武器/バルラガル武器

Last-modified: 2023-07-30 (日) 19:43:28

MHF-G3にて登場した3番目のMHFオリジナル海竜種モンスター「バルラガル」の武器群。

目次

概要

  • 穿龍棍・スラッシュアックスFを含む全武器種に存在しており、
    なおかつ剛種武器G級武器の両カテゴリが存在する珍しい武器群。
    バルラガルは最低狩猟ランクが剛種なので、下位・上位に該当する武器はない。
  • ホラーチックな外見を持つバルラガルであるが、そこから作成できる武器はかなり有機的というか生物的。
    バルラガルの皮やヒレを使ったと思われるデザインとなっており、
    イメージとしてはフルフルの武器に近く、クセの強い外見であると言える。
    バルラガル本体を模したものはハンマーとスラッシュアックスFぐらいだが…
  • 全ての武器の中心部分にはバルラガルの特徴とも言える「」が存在している。
    納刀状態でも中に液体が流れているかのような発光ギミックがあり、
    いわゆるギミック武器としての性質も有しているといえる。
  • 体内の管に水を蓄える、吸血行動を行うなど何かと液体に縁のあるバルラガルであるが、
    予想通り武器の属性は水属性。
    ただしそれをメインにしている訳ではないためか、属性値自体はいずれもかなり低い。
  • 実装当初は剛種系統武器とG級武器で全武器種が網羅されるようになっていたが、
    G3.2アップデートにてそれぞれ欠けていた武器種の充填が行われ、
    GGにてG級武器に穿龍棍が、G10にてスラッシュアックスFが追加された。
    なお、剛種系統の穿龍棍及びスラッシュアックスFは現状実装されていない。
  • MHXRにも、バルラガル自体は現状登場しないものの、
    MHF-Gとのコラボレーション企画で、11種の武器*1が2016年5月25日より実装された。
    キャンペーン期間中にMHF側で条件を満たしていく事で、
    対応するバルラガル武器(と、同じくバルラガル素材のストロマシリーズ防具)が手に入るようになっている。

剛種系統武器

  • 剛種系武器はいずれも「バル・○○」という銘が付く。
  • MHFにおける剛種武器生産時点の性能付けが完全に確立する直前の武器であるため、
    生産時の性能にばらつきがあるが、全体的に言えば生産だけで即戦力になりうるものが多い。
    また、全ての武器で最初から武器スロット3が開放されているのも特徴的。
  • 強化を行うことで天嵐武器・覇種武器・G級覇種武器・烈種武器・そして始種武器まで強化することができる。
    (G級覇種武器を直接生産して強化していくことも可能)。
    シリーズ武器として実装済み全武器が始種武器まで対応したのはバルラガルが初である。
    烈種武器以降は「一閃」スキルが自動発動するようになる。
    イメージで言えば「吸血」スキルが文字通りぴったりなのだが、実装時期の関係上*2致し方ない。
  • 覇種武器と始種武器の高性能さに定評のある武器として知られている。
    覇種武器はいずれも高い物理性能を持ち、全般的に属性が通りにくい「対覇種」の攻略に役立つ。
    始種武器はバルラガルの武器群が最も最初に性能が公開されたのだが、
    その凄まじい性能から多くのプレイヤーの度肝を抜き、当時一般的だった
    「G級武器以外のG級系列武器は重要ではない」という風潮を変えるに十分なものであった。
    特にライトボウガンでは超速射の復権に直接貢献することとなる。
    • また、始種武器は「一閃+2」を内包しているため、
      G級最前線環境においてあまり用いられなかった剛撃スキルとの組み合わせが模索されるようになった。
      最前線ハンターの装備環境変革のきっかけとなった武器群としても特筆に値するだろう。
  • また、MHFに復帰したハンターのための武器としても秀逸であると言える。
    というのも復帰したハンターだけが利用できる復帰区ではバルラガルの防具ストロマシリーズと、
    烈種ゼルレウスの武器強化に使う素材の救済クエストが常に配信されているためである。
    防具素材と烈種ゼルレウスの武器強化素材はそのままバルラガルの剛種~烈種武器にも流用できるため、
    他の始種武器に比べ前提となる烈種武器までの素材を集めやすい。
    • G8ではネックとなっていた覇種素材の入手を行いやすいクエストも常勤するようになったため、
      更に作成が楽になった。
      ただしG級覇種武器生産(強化)には喰血竜の混水袋という、G級HCバルラガルのHC素材が必要なため、
      最低でもG級特異個体と渡り合える防具は(復帰区クエスト等を活用して)用意しておく必要がある。
      バルラガルは火属性穿龍棍との相性が非常に良いため、
      復帰区で入手できるフロガダシリーズと穿龍棍クリムゾンパクトを作成することで有利に立ち回れるだろう。
    • なお烈種武器は最初期のものであるため、性能としてはイマイチ物足りないものとなっている。
      烈種武器が作成できたら、始種武器への強化を早めに行っていきたいところ。

G級武器

  • G級武器は「喰血○○+カタカナ」という命名則になっている。
    例えば片手剣なら「喰血剣ハルシバル」という具合である。
  • G級武器の最大の特徴は、
    穿龍棍とスラッシュアックスF以外1武器種につき4種類のバリエーションが存在していること。
    通常作成できるのは単純水属性のものだけであるが、
    G級のバルラガルにドスランポス、ドスゲネポス、ドスイーオスの血を吸わせてから狩猟することで入手できる、
    「喰血竜の○○袋」という素材*3を使うことで、
    会心率付きの「喰血○」、毒と水の双属性である「喰血○」、麻痺と水の「喰血○」の3系統を生産可能となる。
    G級武器はLv50まで強化できるが途中で属性チェンジはできず、あくまで生産時に属性が決定される。
    • バルラガルはクエスト開始時にドス鳥竜を吸血しているが、これはノーカウントである。
      クエスト中に徘徊しているドス鳥竜から吸血することで初めて袋を入手可能となる。
    • 「喰血竜の○○袋」を用いて生産する武器は、ドス鳥竜を彷彿とさせる名前が付くことがある。
      例えばドスランポスを吸血した袋を用いた片手剣は「喰血剛剣ランクリフ」となる。
      武器種によっては「ランラン」「ゲネット」「イオッシュ」など、もっと露骨な名前が付いているものも…
      また管を流れる液体の色も、ドスランポスでは赤色、ドスゲネポスでは黄色、ドスイーオスでは紫色に変わる。
    • 穿龍棍はドスランポスを吸血させた際に入手できる「喰血竜の濃血袋」を用いた武器のみ存在する。
      スラッシュアックスFは通常タイプの武器のみ存在する。
  • また、武器の斬れ味も非常に特徴的。
    ズバリ、赤色と紫色しかないのである。
    紫ゲージは最終的に非常に長くなるため、長期戦にも対応できるのはメリットと言えるだろう。
  • この武器もいわゆる初期世代のG級武器に該当するため、
    始種武器と比較すると性能面で遅れを取っていると言わざるを得ない。
    双属性版についても、その分攻撃力や水属性値が減ってしまっているため最新環境ではパワー不足が目立つ。
    逆に言えば、武器自体の属性値と攻撃力を参照しないパートナー用としてはかなり優秀と言える。
    初期状態では斬れ味レベル+1を習得していないと赤ゲージのみになってしまうので、
    ある程度の強化は必要となってくるが。
  • スラッシュアックスFの「喰血剣斧バンピア」は斬れ味が他の武器と大きく異なっており、
    凄まじく長い赤色ゲージは一緒だが、それ以外のゲージは普通の武器と大差なく、
    あまり長くはないが空色ゲージも発生する。

関連項目

モンスター/バルラガル
武器/バル・オレガノ - 剛種系統太刀
武器/バル・ロン - 剛種系統双剣
武器/バル・オッジ - 剛種系統ライトボウガン
武器/喰血双剣バルガルラ - G級双剣
武器/喰血剣斧バンピア - G級スラッシュアックスF


*1 デザイン及び名前は剛種武器のもの。その関係上か、穿龍棍とスラッシュアックスFは登場しない(後者はまだしも、前者はそもそも武器種自体が存在しないのであるが)。
*2 バルラガルの武器は烈種第一号のゼルレウス武器にて強化できる。吸血スキル自動発動のヴァルサブロスはそれから1年後の登場となった
*3 HC素材の「喰血竜の混水袋」ではない