武器/ツイストルクル

Last-modified: 2023-10-19 (木) 09:40:27

アルセルタスの素材から作られる双剣。
強化段階でゲネル・セルタスの素材も使用する。

目次

概要

  • どうみてもドリルである。実にメカニック。
    同CAPCOM製の某戦国ゲームの徳川家康のネタ武器そっくりである。
    しかも、ドリルを持つなどという生ぬるいものではなく腕に直接ドリルを装着する
    セルタス武器の中でもドリルらしさは随一。当然ながら抜刀時は回転する。
  • ゲネル素材を投入した結果、このような貫くことに特化した特異な形状になったという。
    驚くなかれ岩盤までブチ抜くという。もはや掘削機。
    しかしながら我らがハンターは双剣で突くという技を知らない。
    一応MHFの乱舞改には突きがあるが。
    つまりドリルを2つ持って斬り下ろし、斬り払い、乱舞するのである。
    一応側面にはドリル特有の螺旋の刃があるのは認められるが…
    これで尻尾を斬り落としても無事に素材として使えるだろうか?斬り口の残虐さは推して知るべし。

性能

MH4

  • ツイストルクル自体はボーンシックル系統からの派生。
    ツイストルクル→ヘリカルトルクル→エンドミルトルク→ラセンエッジを経て、
    最終的に旋壊ジャイロエッジへと強化される。
    ゲネル・セルタス素材を使い始めるのはエンドミルトルクからで、そこから一発生産することも可能。
  • 岩盤まで貫くと謳われるドリルの性能であるが、
    • 攻撃力210と及第点
    • 雷属性…と思いきや水属性260
    • 斬れ味は長い青ゲージ、により若干の白ゲージ
    • 何気に器用なスロット2、オマケの防御+10
    水属性双剣としては最高峰の性能
    ライバルであるマスターセーバーは斬れ味こそ長い白ゲージがあり、会心率も10%だが、
    攻撃力182、属性値200と低く、斬れ味と会心率込みの期待値でも青ゲージのジャイロエッジが勝る。
    あちらはスロット3なので、スキル構築の幅はジャイロエッジより僅かに広い。
    また、今作の水属性双剣は他にジョーズクリーバーヴァッサーヴェルデンがあるのだが、
    それぞれ氷、睡眠との双属性であるため差別化されている。
  • 青ゲージが長く、それでいて水双剣一の火力を出せるため、匠を外すことも選択肢の一つに入る。
    スロット2と合わせ、スキル構築が非常にやりやすい。
  • 素材も濃縮重甲エキスを頑張れば、あとはコモン素材ばかり。
    ただし、蒼火竜の素材を使うので強化はそれまでお預けである。

MH4G

  • 続くMH4Gにてさらなる強化先が追加された。
    まず旋壊ジャイロエッジにアルセルタス亜種の素材を使って旋破クロスドリルを作り、
    それを元にG級ゲネル・セルタスの素材を追加した大旋破クロスヴェルト
    そして最後にゲネル・セルタス亜種の素材を用いて超旋破クロスエンドが作成できる。
  • そのクロスエンドの性能はというと
    • 攻撃力378と本作の水属性双剣の中ではトップクラスの物理攻撃力
    • 水属性300とさらに上昇した属性値
    • 斬れ味はそれなりの青ゲージと白ゲージ、匠発動で僅かな紫ゲージが出る
    • 据え置きのスロット2、追加防御力は+20にアップ
    他の水属性双剣は全て前作のものと同系統であり、今作で特に新しい双剣種は追加されていないため、
    立ち位置は前作とさほど変わらないと言えるが、
    かつてのライバルだったマスターセイバーの完成型である双聖剣ギルドナイトとは、
    以前まで大きく開いていた斬れ味ゲージの差が本作ではほとんどなくなっている。
  • 完成に必要なのはゲネル・セルタス亜種の素材のみで、
    さらに1ランク上の別種モンスターの素材も要求されないので、
    ゲネル・セルタス亜種を討伐できる段階にくればその時点で作ることができるようになる。
    無論、ゲネルのレア素材である特濃重甲エキスがすぐに出ればの話だが…。

MHX

  • MHXにもセルタス種の続投に伴って引き続き登場。
    アルセルタス素材から作成するツイストルクルLV2からの強化でエンドミルトルクに派生し、
    エンドミルトルクをLV3まで強化することで旋壊ジャイロエッジとなる。
  • 旋壊ジャイロエッジの本作での性能は
    • 攻撃力190(従来で言う266)と上位最終強化としては若干控え目の物理攻撃力
    • 水属性26と及第点レベルの属性値
    • 斬れ味は青70と優秀。匠発動でやや短い白30が出る
    • 今回も据え置きでスロット2、防御力+10
    上記の通り、ほとんどMH4そのままの性能である。
    しかし今作の水属性双剣は とかなりの激戦区である。
    • この中で完全に物理特化の天つ風は競合しないので捨て置いても、他の武器は中々の強敵である。
      スロット以外の全てがつるぎたち研刃の切耶に劣るマスターセーバー以外の武器は、
      いずれも武器倍率・属性値ともジャイロエッジ以上で、単純なダメージ期待値では確実に負けてしまう。
      つまりジャイロエッジを選ぶポイントとなりうる点は斬れ味の良さスロット2と防御力+10
      スロット2と個性が被るドロスドロスと、属性値が最も高いボッカボッカは、
      斬れ味が青20と悪く差別化可能。
      しかし斬れ味緑でも物理期待値でジャイロエッジを上回り属性値も27のガノスマチェーテと、
      素で青40匠で白50の斬れ味に、プラス会心率を持つつるぎたちは斬れ味込みでも厳しい。
      ただし、これらにもスロットの数では勝るので一応差別化は出来ている。
      何よりこの武器には他の武器にない男のロマンが詰まっているので、問題はないだろう。
  • 尚、最終強化には重甲エキスだけでなくあの羅刹の金角を2本要求される。セルタス武器とは一体…?
    それにしてもこんな素材どこに使おうというのか。やはりドリルの強化に使っているのだろうか?
    というかそんなことをしたら武器の属性が変わってしまいそうなものだが。
  • 一方、ツイストルクルを派生せずに強化すると、LV4ヘリカルトルクルとなる。
    こちらは攻撃力230に会心率-10%、水属性15と物理に特化した性能をしている。
    斬れ味は素で長い緑、匠で青が出る程度なので、鈍器運用するのがいいかもしれない。

MHXX

  • 旋壊ジャイロエッジを究極強化すると、「大旋壊ジャイラーミナ」という銘となる。
    性能はこちら。
    • 攻撃力310
    • 水属性30
    • 斬れ味は長めの白60。斬れ味レベル+2で短い紫20が出る
    • 引き続きスロット2、防御力+10
    水属性双剣として安心して使えるスペックである。
    • ただし、本作の水属性双剣は業物揃い。
      特に、物理属性の両面が同等以上の双剣が3あるのが痛い。
      彼らには無い、業物のみで十分維持できる白ゲージを活かしていきたいところ。
    • 上位の例にならい、今回も最終段階で羅刹の金剛角が2本必要になる。一体なぜ?
  • ツイストルクルは究極強化すると「エスピラールトルクル」となる。
    性能はこちら。
    • かなり高い攻撃力360
    • わずかに上がった水属性17
    • 変わらない会心率-10%
    • 斬れ味は非常に長い緑160、斬れ味レベル+2で青30白20
    • 引き続きスロット1、防御力+10
    匠スキルが前提とはいえ、あのアルセルタスからここまで高威力の武器になるとは予想外の快進撃である。
    緑ゲージにおいても160という破格の長さを満喫できる特徴があるので、
    快適性重視の鈍器装備もアリかもしれない。
    いずれにせよ属性値は壊滅的で火力は他武器に一段階劣るので、そこは割り切った方がよい。
    • ただ、同じような斬れ味と水属性実値にほぼ同等の物理期待値、
      さらには氷属性も持つジョーズサプライザーの存在が気になるところ。
      わずかでも氷属性が通ると逆転される恐れがあるので、やはり属性も考えて相手を選ぶ必要がある。
      水が通らない相手だと斬苦斬王が大乱舞し始めるし…。

余談

  • 強化前の舌を噛みそうな名前は、おそらく"Torque"を元にしていると思われる。
    Torque(トルク)とは、物理学(力学)の用語の1つで、回転軸を中心に働く力の向き、強さのこと。
    一般に「ねじりの強さ」とも。
    ツイストくるくるではない。
  • ツイスト・ヘリカル・エンドミル・ラセン・ジャイロ・エスピラールも、それぞれ回転に関する単語である。
    ツイストとラセン、ジャイロに関してはまだしもヘリカル? エンドミル? エスピラール? と思うかもしれないが、
    エンドミルとは先端が平らなドリルのような形状の工具の事*1
    ヘリカルは同じような回転する工具で穴をあける加工の事*2を指している。
    エスピラール(espiral)は、螺旋や渦巻きを示すスペイン語である。
    • ラーミナ(lamina)はラテン語で()のこと。普通過ぎて逆に異端である。
  • セルタスシリーズとの見た目の相性は非常によい。
    巨大ロボ+ドリルという男のロマンをくすぐるデザイン。納刀時もまるで飛行ユニットのように見える。
    ただ、スキル面では全く噛み合っていない。業物もあるが長い青ゲージの前にはさほど需要はなく、
    砲術に関してもダレン・モーラン相手に水属性はイマイチ。
    そんなわけで合わせて使うのは完全に趣味の領域である。
    • だが、MHXXで防具合成で外見だけ別防具に移すことが可能に。
      そのためセルタスシリーズの外見で双剣向きのスキルを組むのも当然可能になり、
      ちょうどいい具合に悪の超巨大ロボットも登場したので、
      勇者ロボになりきって激闘を繰り広げるのも一興だろう。
      お誂え向きに水属性の通りもいい。
  • 上記の通り純粋な水属性双剣なのだが、大旋破クロスヴェルトへの強化段階でなぜか雷電袋を要求される。
    ドリルの動力に使用してるのだろうか。
  • MHX(X)では上位とG級の最終段階で、それぞれ激昂したラージャンの角を要求される。
    この特徴が引き継がれているということになる。
  • 4Gの最終形態である超旋破クロスエンドという名称はもはや武器のというより必殺技の名前のようである。
    空中回転乱舞の際に「超旋破! ク ロ ス エ ン ド ォ ! !」と叫ぶと雰囲気が出る…かも知れない。
    • MHXにて狩技を発動する際にオートチャットが利用できるため、
      やろうと思えば上記の様に叫びながら狩技を繰り出す事ができる。
      獣宿し【餓狼】辺りでやるとさながら暴走モードの様に…。
    • MHXXにて狩技ラセンザンが追加。ロマンを追い求めるなら装備しない手はないだろう。
      ただでさえエグいモーションなのに、ドリルでやろうものなら受けたモンスターの苦痛は
      想像を絶する事になりそうだが気にしてはいけない。

関連項目

モンスター/アルセルタス
モンスター/ゲネル・セルタス
モンスター/アルセルタス亜種
モンスター/ゲネル・セルタス亜種
武器/セルタス武器


*1 回転させ鋼材の表面を切削する
*2 ヘリカル加工