MHFに登場する剛種武器で、デュラガウア素材のガンランス。
硬度に優れる氷狐竜の素材を加工し、猟銃のような細身の作りに仕上がっており、
強烈な砲撃機能やあらゆるものを貫く鋭い爪をあしらった穂先など、非常に優れた性能を誇る。
目次
概要・性能
- デュラガウアから得られる素材を用いたガンランス。
"ガンランス"という武器種の原型を比較的色濃く残しており、超大型の銃剣にも見える。
刃の部分にはデュラガウアの爪を加工したものが装着され、
銃身と盾は深い青色の甲殻で覆われている。- 通常武器の「ボルペインテンソ*1」と比べると、
刃が起伏を持った特殊な形状となっており、
補強に用いられている縄の色が赤から黒色へと差し替えられている。
- 通常武器の「ボルペインテンソ*1」と比べると、
- 気になるその性能だが、
- 攻撃力575と高水準の火力
- 強力とまではいかないが氷属性260
- 実用的な睡眠属性250も付加
- 地味ながらスロット1も付属
- 放射型LV5とバランスの取れた砲撃性能
高い攻撃力に双属性の睡眠が売りだろうか。
しかし、最大の特徴は数値ではなくその斬れ味ゲージにある。
- このガンランス、生産段階の「フォルテタブ」の時点では、
斬れ味レベル+1を発動させても赤10⇒緑340という風変わりなゲージ。
赤から緑へ一気に跳ね上がるため、橙や青、白ゲージは存在しない。
というのは、このフォルテタブを強化すると、空いていた残りのゲージに緑ゲージと紫ゲージが追加され、
赤10⇒緑370⇒紫20というさらに特殊なゲージへと変化するのである。
本来緑の上にあるはずの青ゲージや白ゲージは無視されるというわけだ。- この斬れ味ゲージにより、フォルテパッツィーアの扱いは容易ではない。
お世辞にも長いとは言えない、が、そのぶん威力は強力な紫ゲージのため、
紫ゲージで突き攻撃を中心に攻め、緑ゲージになったら斬れ味消費の大きい砲撃をするなど、
立ち回りの工夫を求められるだろう。
- この斬れ味ゲージにより、フォルテパッツィーアの扱いは容易ではない。
- 生産の「フォルテタブ」には古龍種の剛角が5本と、
上位デュラガウアの尻尾破壊5%の「氷狐竜の靱尾」が2本も必要。
特に不定期だった救済クエストを除いて報酬では得られない後者は、
持っていない場合阿鼻叫喚必至。
強化のフォルテパッツィーアには剛種テオ・テスカトルの専用素材である「古龍種の珠」が9個必要。
こちらは無駄に数が多く、持っていないとやはり苦労する。
また、デュラガウアの剛種武器全般に言えることだが、
実装当時の剛種デュラガウアの基本HP25000の壁は馬鹿に出来ないほど高かった
(しかもシーズン10まで、攻撃性を代償に耐久が落ちるデュラガウア特異個体自体存在しない)。
フォルテFデリット
- シーズン10にて実装された、フォルテパッツィーアのさらなる強化先。
"HC剛種武器"として登場し、フォワード.4にて天嵐武器へと名称変更した。- 攻撃力598と実装当時ではダントツの威力
- 及第点の氷属性320
- 効力を増した睡眠属性300
- スロットも2つまで増加
- 据え置きの放射型LV5
最高峰の氷属性ガンランスとして君臨した。
扱い方はフォルテパッツィーアと同様だが、単純に威力が増したことにより、使用者も増えた。
- 強化に要求されるHC素材には上位デュラガウアの「氷狐竜の凍殻」のほか、
ヒプノック変種の「眠鳥の極胃石」も含まれている。
肉質改善前の超絶タフな当時のヒプノックのHC素材を、1%の確率で引き当てなければならなかった。
無論、報酬でも入手できなかったことはご存知であろう。
- このフォルテFデリット、ガンランス初の天嵐武器(HC剛種武器と呼ぶべきか)でもあるが、
現在でもデュラガウア武器の中で唯一存在する天嵐武器だったりする。
フォルテFフェネシア
- フォワード.5にて覇種クエストが実装され、
それに伴いフォルテFデリットの強化先として現れた覇種武器。
その名に違わず驚異的な性能を誇る。- 攻撃力644と、進化武器【燦然】LV90と同等
- 属性武器として相応に高まった氷属性440
- 系統別では全ガンランス中第3位、双属性ではぶっちぎり1位の睡眠属性360
- 据え置きのスロット2
- 放射型砲撃LV6の境地
それでも最高峰の氷属性ガンランスの座を争うに十分な性能であり、
昨今、ガンランスには重要なスロット数も優っている。
- そして斬れ味ゲージだが、やっぱり据え置き…ではなく、変化している。
紫ゲージが10伸びた、のも喜ぶべき点ではあるが、それ以上に重要なのが、
全ゲージの90%近くを埋め尽くしていた長大な緑ゲージが全て青ゲージへとランクアップ。
「青ゲージ?」などと思うなかれ。
このフォルテFフェネシアは覇種武器。
つまり、天嵐/覇種防具の効果で紫ゲージが空色ゲージへと進化するのはもとより、
これら青ゲージのすべてが白ゲージへと強化を果たすのである。
無駄としか思えなかったあの長さが、全部白ゲージとなれば話は別。
どれだけ突こうがどれだけ撃とうが、よほどの長期戦でない限り白ゲージが不動なのは言うまでもない。
- 強化素材は「炎王龍の灼翼」を50枚。
覇種テオ・テスカトル実装と同時に解禁というわけだが、
覇種テオ・テスカトルはフォワード.5始動からしばらく期間を空けたため、
それまでフォルテFフェネシアもお預けとなった。
- なお、このゲージ特性からヒートブレードとの相性は、良くなった。
実装当時のヒートブレードは非常に使い勝手が悪く、現在の形になったのはG1になってからだったため
この武器の特性を活かす機会が無かったことが実に悔やまれる。
フォルテGフェリシア
- MHF-G2で追加されたG級覇種武器。
フォルテ「G」と変化しているが、G級のことだろうか。
武器説明文も「極上の素材を新米職人が偶然繋ぎあわせに成功した奇跡の銃槍。」と変化している。
工房の管理に疑問が浮かぶ文面である。
- 基本性能に大きな変化は無いが、攻撃力が667、氷属性が480に上昇している。
- G★7ランクのHC素材である「黒狼鳥の裂殻」を使うため、強化可能になるのはG級終盤。
その頃には強力なG級武器が軒並み揃っているかと思われるため、活躍は中々難しいものと思われる。
残念ながら、烈種・始種の派生は実装されることなくサービスを終えてしまった。
余談
同じくデュラガウアのガンランスには、HR帯の通常武器(注釈参照)に加え、G級武器に属する「ネヴェアネータ」が存在する。
Lv50にて攻撃力991氷650睡眠230の放射型Lv6。特徴は180もある白ゲージ。
残念ながら当時を鑑みても、★7モンスター・放射型・氷属性を含む点が被っているディスフィロアのガンランスに食われがちであった。
関連項目
モンスター/デュラガウア
武器/デュラガウア武器
武器/天狼銃槍【極光】
武器/ドドン・シザー - 長大緑ゲージ仲間
武器/ドドン・マウンテン - 斬れ味レベル+1で斬れ味が化ける仲間