武器/火竜弩

Last-modified: 2023-09-04 (月) 14:17:40

MH2から登場するライトボウガン。
その加工法は記録に残らず、代々の職人に口伝でのみ伝わる秘技によって作られるという。

目次

概要・性能

  • リオレウスの素材を用いたボウガンには初代からスパルタカスファイア系列が存在するが、
    それとは独立した系統の新規デザインボウガン。
    火竜弩(かりゅうど)という名が「狩人(かりうど)」と掛けたネーミングになっている。
  • 性能よりもまず特筆すべき点は、わざわざ新規デザインで用意されたその外見。
    オプションパーツを何もつけていない状態では、ごく一般的なライトボウガンの形をしてる。
    せいぜい弾倉部分がちょっとずんぐりしてるなー、それで通常弾が多く入るんだなー、という程度。
    サイレンサーを装備すると、砲身周りにリオレウスの爪のような装甲が付く。これはまだいい。
    そして強化画面でロングバレルの方にカーソルを動かすと…
    なんと、突如として4連装のガトリング砲が姿を現す。
    ブレを抑制したいのに余計ブレそうな連射銃に改造してどうするのか、
    速射対応弾の速射数は3発や5発なので砲身の数が半端ではないか、など
    色々とツッコミ所はあるが、それでもまず、とにかくカッコイイ
    説明書などにもこの状態の火竜弩を装備したハンターの画像が掲載されており、
    それに惚れこんで作成を目指したプレイヤーは多い。

MH2

  • 上位リオレウスの素材を使い作成する。
    高めの攻撃力とリロード速度が魅力。
    通常弾の装填数が多い、リロード速度が速い、貫通弾の速射対応など
    性能的にはほぼスパルタカス系列の上位互換と言っていいが、
    その分要求素材のランクも一段上である。
    なお、上位生産という都合上オンラインでのみ作成できるので、
    初登場作品であるMH2では現在新規入手不可能となってしまっている。

MHP2(G)

  • MH2同様上位リオレウスの素材を用いて作成可能。
    紅玉を使うので、作成は少々面倒。
    基本性能はMH2同様、高い攻撃力とすばやいリロードが特徴。
    また従来の貫通弾に加えて、火炎弾の速射も可能となった。
    どちらも5連射であるので威力は高いが隙もまた大きいのが難点。
    特に貫通弾5速射は反動が大きく、素早いモンスターに対しては
    閃光玉などで動きを止めでもしないとほとんど使い物にならないのはキツい。
  • MHP2GではG級における上位モデルとして、「銘火竜弩」が生産可能。
    こちらも「名狩人(めいかりうど)」と掛けたネーミングになっている。
    単純な攻撃力だけなら阿武祖龍弩と同値であり、こちらの方が
    リロード速度が速いことを加味すれば、貫通弾速射においては事実上の上位互換である。
    ほとんど役には立たないけれど
    • 火炎弾の方に目を向けると、阿武祖龍弩が3連射なのに対してこちらは5連射。
      瞬間的な火力で上回るが、その分隙が大きいためより繊細な立ち回りが要求される。
    • また、銘火竜弩に限らず火竜弩系列の仕様として
      火炎以外の属性弾や散弾・拡散弾などにも非対応であるため、
      これ1本でなんでもできる万能ボウガンというわけでもない。
    • ちなみに比較対象として挙げられる阿武祖龍弩のデザインは、
      火竜弩のフレームをベースとしてリオレウスの甲殻部分が祖龍素材に交換されているだけである。
  • 銘火竜弩は火力だけでなく、生産難度も阿武祖龍弩に次ぐと言われるほど高い。
    銀火竜の重殻はまあ普通だが、火竜の天鱗×2、に火竜の紅玉×3。が必要。
    世界観的な設定を真面目に考えた場合、
    この世でこのボウガンを使っているハンターは恐らくほんの数人であろう。
    そして追い討ちをかけるように必要なのがタツジンコインG×7
    天鱗などに比べれば良心的に思えるものの、G級訓練で火竜と接点の無い
    ナルガクルガやドドブランゴ亜種を複数回討伐する必要がある。
    ちなみにナルガクルガ討伐訓練でライトボウガンを選択した場合火竜弩で出撃することになる。
  • ノベル版第三弾の5巻において、主人公のテアンがこの武器を使用している。
    相手は銘火竜弩と相性が非常に良いウカムルバスだが、
    銘火竜弩とカホウ【凶】の火炎弾の雨に晒されてもまるで怯まないとんでもない個体であった。
    上述の作成難易度にも触れられており、防具のギザミXよりも一段上の武器と書かれている。
    ギザミXの貫通弾全レベル追加が死んでいるとか言ってはいけない。
    前述のナルガクルガ討伐訓練では頭以外SU混合のセミギザミに武器まで火竜弩だが多分偶然だ。

    S・ソルZにコウリュウノツガイ装備の更にとんでもない人がいるから霞むとかもっと言ってはいけない。
  • この武器が真価を発揮するのは、対超大型モンスター戦である。
    巨体故に動きが鈍く、また貫通弾の効果も高い超大型モンスターには、
    普段は扱いづらい貫通弾5連射も高い効果を発揮する。
    特にラオシャンロン、シェンガオレン、ウカムルバスは火炎弾も非常に有効であるため
    相性は抜群(ミラボレアスの翼の部位破壊にも使える)。
    上記のモンスターたちにライトボウガンで挑むならこの武器が最適といえるだろう。
    攻撃力UPに貫通弾強化も発動するS・ソルZと組み合わせれば、
    火事場を使わずともラオやシェンも手早く討伐できる(生産難度は凄まじいが)。

MHF

  • MH2の仕様を引き継いだMHFにもほぼそのまま登場する。
    また、フォワード.2にてネオジムメモを用いて生産する「火竜弩・閃」が実装された。
    メモが入手可能となるランクの関係からHR4(旧HR61)からの解禁となる。
    性能は火竜弩の純粋な攻撃力強化版であり、更に会心率10%を獲得している。
    LV1貫通弾速射対応のライトボウガンとしては、
    HR4に上がった直後の運用でそれなりのポテンシャルを持つ。
    • ネオジムメモ以外の強化素材としては、火竜の紅玉と火竜の延髄、
      潮島の採掘ポイントにおいて5~8%という低確率でしか入手できない黒輝石を要する。
      今でこそ、全ての素材は1個ずつしか要求されないが、
      かつては延髄が5個、そして黒輝石は8個も要求されていた。
  • SP武器版の「禍竜弩SP」も実装されている。
    カラーリングは暗緑色であり、武器名通り禍々しさを感じさせないでもない。
    攻撃力とSP武器としての特殊効果以外は火竜弩と違いなく、
    純粋に火竜弩の強化系と言える性能となっている。
    ただし火竜弩・閃よりも前に実装されたものであり、会心率は持たないが。
    • 作成には、飛竜種の剛尾、火竜の逆鱗、霞龍の宝玉などを要する。
      こちらもかつては要求数がかなり多かった。
    • 読み方は明示されていないが、普通に読めば火竜弩と同じく「かりゅうど(SP)」だろう。
  • G級武器版の「リオジャム」も存在する。
    生産(Lv1)時の攻撃力は420と、同時期に実装されたライトボウガンの中ではかなり高い方。
    Lv50時まで強化すると他の武器も追いついてはくるが、それでも613と中々。
    しかし速射機構が無く、ならばジャストショット運用をしようにも
    装填数が心許ないのでそちらにも向かない。
    この武器を扱うのなら、シジルで何かしらの速射を追加しての運用が適しているか。
    • 多少銃に詳しい人ならば頭を抱えてしまいそうな銘だろう。
      「ジャム」(jam)とは装填不良や弾詰まりといった銃器の動作不良全般を指す用語なのである。
      由来自体は別の語なのかもしれないが……。

MH3以降

  • 火竜弩のリファイン版とも言える銃、火竜砲に置き換わった。
    細部のデザインが異なる他、武器の各種SEが異なるといった相違点を持つ。

関連項目

モンスター/リオレウス
武器/火竜砲
武器/火竜武器
武器/電竜弩 - 本武器をオマージュして作られた電竜武器。