武器/カウチュクロワッサン

Last-modified: 2019-07-26 (金) 14:19:39

MHFのシーズン2.0から登場したゲリョス素材の弓。
素材の弾性を最大限に生かして非常に貫通力の高い矢を放つ、耐久性抜群の弓。

概要・性能

  • 毒怪鳥素材によって構築された珍しい弓。
    大胆にも大きく切り出したゲリョスの皮をフレームとしており、
    弦の接続部にはゲリョス特有のあの尻尾がそれぞれあしらわれている。
    「ゴム質の皮」というだけに弾力性はもちろん強力だろう。
    よく考えれば弾力性と耐久力を兼ね備えるゲリョスの素材は弓の材質にも適しているはずである。
  • ゲリョス武器であるが、弓矢そのものには状態異常属性が付加しないことから、
    このカウチュアルク系列も無属性武器となっている。
    当たり前だが矢は無属性でも毒ビンは使いこなせる。
    そのほかには強撃ビンが装填可能で、麻痺や睡眠ビンは装填できない。
  • 攻撃力は平均より少しだけ高いという程度だが、
    スロットがなく、溜め1から溜め3までが貫通タイプということが大きなネック。
    貫通矢は一点への集中攻撃ができないから全体への属性攻撃重視となるのに、
    それが無属性となると爆発的な威力はどうやっても出せない、ということになってしまう。
    毒ビンもしっかり全てヒットさせてこそ真価を発揮できるので貫通とは相性が悪い。
    連射や拡散だったらまだそれなりに強かったのだが。
    • MHF-Gからは「曲射」という貫通タイプ以外の使い方も用意された。
      カウチュアルクは集中型なので効率的にあてていくには腕も必要だが、
      補正もない毒ビンで無属性の貫通矢を射るよりはマシか。
  • 弓自体の性能が必ずしも高いとは言えないため、
    ライバルというライバルもいないのが悲しい現実である。
    強いて言えば、鋼弓【岩通し】がカウチュアルク系列の睡眠ビン版的な立ち位置にある。
    ただ、こちらは睡眠ビンに属性値強化補正がかけられており、
    さらに会心率も高いことから全く使い物にならないわけでもない。会心も補正もないカウチュ…
  • とはいえ、ゲリョス武器らしく強化難易度は優しい(ことが救いになるかは別だが)
    ゴム質の上皮や鳥竜種の特上皮など、上位ゲリョスやゲリョス変種の素材のほか、
    飛竜種の真肝や古代魚といった素材も必要。
    続くカウチュクロワッサンでもゲリョス変種が主な入手ルートの鳥竜種の秘石や獣人の紅玉といった、
    まさにゲリョスの趣味が表れたような素材が多い。
  • SP武器版として「フェニックスロアSP」も登場。属性は火属性。
    濃い赤の本体と黒色の縁という、中々渋めの組合せのカラーリングが特徴。一見、リオレウスの弓と見間違える程。
    塗料で素材の耐火性を飛躍的に高めている。

余談

  • カウチュクロワッサンというから何やらおいしそうな名前だが、
    クロワッサンはフランス語で「三日月」を意味し、弓の形状をそのまま表している。
    ちなみに、パンの一種の「クロワッサン」が三日月型であることには、
    かつてのオスマン帝国、トルコの国旗に描かれた三日月をイメージしているという説が有名だが、
    最近ではその話も根拠があることではないと否定する声も多い。
  • HR500以降の秘伝書システム関連で生産可能となるHC武器では、
    ゲリョス亜種をモチーフとした「グリテベール」も存在。
    G級武器の「ラールマラディ」はカウチュアルク系列のデザインを踏襲している。

関連項目

モンスター/ゲリョス
武器/ゲリョス武器