MHF-Gに登場する水砦竜グレアドモスの双剣。
水属性に特化しているという特性を持つ。
目次
概要
- MHF-G7で追加されたグレアドモスの双剣で、
剛種武器「水砦双剣【月水】」またはG級覇種武器「水砦獄双剣【万水】」として生産
(G級覇種武器はG級昇級後にレシピ解禁)し、最終的にはどちらも始種武器の
「水砦始双剣【桃花水】」へと強化ができる。
剛種武器、G級覇種武器などの武器特性についてはこちらを参照してほしい。
- グレアドモスの甲殻をイメージしたような外見となっており、
グレアドモスの特徴である体中にある管も再現されている。
ただしその関係で、おおよそ双「剣」というにはほど遠い外見になってしまっている。
殴ったら痛そうなグローブと言ったほうが適切か…
ちなみに武器を振るった際のSEも、剣を振るうというよりは殴打しているようなものになっている。
もちろん曲がりなりにも双剣なので、尻尾などを切ることは可能。- 色を変えると某四次元怪獣っぽくも見えてしまう。
- 非G級では剛種武器として生産し、天嵐、覇種武器と強化してG級昇級後にG級覇種武器へと強化できる。
しかし剛種と天嵐武器の時点では斬れ味が非常に心もとないものとなっており、
十分な斬れ味を得られるのが覇種武器になってからということで、非G級では活躍させられる期間が非常に短い。
逆にG級覇種武器は、従来のものと違い比較的序盤から作成可能となっている。
その為当記事ではG級覇種武器、烈種武器、始種武器について主に触れるものとする。
性能
水砦獄双剣【万水】
- G級覇種武器であり、実質的にこの武器のスタートとも言える段階。
- 性能は下記の通り。
- 多くの覇種武器と同等の攻撃力385
- 非G級までの水属性双剣の常識を覆す水属性740
- イナガミの双剣と同じ、非常に長い白ゲージと斬れ味レベル+1で紫ゲージが発生する
- 武器スロット3
- 水属性740という数値であるが、
非G級で水属性に特化した双剣であるガーベラフィオーレが水700であり、この武器はそれすらも凌駕している。
この武器に対抗する存在であるG級武器Lv20と比較しても、
水属性値だけで言えば基本性能でこの武器に勝る双剣は無いほど。
- 攻撃性能に関しても、G級覇種防具2部位で攻撃力427、水属性770、
長い紫ゲージ+空色ゲージという組み合わせになり、
序盤ランクのG級武器Lv20では攻撃力・属性値共にそうそうスペック負けはしない。
流石に物理面では喰血双剣バルガルラやマスターセーバーのLv20には負けるが、
両者共G級上がりたてではLv20まで引き上げるのは中々難しい武器であり、
それらが用意できない場合、G級序盤の武器としては十分だろう。
- また、G級覇種武器はこれまで
「繋ぎポジションの性能しかないのにG級高難度ランクのHC素材を要求される」というジレンマがあったが、
この武器は必要なG級HC素材が★3ゴゴモアの「跳緋獣の猩血毛」1個と、
★2ババコンガの「桃毛獣の磨牙」2個と非常に易しいのも特徴的。
どちらも非G級の装備やエントラシリーズ+覇種防具でも対抗可能な相手であり、
繋ぎポジションとしても十分機能できるものとなっている。
覇種素材も、比較的挑みやすいとされるアルガノス&ゴルガノスの「金銀魚竜の乱殻」なのも良心的。
- ただ、流石にLv30以上のG級武器や、手軽に入手できる入門向けG級武器と比べると、
非常に大きな性能差がある事は否めない。
その力を引き出したいのであれば、さっさと烈種武器へ強化してしまったほうが良い。
- ちなみにこの武器から作成する場合、剛種グレアドモスの素材は一切必要ない。
水砦烈双剣【水月】
- G級系統武器としての本領が発揮されるのはここからであり、性能UPも著しい。
具体的には、- 初期実装の水属性G級双剣Lv50に素で匹敵する攻撃力616
- 水属性は更に上がり920
- 斬れ味、スロットは据え置き
- G級スキル「吸血+1」が自動発動
- 水属性値はシジルによる強化を除くと、G級武器Lv50よりも高い水準となっている。
攻撃力も烈種防具2部位であれば、攻撃力658まで上昇し、
素のスペックであればマスターセーバーLv50と比較しても全く引けをとらないものとなっている。
シジルによる底上げがあるG級武器に比べると、若干見劣りする部分もあるのは事実だが、
本武器は自動発動スキルに吸血+1を備えている事が大きな差別化要素となる。
吸血スキルは攻撃時に一定確率で体力の回復と、基礎攻撃力の上昇の2つの効果を兼ね備えたスキルであり、
体力を消費して戦うスタイルが基本となる、MHFの双剣と非常に相性の良いスキルとなっている。
吸血スキルを防具側で発動させる事が現実的になるのは、
辿異防具が生産可能になるGR200からであるため、繋ぎとしては申し分ないモノになっていると言える。- ただし、烈種武器という特性上、
その性能を完全に引き出すには烈種防具2部位以上か、始種防具1部位以上の何れかが必要になる。
G級入門用に用意されているハンターナビの関係上、始種防具を1部位作る事になるため、
烈種防具を2部位作成するよりは始種防具1部位との併用を優先して考えるとよいだろう。
- ただし、烈種武器という特性上、
- 強化に必要な素材のうち、「炎角竜の双角」は烈種ヴァルサブロスの破壊し辛い頭部破壊限定となっている。
確率は43%とそこそこで必要数も2個なので、頑張って集めたい。
またグラビモスのG級HC素材「焔鉱石」も2個使うので注意。
水砦始双剣【桃花水】
- 始種個体のグレアドモスを征することで強化可能となる始種武器。
- 烈種武器から更に性能が引き上げられており、具体的には下記の通り。
- 喰血双剣バルガルラLv50よりも高い攻撃力667
- 遂に大台に乗ってしまった水属性1010
- 斬れ味が大幅に強化され、標準で紫ゲージ90、斬れ味レベル+1で紫ゲージ140に
- G級スキル「吸血+2」が自動発動
- MHFには属性値1000を超える片手剣はいくつも存在しているのだが、
単一の属性値が素で1000を超えた双剣はこの水砦始双剣【桃花水】が初である*1。
始種武器故にシジルには対応していないものの、この数値は驚異的という他ない。
- また、始種防具1部位を用意することで、攻撃力695、水属性1040、
そして非常に長い空色ゲージという最早別次元の性能となる。
始種防具はG級スキルが多く発現しているため、1部位、場合によっては2部位でも問題なく使えるだろう。
- なお始種1部位装備時の水砦始双剣【桃花水】の物理・属性・斬れ味ゲージを超える水属性G級双剣は存在しない。
その為G級武器側はシジルによる底上げを必然迫られる訳であるが、それは容易なことではない*2。
更に、同期の水属性始種武器であるバルラガルの始種双剣「バル・クルイロー」、
古参剛種であるパリアプリアの始種武器「ドドドンガ・クーペ」の2つは
前者は攻撃力が681、一閃+2スキルの自動発動、
クーペは標準で白、始種防具を用いても紫止まりとなっているが、
圧倒的すぎるゲージ量攻撃力702と高く、水属性値も760と悪くない数値であり、
自動発動スキルの「弱点特効」の存在により、物理性能では負けているように見える。
しかし、本武器は烈種段階の項目でも述べた通り、
双剣と相性の良い吸血+2が自動発動スキルとして備わっており、
実質的な攻撃力はほぼ同等、戦闘維持能力は圧倒的に上回るものとなっている。
前者2スキルと違い、GR199までは吸血スキルが発動しにくいのも、魅力の1つである。
G級、始種武器が辿異武器の繋ぎとなっている事実も鑑みると、
Lv50G級武器で、吸血スキルという大きなアドバンテージを得たいのであればこの武器を作って損はないと言える。
- 強化には始種グレアドモスの素材を用いる。
また、始種の汎用素材とも言える「始淵の黎玉」を5個使う。
始淵の黎玉は現状、始種グレアドモスとトア・テスカトラから剥ぎ取り5%のみとやや入手が難しい素材だが、
頑張って集めたいものである。