武器/ポリアフパイプ

Last-modified: 2023-08-24 (木) 10:32:43

MH4Gから登場するザボアザギルの素材から作られた狩猟笛。
化け鮫の素材を活かした氷笛は、その音色により獲物を骨の髄まで凍らせるという。

目次

概要

  • MH4Gで追加された、待望のザボアザギル笛。
    高めの氷属性と、スクアギルを思わせるスマートなデザインが特徴。

性能

MH4G

  • 最終強化の氷笛フェノミナルの性能は
    • 攻撃力1456
    • 氷属性450
    • ザボア武器らしく会心率-10%
    • 実用的な青、匠でそこそこの白に紫が少し
    • スロット0
    • 音色は初期段階から変わらず
    と、まあまあな出来。
    他の武器では激戦区な氷武器も、旋律という差別化要素がある狩猟笛は平和なもの。
    属性・サポート重視のマギアチャームと、スロ3だが覚醒が必要なスフォルツァンドとは棲み分け可能。
    本命はクシャルダオラの狩猟笛だが、作成難度が段違いである。
    作成にレア素材が不要なので、G級序盤で作成すれば終盤まで頼れる一本となるだろう。
  • 使える旋律はあのアグナ笛と同じ、攻撃力強化【小】の演奏パターンが3種類あるタイプ。
    しかも連音攻撃を持つMH4シリーズである。
    G級の難敵であっても旋律維持がしやすく、継戦能力に優れる笛だと言えよう。
    音色の並びも抜刀攻撃から連音で2音目を音色3にすればちょうど攻撃力強化【小】が使えるため、
    すぐに準備ができる。
    また連音攻撃で2→3と揃えた後に柄攻撃で音色1を揃えれば、最速で攻撃力強化を吹くことも可能。
  • 会心率はマイナスだが、ジェネラルフロストの-20%に比べれば大幅改善とも言える。

MHX

  • MHXにもザボアザギルと共に続投。
    ただし今回はヒドゥントーンからの派生強化で上位からの登場。
    また他の多くのザボア武器は最終強化が2種類あるが、狩猟笛は一本道である。
    恐らく、MH4(G)では多くのザボア武器が強化途中でデザインが変化するのに、
    狩猟笛に関してはそれが無かったためであろう。
    最終強化の氷笛フェノミナルは攻撃力200に会心率-10%、氷属性30。
    斬れ味は素で青20、匠+2で白30とやや頼りない。
    音色はMH4Gと全く同じ
  • 前作ではバフォムル=ダオラへの単なる繋ぎ扱いだったが、今回は割と健闘できている。
    旋律表示が邪魔にならないという利点があったり、匠さえ発動すれば物理威力はこちらの方が高い。
    まあ実際のところ斬れ味やスロットも考慮すればやはり繋ぎ扱いは免れないが、
    バフォムルはHR解放後までお預けになっているので活躍機会はそれなりにある。
    ただ、繋ぎの役割はブランゴ武器の新星ドドットボロンに奪われがち。
    最終強化では攻撃力190に氷属性35と大した威力差は無いが、あちらは下位から生産できる
    しかも攻撃力強化【大】を使える唯一の氷属性笛としてバフォムルと差別化もできている。
    さらにこちらのスロットはゼロなのに、ドドットボロンはスロット2つ。
    上位からの登場、攻撃力強化【小】止まり、そしてスロット…と色々な要素を考えると、ちょっと苦しいか。
    しかしまあ火耐性強化旋律も使えるので、燼滅刃ディノバルドあたりなら攻防ともに活躍できるだろう。

MHXX

  • G級に帰ってきたザボア笛。
    今作では究極強化で「真氷鮫笛フェノミナル」という新たな銘を手にする。
    性能は
    • 攻撃力330
    • 会心率-10%
    • 氷属性35
    • 素で白ゲージ20、匠+2で紫ゲージ10
    • 音色は
    • スロットなし
    こんな感じである。
  • 4G時代は武器倍率280、属性値45だったため、今作では物理寄りの性能に変わっている。
    その甲斐あってか、攻撃力強化旋律を吹けば氷狩猟笛の中でトップの物理期待値を叩き出す。
    ジンオウガやラージャンに代表されるように、氷弱点のモンスターは物理肉質が柔らかい傾向にあるため、
    上手く相手を選び、高攻撃力を活かしていこう。
  • ライバルは相変わらずブランゴ笛。
    究極強化に辿り着く時期がほぼ同じで、PTプレイに適性がありスロット2を備える強敵である。
    ブレイヴスタイルの登場で、回復速度旋律が相対的に強化されたのも一応の利点か。

余談

  • ポリアフとは、ハワイ神話に登場する雪の女神である。
    氷雪を操る実力と美しい音色が武器名を体現している。
    • 一方フェノミナルはというと、「自然現象の」や「驚くべき、驚異的な」といった意味合いの
      phenomenalが由来と思われる。
      ザボアザギルの変幻自在の形態変化を指しての語だろうか。
  • ハンターが背負う姿を見れば、何かを連想するかも知れない。
    そう鮫ランスである。
    あれとは違いリアル指向ではないが、背びれから尾へのラインなど氷海を泳ぐザボアザギルの特徴を良く捉えている。
    本作でもハンターが泳げれば、化け鮫ごっこを楽しめたのに…
    • 元になったジェネラルフロストの面影が欠片も残っていない。
      あのゴツイ姿から何をどうすればこうなるのか…
      • MHXではヒドゥントーンから派生する。
        形も似ているためこちらの方が違和感はない。
  • 個々の攻撃ではシンバル系の音がやかましいが、一転して演奏は美麗である。
    初めて耳にする時、そのメロディアスな旋律に驚くことだろう。
    なんとザボアザギルのテーマこと銀盤に潜む牙のサビ部分が流れるのである。
    この曲が好きな人は是非作って聴いてみるといい。
  • スピンオフ作品であるMHST RIDE ONにてデブリの師匠「ネダン」が質屋に入れていた愛用している。
    劇中で実際にネダンが氷笛フェノミナルを構えるも音色を整えるのにやたら時間がかかり
    結局ガランガランと神社の鈴みたいな音を鳴らすのみで演奏をせずに終わってしまった
    • 更にこの時に「狩猟笛は準備に時間がかかる」と弁明している。
      この前後の行動や発言から音色を整える気が無いようにも見受けられる。
    • ゲーム本編のOPムービーなどでも殆どお呼びがかからない狩猟笛にとって、
      活躍が描かれうる貴重な機会であったというのにこの体たらくである…。*1

関連項目

モンスター/ザボアザギル
武器/ザボア武器
武器/カエルクラフト - 元祖カエル笛
武器/鬼面木魚 - 同種の鬼蛙素材の木魚


*1 一応、ネダンは本来十分な実力を持っていることが後の描写・発言で示唆される…が、映像の中で狩猟笛の活躍が描かれなかったことには変わりない。