MHF-G10で登場したスラッシュアックスFの1つ。
黒穿竜メラギナスの素材を用いた剣斧で、闇の力を秘めている。
目次
概要
- MHF-G10下の、2016年5月25日アップデートで実装されたスラッシュアックスFの1本。
武器の実装情報自体はG10のプレビューサイトで予め明らかになっており、
同じG級専用武器種の穿龍棍同様、G級覇種武器として生産、強化していく、
通称「剛種系統武器」であることが予想されていた。
- 大方の予想通り、G級覇種武器として生産し、
烈種武器「コーレスコトス」を経て、始種武器「コーレドゥンケル」へと強化できる。
G10時点では、2本しか存在しなかった始種武器スラッシュアックスFの1つである。
(もう1本はこちらを参照。なおG10.1で更にもう2本追加された)
- デザインとしてはメラギナスの刺々しい甲殻や翼をモチーフにした重厚感のある作りになっている。
特徴的な尻尾の部分も一応再現されてはいるが、持ち手部分であることもあって少々分かりにくい。
性能
- コーレテネブライの性能は下記の通り。
- 現状存在するスラッシュアックスFの中ではワースト1位である攻撃力1458
- 氷と龍の複属性である闇属性670
- デフォルトで紫ゲージを有し、斬れ味レベル+1で最大70まで伸びる
- 強属性ビン搭載
- 武器スロット3
烈種武器や始種武器への強化を前提としているが故に致し方ないところであろう。
強属性ビン持ちだが、それを活かせるほど属性値が高くない(氷・龍属性は実質530)のも痛い。
G級覇種防具2部位を投じることで攻撃力は1620となり空色ゲージも出るようになるが、
まだまだパワー不足は否めない。
- 生産素材は、覇種アルガノス&ゴルガノスの素材「金銀魚竜の乱殻」が50個、
剣斧魂・天が20個、バルラガルのG級HC素材である「喰血竜の混水袋」1個、
そしてG級イャンクック亜種の「忌々しいクチバシ」が2個となっている。
剣斧魂・天はスラッシュアックスFを手に入れない限りは基本的に入手できないため、
サブキャラクター宅配サービスなどを使わなければ、最初の1本にすることはできない。- ちなみにG級覇種武器はG級HC素材3個を生産に使うのが定例なのだが、
この武器のみ何故かG級イャンクック亜種の「普通のレア素材」が必要となる。
そのためG級HC素材は1個あれば良い。
本来設定するはずだったG級HC素材(青怪鳥の鳴管)と間違えたのではないかと噂されているが…
- ちなみにG級覇種武器はG級HC素材3個を生産に使うのが定例なのだが、
- メラギナスの烈種素材を用いて強化できる烈種武器「コーレスコトス」の性能は下記の通り。
- 攻撃力2295
- 闇属性830
- 斬れ味等は据え置き
- スキル「弱点特効」が自動発動
これはG級武器Lv30~40とほぼ同じ水準であり、まだまだ物足りなさは残る。
ただしこの時点で弱点特効スキルが自動発動するようになり、次の段階への下地は出来たといってよい。
- 強化素材は黒穿竜の烈鱗のほか、黒穿竜の尻尾4個、
ディアブロス亜種のG級HC素材「派手にねじれた角」2個を使う。
黒穿竜の尻尾はメラギナスの尻尾破壊さえすれば高確率で出るものの、やや破壊しづらい部位であること、
定期的に配信されているサブターゲットクエストの対象になっていないことから、
パートニャーを連れて行き期待値を上げるなどの工夫をしたほうがいいかもしれない。
- 始種武器「コーレドゥンケル」は他のメラギナス武器同様、始種トア・テスカトラの素材が必要となる。
性能は下記の通り。- G10現在極めて高い水準である攻撃力2862
- 闇属性1160
- 斬れ味などは据え置き
- この武器は最終的に、非常に高い攻撃力と、非常に高く汎用性もある属性値を兼ね備えたものとなる。
始種防具1部位を装備すると攻撃力2970+空色ゲージとなるが、
この攻撃力は強属性ビンのG級・遷悠スラッシュアックスFと比較しても非常に高いものとなっている。
ビンの特性上、シジルを属性値に回したい強属性ビン剣斧にとって、
この武器を物理面で完全に上回るのはかなり難しいと言えるだろう。
属性については、始種防具1部位装備で龍・氷が950となり、
これを強属性ビンで1.3倍に強化できるため申し分ない属性ダメージが期待できる。
- 更にこの武器は武器スロット3と弱点特効スキルの自動発動効果を備えるため、
俗に言う「定番G級スキルからの更なる躍進」を図りたいハンターにとっても効果的な一振りと言える。
- いわゆる器用万能を地で行く性能となっているコーレドゥンケルであるが、
言い換えれば一点に突き抜けていないという弱点も有している。
例えば純粋な物理火力で言えば、強撃ビン搭載の始種武器「帝征始剣斧【正路】」が、
攻撃力2889という恐るべき水準を示しており、
属性値についても、シジルによる大幅な強化に対応しない分、属性値特化という差別化も少々厳しい。
弱点特効や武器スロットについても、活かせる専用装備でなければ無駄になってしまう。
決して器用貧乏という訳ではないのだが、
コーレドゥンケルの真価を発揮できる装備やシチュエーションで存分に活躍させたいところである。
余談
- 武器銘の「テネブライ」はラテン語、「スコトス」はギリシャ語、「ドゥンケル」はドイツ語で、
いずれも「闇」(もしくは暗い)を意味する。
闇属性を秘めるメラギナスの武器にピッタリのネーミングだろう。
ラテン語で「闇」を意味するテネブライだが、テネブラ、テネブラエなどとも呼ばれており、
MHFにも「テネブラ」の銘を冠したヘビィボウガンが存在する。