武器/ダーティリボルバー

Last-modified: 2024-01-26 (金) 14:03:14

MHP3で初登場した、フロギィやドスフロギィの素材をベースとして作成される。ボウガンではない。

目次

概要

  • フロギィリボルバーの完成形であり、ユクモノ弓の最終形態の一つ。
    握りの部分にリボルバー拳銃のようなシリンダーが取り付けられており、
    折りたたむと弦の部分が銃把のようになり、まさに巨大なリボルバー拳銃となる。
    このシリンダーは本物の加速装置であり、発射される矢の推力を高める効果があるという。
    これこそボウガンと言うべきではなかろうか。なおフロギィ素材のボウガンは未だ存在しない

性能

MHP3

  • ユクモノ弓改からフロギィリボルバーI・II・IIIを経て、最終強化のダーティリボルバーに至る。
    フロギィ武器ならではの毒ビン強化に加え、フロギィリボルバーIIIからは睡眠ビン強化も付く。
  • 最終強化のダーティリボルバーはブースト込みで攻撃力225、溜め3が連射4の無属性連射弓。
    会心率は0%、スロット無し、曲射は爆裂型である。
    毒ビン・睡眠ビンに加え、強撃ビン(とペイントビン)もしっかり装填可能。
  • この弓の最大の特徴は毒ビン睡眠ビンを強化できる弓であるということ。
    2種類のビンを強化できるのは全作品を見ても極一握りしかないので、大変貴重な一弓となっている。
    曲射が状態異常値を蓄積させやすい爆裂型であることも相まって、まさに状態異常のエキスパートと言える。
    そういうことはボウガンでやれ、などと言ってはいけないのはお約束である。
  • ここまで聞くとクセが強そうな印象があるが、無属性連射弓なのでオールマイティに戦える。
    もとが鳥竜種の素材なので生産・強化が比較的容易なことも魅力。
    弓の基本ができているならば、ストーリー攻略では頼もしい存在となってくれるだろう。
    溜め3時点でのダメージ期待値はあのファーレンと微差であり、
    その気になればこれ1本で最終クエストまでクリアできるだけのポテンシャルはある。

MH3G

  • MH3Gにも登場。G級でグルト・ボイゾンに強化でき、シリンダーの形状が若干変わる。
    ただビン強化は毒ビンのみになってしまい、”2種類のビン強化”という特徴を失ってしまった(一応睡眠ビンは使用可能)。
    その代わりなのかスロットが3つになっている。

MHRise

  • MHRiseでは久々にドスフロギィ復活とともにこの弓も三たび復活。
    毒と睡眠の2種類強化も復活して帰ってきた。
    連射弓としては、攻撃力・強化時期共にカムラノ鉄弓IIIと同等。
    使い勝手もほとんど変わらず、見た目で選んでもいい。
    攻撃力の低い序盤では毒によるダメージも馬鹿にならない。
    …のだが、今作の支給品ボックスには毒ビンではなく強撃ビンが入っている。
    多くの弓使いが喜ぶなか、フロギィリボルバー愛好家はひっそりと涙を飲んだとか。
    さらには上位ドスフロギィを狩猟した時点で、最終強化のダーティリボルバーになり打ち止めになってしまう。
    攻略用と割り切って使おう。
    • …だが、Ver.3.0のアップデートにて、百竜弓の外装を変更できるようになった。
      愛好家には嬉しい限りだろう。

MHR:S

  • ドスフロギィのMR進出に従って、この弓もMRに対応。
    MRのドスフロギィを何度か狩ることで、ダーティリボルバー改となってMRに対応する。
    ……のだが、この時点では攻撃力280、溜め3が連射4止まり、おまけに百竜スロットがLv1のため、
    攻撃力290、溜め3連射5、百竜スロットLv2のドローズヴェロース改に何一つ敵わない。
  • 本領発揮は傀異化素材を投入して最終強化してから。
    最終強化銘はグルト・イゾンニヴルリザードの再来だろうか
    3Gとは銘が微妙に異なるためか、シリンダーの形状は変化しない。
  • 攻撃力360とライバルに追いつき、毒と睡眠の2種類強化も据え置き、溜め4が念願の連射5を獲得する。
    EX1でついでに強弓珠も作れれば、しばらくこの弓で困らないという破格の性能を誇る。
    単純火力では闘王弓グラディエンテ改に劣るものの、
    状態異常の器用さで立ち回ることも不可能ではない。百竜スロットの差は如何ともしがたいが……
    • どちらかと言えば最終装備として競合対象となりうるのはあのカジキか。
      あちらは溜め3が拡散4と微妙過ぎるものの、こちらが求めてやまない百竜スロットLv2を所有しており、
      攻撃力360・溜め4連射5とそれ以外の面でも要点を抑えている。
      あちらはこちらよりも完成がやや遅く、毒ビンには対応すらしていないという欠点があるため、
      毒ビンが有効なクシャルダオラなどに対してはこちらの方に分があると言えるか。

余談

  • 「リボルバー(Revolve-er)」と言えば"回転式拳銃"のイメージが強いが、
    厳密には軸を中心に回転するものという意味の英単語であり銃に限った言葉ではない。
    車輪に水車に風車、メリーゴーランドに観覧車、アナログ時計の針にそれを動かす歯車も、
    言葉の意味だけで言えば「リボルバー」である(軸が無い回転はローリングやスピン)。
    よって同様の機構を持っているなら、それが弓でも「リボルバー」と呼ぶのは間違いではない
    (それが弓の構造として真っ当かは別)。
    • 回転式拳銃の方は非常に長い歴史を持つ銃器であり、西部劇でもおなじみの武骨な拳銃である。
      ウエスタン風のフロギィ防具に合わせたチョイスなのだろう。
  • ダーティ(dirty)とは、英語で汚れた・汚い・卑劣なといった様な意味を持つ。
    毒や睡眠の様な状態異常で攻めるこの武器にはよく似合っている名前だろう。
    • 元ネタは1971年の映画「ダーティハリー」だと思われる。
      クリント・イーストウッド扮する主人公ハリー・キャラハン刑事が
      当時世界最強の威力を誇った拳銃「S&W M29」を豪快にぶっ放し、
      威力が高すぎて逆に売れていなかったこの拳銃を一躍スターダムにのし上げた刑事アクション映画の傑作である。
      ちなみにM29に使用される.44マグナム弾は、もともと狩猟用のものである。まあ偶然だろうが…
  • G級武器のグルト・ボイゾンという名前は、おそらく拳銃の一種である「コルト・パイソン」のもじりと思われる。
    グレート・ポイズン(=偉大な毒)との掛け合わせといったところだろうか。
    • ドスフロギィの英語名がGreat Wroggi(グレート・フロギィ)なので、そちらを意識したのかもしれない。
    • パイソンとはニシキヘビ科に属す蛇の英名。
      ドス鳥竜武器は蛇に纏わる名前が多いため、ある意味ダブル・ミーニングである。
      しかし毒を持つパイソンはあまりいない様だ。
    • このコルト・パイソンは同社のバイオハザードにも登場したことがある。
    • MHR:SにおけるMR最終強化では、グルト・イゾンという名前になっている。
      「パイソン」や「ポイズン」と語呂を合わせたとも解釈できるが、
      果たしてこれが誤植なのか、再登場にあたって修正したのか、はたまた全く別な武器なのかは不明である。
      由来から考えるならそもそも「イゾン」になるのが不自然ではあるが
  • MHP3で初登場してから長い間、2種類のビン強化を持つ弓は本武器のみであったが、
    MHW:Iでの新参弓、飛毒弓ベニアラシ毒ビン麻痺ビンの二種類を強化でき、
    マスターランクでその強さを存分に発揮できるので、
    MHW:I環境においては唯一無二のビン2種強化は後輩に譲る形となった。
    • 時を経てMHRiseにおいてダーティリボルバーがビン2種強化を引っ提げて復活。
      トビカガチも続投され、ついに新旧ビン2種強化弓が揃い踏みが……
      と思いきやトビカガチが通常種しか登場していなかったためにあちらの強化は飛雷弓イテカガチで止まってしまい、
      続くサンブレイクにおいてもトビカガチ亜種は復帰せず。残念ながら夢の共演は実現しなかった。
      • ちなみに本作ではビン2種強化に対応したが新たに現れ、
        続投組にもビン2種強化に対応した弓がする為、ダーティリボルバーの特権ではなくなった。
        また、本作で追加された百竜強化によってビン2種強化弓になる武器もする。

関連項目

モンスター/フロギィ
モンスター/ドスフロギィ
武器/フロギィ武器
武器/デスペラード - 素材元が同じで、なおかつリボルバー銃というモチーフも共通する双剣
武器/デルフ=ダオラ - 普通に弾を撃てるリボルバーの先輩、ヘビィボウガン
武器/ギガン=バール - マグナム銃のような形状をしたリボルバー型ヘビィボウガン2号
武器/64式連装弓 - 実在の銃器をベースにした弓の仲間