武器/サンセントウ【禍】

Last-modified: 2023-11-05 (日) 06:49:19

MHXに登場する隻眼イャンガルルガ素材を用いたガンランス。
ここではMHW:Iに登場する「黒羽の銃槍」も扱う。

目次

概要

  • MHXに登場する二つ名持ちモンスターの隻眼イャンガルルガから作られたガンランス。
    シリーズで初のイャンガルルガ単体の素材を用いたガンランスでもある。
  • 通常個体イャンガルルガのガンランスは存在せず、二つ名イャンガルルガの武器としてのみ登場となる。
    ガルルガ武器でこのような特異な状況となっているのは現状ではガンランスのみである。
    • MHW:Iでは二つ名個体が出現しない代わりに、通常種ガンランスが追加された。
  • サンセントウの漢字表記は「三尖刀」。他のガルルガ武器と同様に古代中国の武器が由来である。
    巨大な矛の一種で、切っ先の刃が三つ又に分かれているのが特徴となっており、
    ヨーロッパにおけるトライデントに相当する。
    ただしトライデントと比べると緩やかな鋭角で刃が枝分かれており、
    ガルルガ武器のホウテンゲキの刺突部位をやや短くして、柄をぐんと長くしたような形状となっている。
    • MHW:Iで登場した「黒羽の銃槍」は、アイアンガンランスをガルルガ素材で補強したような見た目。
      武器の形状からして大きく異なるため、サンセントウの銘は引き継いでいない。

性能

MHX

  • 初期の「サンセントウ【禍】」の性能はというと
    • 上位序盤の武器としての基本的な数値である攻撃力150
    • 加えて会心率10%
    • 砲撃は放射型でレベルは3
    • 毒属性25という高めの数値
    • 斬れ味は素で青ゲージ10があり、「斬れ味レベル+2」で白ゲージ10が出現
    • 二つ名武器の通例でスロットは無し
    となっており、攻撃力・砲撃性能・属性値ともに高めにまとまっている。
    斬れ味がやや心もとないが、逆に言うとそれ以外は充分な水準と言える。
    しかし、強敵である二つ名持ちモンスターを狩猟する事は上位序盤では困難を極め、
    この武器の真価を発揮するのは上位後半となって二つ名持ちモンスターと渡り合えるようになり、
    同時にこの武器の充分な強化が可能となってからである。
  • 最終的なレベル10への強化が完了すると、名称が「隻眼帝のサンセントウ」へと変化する。
    その性能は
    • 十分な攻撃力190
    • 引き続きの会心率10%
    • 砲撃も引き続きの放射型・レベルは3
    • 属性値は毒属性34とかなり高水準に
    • 素で長い青ゲージを持ち、匠スキルで出現するのは全て白ゲージ
    • やはり二つ名武器のためスロットは無し
    ガンランスとしてまさに一級品と言える性能である。
  • 一番のライバルとなるのは、同じく二つ名持ちモンスターである紫毒姫リオレイアを素材とした
    オルトリンデロゼだろう。
    オルトリンデロゼは隻眼帝と同じ攻撃力と会心率、隻眼帝以上の毒属性の数値、
    そして斬れ味も隻眼帝に肉薄する高水準であるなど、性能が拮抗している。
    オルトリンデロゼは砲撃タイプが拡散型という違いもあるので、プレイスタイル等で選ぶと良いだろう。

MHXX

  • MHXXでは究極強化により「隻眼三尖刀【災】」と銘を得る。
    その性能は
    • 後述の性能故か若干低めな攻撃力290
    • 攻撃力を補うべく20%になった会心率
    • 二つ名唯一の放射型LV5
    • G級でも十分な毒属性値40
    • 素で長めの白ゲージ、匠1で僅かな、匠2の増加分はすべて紫。長い白ゲージを業物無しでも扱うことが出来る。
    • 二つ名特有の狩技ボーナス&スロット無し
    毒属性ガンランスとしては文句の付けようのない一品になった。若干低めの攻撃力は高い毒属性値や会心で補う形。
    • 前作でライバルであった「オルトリンデエピネ」は元の砲撃タイプの違いや、
      今作での差別化によって十分使い分けが可能。
      あちらは属性値と期待値、こちらは扱い易さに勝る。
    • むしろ今作の対抗手はネルスキュラ素材の「ロイヤルガンバード」。
      素で紫を持ち匠2で紫60、同じ攻撃力、かつこちらより高い40%の会心と二つのスロットと独特な見た目を持つ。
      しかし向こうは砲撃が拡散Lv4であり属性値はこちらが6つ程とはいえ勝る。
      高い属性値や砲撃、狩技ボーナス、隻眼で鍛えた根性を活かすべし。

MHW:I

黒羽の銃槍

  • イャンガルルガが復活し、通常種ガンランスが初登場。
    武器銘は「黒羽の銃槍」。I→IIと強化される。
    アイアンガンランスから強化していき、クロムハルベルトIIからガルルガ素材を使用して強化していくことになる。
    装飾も鉱石銃槍にガルルガ素材が付けられた形状になっている。要するに皮ペタ
    盾にはガルルガの耳が取り付けられ、黒狼鳥の顔を模した形に。
    ガルルガ武器らしく毒ガンスとなっている。
  • 性能は以下の通り。
    • 攻撃力621(武器倍率270)
    • 斬れ味は短めの白、匠で紫が出る
    • 会心率25%
    • 毒属性240
    • スロットLV3が1つ
    • 放射型Lv6
    • パーツ強化が可能
  • 放射Lv6ガンランスの一つ。名前に違えて麻痺属性を持つ飛毒銃槍【紅火蜂】とは違い、こちらは毒属性を持つ。
    毒自体はレイア銃槍やナルガ銃槍(覚醒後)ほどではない。
    放射Lv6を意識すると自然と物理攻撃が減るのでそこまで毒化しないだろう。
    今作のガルルガ武器は匠で出る紫ゲージが短いため、往年の長さの紫ゲージが出現したならば
    …と、非常に惜しい武器である。
    • しかし業銃槍ディグラトニに次ぎ、ガンチャリオットに並ぶ621の高攻撃力に加えて、
      標準で25%の会心率を遊ばせておくのも勿体ない。
      放射Lv6搭載のガンランスの中からあえてこれを選ぶなら、溜め砲撃以外の攻撃を重視してやるのも一興。
      と言うかこのあたりを重要視せずタメ砲撃を軸に運用するなら、
      ヴァルスピサ以外の放射型を選ぶ理由は見た目しかなくなってしまう
      • 今作では毒状態中には毒蓄積がされないことを逆手にとり、
        毒が発症する程度には突いておき、いざ発症したら砲撃主体に切り替える戦法が考えられるか。
      • 達人芸を用いた物理特化として使う場合は極めて高い適性を持つ。
        匠無しで4位、匠5で2位の殴り性能と汎用性の高い毒属性のため、肉質の許す範囲ではあるが
        相手を選ばない万能さが特徴。強力な対抗馬としてコイツが居るが、
        先述の通り達人芸による継戦能力や砲撃型による操作感の違いで需要を見出す場合は是非担ぎたい。
  • スロットLv3だが、Lv3装飾珠には珠1個で有効に働くスキルがほぼなく、匠以外では耐衝珠ぐらい。
    Lvに拘らず「Lv3以下の珠が収まるスロットがひとつある」と考えて、斬れ味や溜め砲撃の補助など
    その都度有用な珠を収めていくといいだろう。
    • すぐに思いつくのは、この銃槍の短所である「緑以上の斬れ味が短い」ことを補う剛刃研磨あたりか。
      白と紫は匠で伸ばすことができるが白ゲージは紅火蜂よりも短い。

関連項目

モンスター/イャンガルルガ
モンスター/隻眼イャンガルルガ
武器/ガルルガ武器
武器/怪銃槍ガルクック - MHFに登場するイャンガルルガ素材を用いたガンランス。ただしイャンクック素材との混合である。