武器/黒狼双刃

Last-modified: 2023-08-12 (土) 12:11:30

MHFに登場する狩人祭武器の一属で、イャンガルルガ素材の双剣。
少々短めの剣だが、刃先は鋭利に仕上げられ、恐ろしいほどよく斬れる。

概要・性能

  • シーズン4.0より登場。
    テッセンとは別系統のイャンガルルガ双剣。
    前者は扇子のような形状をしているが、こちらは黒狼鳥のクチバシを鋭利に研磨加工し、
    短めの刃としているほか、左剣には翼爪、右剣には鬣をあしらっている。
    また、右剣の刃は上部分が、左剣の刃は下部分が鋸状になっており、
    実際は左右でそれぞれ剣戟のフォームが異なるのかもしれない。
  • 黒狼双刃は現在4強化段階、全6種類存在する。
    • 黒狼双刃【唯】
    • 黒狼双刃【我】
    • 黒狼双刃【独】
    • 黒狼双刃【尊】
      • 黒狼双刃【真】
      • 黒狼双刃【極】
    「黒狼双刃【尊】」までは一本道強化、その後「黒狼双刃【真】」か「黒狼双刃【極】」かを選ぶ。
    黒狼双刃【真】は親方印武器、黒狼双刃【極】はHC武器
    そのため、前者はHR100から、後者はHR500から派生が可能。
     
    武器名攻撃力会心率スロット斬れ味(匠)レア度
    黒狼双刃【真】36420%29
    黒狼双刃【極】35025%25
     
    既存のイャンガルルガ武器の例に漏れず、無属性の双剣。
    攻撃力で非常に優れ、かつ会心率も高い値でまとまっている。
    スロットも2つ空いており、G装飾品などの高スキルポイント装飾品を活用しやすい。
    惜しむらくは青までしか伸びない斬れ味ゲージか。
    黒狼双刃【極】ならば、HC武器の特殊能力によりHCクエストでは長大な白ゲージにすることも可能。
    • ただし、この武器最大の弱点は、リーチ短であること。
      しっかりとモンスターに密着しなければヒットしない。
      地ノ型の乱舞よりも、天ノ型や嵐ノ型で使える乱舞改のほか、
      真鬼人解放時に繰り出せる乱舞旋風がオススメ。
    • また、無属性双剣自体、激戦区であることからもわかるように、
      この双剣自体に特別な需要を見出すことは難しい。
      物理攻撃力は属性よりも斬れ味補正の影響が大きいため、無属性で青ゲージは大きな痛手なのである。

余談

  • 詳細は該当ページに委託するが、本家のテッセンが残念性能で終わっているため、
    MHFでイャンガルルガ双剣と言った場合、大半は黒狼双刃を指す。
  • 形状と「双刀」の名前から、モデルとなったのは「胡蝶刀」と思われる。
    中国武術では「胡蝶双刀」の名で二刀流で用いられる武器である。
  • この武器の名前として用いられる唯我独尊は主に
    • 天地間にある我よりも尊い存在はないということ
    • 世の中に自分ほど優れているものはないと、うぬぼれること
    の二通りの意味がある*1
    生まれたばかりの釈尊(釈迦)が7歩歩いて右手を挙げ、
    「天上天下唯我独尊(テンジョウテンユイガドクソン)」と言い放った伝えが原典とされる
    (元来、これを最初に述べたとされたのは釈尊ではなかったが、釈尊誕生後、
    他の人々がそう称賛したという説が生じ、さらには釈尊自身が唱えたとされるに至った*2)。
    • 現在はほとんどが2番目の悪い意味で用いられるが、
      もともと「天上天下唯我独尊」の"我"は"仏"を意味し、
      「天上天下で、唯一仏のみが尊いのだ」という解釈が有力
      (当然、まだこのとき釈尊は成仏していないため、厳密には自分自身を指しているわけではない)。
      • 「天上天下」と聞いた場合、MHプレイヤーなら「ある武器」を思い出すかもしれない。

関連項目

モンスター/イャンガルルガ
武器/ガルルガ武器
武器/テッセン
武器/ツインボルト - 二つ名武器に唯我独尊の名を冠する


*1 明鏡国語辞典
*2 出典:岩波仏教辞典 第二版