MHFのイベントクエストで入手出来る大剣。
同デザイン色違いの「エヘクトルリーズ」「私の恐怖大剣」についても述べる。
目次
バトルクレイモア
概要
- MHFにて開催されたイベント「紳士淑女の仮面パーティー」で実装された大剣。
ハンターで仮面パーティーと言ったら、舞踏会改め武闘会なのは自明である。
- 仮面としてあのピンクバケツを被り*1、
極寒の雪山を会場に真っ赤なフルフル亜種と激しく踊り狂うことで、生産素材の「鋼石」を入手可能。
親方印武器への強化素材の入手には、新大闘技場でハリマグロの一本釣りを披露する必要があった。
後半は舞踏会でも武闘会でもないがツッコミを入れたら負けである - なお当初から生産素材クエストでは初期状態でエリア1に前菜としてブランゴが配置されており、
しかも内1頭は高台の上にいるがこれも麓の爆弾を斬れば爆発が伝搬して勝手に倒れてくれるという用意周到ぶり。
しかもフルフルがいつものように降りてくる位置にはタル爆弾が設置されており、
その位置に落とし穴を仕掛けてブランゴの掃除をしつつフルフル亜種が来るのを待つのが主流である。
G級技巧武器実装後は、フルフル亜種+ブランゴ5頭のマストオーダーでクリア時に秘伝書装備有無に応じて
バトルクレイモアVもしくはバトルエターナルへの強化素材が追加でもらえる形になり、
理不尽な強化素材クエストは廃止された。
性能
- バトルクレイモアI→Vと4段階強化される。
いずれも毒属性と防御力UPを持ち、リーチ長なのが特徴。
親方印を持つ最終強化でのバトルクレイモアVの性能は、- 平均的な攻撃力1200
- 大剣で狙うには厳しい毒属性360
- 斬れ味+1で白ゲージ
- 心強い防御+100
変種に挑むにしても、無属性SP大剣の方が火力としては上。
フォルテペルフェットを始めとする強力な大剣があればそちらを担いだ方がいいだろう。
防御+100は凄腕上がりたてのハンターには心強いのだが…。
大剣の種類が充実した現在では、G級強化先への通過点という見方が強い。
- なお、今では緩和されたものの、
実装時には古龍種の舌並びに特上皮を10個ずつ要求されるという鬼畜仕様であった。
バトルエターナル
- 後にバトルクレイモアIVからの分岐で、HC武器のバトルエターナルが実装された。
- 数値はそのまま、毒属性を失った代わりに低いレア度4を手に入れた。
さらに防御力は+220と非常に堅固に。
特定条件下では、匠で出る長めの白が紫にすり替わるため、高い火力を発揮出来る。
タイムレスバトル
- そして、MHF-GGにてとうとうG級強化先が追加されることとなった。
いわゆる「準G級武器」ではなく、「G級技巧武器」というLv50まで強化する仕様での登場となる。
ちなみにバトルクレイモアV、バトルエターナルのどちらからでも派生が可能。
- 時間を超越してまで闘うという銘の通り、Lv50まで最大強化を施したタイムレスバトルの性能は一級品。
- 今までの低火力を覆す攻撃力2294
- 防御力が重要なG級では頼もしい防御+250
- 匠でなんと空色ゲージを獲得
- さらに、これはG級技巧武器ということで、
親方印の効果、つまり武器捌き効果をデフォルトで備えている。
基本的に納刀してから移動する大剣のバトルスタイルとは非常に相性が良く、
他のG級武器との大きな差別化点となっている。
単純な攻撃力も、高倍率大剣のガルナダをも上回る強力な大剣である。
- ちなみに瞬間火力ではMHF-GG初期からある、
「華鳳大剣【黒蝶】」や「エクスカリバーG」に負けている。
もっとも、前者は空色ゲージが非常に短く、後者は作成難度がいろんな意味で恐ろしく高い。
更にG5において、雅翁龍イナガミの大剣である雅翁大剣【銀明】が登場。
上2つには負けるもののタイムレスバトルを少し上回る攻撃力2328(武器倍率に換算して7上回る)に、
60近くの空色ゲージを持つ強力な大剣である。
これら3本の共通点としてはいずれも通常リーチであり、
タイムレスバトルはリーチ長であるため十分に差別化ができている。
- ある意味真のライバルはG級実装初期から存在するヒュジキキのリーチ長大剣、スパイクスライサーだろう。
瞬間火力では会心率のあるスパスラが優位に立つが、あちらは空色ゲージがタイムレスに比べて短く、
武器捌き効果もないため、取り回しやすさではタイムレスに軍配が上がる。
好みで使い分けていいだろう。
- 毒属性はなんと750もあるが、大剣の手数では狙う価値は無いに等しい。
基本的に無属性とみた方がいいだろう。
ただし、先のイナガミを始めとする毒属性が非常に効く相手には、
なかなか無視出来ないダメージソースとなることも。
- 通常属性が無いということもあって、変種相手でも汎用性の高い武器と言える。
様々なモンスターを相手にするパローネ大航祭とは非常に相性が良かった。
G級技巧武器の特性によって獲得CPが増えることもあり、期間中は担いだハンターがよく見られた。
そもそもG級技巧武器と大剣の相性が抜群なこともあって、
G6.1時点ではG級大剣の中でもかなりの人気を誇る武器であった。
- なおG級技巧武器の強化にもパローネ大航祭で入手できる各種報酬が必須となっていた。
そのため通常のG級武器よりも入手・強化難易度がやや高い。
G10.1以降は、廃止された大航祭の代わりに歌姫狩衛戦にて、必要な素材が手に入るようになっている。
余談
- 武器銘のクレイモアとは、かつてハイランダーと呼ばれる部族が使用した大剣。
詳しくはこちら。- 余談だが、MHFでは主に特典武器として様々な色のクレイモアが用意されているが、
バトルクレイモアはそれらとは全く異なるデザインである。しかもこれらは大剣である。
同じ毒属性武器なのはHL長期特典のクレイモアI【黒】だが、バトルクレイモアの足元にも及ばない。- さらに余談だが、クレイモアと銘打たれてはいないものの各種クレイモアの色違いにエンブレイドI【黄】が存在する。
こちらはいわゆるファミ通武器である。これも大剣。
- さらに余談だが、クレイモアと銘打たれてはいないものの各種クレイモアの色違いにエンブレイドI【黄】が存在する。
- 余談だが、MHFでは主に特典武器として様々な色のクレイモアが用意されているが、
- 親方印武器に強化する素材は、かつては別のクエストで入手出来た。
爆撃剣晶で岩を爆破しまくり、その花吹雪の中ゲリョス変種と舞い暴れるというものである。
クエスト名もスバリ、「紳士淑女の爆撃フィーバー」。
釣りよりよほど武闘会らしいが…
しかしながら、バトルエターナルが実装されると同時に変更されてしまった。
- その後の強化素材クエストは先述したとおり「新大闘技場でハリマグロの一本釣りを披露する」というものであるが、
なんとその闘技場にはババコンガ変種がおり、しかも狩猟するとクエスト失敗。
ババコンガの妨害に負けず、それどころかそれで怒ることもなく、
ブチキレたい気持ちをこらえて釣りにいそしまなければならないという内容であった。
睡眠武器と罠肉で、BCからの出口近辺にババコンガを寝かしつけておくと
起きても以後釣りの邪魔をしなくなるという攻略法も存在した。
- イベントクエストなので限られた期間でしか入手不可。
最近ではタイムレスバトルの実装に伴って、2014年の7月と10月に短いスパンで再配信されている。
その後G9.1までは、「キャラバン月箱」を入手できるパローネ大航祭の配信週に必ずイベントも配信されるようになっていた。
エヘクトルリーズ
概要
- MHF-G7最終週に登場した大剣。
アニバーサリー2015のイベントの1つとして実施されたシリーズクエスト
「ミズキと謎の手紙」にて作成が可能。
- 外見は黒いバトルクレイモアといった趣であるが、
素材の「黒鋼石」の色なのか鈍色で重量感のあるカラーリングになっている。
- バトルクレイモアと異なりこちらは龍属性を有している。
強化ルートも一本化されており、エヘクトルグラウ、親方印のエヘクトルワール、
HC武器のエヘクトルワスターを経て、Lv強化G級武器の「ネーロデスティ」へと強化が可能。
性能
- HC武器のエヘクトルワスターは攻撃力1296、龍属性300、デフォルトで白ゲージを持つなど、
バトルクレイモアVやバトルエターナルに比べ攻撃面で優れている。
防御力UPや毒属性はないが、安定した火力と龍属性で役に立つ局面は多いだろう。
- G級武器のネーロデスティはLv50まで強化が可能。武器GRは4とイベント武器にしては低め。
空色ゲージこそ無いが、安定した量の紫ゲージと攻撃力2433という高数値が特徴的。
また、龍属性も620と大幅にUPしている。
- ネーロデスティは強化の途中にG級HC素材、★レシピのレア素材を使用しない。
これは上述のタイムレスバトルも同じことだが、あちらと違いこちらは普通のG級武器なので、
限界突破素材さえあればパローネ大航祭を待つことなく(及びパローネの英知の配分に悩むことなく)
作成できるのが魅力。- 厄介な素材としては、Lv48でG級ナナ・テスカトリの「炎妃龍の絶鱗」が5個要求されることが挙げられる。
ただしレシピ1(60%の成功率)で回避可能。
通常このレベルは★レシピレア素材とG級HC素材という厄介な素材を用いるため、
レシピ1で回すのは盛大な博打になることが多いのだが、この武器はどちらも使わないため、
偉玉と絶玉という比較的レシピ1でもまわしやすい素材となっている。
また、Lv50ではG級ポボルバルムの「創音竜の翼」が1個必要となる。
こちらについてはレシピ1で回避できるが黄武玉を使うレシピなので難しいところ。
幸いサブターゲット達成で創音竜の翼が入手しやすいクエストが不定期*2で配信されているので、
それを利用して回収するのがオススメである。
- 厄介な素材としては、Lv48でG級ナナ・テスカトリの「炎妃龍の絶鱗」が5個要求されることが挙げられる。
- タイムレスバトルとは、秘伝書・攻撃力シジルなどによる上乗せが一切ない状態で、
斬れ味補正込みの理論上攻撃力がほぼ同じ(若干ネーロデスティが高い)となっている。
ただし空色ゲージ補正の関係で諸々の火力UP要素を積むとタイムレスバトルとの差が広がることや、
そもそもG級技巧武器という大剣にとって恩恵の強い効果があちらにはあるため、
全体的な作成難度の低さや、龍属性や長い紫を活かした差別化を考えたい。
私の恐怖大剣
- MHF-G8開幕時に実施された「ジンオウガ狩猟解禁記念イベント」における
期間内の狩猟数による褒賞として開催された「武器実装アンケート」により
登場することとなった武器。
70万頭狩猟により最終的には3つ実装されることになった*3のだが、
本武器は実装希望武器種の第2位としての登場であった。
- 初期状態では攻撃力816・睡眠200だが、斬れ味ゲージが橙一色である。
斬れ味ゲージは強化ごと及び斬れ味レベル+1によって
青→白→白→紫→空と追加されていく。
なお最終段階「私の恐怖大剣」に斬れ味レベル+1を適用した際の増分は全体が空色というわけではない。
強化段階の銘は起→承→転→結→銘無しと変化する。
最終的な攻撃力は2304+睡眠400。睡眠属性は大剣と相性が良く、
眠らされたと思ったら強力な溜め斬りをお見舞いされてお陀仏という、
食らった側から見れば恐怖体験と言える展開も十分にあり得る。
基本値はタイムレスバトルを超えるが、
防御力ボーナスやG級技巧武器の特殊効果がないという点で差別化されている。
- 強化段階のうち「結」はHC武器である。
強化素材は基本的に課金武器のそれに類ずるが、HR5段階*7における「転」での強化素材が
雷狼竜の堅殻であるという点が異なる。
これはおそらくジンオウガ狩猟解禁イベントの褒賞であるという点から
ジンオウガの素材をあてがっているのではないかと思われる。
- ちなみに武器の最終ポジションとしてはGR1の俗にいう「準G級武器」だが、
上記の性能を見ていただければわかる通り、性能としてはG級武器Lv50と同格である。
2016年以降このタイプの武器が増えたが、私の恐怖大剣はその先駆けともいえる。
- 武器名がどう見てもネタにしか思えないが、
これは武器の名前がユーザーからの公募→投票で決定したため。
最終段階が銘なしになるのもそれが理由である。
ちなみにバトルクレイモアの外見、睡眠属性という点も、ユーザー投票で決定している。
関連項目
武器/エクディシス - 強化途中でクレイモアの名の付く太刀。
防具/ブナハシリーズ - 舞踏会で初披露されたという防具。