武器/激!金獅子インパクト

MHFに登場するラージャンのハンマー。
ラージャンの剛腕にあやかりたいハンターに贈る珍品。意匠優先で少し扱いづらい。
怒！金獅子インパクトに至っては、どことなくB級臭さが漂う。

イベントクエストの報酬で生産出来る。

目次

概要

• ラージャンスタンプから強化可能。しかし、その見た目に全国のハンターは驚愕した。
  なんと柄は非常にトロピカルなヤシの木のような植物である。
  じゃあラージャンはどこ行ったんだ、と思えば、
  なんとラージャンの人形らしきものが後脚で木に掴まっている。
  いや、公式サイトのように横倒しにすれば木に立っている、ように思える。
  そしてそのラージャンが高く掲げているのがハンマー。…見た目だけなら完璧なネタである。
  • 抜刀すると、構え方の関係でラージャン人形は頭から上が地面にめり込んでしまう…。

• 基となるラージャンスタンプの生産には金獅子の黒毛に加えて、
  イベントクエストの報酬である「凶暴そうなアレ」と「トロピカルツリー」が必要になる。
  • 「凶暴そうなアレ」の説明文には「凶暴そうなアレによく似たぬいぐるみ。たまに眼が動く気がする…。」、
    「トロピカルツリー」の説明文には
    「南国の雰囲気が漂う木材。木材とはいうものの、加工はしていない丸ごとの、木。」
    と記述されている。

• そして、ラージャンスタンプ→ストライク→ブレイカー→怒!金獅子インパクトと強化。
  怒!金獅子インパクトから「イカしたハンマー」を用いて、激!金獅子インパクトへと強化される。
  説明文には「アレが握りしめている金鎚。とてつもなく硬く、どんな角でも砕く。つまり…。」と書かれている。
  しかし、怒!から激!への変化は人形のラージャンが怒る(頭の毛が金色になる)だけである。
  イカしたハンマーはどこに行ったのだろうか。ラージャンを怒らせるのに使ったのか？
  似たような事例は昔から色々あると言えばあるが…。

性能

• そこで肝心の性能であるが、
  • 剛種武器に比肩する攻撃力1248、そして驚異の会心率40%。
  • やや低めの雷属性200。
  • 斬れ味レベル+1で長めの白ゲージ。
  • リーチは特殊A。
  と、全く笑えない性能に再びハンターたちを唖然とさせた。
  雷属性剛種武器には八咫烏や雷電などがあったが、
  前者はこれと同攻撃力、やや高い属性を持っているが斬れ味が残念であり、これに劣ってしまう。
  後者は総合性能はこれより高いが、リーチの問題上運用方法は全く異なるため、棲み分けはうまく図れている。

• 特殊Aリーチの内容は、ラージャンがもっている鉄鎚にしか判定がない。
  感覚としては極長リーチを更に狭くしたような範囲である。
  これだけ聞くと扱い辛いように聞こえるが、先端にしか判定がない関係上、
  極長ランスのように束になっても相手の邪魔をしない。
  そのため、これが4人集まって頭をフルボッコにしても、あまり味方からこかされることが少ないという、
  ハンマー使いには嬉しいリーチなのである。
  剛種武器に迫る性能、邪魔をしない優しいリーチとがマッチし、
  実装当初は先の雷電系統と並んで、結構な人気を誇っていた。

• 最近ではいたわり+2などにより、ハンマーが固まっても問題ない場面も増えており、
  また、先の八咫烏&雷電が覇種武器化したために出番はあまりないが、
  それらまでの繋ぎになら十分使ってゆける。
  製作難易度も、下記のクエストをクリアすれば良心的なものばかりなのも嬉しい。
  • また、いたわり+2に必要なスキルポイントも当時は25であり、
    バカにできないほどスキル圧迫の原因となっていたため、それを外せるのも強みであろう。

• MHF-G5では、この武器で唯一味方を吹っ飛ばしてしまう可能性を秘めていた、
  スタンプ系攻撃の殆どが吹っ飛び無効に変更された。
  これによってこの武器を皆で使う限りは、いたわり+2、いたわり+3スキルがほぼ必要ない。

• ユニークな外見が人気を博したのか、
  ファミ通.comで実施されたG級技巧武器対応を望む武器の人気投票においてハンマー部門で1位を獲得し、
  ついにMHF-G6アップデートでG級技巧武器「殲!金獅子インパクト」の派生が追加された。
  G級技巧武器はLv50まで強化が可能であるが、最終的な性能としては
  • 高めに設定されている攻撃力2537
  • 元よりさらに高くなった会心率50%
  • 雷属性は相変わらず控えめの380
  • かなり長い紫ゲージが発生する
  となっている。
  空色ゲージこそないものの、会心率50%を有効活用できるのであれば、
  その最大火力はまさに全ハンマー中最強となる。
  装備の関係で会心率を活かせない場合でも、高い攻撃力と長めの紫ゲージ、
  そして特殊Aのリーチを活かせば他の武器との差別化は十分可能だろう。

イベントクエスト

• 本武器の作成素材を入手手段として配信されていたクエストも合わせて記載する。
  イベントクエストなので時期は限定されるが、
  G級技巧武器実装以降は、パローネ大航祭の開催期間中に「チャレンジ!ラージャン」が配信される形となっていた。
  • なお、一連のイベントクエストは、G10での大航祭廃止に合わせて配信停止となってしまった。
    ただし、本武器の作成・強化素材自体は、後継の定期イベント歌姫狩衛戦にて、
    目標達成報酬やギルド貢献ポイントとの交換によって、引き続き入手可能となっている。

チャレンジ!ラージャン

• ラージャンの尻尾を切断するという内容のクエスト。
  一見何の変哲もないクエストだが、ある罠がある。
  このラージャンの体力はなんと2400しかない。
  ラージャンの尻尾切断をするには怒り時に氷属性の切断ダメージを1000与える必要があり、
  実質この切断条件ダメージがHPの4割ほどを占めているのだ。
  つまり、マトモにガチ戦をしていれば次々とラージャンの屍が並んでしまい、
  永遠にメインターゲットをクリア出来ないのである。
  ちなみに、旧HR3から受注可能な下位タイクンザムザの体力が2400と同値だった。
  そう聞けば、このラージャンの脆さも分かるだろう。

• クリアするには、尻尾を最優先で狙わなければならない。
  しかし、動き回るラージャン相手に尻尾を追いかけるのは至難の業。
  そこで眠り投げナイフで眠らせ、大剣で睡眠溜め3を叩き込む戦法がよいという意見が多い。
  ただし1発では斬れないこともあるので、その場合は麻痺投げナイフで麻痺させてから切断しよう。

• ラージャンスタンプがG級技巧武器に対応したため、
  対応するキャラバン箱が解禁された2015年1月に併せて再配信。
  ラージャンの頭破壊というアナザーターゲットが追加設定された。
  • なお、難易度面は更に上がっていると言える。
    というのも、再配信時はG級武器やその他環境で火力インフレしている状態であり、
    その武具を持って挑む場合、正確に狙っていかなければ怒らせる時点でHPが1000を切り、
    尻尾切断に必要なダメージを与えられないと言う状況になってしまいがちだからである。
    どうしても、という場合火力を落としてある程度余裕を持たせるといった工夫も必要だろう。
    また、過去の配信時はサブターゲットを無視しても問題はなかったが、
    現行クエストでは強化素材がサブターゲットで出るようになったためラージャン4頭の討伐も必要となる。
    もっとも、上記の点を踏まえればこれ自体は別に難しくはないだろう。

• 報酬は「凶暴そうなアレ」や「トロピカルツリー」。
  アレって何だよ、と思わずツッコミたくなるが、ツリーは柄以外の用途が考えられないため、
  「凶暴そうなアレ」とは前述の通りラージャンの人形のことだと思われる。
  2015年配信時は追加で設定されたアナザーターゲットを達成することで、
  HC武器強化に必要な素材を入手することが可能である。

速攻!ラージャン

• とにかく速攻が求められるクエストである。なぜなら時間がないからである。
  ハメでもしない限り、ラージャン変種相手にガチ戦では3分以内に角破壊は厳しい。
  そこで、こちらも睡眠溜め斬りが有効。
  1発で角が折れる攻撃力の大剣ならなおいいが、
  一度に1本しか折ることができないので、睡眠武器を相方につけておくと安定する。

• またキングガナフやカリバーンなど、攻撃力と属性値を両立した睡眠大剣なら、
  1回武器で眠らせてから溜め斬り→ナイフを速攻で当てて2発目でソロクリアも可能。
  ただし、勢いあまって殺してしまうと失敗してしまうという、
  色々な意味で非常にシビアなクエストであった。

• 現在では素材獲得クエストがチャレンジの方に統合されてしまい、こちらは受注不可になってしまった。

メゼポルタリゾート

• シリーズクエストで素材が手に入る。
  クエストを進めるごとに「凶暴そうなアレ」や「トロピカルツリー」が手に入り、
  最後まで進めると「ハンターシール桜」が得られる。
  これを使って受注するクエストの報酬として、親方印およびHC武器へと派生させる素材が出る。

• 途中でラージャンの狩猟を依頼されるがクエストは問わない。
  専用クエストもラージャンは出現しないので、過去のクエストと比べるとやや物足りないか。

余談

• 木に後脚だけで掴まっているにもかかわらず、
  縦3や乱打、回転攻撃にスタンプの遠心力を以って叩きつけても、
  ラージャンの持ったハンマーがすっぽ抜けたりラージャンが木から離れたりすることは決してない。
  つくづく工房の技術には感心してしまう。
  ちなみに、木を渡る牙獣と言えばアイツらがいるが、いずれも実装されたのはこの武器に遅れている。
  • MH4の登場ムービーにて、ラージャンが巨大な骨を垂直に登るシーンがある。
    掴まるところも無さそうな骨であれなのだから、恐らく木も軽々登れるだろう。

• モンハン探検記において、ラージャンのミドルサイズをみてみると、
  非常にラージャンの人形に似ているらしい。

関連項目

モンスター/ラージャン/派生作品
モンスター/ラージャン
武器/ラージャン武器
武器/怒髪豪ダイラージャン - MH4に登場するラージャンのハンマー
武器/相互ラグマ式放雷弓 - これと同様、制限時間が非常に短いイベクエをクリアしないと生産できない