MHF-GGにて実装されたG級武器。
概要
- アクラ・ジェビアのランス。
デザイン自体は通常武器のジェビアホーンと同じで、逆巻くドリルのような形状が特徴的。
しかしながら無属性だったあちらと違い、ヴァシム武器同様麻痺属性を獲得した。
- 「蠍の針」という何とも安直な二つ名を持つ。
しかしながら、切っ先はその異名に違わぬ鋭さを誇ると言われている。
性能
- G級ジェビアとともにこの武器も解禁。
無属性ランスはフォロクルルの烈種ランスが凄まじい性能であり、
没個性化が懸念されていたがめでたく麻痺属性を得て差別化された。
- となると、気になるのは相方のランスである。
しかしながらそんな心配も、- ヴァシムランスと同等の攻撃力1069
- やや低めの麻痺属性290
- その代わりに得た会心率15%
麻痺値でやや劣る代わりに物理火力で勝り、見事にヴァシムランスとも差別化がなされた。
シジルやスキルを駆使すれば会心率100%に到達させるのも可能であり、
麻痺属性と圧巻の物理火力を以てランス界隈に君臨することとなった。
- 斬れ味もそのヴァシムランスであるヴァシム・シュピッツが最大でも紫20しかないのに対し、
こちらは最大で紫50を得ることができる。
が、昨今ではこれを易々と凌駕するレベルの斬れ味ゲージを持つランスが多く登場しており、
しかもこの武器は素では青なので、50使い切ったらその後がない。
- また、単純麻痺属性もかなりのウィークポイントとなっている。
G級ではランスほどの手数があるなら属性も十二分に発揮できるのだが、この武器にはその属性がない。
また、状態異常武器を強化する劇物取扱皆伝スキルを発動させると常時エフェクトが出るようになるが、
蓄積値は僅か109となり、G級特異個体などには力不足と言わざるを得ない。
そもそも麻痺という観点では、
この穿龍棍が従来の全ての麻痺武器や麻痺剣スキルを駆逐しかねない勢いで普及しつつあり、
この武器を麻痺目的で積極的に使うのは難しいと言えるだろう。
幸い攻撃性能は高く会心もあるので、リーチ長シジルを付けても火力が他の武器より大きく劣ることはない。
業物+2スキル等を活用して、高い物理性能を活かしていくとよい。
- 麻痺武器のライバルとしては、喰血痺槍ゲネドル、ソムアルゴヴィダート、ゲヴィッタメタリエが挙げられる。
いずれも他属性を持つ双属性武器であり、麻痺値も低くない。
喰血痺槍ゲネドルは極めて長い紫ゲージが特徴で、ソムアルゴは烈種武器故に逆鱗のスキルを併せ持ち、
さらに属性値が非常に高いのが特徴。
ゲヴィッタメタリエはパルチザンを追う物理火力と安定した斬れ味ゲージを両立している。
余談
- パルチザンとは、占領下に置かれた国民が占領勢力に対して蜂起し、
ゲリラ的に抵抗する運動、またはその抵抗勢力の構成員のことである。
第二次世界大戦中に起きた赤軍パルチザンやユーゴスラビアパルチザンなどが有名か。
ここまで来てランスのラの字も含まれていないのに疑問を持つ方もいるかもしれないが、
そのパルチザンにおいて良く使われた武器がランスなのである。
そのため、それとよく似た構造のランスを「パルチザン」とも呼ぶ。由来はこれであろう。
決してパルメザンチーズの亜流ではない。- そのランスの構造は、大きな三角形が槍先についており、
全重量のほとんどが刃の部分に集約されているため、
刺突斬撃において右に出る槍はそうそうなかったという。
しかしジェビアパルチザンのデザインはジェビアホーンからのベタ移植であるため、
史実のものとは大きく異なる。残念。
- そのランスの構造は、大きな三角形が槍先についており、