武器/マレカリンガ

Last-modified: 2019-10-16 (水) 00:46:17

MHFに登場する片手剣で、アサシンカリンガの発展強化版。
刃先に潤いを保ち、なおかつ全く錆びつく気配もないその加工技術は、
メゼポルタの武具工房が織りなした門外不出の奇跡。

概要・性能

  • ハンターナイフより派生する「ハンターカリンガ」は誰しもが知っている剣であり、
    その強化である「アサシンカリンガ」もその例に違わない。
    他の地方であれば、カリンガは強化によって"カリンガ"でなくなってしまうが、
    メゼポルタにおいてはアサシンカリンガをそのまま強化した武器が存在する。
  • チュートリアルクエストの報酬からアサシンカリンガを一発生産可能な事から、
    最初に片手剣を選んだ人はその先の「モイストカリンガ」という派生武器を見たことだろう。
    独特の白い光沢とともに美しい清水を彷彿とさせる蒼色に染まった片手剣は、
    その外見の通り、水属性を得たアサシンカリンガ。
    伝統的なカリンガの形状をそのまま踏襲していることはもちろん、
    清涼感溢れる色合いに惹きこまれる片手剣使いは多い。
    モイストカリンガへ派生したのちは、分岐は存在せず一本道の強化。
    下位での強化「フォンスカリンガ」、上位上がりたてでの強化「ラクスカリンガ」、
    HR71での強化「シヌスカリンガ」、そして凄腕における最終強化「マレカリンガ」と経る。
    なお、マレカリンガへの派生先はシーズン5.0より解放された。
  • 段階ごとの主な概要は以下の通り。
  • モイストカリンガはアサシンカリンガの攻撃力を182まで伸ばし、
    そこへ水属性120を追加した形となる。
    アサシンカリンガの特徴を受け継いで緑ゲージがかなり長く設定されているため、
    斬れ味減少対策が難しい序盤で非常に有用。
    マカライト鉱石のほか、水属性のために「魚竜の牙」や「黒真珠」が必要。
    ガレオスかドスガレオスで魚竜の牙、密林の採取で黒真珠を入手するとよいだろう。
  • 続くフォンスカリンガは攻撃力238と順調に伸び、地味ながらも会心率5%。
    水属性は180とそこまで変化はないが、フォンスカリンガへの強化もHR1の段階で可能なため、
    あくまでもこの先に控える段階への途中経過と見たほうがよいだろう。
    強化には「ライトクリスタル」や「クレンザイト」のほか、
    ガノトトスの「水竜の鱗」も何枚か要求される。
    なぜHR17から受注可能となるはずのガノトトス素材が含まれてHR1なのかと言えば、
    沼地の山菜爺さんに怪鳥の甲殻を渡すことで入手が可能であるからである。
    ライトクリスタルはゲリョス狩猟か沼地の採掘、
    クレンザイトは昼の樹海で掘り出せる(下位クエストにおける夜の樹海では全く出ないので注意)。
  • 上位のHR31と、昇格後にすぐ強化に取り掛かれるラクスカリンガは、
    会心率が10%に、攻撃力も294と大幅に増加され、水属性も260となる。
    また、斬れ味レベル+1で青ゲージを得られる。
    強化にはカブレライト鉱石やドラグライト鉱石のほか、
    ガノトトス亜種より得られる「翠水竜の上鱗」も必要。
    ドラグライト鉱石はポータブルシリーズの感覚で捉えないこと。
    基本的に塔や峡谷での採掘でしか入手ができないため、集めておかないと足りなくなる。
  • 上位もHR71という中盤に差し掛かったころに強化可能となるシヌスカリンガは、
    攻撃力は308と若干伸び悩むが、会心率は15%に、
    水属性は310と、属性ダメージでもかなり期待できる威力となる。
    斬れ味レベル+1の発動により、長くはないが白ゲージを得ることも可能。
    強化にはやや厄介な素材が多く、アクラ・ジェビアの「灰晶蠍の尖爪」、
    レア属の採掘アイテムである「ユニオン鉱石」、
    この時点ではそこまで集まってもいないであろう「竜玉」が要る。
    まだ武具の水準も満足でなかった当時、凄まじいまでの威力と攻撃範囲、
    さらに特殊かつ硬質な肉質を誇るアクラ・ジェビアは屈指の強敵として君臨しており、
    狩猟するだけでも一苦労とさえ表現できるほどだった。
  • HR100という境地に至って強化が可能なマレカリンガは、
    凄腕武器の類に漏れず、非常に優秀な一本。
    攻撃力は322と高くはないが、会心率はいよいよ20%の域に達し、
    水属性も350、防具の関係で斬れ味レベル+1も発動が現実的となる。
    必要素材は「魚竜種の特上ビレ」や「甲殻種の鋏」といった汎用素材のほか、
    水属性のモンスターであるパリアプリアの「呑竜の牙」を要求される。
  • マレカリンガのライバルは、パリアプリアの片手剣「ドン・ダガー」や、
    強化段階は多いが性能は強力な水属性SP武器VII
    前者は攻撃力は控えめなものの、水属性420に防御力+35も付属。
    後者は攻撃力336に水属性420、凄腕クエストでは特殊能力によって真価を発揮し、
    攻撃力350、会心率20%にまで高まる。
    素材の面ではマレカリンガのほうが手軽であるため、各々の需要に合わせて生産を。
    • また、属性値で言えば水属性520グレートオデッセイが圧倒する。
      しかしオデッセイは凄くさびた小剣から派生して強化する武器。
      入手自体が面倒であり、その点でマレカリンガが一歩優っていたのだが、
      現在は狩人祭の祭ポイントで容易に大量確保が可能なためある程度入手が容易になり、
      更にG級技巧武器として更なる強化先を得たため、
      現時点ではマレカリンガより優先度は高い。とはいえ入手出来たところで強化もかなり厄介なため、
      繋ぎとしてマレカリンガの存在価値がなくなったわけでもない。
    • グレンゼブルの水属性片手剣もあるが、
      こちらは圧倒的な攻撃力や水属性値の代償としてリーチ極短であるため、
      よっぽど片手剣の技を極め尽くした達人でもない限り、その実用性を引き出すことは難しい。

余談

  • モイストカリンガ系統はハンターカリンガの正統な強化版であるが、
    そのほかにもSP武器版の「マスターカリンガSP」も存在。
    不朽の片手剣の上位モデル。堅実な作りに定評がある。
    ハンターカリンガと同じく無属性だが、ハンターカリンガがほんのりピンク色を帯びていたのに対し、
    マスターカリンガSPはピンク色だった部分が水色に染色され、対照的なイメージを抱かせる。
    攻撃力378(SP補正時:攻撃力392、会心率20%)と強力な部類には入るものの、
    無属性の片手剣という特性上、好んで使用するプレイヤーはあまり見受けられない。
    あくまでもマスターカリンガSPに限った話ではないため、仕方ないと言うほかないか。

関連項目

武器/ハンターナイフ - 強化元
武器/ハンターカリンガ - 同上。
武器/オデッセイブレイド - 水属性の金属製片手剣