+10。斬れ味も長い緑と良好。
素材は準レア素材の「火竜の骨髄」以外は戦闘の絡まない採取やチケットなので作成自体は容易。
レベル2もなぞの粘菌があれば簡単に強化できるためサクッと強化してしまおう。
と、下位の段階ならまあまあ優秀。下位までなら - 最終強化はバルフロウスマッシュ。
その性能は- 標準の攻撃力200
- 長大な緑に斬れ味+1で青25、+2で白20が出現
- 低い爆破12
- 会心率とスロットはなし
- 防御力+20
…言うまでもなく防御力以外燼滅鎚ウルガの完全下位互換である。
そのうえ作成も炎龍の塵粉があるためハンターランク解放後。
しかも他にも色々な武器や装備で使ううえに入手しにくい「砕竜の(剛)拳」まで使用する始末。
残念ながら優先して作成される武器ではなく、人によっては一度も担がれることすらないだろう。- 一応性能自体はそこそこの攻撃力と爆破をもち、斬れ味+2によってしっかり白20を得る。
斬れ味+2を発動させた状態なら嘆くほど弱い!というわけではなく、爆破の汎用性も相まって普通に使える。
ネタ武器の中ではまあまあ使いやすいほうなので珍しい武器を担いで戦ってみたいなら一考の価値はあるだろう。
一度担ぐと、素で同等の斬れ味に倍の爆破属性に狩技ゲージ増加とおまけに会心率5%まである
ウルガの強さが際立つこと間違いなし
MHXX
- バルブロウスマッシュから2度の強化を経て究極強化・飛行鎚バルブロウとなる。
その性能は- 及第点の攻撃320
- 素ではそれなり程度の青だが、匠での増加分は全て白ゲージ
- 上がったもののやはり低めな爆破18
- 会心率、スロットは引き続きなし
- やや上がった防御力+25
一応、紫ゲージの弱体化で白ゲージとの差が縮まった関係で、
白ゲージを出せばウルガノヴァと期待値がほぼ同等にはなったがあちらは素で紫があるのでフォローになってない。
ついでに究極強化には砕竜の剛鉄拳も要求されるため作成時期の遅さも変わらずのままである。
というか、本作では攻撃力330に更に高い爆破属性値、匠での追加分が全て紫、
スロット3であるミラバルカンルインの存在からウルガノヴァ含む全ての爆破ハンマーの立場が脅かされており、
見た目以外に特徴のない本武器の立場は無いも同然なのだが。
就航記念のボラーレ
性能
- ボラーレ・リミテを経由し、究極強化を果たした快航槌バルディボーレの性能は
- 睡眠ハンマートップの攻撃力300
- 逆に睡眠ハンマーワースト2位の睡眠属性25
- 斬れ味は素で長い青、匠で出るゲージは全て白
- スロット2
- 最大の難敵は紫30と長い長い白という匠要らずの斬れ味を誇り、
睡眠属性もこちらと大差ない23を持ち、スロットも1つある影潰ネル=ダラバ。
こちらに匠を付けても斬れ味の差と会心率20%から期待値では到底及ばず、
バルディボーレが明確に勝っている点はたった2の睡眠属性と、スロット2ぐらいしかない。- また、匠運用でも欣喜雀躍の白銀鍋がより優れた斬れ味を持ち、
匠+2で出る紫20を維持できれば、攻撃20差を覆してこちらを僅かに上回る期待値を誇る。
さらにスロット3と睡眠27とそれ以外の面ではこちらに完勝しているのも痛い。- これらの点から、
物好きにもバルディボーレを生かすなら匠+1運用がおすすめ。
白銀鍋も匠なしでは運用が困難である点も飛行船だけに追い風となる。
- これらの点から、
- また、匠運用でも欣喜雀躍の白銀鍋がより優れた斬れ味を持ち、
- おまけに、生産素材こそ軽いが強化素材が異常に重く、
赫い龍液にカマキリ素材、さらには古龍の浄濃血まで要求され、完成時期はHR解放後と遅い。 - 性能的には決して使い物にならない訳ではないが、上位互換が多く、また作りづらい上に
見た目も分かりやすい程に典型的なネタ武器なので、
オンに担いで行くのは身内部屋か、気心の知れた仲間と狩りに行く時ぐらいにしておこう。
余談
- 生産段階の銘は「エアシップ」(airship:飛行船)とど直球なネーミング 。
最終強化段階の「バルフロウスマッシュ」は「balloon:気球」と「float:浮く」の掛け合わせだと思われる。 - また、就航記念の「ボラーレ」は、スペイン語の「volar:飛ぶ」か、
その元になったラテン語の「volare:飛ぶ」から来ているのだろう。
とある奇妙な冒険漫画にて、機関銃の乱射を浴びせて敵にトドメを刺した時の決め台詞として使われたこともあり、
同じ飛行船武器のライトにつけた方がしっくりくる銘ではある。 - 集会所やベルナ村の背景にいる飛行船がこの武器のモチーフと見て間違いないだろう。
ただ、普段気にも留めないこの飛行船だが集会所の方は5隻ほど浮いている。微妙に気持ち悪い
このことに限らず村や戦闘フィールドの背景を見てみると意外な発見があるかもしれない。