MHXで登場したチャージアックス。
目次
概要
- ギアノス素材から作られたチャージアックス。氷属性。
- 見た目はギアノス素材で補強している精鋭討伐隊盾斧そのもので、
盾の中央にはギアノスのトサカを模したと思しき橙色の線が走っている。
- 精鋭討伐隊盾斧から直接の派生品に見える…が鳥竜種つながり故か派生強化にローグアックスを挟む。
ローグアックスからの派生でのみ作成可能であり、ギアノスが狩猟できれば作成できる。
必要な素材も各種鉱石とギアノス素材がメインで、レアなものはほとんど無い。
MHX
- 下位序盤から使用可能な、貴重な氷属性盾斧。製作可能時期は村★2解放時点とすこぶる早い。
下位最終であるLV3時にシャガルマガラとガムートの素材を、LV5でザボアザギルの素材を要求されるが、
後はほぼギアノス素材のみで、最終段階で要求される獰猛化狩猟の証IIと鳥竜玉も
今回登場していないドスギアノスの代替と見ることができる。
そういう意味では紛う事なきギアノス武器。
- 最序盤から作れる上、ギアノス武器という事で性能はそれなり。
実際に下位攻略時点では巨獣盾斧までの繋ぎにしかならないが、上位に入ると評価が逆転する。
獰猛化狩猟の証IIを入手した後に姿を現す最終強化フロスティベイルの性能は- 攻撃力210
- 氷24
- 斬れ味は青、匠+2で白20
- 榴弾ビン
- スロットはなし
集会所★7解放の時点で作成可能なのも強みである。
ライバル達はHR解放後でないと最終強化できないものばかりなので、この作成難易度の低さは嬉しい。
ラージャンやライゼクスが相手でもしっかりと活躍してくれるだろう。 - ライバルはと言うと、下位で繋ぎ先であった巨獣盾斧は強属性ビンなのに完全物理型の性能をしており、
榴弾ビン搭載のダオラ=カスカは本来ライバルとなる筈であったが、
低攻撃力良斬れ味高属性値という性能がやはりビンと噛み合わない残念盾斧になってしまい、
必然的に攻撃力の高いこちらが浮上してくる。
シールドスクアーロ系統は手強い相手だが、搭載ビンが違うので直接のライバルとは言えない。
よって割と独自の立ち位置を保持しているが、困ったことに攻略段階では性能が微妙すぎてあまり出番が無い。
真価が発揮されるのは最終段階になってからという晩成型武器である。- MHXに存在する高攻撃力低会心率という榴弾ビン向きの性能をしている氷属性盾斧は、
どれも悉く強属性ビン搭載である為にミスマッチ感が甚だしい*1。
一方榴弾ビン搭載のものはというと、威力と製作時期のバランスがよいこのフロスティベイルと、
製作可能時期の割に使いどころが微妙なダオラ=カスカと生産・強化に手間がかかるUSJ盾斧である。
榴弾ビンの属性盾斧は需要が低いが、その中では健闘している一振りと言える。
そもそも、大型モンスターですらない鳥竜種の素材から作られた武器が、
山神とも呼ばれる強大なメインモンスターや吹雪を呼び起こす古龍から作られる武器を押しのけ、
その属性の最終候補として挙げられる時点で大健闘している。
- MHXに存在する高攻撃力低会心率という榴弾ビン向きの性能をしている氷属性盾斧は、
MHXX
- MHXXからG級が登場。
もちろん限界突破にも対応し、G★1に上がって雪山の採取ツアーなどで復活したドスギアノスを2頭ほど狩れば
限界突破に必要な素材は集まるだろう。
限界突破直後は攻撃力240とそこまで振るわないが、G★4まで上がり究極強化に至ると数字が一気に跳ね上がる。
銘はウンシュルトベイルとなり、その性能は- 究極強化チャージアックスの中では平均より少し上の攻撃力330
- 十分な氷29
- 斬れ味は白10に匠+2で紫30
- 榴弾ビン
- 相変わらずスロットはなし
何よりストッパーになりそうな素材が中型鳥竜種の共通レア素材の幻鳥竜玉ぐらいなのが嬉しいところ。
もう一つの才覚の証はG★4に昇格して出現しているクエストの報酬に確定で入っているため、
G★4昇格までに集めてしまえば昇格して1戦すれば作成可能となる。
その為、攻略段階でディノX一式で扱えるのも嬉しい。 - ライバルはダオラ=ゲンムの究極強化版のダオラ=アクパーラになるのだが、相変わらず
HR解放後にしかG級クシャルダオラが出現しないため、MHXの頃と同じく使いどころが難しい一振りになっている。
攻撃力で上回るため榴弾ビンの火力はこちらが上で、あちらは匠+2でも紫20しか出ないのも追い風。 - G★4キークエストの強豪であるディアブロスやラージャン対策として、そうではなくても
単純に高攻撃力の榴弾ビン搭載盾斧としても使えるコストパフォーマンスの高い武器と言えるだろう。
コレといいコレといい、今作の武器は序盤モンスターのものが高性能なのは気のせいだろうか…- むしろ、氷属性に弱いモンスターの大半は物理肉質が軟らかめなことから、
真のライバルは上記のダオラ=アクパーラよりも攻撃力370を持つ角王盾斧ジオブロスと言えるかもしれない。
あちらは会心率こそこちらより劣るものの、こちらよりも素の白ゲージが長く、
匠+2で紫40も現れ、おまけにスロットも1つ備えているため分が悪い。
この武器の利点は前述の通り早く楽に完成することである。
- むしろ、氷属性に弱いモンスターの大半は物理肉質が軟らかめなことから、
- この武器が最も輝く相手はやはり、紅兜アオアシラだろう。
紅兜はほぼ全身の肉質が硬く、疲労時以外は直立している関係で上半身が狙いにくい。また、下半身には氷属性が効く。
そこでこの盾斧が下半身に効率的にダメージを与え、
ガード時や属性解放斬りによる榴弾ビンの固定ダメージが相対的に有効なのだ。
尤も、紅兜相手に盾斧で挑むなら心眼鈍器イクセエンカムか、
防御ボーナスがあってスキル自由度の高いネベトヘウトで十分なのだが…
余談
- 究極強化銘にある「ウンシュルト」とはドイツ語で「無罪」「無邪気」などを意味する単語である。
ハンターに跳びかかったりしてむしろ罪作りなギアノスにはあまり似合わない銘だが、
雪の白さや穢れのなさを潔白と結び付けたのだろうか。