目次
概要
- MH2で初登場の、ブランゴの素材で作られる氷属性ハンマー。
振るう度に噴き出す冷気は魂さえも凍らせる。
見てくれは氷結晶とブランゴの毛皮が一目でわかる、いかにも冷たそうなハンマーである。
- MHXのグレートコーンの説明文では、その冷気は山稜に住まう者の魂を根こそぎ凍結させたという。
- 生産はブランゴ素材だが、強化にはドドブランゴの素材を用いる。
最終的には氷属性ハンマーとしてかなりの業物になる。
ただし後述のように、最終段階まで強化しようとしても上位で止まってしまったり、
別武器に派生してしまうことが多いのが非常に惜しい。
性能
MHF
- MH2ではグレートコーンまでの強化だったが、
MHFでは冥雷竜の尖鉤爪を用いてショッキングコーンまで強化できる。
攻撃力1040、氷属性470とかなり実用的。
ヤマツカミ原種やベルキュロスを楽に料理出来るが、代わりに凄腕以降の強化は与えられていない。
- 通常版の凄腕強化先はないが、SP武器版として桃色が可愛らしいピンキーコーンSPが実装されている。
属性も同じ氷属性なので、凄腕版コーンヘッドハンマーとして使用していけるだろう。
- G級ではフレッドインパルスという銘で登場。
攻撃力はLv20時点で1840、氷属性400とそれ相応な数値だが、
Lv50時には攻撃力2366、氷属性750、更に匠で紫ゲージが現れ、一線級に。
しかしながら氷属性部門は熾烈な争いである。
攻撃力2392、氷属性680に長大白ゲージ、更に睡眠属性460との双属性であるネヴェアシーク、
攻撃力2402、氷属性890とバランスが良く、長大紫ゲージを抱えているクレヴォ・テュレイラ、
攻撃力2602と物理火力がぶっ壊れており、
奏属性600(=氷属性600)に更に水属性600と匠で十分なゲージを得るトラグ・メーネ
といった錚々たる面子が揃っており、その中でフレッドインパルスが目立てているとは言い難い。
彼等ヲ鼻デ笑ヒシ武器がないのは救いだが、すでにクレヴォに完膚なきまでに殺られているしフォローになってない。- もっとも、GR4までしか無かったG1において、
最高難度とも言われるミドガロンのハメにこぞって利用された武器でもあり、
その後明確な出番も無いまま一強のトラグ・メーネに駆逐された他の武器よりは、
まだ要求された機会のあったこの武器の方がマシな扱いだったと言える。
- もっとも、GR4までしか無かったG1において、
MHP2(G)
- コーンヘッドハンマーの時点では黄色ゲージが長いだけだが、
コーンヘッドハンマ改になると長い緑ゲージとなり、一気に扱い易くなる。
ただし、強化元からの別派生である大骨塊がかなり優秀な性能を誇るため、
下位攻略用には使われないかもしれない。イャンクックやリオレウスを仕留めるのには申し分ないのだが…
- MH2と同じく、上位ではグレートコーンまで強化可能。
攻撃力884、氷属性400と属性重視の性能。
斬れ味は匠で白が少し出るくらいだが、氷属性弱点の敵にはかなり有用な一本。
コロサル=ダオラの方が使い勝手はいいが、作成難易度が差別化ポイント。
- MHP2Gでは、めでたく新たに強化先が追加された。
…が、よりによって強化先はドドブランゴ亜種武器のデゼルトコーン1本のみ。
つまり、どうあがいても最終的に亜種武器に取って代わられてしまい、
通常種武器ハンマーは消滅してしまう。残念。
その代わり、ウカムルバス討伐後にはグレートコーンGが作れる。
攻撃力1248まで引き上げられており、なんと匠で紫ゲージも出るようになっている。
残念ながら攻撃力・属性・会心・斬れ味の全てでヒュペル=ダオラに劣っているが、
代わりにスロ2があるのとあちらと違って大宝玉のようなレア素材を求められないのは明確な強み。
G級にも通用する性能なのはたしかなので思い入れがあれば是非手にとってみよう。
MHX
- ドドブランゴの復活と共にコーンヘッドハンマーも再登場。スカルクラッシュから派生する。
緑ゲージがかなり長いのが特徴。
最終強化で「グレートコーン」となる。性能は- 十分な攻撃力210
- やや低めの氷属性値20
- 素で青20、斬れ味レベル+2で白20
- 嬉しいスロット2
ただし最終強化には獰猛化雪獅子毛が必要なので完成はかなり遅くなる。
- ライバルにガムートのハンマー「巨叩・打ッ堕ァーン」が挙げられる。
あちら攻撃力230に氷属性値24とグレートコーンよりハイスペックであり、スロットも1つ付いている。
会心率-20%がブレーキをかけているが、それでも期待値はこちらを上回っている。
またザボアザギルのハンマー「ファッティクラッシュ」もかなりの強敵。
攻撃力220に氷属性値は20でタイ、斬れ味レベル+2で白30となかなかのスペックを誇る。
スロットは0なものの、獰猛化素材が必要ないので作成が早めなのが強み。- ちなみに同じスロ2の「コロサル=ダオラ」は、作成難度が高い割には
白ゲージでも青ゲージのグレートコーンに期待値が届かないくらい攻撃力が低すぎるため、
やや勝っている氷属性値以外は完全に下位互換である。
- ちなみに同じスロ2の「コロサル=ダオラ」は、作成難度が高い割には
MHXX
- 順当に続投しG級強化を獲得。
究極強化で「グビダントコーン」となる。- 高めの攻撃力330
- 少し物足りない氷属性値27
- 素で白10、斬れ味レベル+2で白60
- 変わらずスロット2
それによってなんと匠無しでは氷属性ハンマー1位の期待値を手に入れた。
とはいえ実際に運用する場合は白10では維持するのは厳しい為、何らかの補正は必須である。
それでも匠+1で十分なゲージを得る為、スロット2と合わせてスキル自由度が高いという利点がある。 - なお前作では長所の一つであった武器スロット2だが、
今作では殆どの氷属性ハンマーがスロット2以上になってしまった。
一方で武器スロット2以上だとスキルを積み易くなるネセトシリーズの登場で
武器スロット2を活かしやすくなっているのは追い風と言えるだろう。 - ライバルとなるのは前作と変わらずファッティデモリシュ。
どちらも匠+1で運用できる物理重視氷ハンマーと特徴がもろ被りしている。
属性値・スロット・斬れ味ではこちらが勝るが、物理期待値・製作難易度はあちらが有利。
総合的には僅差なので、好みで選んでも良いだろう。
余談
- コーンという割に、オオモロコシはおろか穀物の類いは全く関係がない。
恐らく海外のSFコメディ映画『コーンヘッド』を元ネタにしていると思われる。- コーンには、「トウモロコシ」という意味の他に
その形状から「円錐」という意味も含まれる。 - 毛に覆われて分かりづらいがこのハンマーを下から覗いてみると
ドドブランゴの頭蓋骨に柄がブッ刺さっていることが分かる。
つまり名前通りドドブランゴの円錐形の頭蓋骨(コーンヘッド)で
作られたハンマーなのである。
- コーンには、「トウモロコシ」という意味の他に
- MH4Gまで、特に下位武器に多い事例であったが、
一段階強化すると武器名の最後に「改」の一文字が入る事がよくあった。
このコーンヘッドハンマーも同様に強化後には「改」の名を冠することになる……のだが、
『コーンヘッドハンマー』は最初期の時点で10文字使ってしまっていたため、
強化後の銘は『コーンヘッドハンマ改』と若干無理をしたものになっている。似たようなものも存在する。
- グビダント(gvidanto)はエスペラントという人工言語で「指導者・講師」を意味するとされる。