目次
概要
- MHP2G、MHX、MHXX、MHFに登場するガンランス。
骨銃槍系列からの派生のひとつで、主にドドブランゴの素材を使用する。
ヘルスティング→ヘルスティング改→ヘルスティンガー…という順に強化される最終強化形の一つである。
ガンランスの中では氷属性の属性値が高く、性能が安定しているものが多い。
- MHXで登場したゲルドスティングの説明文によれば、
とある極寒の地に棲む民族が崇拝する白きヌシの力が宿っており、
放つ冷気が槍の鋭さを際立たせるという。
さらに氷獄銃槍マカドドマの説明文から、
絶対零度に輝く白きヌシの爪と例えられ、
これを使用した直後、純白の雪原に紅き鮮血を散らすという。
エターナルフォースブリザード
- 設定では他のガンランスより竜撃砲の冷却時間が短い事になっているが、特にそんなことはない。
- なお、MHP2Gで登場したドドブランゴ亜種武器であるデゼルトスリンガーについても扱う。
性能
MH2・MHF
- 一体どこに使っていたのか謎すぎるが、MH2ではヘルスティングへの強化にクーラーミートが必要だった。
ちなみにMH2の系統であるMHFでもクーラーミートを使用する。
MHFの場合はヘルスティング改が無く、
ヘルスティング→ヘルスティンガー→ヘルファング→ヘルニードル→ヘルネイルと派生していく。
性能は凄腕武器としてはそれなり、というポジションである。
なお、砲撃タイプは通常型である。
- SP武器版に、黄色の「ヘルストライカーSP」が存在する。睡眠属性を持つ。
催眠効果に重点を置いて開発。想定以上の性能を発揮。
- MHF-GのG級武器には同デザインの「リウージュバースト」がある。
こちらはヘルブリザード同様の拡散型であり、紫ゲージは短いものの安定した攻撃性能を持つ。
MHP2(G)
- 攻撃力は598と平均レベルだが、会心率25%であり実際の物理火力はかなり高い。
斬れ味ゲージは白までで、拡散型の砲撃レベル4。スロットも2つ空いている。
更に、斬れ味レベル+1発動時の紫ゲージの長さは全ガンランス中トップクラス。
他に氷属性のガンランスは、スノウギア=ドライブと、崩銃槍パシカムルバスがある。
スノウギア=ドライブはこの3つの中では攻撃力は一番下。
氷属性は150で斬れ味ゲージは青まである。
崩銃槍パシカムルバスは攻撃力が805と、全ガンランス中もっとも高い。
氷属性は120。さらに防御力も+10される。
しかし反面、ウカムルバス武器全体に言えることだが、斬れ味ゲージが青までで、
スノウギア=ドライブよりも短く、会心率も-30%となっており、かなりリスクが大きい。
よって、比較的バランスのいいこの武器がよく使われることが多い。
- 唯一優遇されていないのはデザイン。
ドドブランゴの顔を模した盾に、刀身が先端に爪のようなものが複数個あるだけで、
それ以外は白い毛に覆われており、その性能の良さは外見からは伺えない。
だから骨銃槍から強化して…なんて思わず皆他のガンランスに走り、あまり使われない悲しいガンランス。
使ってみれば手放せなくなるほどの高性能なのだが…。
- 激昂ラージャンのチャレンジクエストではガンランスを選ぶとこの武器で出撃することになる。
G級訓練の武器に比べて明らかに強く、何故こちらで出撃させてもらえなかったのか疑問である。
MHX
- MHXにてドドブランゴと共に復活。こちらは上位までのためヘルスティンガーで打ち止め。
攻撃力190の会心率15%、氷属性35、斬れ味レベル+2で白が出ると順当な強さ。
ただし砲撃は放射型に変更されている他、属性値最大の座はネタ武器に譲っている。- また獰猛化素材を使った派生系としてゲルドスティングも登場しており、
こちらも砲撃タイプは放射型だがスロットがなく、会心率がマイナスで攻撃力が高く属性値が低いという
かなり方向性の違う武器に仕上がっている。
最終強化後は名称が「氷獄銃槍マカドドマ」に変更される。
倍率230に会心率-10%、斬れ味は素で微量の青、匠で白、属性値12、砲撃は放射型LV3といった性能。
- また獰猛化素材を使った派生系としてゲルドスティングも登場しており、
MHXX
- MHXXにて究極強化先が用意され、ヘルブリザードが復活。
倍率330に会心率15%、氷属性38、放射型LV4スロ2。
素では青80だが、斬れ味レベル+2で紫30とまとまった性能になっている。
しかし、今作の氷ガンランスは優秀なものが多く、二つ名ウルクススの黒兎銃槍リディニクや、
銀嶺ガムートの怒守罵王の全砲発など、砲撃タイプこそ違うもののラインナップが凄まじい。
バランスのヘルブリザード、砲撃のリディニク、
物理の銀嶺ガンスと住み分けはできているため、正直好みの差だろう。- とは言え、大雪主ガンスも銀嶺ガンスも究極強化までの手間と労力は凄まじく
二つ名武器である事こそが強化面では大きな難点である事を考えると
G級獰猛化ドドブランゴ素材と才覚の証でラスボス前に究極強化まで到達するヘルブリザードは
作製難易度の点で大きな長所と評価でき、かつての優秀な持ち味を今作なりの形で引き継いだ。
- とは言え、大雪主ガンスも銀嶺ガンスも究極強化までの手間と労力は凄まじく
- 一方、氷獄銃槍マカドドマの方は極氷銃槍マカドドドマとなり、
倍率350に会心率-10%、氷属性14、放射型LV4。
会心率の関係でヘルブリザードに物理期待値で負けており、
属性値でも大きく負けているため火力差が厳しい。
斬れ味レベル+2で出る紫が10長いので、なんとか差別化できないこともない。
デゼルトスリンガー
- MHP2Gでは、亜種素材を用いたデゼルトスリンガーという無属性ガンランスも存在。
攻撃力は2ndGの全ガンランス中3位の736(武器倍率320)で、会心率-20%、砲撃は通常型LV4。
斬れ味レベル+1を発動させると、トップクラスである紫40が出現する。
通常型の砲撃は斬れ味消費が少なく、装填数も多いためコンボの繋ぎにも使いやすい。
よって、突き特化のガンランスとして扱いやすく、非常に強力と言える。
- 唯一にして最大の欠点は武器スロットが0であることだろう。
会心率が-20%であるため、打ち消して会心率ボーナスを生じさせるためには見切り+3が必要である。
それにもかかわらず、見切り+3・匠・業物が発動するカイザミアカムには武器スロ1が必須。
ガンランスはそこそこ斬れ味消費が多いため、これらスキルの同時発動が出来ないのは痛い。
- もっとも、ドドブラ亜種武器らしく会心率を打ち消さなくても期待値は極めて高い。
突きガンサーなら必ず作成したい武器である。