電竜の鶏冠を模した、強力な
大鎚。電竜の暴虐を恐れぬ
実力者のみ所持を許される。
(エムロードビート/電竜砕ゼクスムマ)
MHXの4大メインモンスターの一角、ライゼクスの素材で作られたハンマー。
電竜の暴虐を恐れぬ実力者のみ所持を許される。
本項では二つ名持ちモンスターである青電主ライゼクスの武器も扱う。
目次
概要
- ライゼクスの特徴的なトサカを模したハンマーで、パッと見では斧にも見える奇抜な形状をしている。
しかし、当然尻尾切断は不可能。
一部とはいえ頭をモチーフにしている点でも、リオレウスの頭を丸ごと使ったレッドビートと共通している。
溜めるとトサカが展開されるギミック付き。
- 銘の由来はリオレウスのハンマーであるレッドビート及び火竜砕フラカンを元にしている。
性能
MHX
- 生産時点でのエムロードビートの性能は
- 下位終盤としてはやや平均的な攻撃力120
- 下位のハンマーとしては充分な雷属性24
- 火力をフォローする会心率15%
- ゼクス武器らしくなかなか優秀な長めの斬れ味緑
- おまけのスロット1
- 下位から手に入る雷属性のハンマーは、エムロードビートも含め5種類も存在しているが、
村☆6及び集会所☆3でのLv2への強化を含めて、どちらの段階でも会心率のおかげでトップの性能を持っている。
この傾向は上位中盤まで続き、攻略用に適した性能だといえるだろう。
- 最終強化は、レベル6の電竜砕カクルハ。
ここまでトップ性能で走ってきたその性能は- 雷属性ハンマーで下から2番目の攻撃力180
- 一位ではないもののトップクラスの雷属性36
- 周りに比べ低くなってしまった攻撃力をフォローする会心率20%
- ゼクス武器の特徴である素の白ゲージを匠で延長可能
- 据え置きのスロット1
優秀な斬れ味の代償か、攻撃力がハンマーとしてかなり控えめになってしまっている。
この攻撃力の低さは会心率や斬れ味補正を含めても物理期待値が青ゲージの雷鎚フルフルと同じぐらいであり、
あちらに白ゲージがつくとその差は更に大きくなってしまう。
そのため、素の白ゲージがあることで匠不要の装備構成ができる点を活かした運用が必須となる。
同じ素で白ゲージがある雷属性ハンマーとしては、
激昂したラージャンの鬼神鎚【金鬼】とコラボ武器のギガサンダーワークスがあるが、
鬼神鎚は匠を使った白ゲージの延長ができず、会心率がマイナスのため
攻撃スキルや食事の恩恵を受けにくいという欠点がある。
ギガサンダーワークスはカクルハの攻撃を10下げて会心率を10%上げて属性値を半分にしたような性能で、
会心率30%のためこちらより攻撃や超会心を活用した場合の伸び代は大きいが、
こちらはもはや好みの問題という程度の違いしかない。
MHXX
- G3でライゼクスを狩猟することでようやく限界突破が可能。
同時期だと雷槌フルフルが既に究極強化一歩手前まで来るため、攻略用途での出番は無いだろう。
ラスボスの棘や天鱗を豪華に使いつつ究極強化を行うと電竜砕ゼクピスティアへと銘を変える。- 属性偏重らしくやや低めの攻撃力290
- 雷42と割と高め
- 会心率は変わらず20%
- スロットが2に増える
- 斬れ味は素で紫10、匠で延長可能
弱点特効と連撃で会心率95%まで簡単に届き、チャンス時には100%まで持っていける。
弱特+見切り3でも100%に到達。
匠+1でも十分な量の紫ゲージを確保できるうえ、
スロットも2つ空いているため防御系スキルなども付けやすい。
- 匠+2にしたフルフルスイングや真・王牙鎚【破天】に火力では劣るものの、拡張性の高い良ハンマー。
作れるのがラスボス撃破後という一点がとても惜しまれる。
MHR:S
電竜の胎動、深山に轟き傍若
無人に踏み荒らす、王の逆鱗
物ともせず、屍の山を築く。
(電竜砕ゼクピスティア)
- サンブレイクでライゼクスが再び来襲。
作成はウォーバッシュからの強化、もしくは一発生産で行う。
鉱石素材派生にMR強化が追加されなかったため、作ってあるなら
そのまま強化した方が少しお得。
それから2段階の強化を経て、電竜砕ゼクピスティアとなる。
性能は- やや低めの攻撃力310
- 高めの会心率20%
- 平均よりやや低めの雷36
- 紫10、匠で延長可能
- スロットLV1×1、百竜装飾品スロットはLV2
素でプラスの会心率を有している雷ハンマーはゼクピスティアのみであるため、
できるだけ弱点特効の対象となる部位が少ないモンスターに持ち出すのがよいか。
- Ver.11で追加された傀異錬成により、最終強化した武器をある程度自由にカスタマイズ可能となった。
攻撃力は、傀異討究Lvを181まで上げることで最大+20まで追加できる。
Ver.14以降は傀異スロット拡張の際にもステータスが向上(詳しくはこちら)するようになり、
会心率以外が控え目な本武器にとっては嬉しいボーナスとなった。
ただ、ハンマーの場合属性値が大きく上昇するため、元々高い属性値を持っていた神潰・雷禍烈震やハイパーノヴァ改に
対してより強い影響を与えている。
そのため、クリア後も十分通用するポテンシャルは持っているが、中々環境と噛み合わない一振りとなってしまった。
- 余談となるが、今作で復活した元メインモンスターの武器であるローゼンウンヴェッタ、パワーofエンミティおよび
同期のおきつなみ撓山光明鎚改とは
攻撃力310、会心率20%、百竜装飾品スロットLv2という共通点がある。他のステータスも、
延長可能な素紫*3にスロットが1つ*4と、何かと似ている。
ただ、リオレウスのライバル仲間のハンマーはこれらから属性と会心率10%を除いて攻撃力10高くしたような性能から
素の期待値は高いものの、こちら以上に環境と噛み合わない武器になってしまっている。
ゼフィロビート
MHXX
- MHXXで初登場した青電主ライゼクスの素材から作られるハンマー。
- ゼフィロビートからLV5の究極強化を施すと青電主砕ジラルゲスになる。
性能は、- 通常種より低めの攻撃力280
- 火力を補う会心率40%
- 雷属性ハンマー最低値の雷属性21
- 素で紫20、匠で延長可能
- スロット0、二つ名武器特有の狩技ゲージブースト効果
余談
- 最終強化時の銘「カクルハ」とは、マヤ神話に登場する嵐と炎の神「カクルハー・フラカン」の事と思われる。
なんと、レウスハンマー・火竜砕フラカンと名前の由来が同じなのである。
- 青電主砕ジラルゲスの由来は、ギリシア神話に登場する雷の精アルゲースと思われる。
こちらも、炎の神アイテールを由来とする黒炎王鎚ガライテルと対になるネーミングである。
関連項目
モンスター/ライゼクス
モンスター/青電主ライゼクス
武器/ゼクス武器
武器/火竜砕フラカン - この武器の銘の直接のオマージュ元
武器/ギザミヘッドアクス - 斧みたいな形状のハンマー仲間