武器/フロリスセイフ

Last-modified: 2024-03-21 (木) 17:26:03

MHXで初登場した片手剣。
工房が贈る春の新作

目次

概要

  • 薄いピンク色の鮮やかな花をイメージした剣それの蕾にも見える盾という、
    片手剣のこぢんまりしたイメージを吹き飛ばすかのようなド派手なデザインが特徴。
    どんなドレスにも合う片手剣として評判らしい。
    • 剣は花冠の如き鍔、そして微妙に柱頭が反り返った鼻柱のような形状の剣身がユニーク。
      盾は分厚く、葉のような縁に薄桃色の被片と黄色い果肉のようなものが覗いている。
  • なお、片手剣のイメージから間違えやすいが「フロリスイフ」ではない。

性能

MHX

  • ファンシーな外見らしく睡眠や麻痺のような状態異常属性でも付いているのか…と思いきや、
    有するのはまさかの爆破属性。いや状態異常属性ではあるけども。
    強化にはブラキディオスディノバルド
    挙句の果てにはテオ・テスカトルの素材まで要求される。
    こんな華々しい武器に煉獄の主の素材が要求されるなど、一体誰が想像しただろうか…。
  • 最終強化形態はLV4の爛漫のフロリスセイフ
    性能は以下の通り。
    • 中の下と言った程度の基礎攻撃力170。
    • 爆破属性15。強化途中に使った爆破属性素材も浮かばれない。
    • 斬れ味は元より非常に長い緑ゲージを持つが、斬れ味+2でも青ゲージまでしか出ない。
    • スロットこそ無いが、地味にありがたい防御ボーナス+10持ち。
  • で、この武器の使い道は?と聞かれると答えに窮する。
    というのも、爆破属性15というのは全爆破片手剣の中では最低の値であり、攻撃力自体もかなり低水準。
    元祖の破岩剣デストルクジオおよび新参の燼滅閃カシオールはそれぞれ高い値がバランス良く両立され、
    一方のデストルクジオの派生型であるサーモバレッジは物理偏重型でこそあるが属性値はこれよりも高く、
    そしてテオ=エンブレムは攻撃力こそ同程度ながら属性値はその遥か上を行っている。
    また、そのどれらも斬れ味+2で白ゲージが出る*1
    ぶっちゃけどの爆破片手剣と比較しても勝っている部分がほとんどない…というのが実情である。
    防御ボーナス10こそオリジナリティと言えばオリジナリティだが、他の差を覆すには至らない。
    • その斬れ味を生かして(?)鈍器と組み合わせるという方法もないではないが、
      そうなると今度は素の緑ゲージがフロリスセイフより長いテオ=エンブレムが立ちはだかる。
      つまり八方塞がりである
  • では他の爆破武器ができるまで繋ぎになるかというと、こちらも微妙。
    途中強化には獰猛化ブラキディオスの素材が必要なのだが、
    獰猛化ブラキディオスが登場するのは、あろうことかHR解放後(ラスボス討伐後)である。
    現在はHR解放前に獰猛化ブラキディオスと戦えるイベクエが配布されてはいるものの、
    何分最終強化に炎龍の塵粉が必要になるため、HR解放後なのは変わらない。
    そのため、フロリスセイフが最終形態となる頃には他の爆破片手剣もほぼ完成している

MHXX

  • そして、MHXXにて限界突破、LV6で究極強化したその銘は百花繚乱フロラシオン
    その性能だが
    • 低めの攻撃力300。
    • 爆破属性24。下から二番目に低い。
    • 緑ゲージは更に伸びるが、これが素。斬れ味+2を付けると短めの白ゲージ。
    • 防御ボーナスも伸びて20に。
    はっきり言って微妙な線。
    特に今作の爆破片手で唯一が出ないというまさかの欠点があるため、火力で水を空けられる。
    しかも途中強化の段階のデストルクジオとサーモバレッジが性能で肉薄しているという寝耳に水な事に。
    防御ボーナスも攻撃力共々同値で並ぶラヴィリインシニアの登場が痛い。
    これに代わるオリジナリティとして爆破片手で唯一HR解放前に作れるというアピールポイントがあるものの、
    他がこれだと覆すのは無理筋。
  • このように、性能的な側面で言えば残念ながら出番はほぼ無いフロリスセイフであるが、
    冒頭で述べた通りデザインや花弁から巻き起こる爆破秀逸の一言である。
    特に女性キャラの場合はお洒落装備としての出番もあるかもしれない。

関連項目

武器/龍歴院武器
武器/龍歴院正式短剣 - MHXXで追加された龍歴院武器の爆破属性片手剣


*1 燼滅閃カシオールに至ってはそもそも匠が必要ない