武器/ガオレンズベル

Last-modified: 2023-08-31 (木) 02:18:10

目次

概要

  • 狩猟笛初登場のMH2から存在する、砦蟹シェンガオレンの素材で作られた狩猟笛。
    古の文献を元に形作られた。
    すさまじい重量があり、殴られたものが原形を保つのは不可能。
  • ズバリ寺の鐘に持ち手を付けたかのような、なんとも豪快なデザインの狩猟笛。
    見た目も名称も完全にベル(鐘)なのに笛とはこれ如何に。
    音色も独特で、金剛シリーズと組み合わせると見た目の統一感がすさまじい。
    演奏するたびにゴーンゴーンと響く鐘の音色は、なんとなく厳かな気分にさせられる。
    • シェンガオレンの他の武器の意匠や、金剛/不動シリーズのデザインを見るに
      銅鐸のデザインも取り入れていると思われる。
  • ガオレンズベルはMH2、MHP2での最終強化。
    生産段階ではブロンズベル、MHP2GではG級強化のガオレンズホロウが存在する。
    また、MHFではHR51からの素材でガオレンズベルからガオレンズチャイムに強化可能。

性能

  • とにかく徹底した防御特化で知られる笛。
    装備するだけで防御力UPが付くのはもちろん、
    音色はで風圧完全無効、雷・龍耐性UP(MHP2からは水耐性も)、強走効果と、
    守りをガッチリ固める旋律構成である。

MH2

  • MH2では、説明に反して攻撃力が624と下位武器レベルの低さだった。
    防御力+20がついているが、まるでフォローになっておらず、サポートに徹するほかない残念性能だった。

MHP2

  • MHP2では攻撃力と防御力ともに見直され、下位のブロンズベルで前作を大きく上回る攻撃力936・防御力+24、
    上位のガオレンズベルともなれば攻撃力1092・防御力+34、さらにそこそこの青ゲージと、
    ガオレン武器らしい優秀な無属性武器へと変貌を遂げた。
    • しかし、無属性武器の対抗馬であるティガレックス素材の轟鼓【虎鐘】は、
      会心率こそ-30%であるものの、ガオレンズベルを上回る攻撃力1144、デフォルトで白ゲージ、
      そのうえ攻撃力強化や聴覚保護を演奏できるなど、徹底的に攻撃重視の性能。
      本作で大きく改善されたガオレンズベルだったが、攻撃性むき出しの轟鼓には火力では敵わなかった。

MHP2G

  • MHP2Gでガオレンズホロウに強化するとタガが外れたかのような超強化が施され、
    攻撃力1560というトンデモナイ数字になる。
    これはティガ武器の轟鼓【大虎鐘】を上回る数字であり、
    しかも向こうと違って会心率0%(マイナスではない)である。
    これを上回るのは覇重笛クーネハウカム崩笛イコカムルバスだけであるが、
    どちらも斬れ味と会心率に重大な欠陥がある。狩猟笛の場合は充分実用可能なレベルのものの、
    特に気を使わずに運用したいという場合はこちらが選択肢に入ってくる。
    • 斬れ味が貧弱な点は狩猟笛の場合自分強化である程度無視できてしまう事を考えると、
      態々シェンガオレンと連戦してこれを作る意味があるのかどうかは怪しい…という感もあるが、
      MHP2Gの狩猟笛は一応旋律での棲み分けがきちんと成立しているため、旋律効果次第となるだろう。
      火力に特化しようとすると、攻撃力強化を持つ崩笛イコカムルバスやスフォルツァンド
      斬れ味レベル+1で斬れ味を改善させた覇重笛クーネハウカム*1に軍配が上がる。
      対するこちらは風圧完全無効+強走効果+龍耐性UPという古龍戦向けの防御効果が充実しており、
      同作でのスキルの付けにくさや風圧絡みの旋律効果の仕様上、一発で風圧完全無効が出る点はメリットとなる。
      PTプレイや複数モンスターが出現するが弱点を合わせにくいクエストなどでは、選択肢に入ってくる。

MHF

  • MHFには剛種武器として殻王巨笛【勇】が存在する。
    強化で殻王巨笛【豪】となり、攻撃力1248で音色はとだいぶ強いが、
    あの面倒な剛種シェンガオレンを相手にする点、もっと作りやすくて使いどころの多い笛がある点、
    【豪】への強化に古龍種の稀玉を5個使用する点などで使用者は少ない。
    MHF-Gになっても天嵐、覇種武器が追加されていないのでたまこーのような強化を期待したいところだが、
    サービスが終了した2019年時点でMHF運営はG級のアップデートにかかりっきりになっているので望みは薄いだろう。
    • ちなみにデザインと演奏音は一新されており、見た目はねじれたラッパのような形に、
      音色はぷぇ~んと気の抜けたような音になっている。
      この改編も人気の無い一因ではないだろうか。
  • はっきり言ってしまえばガオレンズチャイムを使っているハンターなどほとんどいないのである
    …チャイムまでの強化素材がかなり面倒な上、攻撃力強化【大】が吹けないのは痛い。

余談

  • ちなみにMH2にはデータ上に、大鐘シェンガオレン(読みは「おおがね」)という同じグラフィックの狩猟笛がある。
    全狩猟笛中最強の攻撃力1144、MH2の全狩猟笛中唯一の龍属性400、防御力36、凄まじい斬れ味を備える
    強すぎるって言葉すら烏滸がましいと言っていい程のブツである。
    MH2の狩猟笛は火力が低いと言われるものの、流石にここまで来ると話は別。
    全武器中でも最強の名を恣にするだろう。
    ちなみにこれは開発が改造プレイヤーをひっかけるために用意した入手不可能武器とも云われる
    毎作品恒例のダミー武器である。当然、持っている人がいたら間違いなく改造である。
    そんなもん作る余裕があるなら実際に使える笛の数を増やしてくれと思った笛使いもいるだろう。*2

関連項目

モンスター/シェンガオレン
武器/ガオレン武器


*1 見切り+1があればこちらが期待値で上回るが、あちらは匠時の青ゲージが40あるため、真打をつけるという選択肢もある。
*2 狩猟笛は新規武器ということもあってかMH2で実装された数が極めて少ない。