MH2から登場する、テオ・テスカトルの素材を使ったランス。
風化した槍に炎龍素材を使い強化する。
ナナ=ハウルとは対となる存在。
目次
性能
MH2~MHP2G・MHF
- MHP2シリーズでは風化した槍からの強化。
仕組みさえ知っていれば太古の塊からの入手は楽。
テオ=ハウルの時点ではやや物足りない性能だが、炎龍の宝玉等をつぎ込みテオ=ロアへ強化可能。
高めの攻撃力とやや低めの火属性を持つ。
- G級素材を用いてテオ=エクシスへと強化できる。
十分に高い攻撃力とそれを底上げする会心率を持つ。
属性値は低めだが、物理面が優秀なので問題はないだろう。
欠点はG級に上がってもスロットがひとつもないこと。
- MHFではMH2と同様、風化した槍から強化する。
テオ=ハウル、テオ=ロア、そして凄腕のテオ=コロナへ派生可能。
テオ=コロナは火属性が540と非常に高く、比較的手数のあるランスと数値的にも相性がよい。
ただし、これ以上は強化できないため、ここからの将来性は現時点ではない。
MH4
- テオ・テスカトルの復活に伴い登場。
テオの一部攻撃に爆破属性が付加された関係から
この武器も爆破属性のランスへと変更された。
- 性能としては以前のものと異なり、物理面を抑えられた代わりに高い爆破属性を得た。
また、強化後のテオ=ロアを含め非常に長い青ゲージを持つという特徴を持つ。
ただし、最終強化のテオ=ロアですら、匠をつけてもとても短い白ゲージを得るに留まるため、
匠をつけずに業物などのスキルを重視したいところである。
MH4G
- G級が解禁され、テオ=エクシスが復活した。
強化には古龍の大宝玉のみならず鎧竜の天殻まで要求されるので
作成難度は非常に高い。
その分性能は優れており、攻撃力598、爆破属性値520、匠で紫ゲージ20にスロット1となかなか。
紫ゲージこそ短いが匠と業物の両立でフォローでき、
素の白ゲージがそこそこ長いのを生かして他の火力スキルをつぎ込むのも悪くない。
- が、爆破属性界には手強いライバル達が集まっている。
覚醒必須で物理攻撃に特化している絶衝槍【虎獄】はともかく、
前作では見下していた爆砕の豪槍の進化形である砕光の噴槍が
攻撃力644、属性値400に紫ゲージ30、スロット2と
隙の無い性能に返り咲いており、今度は逆にエクシスの立場が厳しくなっている。
- そして、エクシスにトドメを刺したのは紅龍武器の真・黒滅龍槍であった。
- 攻撃力は552と一見すると低めだが、会心率+30%のおかげで差は殆どない
- 匠発動でエクシスの2倍もの紫ゲージとなる
- 自慢だった属性値は驚異的な620まで跳ね上がる
- 上記の性能でなんとスロットも3つ空いている
長い紫ゲージを考慮すると物理性能でも負けていると言わざるを得ない。
非常に惜しい話だが、実質的に黒滅龍槍の下位互換となってしまったのである。- あえてフォローすると彼方は匠無しでは使い物にならないので、
運用する上で匠がほぼ必須である。
また、他のライバルとは違ってこの武器はG★3に上がれた時点で作れるので
それまでの繋ぎとしては活躍するだろう。
白ゲージが長い点で上記の性能差を覆すのは難しいだろう。
さらに、繋ぎとして使えるとは言ったが作成自体は非常に面倒である。- まず、この武器の作成には凄く風化した槍が必要である。
風化武器は運要素が絡むため、ヤツに引っかかるとなかなか出てくれない。
また、ようやく風化した槍を手に入れたとしても今度は大量の大地の結晶が立ちはだかり、
そして最終強化には上記のようにレア素材が2つも要求されるわけで…
- ここまで酷評になってしまったが、
あくまで強力すぎるライバルに押されてしまっているだけであって、この武器は決して弱くない。
思い入れがあるのなら使ってあげるのも狩人の嗜みであろう。
MHX
- おなじみ風化した槍からの派生強化なのだが、その性能はかなりピーキー。
かなり高い爆破属性38を持つ一方で攻撃力はネタ武器並の160しかない。
属性特化ぶりでは例のサメをも上回るといえば、どれほど極端かわかるだろうか。*1
斬れ味は素で長い青、匠を付けると長い白と良好な部類ではあるが、流石に攻撃力が心許ない。
破岩槍ブラキディオスなどに比べると、かなり扱いづらいと言わざるを得ない性能。
MHXX
- 本作でも変わらずテオ=エクシスが続投。
強豪の復活によって競争が激化している中、注目の性能は- 前作と比べて倍近く伸びた攻撃力300
- 素で白ゲージ60、匠で紫ゲージ20
- 爆破ランス第2位の属性値44
- 変わらずスロット1
長い白ゲージが本作の仕様変更と上手く噛み合っており、スキル負担が軽めなのが嬉しい。
むしろ匠で出る紫ゲージが短い為、素の白ゲージ運用が基本と言っても過言ではないだろう。
反面、かなり改善されたとはいえ、物理性能は並クラスにしかないのでスキルでカバーしたい。
幸い斬れ味関連のスキルは業物のみ、あるいはそれすら必要ないため、ゴリゴリ火力に回せるのはありがたい。
更に、火力増強についても攻撃や弱点特効・見切り・挑戦者・超会心・逆上など選択肢は豊富にあり、
スロット1でも場合によってはかなり盛れる。MHXXでのスキル面改善の恩恵を大いに享受しよう。 - ライバルは砕巌槍ブラキディオス。
素の斬れ味と属性値では勝てるが武器倍率20の差に加えて、匠で紫が40も出る為物理火力で競り合うのは難しい。
高い爆破属性と素で長い白ゲージを活かして差別化を図るべきだろう。 - なお、MHXでの立ち位置であった爆破特化ランスは、
爆破属性60という何かがおかしい数値を引っ提げて登場した真・黒滅龍槍【残映】に引き継がれた。
幸いあちらは物理火力が低く素では短い白しか出ない為、MH4Gの時のように喰われることなく差別化が可能である。
MHRise
- Worldでは欠場していたが、Ver.2.0のテオ・テスカトル参戦と合わせて復活。
Ver.2.0時点では作成時点のテオ=ハウルIで強化は打ち止め。 - Ver.2.0時点の爆破ランス中では最高の属性値を持つ。
素の斬れ味が心もとないので、負担の軽くなった匠で伸ばしたい。
競合相手の禍ツ槍【封】と爆鱗槍バゼルミニアドと比べると物理性能で最も劣る。
炎王龍の魂と合わせて、属性特化武器として割り切るべき…と言いたいところだが、
物理性能で突き放されている二者に属性強化【爆破】を付けられると属性値差をかなり詰められるのも手痛いところ。
- Ver.3.0で晴れて強化先『テオ=ロア』が追加。
- 標準的な攻撃力200
- 斬れ味は青30、匠1から白ゲージ出現
- 高水準な爆破属性値32
- 百竜スキル「攻撃力強化II」「火やられ特効」「炎王龍の魂」
- 青ゲージの長さ以外の全ての要素で禍ツ槍ノ幽鬼ラコレーと同等以上の性能に。
状態異常値が高く匠1から白ゲージを出せるアドバンテージは大きい。 - バゼルミニアドとは物理期待値では負けるが爆破値と匠時の斬れ味で勝る関係。
炎王龍の魂が爆破ダメージ1.2倍とそれなりに強力なので、
爆破属性最有力候補に躍り出たと言っても良いかもしれない。
MHR:S
- マスターランクでは★5、2頭の古龍を討伐した後に同期共々テオ・テスカトルのクエストが出現する。
一応、イベントクエストでMR1から挑めるクエストがあるが、MRの個体は非常に強化されているため、
よほど自信が無い限りは無難にランクを上げてから赴いた方がいいだろう。
テオ=ロア改に強化した時点で攻撃力はMHXX超えの320まで上がり、状態異常値も45となる。
スロットこそ空かなかったが、斬れ味も白50まで伸びている。
- その後、靱尾や奇絶の赫煌殻、古龍の大宝玉を用いて
最終強化、テオ=エクシスとなる。
性能は- 攻撃力340
- 状態異常ではトップの爆破属性値55
- 斬れ味は白60、匠Lv1から紫が出現
- スロットは最後まで空かず
- 百竜装飾品スロットはLv2
しかし、肝心の爆破属性のダメージが多くのモンスターで200*2と、MHW:IB以上にモンスターの体力が
上がっているにもかかわらずそれほど上位から増えなかったため、過去作以上に力不足になってしまっている。
- 爆破属性同士の比較は爆炎槍バゼルロケットの記事にあるので
簡潔に触れる程度で済ませるが、爆炎槍バゼルロケットが物理重視、
鎧怨鬼槍グエリラコレがバランスの取れたものとなっている。
テオ=エクシスは状態異常確定蓄積や煽衛を活かして、ダメージの少なさを
ものともしないほどの爆破を浴びせていこう。
関連項目
モンスター/テオ・テスカトル
武器/テスカト武器
武器/ナナ=ハウル - 対となる存在。こちらはガンランス