武器/火山剣ヴォルクロス

Last-modified: 2023-07-10 (月) 12:53:04

MHFに登場するHC武器で、ヴォルガノスの片手剣。
本項では、同じくヴォルガノス素材を用いたG級片手剣アグニスビーシュについても解説する。

目次

火山剣ヴォルクロス

概要

  • 片手剣を極めようと長き道を歩み始めた狩人のために、工房が技術を結集して生み出した。
    加工せずとも強靭な硬度と斬れ味を誇る溶岩竜のヒレを惜しまず投じている。
  • 溶岩剣ラヴァシーカ⇒溶岩剣ラヴァラミーナ⇒火山剣ヴォルケイン⇒火山剣ヴォルクロスと強化する。

性能

  • 火山剣ヴォルクロスの基本性能は以下の通り。
    • 属性片手剣としては驚異の攻撃力392
    • 攻撃力同様非常に高い火属性660
    • 斬れ味レベル+1で白ゲージまで伸び、HCクエストではさらに紫ゲージを獲得する。
    • スキル拡張性の高いスロット3
    • SR200から使用可能なレア7
  • この火山剣ヴォルクロスは、HC武器がまだ「HC武器」とは呼ばれていなかった時代、
    ハードコアクエスト実装初期のシーズン8.0から存在している。
    そのため、使用するHC素材も初期の特異個体達。
    ヴォルガノスのHC素材、旋ビレ・刃ビレ・凄ビレを各2枚のほか、
    リオレウスの獄鱗やリオレイアの鋼殻、イャンクックの神々しいクチバシも要求される。
    当時はHC素材の入手確率がまだ一律1%だったため、ヒレ集めはとにかく難儀した
    (もっとも、上がった今でも一律2%なのでどのみち難儀するのには変わりないが)。
    あまつさえ、ヴォルガノス変種は脚の肉質が切断20&氷属性15(水属性5)であり、
    脚を攻撃することが多い片手剣使いからすればとしか言いようがない。
  • このように、強化難易度は高いほうに位置するが、
    地ノ型とは段違いのDPSを誇る天ノ型で運用すれば、火属性に加えて物理でも攻めていけるなど、
    火属性片手剣として最高峰の一本になってもおかしくない驚異的な性能を誇る。
    これ単体で見れば…!
  • 上記のように優秀な性能を持ちながらも、この武器の使用率が低い理由は、
    もちろんあの片手剣炎妃剣【渇愛】にある。
    無論、攻撃力ではヴォルクロスのほうが遥かに上だが、なんといっても後者は火属性2100
    さらに追い討ちをかけるように、渇愛も武器スロット2
    そして大量に要求されるHC素材による強化難易度も相まって、ヴォルクロスの出番はなかった。
    • 渇愛ならSR600からだから、それまではヴォルクロスのほうがいいんじゃ?、
      と思うかもしれないが、渇愛の前の炎妃剣【偏愛】の時点で火属性1220&レア7であり、
      火山剣ヴォルクロスまで3段階強化するよりも、
      新しく偏愛を作り直してそのまま運用するほうがやっぱり手軽である。
      生産段階剛種武器は大概がレア9~10であるのに対し、偏愛に限って何故かレア7
      他の火属性片手剣からすれば、炎妃剣系統の影響は(ある意味で)かなり大きい。
  • ちなみに最古参の火属性剛種片手剣である炎王剣【爆龍】
    斬れ味以外全ての点でヴォルクロスに負けているため、
    渇愛の登場ですでに虫の息だったところへ新たに参戦したヴォルクロスのせいで、
    爆龍は二度死ぬ」とまで言われてしまった。
    その後天嵐強化が実装されたので、最強クラスの性能を持つ剛種武器という面目自体は保てた。
    といってもやっぱりヴォルクロス同様、渇愛の壁は越せていないのだが。
    ただ、逆に言うと渇愛を超える火属性片手剣というのも考え物ではある…。
    • その爆龍の強化先である炎王獄剣【昇華】と比較した場合、
      火属性値で若干劣るが、スロット数やレア度の関係で、
      天嵐装備のHCクエスト時においてはどっこいどっこいと言える。

アグニスビーシュ

概要・性能

  • MHF-G2にて登場した、G級ヴォルガノスの片手剣。
    デザインはヴォルクロスと同じ物となっている。
  • G級片手剣は全体的にみて物理偏重・属性はそこそこ高いという位置付けの武器が多いのだが、
    おそらく渇愛や刻竜剣といった超高属性武器のお株を奪わないようにとの配慮があったものと思われる。
    だがアグニスビーシュは、それに真っ向から勝負を挑んだ属性重視型片手剣である。
    しかもよりによって火属性、つまり比較対象はあの渇愛である。
  • その属性値だが、Lv20で1100、Lv50では1320に到達する。
    Lv50で刻竜剣【猛火】を超え、【爆炎】にはやや及ばないという数値であり、
    当然ながら渇愛の2100には全く及ばない。
    だがそこはG級武器、別の要素で十分カバー可能となっている。
    • それはズバリ言うと「攻撃力」と「シジル」である。
      まず攻撃力だが、Lv20で497、Lv50で602である。言うまでもないが非常に高い
      単純計算でLv20時は渇愛の2倍以上、Lv50では3倍近くの攻撃力を持っていることになる。
      流石にここまで高いと、物理ダメージも全く軽視できない。特にSR補正・剛撃&一閃スキルなど
      物理ダメージが全体的に上がりやすくなっているG級の環境なら尚更である。
    • 次にシジルだが、「属性値」シジルによって1320という基礎値を更に引き上げることができる。
      運が絡むが、やろうと思えば理論上は渇愛の属性値を超えることも可能である。
      ちなみにそこまで行かなくても、【爆炎】は比較的簡単に超えることができる。
    • そのため、攻撃スキル等を揃えればたとえ火属性が大きく通る相手であっても
      炎妃剣【渇愛】以上のダメージをたたき出すことが可能となっている。
      炎妃剣【渇愛】は必要スキルの少なさが魅力であるが、逆に言えばそれは
      物理ダメージを上げるスキルとの親和性が悪いということになり、それらのスキルが整えやすい
      G級以降は渇愛以上に活躍させることも不可能ではない。
  • ただし、属性特化という位置付けのためか攻撃力はこれでもG級武器中2番目に低い
  • 時は過ぎ、インフレも進んだ今となってはG級版渇愛こと艶妃剣【仮初】を始めとして、
    この武器を完全に超越する性能の武器も普通に存在するようになっている。
    製作難易度の観点で言ってもバクゲキブレイドクックココレールあたりは
    明らかにこの武器よりも楽であり、今となっては歴史に埋もれた1本に過ぎなくなってしまっている。

関連項目

モンスター/ヴォルガノス
武器/ヴォルガノス武器
武器/HC武器
武器/G級武器
武器/アルゴピターレ - 近縁種アルガノスとゴルガノスの素材を使った片手剣
武器/炎妃剣【渇愛】
武器/炎王剣【爆龍】