武器/ボーンブレイド

Last-modified: 2024-02-21 (水) 15:28:58

その名の通り、骨でできた大剣。ほぼ全てのシリーズに登場している。

目次

概要・性能

MH~MH4(G)

  • 鉱石系大剣の基本たるアイアンソード、バスターソードと並ぶ骨系大剣の基本の一振りである。
    初期に生産できる武器ということもあり、全体的な性能はかなり低い。
    とりたてて攻撃力が高いわけでもなければ斬れ味が良いわけでもない。
    そのため、ゲーム序盤はともかく、中盤以降はまず使われることはなくなる。
    一応MHP2GではG武器にボーンブレイドG、ゴーレムブレイドGがあるが、特筆すべき性能ではない。
  • MH3でデザインが一新され、持ち手側がジャギィの皮で覆われ、刀身のデザインも別物となった。
    地域や文化によって形状が違うものと思われていたが、
    MHXではジャギィの生息しない区域であるはずのココット村などでも
    新デザインのボーンブレイドが販売されるようになった。
    MHP2G以前とMH3以降で、それぞれ別の形状の武器というわけではなく、
    飛行船によって世界中の交流が可能になったため全地域で同時に一新されたものと考えられる。

MHX

  • MHXでは他の武器の例に漏れずこの大剣も最初の姿のまま最終強化できる。
    レベル8で銘を「ボーンスラッシャー」へと変え、なんと攻撃力はこんなナリで240ととんでもない数字に。
    ……その代償は斬れ味にしっかり現れており、素で緑、匠を付けても青と頼りない。
    もっとも、鈍器運用するなら問題ないと言える。
    大剣は必須スキルが多いため、普通なら抜刀術や集中を付けた方が期待値は高くなりやすいのだが、
    抜刀状態でエア回避を繰り返し、溜め時間の短い空中溜め斬りを主体に据えるエリアルスタイルなら話は別。
    鈍器と飛燕を付けてもスキル枠には余裕があるので、色々と柔軟な構成が可能になる。
    ジャンプ攻撃は弾かれ無効なので斬れ味の悪さも気にならない。
    • この運用をするならライバルは蛇剣系統の【蒼牙】と【紫牙】。
      カブレライトソードは作りやすさを除き、ボーンスラッシャーの下位互換なので気にする必要はなし
      (緑ゲージは長いがボーンスラッシャーでも十分な長さはある)。
      【蒼牙】は攻撃力が10低い代わりにスロットが3つある。
      【紫牙】は攻撃力が20低い代わりに高い毒属性を持つ。
      特にどれが秀でているということはないので、好みの範疇だろう。
      スロットが同じ【紫牙】とは装備を使いまわすことも可能。

MHXX

  • MHXのボーンブレイド→ボーンスラッシャーから更に強化が可能になり、究極強化で「断骨大剣」となる。
    そしてこの断骨大剣、序盤武器の究極強化品でありながら、なんと大剣最強候補の一角を担っている
    • 文句無しの攻撃力360
    • 会心率0%
    • 素だと青50だが、匠+2で紫20(と白10)が出現
    • スロット無し
    これより上の攻撃力を持つ大剣はもれなく会心か斬れ味に問題を抱えているため、
    断骨大剣が匠有りでの期待値で最も高いものとなる。
  • ライバルは今作のラスボス大剣である真名ネブタジェセル(攻撃力330)。
    あちらは攻撃力こそこちらより30も低いものの、匠不要でこちらの+2と同じ紫20
    更にスロット3に防御力+60まで付いている。
    匠+2が必須で武器スロ0の本武器と、匠不要で武器スロ3のあちらではスキルの自由度が段違いであり、
    特に大剣テンプレブラックX一式と断骨大剣の組み合わせでは斬れ味レベル+2が追加出来ないのが痛い。
    大剣という武器種自体、抜刀術【技】と集中の
    (大剣がこれを考慮して調整されているという意味での)前提スキルがあるため、
    そこから火力を盛れるか否かの差は非常に大きい。
    今作では同じアトラル・カの防具のお陰でスキル自由度が非常に高いこともあり、
    神おまを持っていると攻撃力30の差を覆されたり、攻撃力では代えられない何かを得られてしまうことも多い。
    とはいえ、単純な期待値ではこちらが勝ることがほとんどなので、
    耳栓などのサブスキルが欲しい相手にはネブタジェセル、必要無い相手には断骨大剣と使い分けていくべきだろう。
  • こちらのもう1つの明確な強みは、なんとこの威力をG4、つまりHR解放前に得られるという点。
    しかもレア素材を必要としない為、ただ進めるだけで運に関係無く手に入るのだ。
    要するに、MH3G時代のタルタロスと同じような立ち位置の武器である(あちらは製作可能時期が更に早い)。
    一方のネブタジェセルは、ラスボス武器故に当然HR解放後にしか作れず、究極強化にレア素材が必要なので、
    作製難易度は断骨大剣の方が遥かに優秀。
    G3で生産可能なディノXシリーズを活かせば斬れ味レベル+2を発動させたG級装備も用意できる為、
    併せて使えば非常に心強い。
  • 抜刀術【技】と集中まで揃えるには優秀な護石が必要なので運が絡むが、
    揃えられなかったとしてもエリアルや強化されたブシドーで対応できる。
    HR解放前の攻略に使えるだけでなく、
    骨武器なのに最終武器と張り合えるという点でもかつてのタルタロスを思い出させてくれる。
  • 今作では防具合成ができるため、見た目は駆け出しのハンター装備マフモフ装備のまま
    中身はガチガチの大剣仕様にすることも可能。
    かつてリオレウスティガレックスに追い回された新米ハンター時代を懐かしんで、
    これらの装備を担いで彼らに改めて勝負を挑むのも一興だろう。
    普通のG級個体は勿論、自信があるなら獰猛個体や二つ名個体相手でも十二分に良い勝負ができるだろう。
    しかし骨で造形されジャギィの皮を貼ったイカニモな序盤装備の大剣が
    ここまで超強化されるとは誰が予想しただろうか。
    もしかしたら今作不参戦の族長の恨みが籠っているのかもしれない。
  • なお、お守りにもそこまで辛くはなく、かつ充分にこの武器のポテンシャルを引き出すことができる
    「匠」「抜刀会心」「集中」「超会心」の構成を取る場合、
    若干お守りの用意が面倒ではあるがなんとなんと過去作品で散々「産廃」だの「イヤミか貴様」だのと酷い扱いだった
    あの花山大剣が立ちはだかることがある。
    レウスXR頭のおかげで追加が容易となった弱点特効を追加することで
    なんと紫に換算した期待値がこちらを10も超える370.3まで届いてしまうのである。
    あちらはレウスXRキャップが必要になることも多く*1防御力で不安が残り、
    最低でも溜め短縮6にスロ3等狙って出そうとすると少し厄介なお守りが要求される*2など問題も抱えるのだが
    それでもCS作品の大剣で期待値10を超える差は決して無視できるものではなく、
    どちらの弱点も絶望的に克服及び対策が難しい条件とまではいかないので何気にかなりの強敵である。

MHW(:I), MHR(:S)

  • 二度目のデザイン変更がされ、金属製の基礎パーツに木の葉状の骨刃を取りつけた諸刃作りになった。
    今までのボーンブレイドは片刃だったため、新鮮に感じるハンターも多いのではないだろうか?
    • 強化していくとアギトに強化されるため、性能の説明はそちらに譲る。
      また、Worldでは皮ペタ武器のベースデザインとして何度も目にする事になる。
  • MHRiseではMH3~XXまでのボーンブレイド(の外見の大剣)がジャギィ素材大剣のスキロスブレイド として復活している。

龍骨大剣

MHWorld

  • MHWorldで登場したボーンブレイドの亜種ともいえる存在。
    召雷剣やマグダ・ポテスタスなどの古龍武器への土台となるため、
    大概はそちらの用途で作られるが最終強化は用意されている。
    その性能は
    • かなり低い攻撃力768
    • 高い龍属性420
    • 龍封力【小】
    • 斬れ味は青40、匠Lv4から白ゲージが出現。
    • ありがたいLv1のスロットが2つ
    とかなり属性偏重な性能なのだが、物理攻撃力があまりにも低すぎる
    斬れ味も青ゲージのまま放置した場合、期待値は下から数えられるほど低い

MHW:I

  • マスターランクでこの武器を更なる強化が追加された。
    マスターランク素材を投入することで龍封じの大剣と銘を変える。
    その性能は
    • 最低クラスの攻撃力1152
    • 大剣で3本しか存在しないトップの属性値である龍属性720
    • 龍封力【中】
    • 斬れ味は青60、匠Lv3から白ゲージが出現。
    • 変わらずLv1のスロットが2つ
    と、やはりというべきか前作から変わらず壊滅的に攻撃力が低い
    しかし属性値がぶっ飛んでおり、他の龍属性大剣と比べても明らかに常軌を逸した高い属性値を持つ
    720もの属性値を持っているのは大剣では3本しか存在せず、残りはロギンヘレヴ召雷剣【麒麟帝】のみ。
  • ちなみに龍封じという銘を冠しておきながら龍封力は
    どっちかといえば封じのような

余談

  • 公式設定によれば、鉱石系の武器は斬れ味に、骨系の武器は攻撃力に優れるとされている。
    しかし、これはあくまで設定上の話であり、いくらでも反例は存在する。
    作品によっては実際にこの設定が活かされていることもあるが、
    それも最初期に作製可能な、これといったモンスター素材を使わないような武器のみ。
    モンスターの素材を投入していくうちに、鉱石と骨との特徴の違いが曖昧になってくるのだろう。
    鉱石系の武器が弾かれる部位を、何の問題もなく骨系武器が切り裂く光景というのはかなりシュールである。

関連項目

武器/骨武器
武器/バスターソード
武器/アギト
武器/ゴーレムブレイド


*1 お守り次第ではヘルムへ変えることも出来なくはないし、キャップでも計算上はPSでのカバーも可能である範疇に留まりはする
*2 こちらは溜め短縮6・スロ2など、即日出せるかはさておき比較的ラクなラインではある