MH2から登場したハンマー。ナナ・テスカトリの素材をベースとした火属性武器。
「焔の龍冠」という二つ名でも知られ、その一撃の威力の凄まじさは隕石の衝突に匹敵するとも言われる。
概要・性能
- 凄くさびた鎚を結晶研磨した後でナナ・テスカトリの素材をベースに強化したハンマー。
「その威力は凄まじく隕石の衝突にも匹敵する」という大層なセールストークが付けられているが、
どう考えても過大評価である。…というかそんな武器が実在してたまるか。
仮にマジだったらこれみたいに悪用されかねない - まぁ説明文の文句は大袈裟すぎるが、武器としての性能が高いのは間違いない。
基本攻撃力と火属性値のバランスが良く、斬れ味も安定しているため使いやすい。
一つだけだがスロットも付いている。
しかし、比較的属性値が高めなので、無属性武器などと比べると汎用性はやや低い。
同じ火属性のハンマーでは溶解鎚や正式採用機械鎚などがあるが、
MH2やMHFではそれらより属性ダメージ重視、MHP2(G)では両者の中間くらいのバランス型となっている。
- さびた鎚の派生強化によってジェイダイトメイスを生産し、
それをコツコツ強化していって初めて入手できる。
少なくとも現時点ではこれ以外に入手法が存在しない。
さびた武器なので他の武器以上に運の要素が絡む場合があるが、心して入手を目指そう。
また、さびた鎚はブレス・コアにも強化できるため、うっかり間違えてしまったりしないように。
- MH2やMHP2ではこれで最終形態だが、MHFとMHP2Gではその先の強化が解禁されている。
- MHF
- 最終的にナナ・ブレイカーとなる。
攻撃力は1092、属性値は520にまで上昇しており、ハンマーとしては破格の属性ダメージを与えられる。
しかしこの性能、実は数値だけで考えるとMHP2Gの改良型機械鎚と全く同じ。
- MHP2G
- ナナ=コアトリへと強化される。
ナナ・テスカトリのG級個体は登場しないが、テオ・テスカトルの獄炎の厚龍鱗や古龍の大宝玉などの力で
G級武器化に成功したようだ。
ナナ=トリと比べて攻撃力が大幅に強化されて1300、加えて火属性400という凄まじい火力を持ち、
隕石の衝突とまでは行かなくても、まともに殴られれば火傷では済まないだろう威力を誇る。
作成の難度は高いが、それに見合うだけの強さは保証されている。
- またMH4では、生産や上記の方法での入手は出来ないものの、発掘武器には存在している。
性能が色々違うからホントのナナ=トリじゃないなんて言わないように
余談
- 記事内でもさらっと触れたが、強化前の武器はジェイダイトメイスという。
ジェイド(翡翠)の銘の通り、青緑色の玉石のようなプレートが組まれたメイスである。
そこからジェイドメイスへの強化を経て、その次がようやくナナ=トリとなる。
ところがこの武器、ナナ・テスカトリの素材を用いて強化したにもかかわらず、
どういう訳か強化前と変わらぬ翡翠色のメイスになってしまっている。
ナナ武器特有の深い青色のカラーリングも、テスカト種武器の金装飾も一切ない。
たとえ最終強化を施そうとも、無骨な鋼鉄の持ち手と翡翠の鎚頭という外見も色合いもまったく変わらない、
という異色の武器である。
何故この武器だけがこんなデザインとなってしまったのかは不明。
一応、鎚頭を構成する翡翠のプレートはナナ・テスカトリの角のように見えなくもないのだが……。- 「ジェイド」という単語はガノトトス亜種の武器にたまに付けられるが、
この武器は水属性ではなく火属性である。
それ以前にMHP2G以前ならばガノトトスのハンマーはまだ登場していない。
- 「ジェイド」という単語はガノトトス亜種の武器にたまに付けられるが、