武器/骨銃槍

Last-modified: 2024-03-12 (火) 21:13:44

目次

概要

  • 骨で作られた初心者向けのガンランス。
    砲撃を重視し、扱いに慣れるにはちょうどいいらしいが、その重視っぷりが半端ではない
  • 見た目はこの手の骨武器の中では結構凝っている部類であり、リボルバーまで付いている。
    盾の方も、単なる骨の板ではなく金属で補強してある上中央には何かの紋章が描かれている。

性能

MH2

  • ガンランス初登場作品だが、未登場。
    鉄よりもろい骨でガンランスを作るのは結構難しいのだろうか?

MHP2(G)

  • 初期生産の骨銃槍から強化して大骨銃槍、さらに強化して竜骨銃槍になる。
    他の骨武器と違って、生産にはじけイワシがいるので作るのが若干面倒。
  • 強化を重ねると、ヘルスティング系統か、アベレージヒッター系統になる。
    どちらも特徴的な能力を持つ一線級ガンランスなので、有用性は十分。
    • しかしそれ以上に注目したいのが、砲撃レベル。
      骨銃槍は初期段階の武器らしく、通常レベル1なのだが大骨銃槍は通常レベル2、
      竜骨銃槍に至っては通常レベル3と破格の砲撃レベルになっている。
      その代わり斬れ味が非常に心許ないので、砲撃主体で攻めることになる。
      いくら砲撃を重視しているからと言って、こんなガンランスの常識から逸脱した運用を
      初心者が身につけてしまっていいのだろうか…?
  • またG級ではランスのバーバリアンタスクからの派生で重竜骨銃槍とハードボーンキャノンが作れる。
    ハードボーンキャノンは太古龍骨なんてトンデモナイ物を素材にしているためか、
    通常5に攻撃力598、スロット2とかなりの高性能。
    数少ない通常5ガンランスとして運用できる。
    • ただ、その性能の担保か重竜骨銃槍の生産・強化どちらでも金獅子の尖角が必要になる。
      剛角じゃないだけまだマシだが、骨武器の割にかなり面倒な武器である。

MHP3

  • ユクモノ銃槍からの強化で入手。生産の場合なぜか鉄鉱石が必要になった。
    大骨銃槍で通常1、竜骨銃槍で通常2と相応の砲撃レベルに弱体化。
    重竜骨銃槍もなくなり、影が薄くなってしまった。
    そのくせ大骨銃槍がさびた塊のハズレで嫌になるぐらい出現するので、嫌っている人もいる。

MH3G

  • 骨銃槍から大骨銃槍に派生させると、その後の選択肢がボルボローダー系統一択になってしまう。
    そのためか大骨銃槍と竜骨銃槍の会心率がマイナスになってしまった。
    竜骨銃槍でもレベル1と、もはや往年の面影が全く見られないほど弱体化しているので、
    大型モンスター相手には力不足だろう。

MH4(G)

  • 強化は骨銃槍→大骨銃槍→ジャギィガンランスまでが一本道となっており、
    ジャギィガンランスから各種ガンランスに派生強化していく。
    もはや骨銃槍系統というより、半ばジャギィガンランス系統とも呼べる派生ツリーとなってしまっている。
  • 竜骨銃槍も存在せず、非常に寂しい扱いである。

MHX(X)

  • ジャギィガンランスのリストラに伴い、再び数多くのガンランスの派生元となった。
  • MHXでの最終強化はLV8の「竜骨銃槍」。
    攻撃力240と高めだが、素の斬れ味が緑70、斬れ味レベル+2でも青40でイマイチ。
    砲撃は通常LV3。
  • MHXXの究極強化で「歴伝竜骨銃槍」となる。
    非常に高い攻撃力360を有し、砲撃は通常LV4。
    斬れ味は素の状態では青50だが、斬れ味レベル+2を発動させることで白10紫20が出現する。
    斬れ味レベル+2力の護符&爪だけで期待値約521という物凄いことに。
    • つまり期待値をやや落とし無属性&通常型になった「怒守罵王の全砲発」のような性能である。
      運用の難点などもあちらとほぼ同じだが、こちらには二つ名補正が無いため「絶対回避【臨戦】」の回転率が悪い。
      あちらは白ゲージが20、こちらは白+紫で30あることが差別化に使えるか。
  • 最初から最後までスロットが1つも付かないのが難点。

MHWorld

  • 骨銃槍I~III→大骨銃槍I~III→大骨銃槍【竜尾】I~IIと強化されていく。
    大骨銃槍IIIからは「バゼルバスターI」に派生する。
  • 最初は通常型の砲撃で、大骨銃槍になってからは砲撃タイプが放射型になるのだが、砲撃レベルが低い。
    大骨銃槍の間は全てLV1、【竜尾】IIまで強化してもLV2で終わってしまう。
  • 最終強化の「大骨銃槍【竜尾】II」の性能は
    • 攻撃力437
    • 属性解放で雷属性270
    • 放射型Lv2
    • スロットはレベル3が1つ
    • 防御力+10
    • カスタム強化の枠は3つ
    • 素で青ゲージ、匠で延長されるだけで白は出ず
    強武器とは言い難いが、無属性強化を付ければ使えるレベルではあるか。
  • ちなみに、どの強化段階においても骨しか素材に使わない。種類自体はいろいろ使うが。

MHRise

  • 下位段階では骨銃槍(I→II)→竜骨銃槍と強化されていくが、
    上位段階でゴーレムガンランスに変化することになる。
    ただ、骨銃槍の方の見た目も重ね着で使用可能となっている。

MHF

  • MHP2から輸入される形で初期から実装。
    こちらはそのまま強化されていく骨銃槍系統とアベレージヒッター系統に分岐する。
  • SP武器版に青い砲塔が美しい水撃銃槍SPが存在する。
    何気にSPVII時の砲撃が拡散レベル5であり、砲撃メインなら強力な銃槍である。
  • 何故かG級ババコンガのガンランスにデザインを流用されている。
    そこまで使いまわすほど余裕がなかったのであろうか?

ゴーレムガンランス

MHX(X)

  • 骨銃槍からの派生強化で得られる、大型の骨で作られた銃槍。
    規格外の重さを誇り、一人前の狩人にしか使いこなせないとのこと。
    また、一発生産やショップ購入も可能。
    立ち位置としてはアギトに対するゴーレムブレイドのようなものである。
  • 派生元の骨銃槍系統と比べると、攻撃力は劣るが斬れ味とスロットで勝る。
    また、砲撃が通常型から放射型になっている。
  • MHXの最終強化は「剛銃槍コロッサス」。
    伝承に残る巨人が用いたとされ、その砲撃はあらゆる物を破壊した。
    攻撃力220・放射LV3・スロット2つ・斬れ味レベル+2で短めだが白ゲージが出るなど上々の性能。
    要求素材が比較的緩いのも長所。
  • 続くMHXXでは究極強化で「巨剛銃槍ギガドニア」となる。
    攻撃力340・放射LV4と順調に伸び、スロットは2つ、斬れ味は素で白30・斬れ味レベル+2で紫30となかなかに優秀。
    • 「スロット2つの放射LV4」だけに限ってもバーンチャリオットや、無明銃槍【妙諦】など強敵は多い。
      また、強化にモンスターの特濃やマボロシチョウ、古龍の浄濃血など、
      「難しくはないが面倒」というタイプの素材を要求されるのが難点である。

MHRise

  • 上位段階で竜骨銃槍からゴーレムガンランスに変化する。
  • 最終強化・剛銃槍コロッサスの性能は以下の通り。
    • 攻撃力200
    • 放射型Lv4
    • 斬れ味は素で緑70と鈍器向け。一応匠4から青が出る。
    • スロットなし
    • 百竜強化は攻撃力強化IV、会心率強化II、鈍刃の一撃

MHR:S

いにしえの伝承に残っている
巨人のための銃槍。武骨な銃身
から放つ規格外の砲撃が痛快。
(巨剛銃槍ギガドニア)

  • 本作ではゴーレムガンランスの見た目のまま強化が可能。
    最終強化・巨剛銃槍ギガドニア改の性能は
    • 攻撃力は高めの350
    • 規格外もクソもねえ平均的な放射型Lv7
    • 斬れ味は白20とそこそこの、匠で紫は出ない
    • 相変わらずスロットはなし
    • 百竜装飾品スロットは種族特効が入るLv2
    一応最低限の性能は備えているが、攻撃力が高い割に紫が出ないのと、
    スロットがないせいでスキル枠の余裕がないのが痛い。
    せめて砲撃レベルが(錬成なしに最初から)Lv8だったら
    ガルロアより殴り火力の高い放射型入門用ガンランスになったかもしれないのだが。

余談

  • 剛銃槍コロッサスの「コロッサス」は、英語で巨大な彫像を意味する「Colossus」が由来と思われる。
    世界の七不思議の一つでもある、太陽神ヘリオスを模った巨大彫像
    「ロドス島の巨像」を指す言葉として使用される事が多い。
    彫像自体の高さは34メートル、台座は大理石製で高さ15メートル、
    台座を含めると約50メートルに達するという、非常に巨大な物。
    紀元前3世紀頃にロドスの港の入り口付近に建造されたが、紀元前226年に地震が発生、膝から折れて倒壊してしまった。
    残骸は800年間もそのまま放置され、残骸を見物するために多くの人が訪れたが、
    654年、ムアーウィヤの軍がロドスを征服した後、
    回収した残骸をエデッサの商人に渡し、商人はそれを青銅のスクラップとして持ち帰ったという。
    それ故、僅かな残骸すら消失した7世紀以降では当時の人間による想像などから、多くの誤解や伝説が生まれた。

関連項目

武器/骨武器
武器/ハードボーンキャノン
武器/雷鬼銃槍ドラガン