MHFに登場する、リオレイア亜種をモチーフにしたHC武器の大剣。
リオレイア亜種の武器であり、桜色を基調とした美しい刀身は、
同じくリオレイア亜種の素材で出来たブラッシュデイムによく似ている。
しかし、形状はより長太くて刺々しい。
気品だけでなく、力強さをも感じさせる出来になっている。
目次
性能
- その性能たるや、実装当時は、火属性大剣で最強ではとの声も上がったほど。
- 攻撃力1248と大剣としては及第点。
- 属性値が高めの大剣としても十分高い火属性790を持つ。
- リーチ長なので通常の大剣よりも高い位置を安定して狙える上、極長でないためクセも少ない。
- 斬れ味レベル+1でそこそこの白ゲージ、モチロンHCクエストではそれが紫になる。
- そしてとどめのスロット3。
攻撃力、属性値共に高水準でまとまっており、使いやすいリーチ長。
HCクエストではこの大剣が存分に活かされる状況が多いため、多くの大剣使いから高い人気を博している。
例を挙げると、- ドドブランゴの牙が破壊しやすい(MHFのドドの牙は、武器の火属性ダメージのみが蓄積されるため)。
- 放電中のフルフルを攻撃範囲外から攻撃できる。
- 高位置にあるドラギュロスの副尾にも簡単に当てることが出来る。
- この大剣の登場で、それまで猛威を振るっていた炎王大剣【暴君】の立場がなくなってしまった。
そのため「下手な剛種武器を超える性能」「剛武器殺し」と言われることも多い。
フォワード.3からは強力なライバルとしてアッシェ・レベルが現れた。
アッシェはトップクラスの攻撃力を持ち、通常クエでも紫ゲージ持つが、
会心率やスロット、リーチまで考えるとこちらが有利なこともあるので、一応住み分けは出来ている。
しかし、炎王大剣も黙ってはおらず、フォワード.5から天嵐武器である炎王獄大剣【破王】が登場した。
攻撃力1296に火属性770、会心率10%、斬れ味レベル+1での白と紫は短め、
と僅差ではあるがこの武器を上回ってきた。斬れ味は心もとないが。
さらにこの武器には覇種武器の強化先である炎王獄大剣【滅帝】が存在しており、
リーチ長の最高峰は事実上譲ったことになる
(ただし、作成可能時期が異なるため、そのハンデを考えればフレアアンサラーの凶悪ぶりがうかがいしれよう)。
- 性能については文句なしだが、それに比例してやっぱり作成難易度も非常に高い。
主な要求素材は桜火竜と炎王龍で、それに加え鎧竜、轟竜、溶岩竜のHC素材が必要。
桜火竜や炎王龍も挑戦可能になる時点ではかなり強力な相手だが、
大剣でもさほど苦労することもなく、それぞれ下位と上位しか必要ないのでまだ楽。
しかし問題は残りの3種類。
鎧竜の熱殻は上位のグラビモスから取れるが、大剣とグラビモスの相性は…お察し下さい。
そして轟竜の裂爪と溶岩竜の凄ビレが立ちはだかる。
どちらも変種であるため補正もあいまって非常に手強く、
ヴォルガノスは圧倒的な攻撃力と肉質防御を誇り、ティガレックスは広範囲技が多いので危険。
これらの苦難を乗り越えた者が剛武器殺しの性能を手にすることが出来るのである。- 冷静に見れば、テオ、グラビ、ヴォルガノスは4回剥ぎ取りが出来るため、
HC素材の要求はまだ良心的だと主張するハンターも多い。
これを見ると、素材の問題は剥ぎ取り回数を考慮しても大剣だと地獄を見るグラビと、
剛種真っ青の戦闘力なのに3回しか剥ぎ取れないティガ変種であるといえよう。
- 冷静に見れば、テオ、グラビ、ヴォルガノスは4回剥ぎ取りが出来るため、
余談
- ちなみにアンサラーという言葉はケルト神話に登場する剣「フラガラッハ」の英語圏における異名である。
「回答者」「報復者」という意味を持ち、その一撃は鎧で止めることは不可能で、
どんな鎖も切り裂くことができるとされる。
抜こうと思うだけでひとりでに鞘から抜けて所有者の手に収まり、
敵に向かって投げれば、剣自らが敵を倒し、敵を倒すと手元に戻ってくる。
さらに、この剣によってつけられた傷は治癒されないといった伝承が残されている。
以上の様に元ネタの方は正直ありえない性能だが、
フレアアンサラーの高性能ぶりを見る限り、
この武器の強さにあやかって命名されたのかもしれない。