MH3から登場したギギネブラのもう一つの毒属性片手剣。
ギギネブラ片手剣の片割れ・シャドウサーベルについてはこちらを参照されたし。
目次
概要
- シリーズでも伝統的な「タバルジン」の名を引き継ぐ、手斧型の毒属性片手剣。
先代達は優秀な性能から多くのプレイヤーに愛用されていたが、この武器は…。
- 普通、一種のモンスターから作られる武器で、同じ武器種の武器が二つも作成できるというのは珍しい。
その上強化ツリーも異なる為に、後述する性能もあって、その存在に気づかないプレイヤーも多かったと思われる。
MH3
- 上位からの登場となる。
ボーンククリ改→ルドロスネイル→ブラッドタバルジンと派生していく。
こちらは強化先のプレイグタバルジンで攻撃力280、毒属性240と物理寄りの性能だが、
斬れ味レベル+1をつけても青止まりという欠点があり、少々劣る。
また、最終強化するのに入手の難しい不気味な鋭爪を4つも要求されるのも厳しい所。
一応スロット数が2という利点はある。
因みにこの武器の最終強化には剛や天といった語句が付かず差別化されていないが、
これは同じネブラ片手剣の、トキシックファングが存在するからかもしれない。
ただ、使い分けしていたプレイヤーはどれだけいただろうか…。
…やはり生産難易度が低く、斬れ味レベル+1で白ゲージが登場し、
属性値がより高いトキシックと比べ影が薄かったと言わざるをえない。
毒の状態異常蓄積のシステムもMH3だと状態異常にかけたまま新しく蓄積が可能の為、
片手剣の手数もあって、今作ではなかなか強力な武器だった。
トキシックが選ばれていたのもそういう背景があった為である。
前述した通り強化ツリーが異なるのも、それに拍車をかけていると思われる。
MHP3
- 性能は前作とほぼ変化なし。
ただ、毒の状態異常に関するシステムがMH3と比べて、
仕様が改悪(今作では、状態異常にかかった状態だと効果エフェクトが出ても新しく蓄積されない)した事もあり、
ライバルの同じくネブラ片手剣が属性値寄りの性能故に、今作では優位に立てたと言えよう。
斬れ味レベル+1を発動させても白ゲージが出ない事に目をつぶればだが。
…という事もあって実際の性能は、両者ともほぼ並んだ状態と言える。
MH3G
- G級開放に伴い、プレイグタバルジンにも、更に上の強化であるテイジオタバルジンが登場。
物理攻撃力は350と相変わらずギルタナスより上だが、スキル込みで白止まりという1ランク低い斬れ味も相変わらず。
おまけにスロットまで没収されている。
- 斬れ味が優遇されていないのならば毒の状態異常値が優秀なのかというと…
そんな事もなく、やはりギルタナスに一歩劣る。
…それどころか中型鳥竜種の武器、覚醒ドスフロギィ片手剣にすら劣る有様。
トドメに、物理特化しようとしても禄存の壁が厚すぎる。わざわざナルガ素材まで使ったのに…。
ブレイクタバルジンが持ってたはずのスロットもそっちに回されてるし。
同じギギネブラを素材に使っているのにここまで明確な差が出るのが不思議である。
開発陣が「ギルタナスが優秀だから」という理由で意図的にこっちを弱めに調整した可能性が疑われる。
まあそれを言い出したらシャドウサーベルより弱いのは昔からなのだが
MH4G
余談
- 「プレイグ」とは英語のplagueにあたり、「大厄災」「(致命的な)伝染病、疫病」などを意味するやたら物騒な単語である。
ちなみにペスト(黒死病)は英語にすると"The Plague"。
14世紀に約5000万人(当時世界人口の約1/4)の命を奪うほど猛威を振るった為に
疫病の代名詞的な扱いをされている。
関連項目
モンスター/ギギネブラ
武器/ネブラ武器
武器/シャドウサーベル - もう一つのギギネブラ片手剣。
武器/ポイズンタバルジン - 本家「タバルジン」。
武器/ラストタバルジン - 本家より派生した「タバルジン」、こちらは双剣。