MHF-G7で実装された水砦竜グレアドモスの始種武器。
水属性に特化した穿龍棍である。
目次
概要、性能
- 始種第一号として実装されたグレアドモスの穿龍棍で、
G級覇種武器「水砦獄棍【逆浪】」として生産し、烈種武器「水砦烈棍【砕波】」に強化、
そして始種武器である「水砦始棍【五百重波】」へと強化できる。
説明の通り高い水属性値を有するのが特徴。
生産段階で武器スロット2を有し、最後までスロット数は変わらない。
- グレアドモスの素材を使っているため、苔むした岩石のような自然的なデザインが特徴。
また穿龍棍にしてはかなりの大柄である。
納刀時の様子や色合いから、野菜みたいだという人もいるが…
- 烈種武器への強化はグレアドモスと設定上何らかの繋がりがあることが指摘されている、
ヴァルサブロスの素材を使う。
そのため烈種武器へと強化した時点で「吸血+1」スキルが自動発動する。
吸血スキルは穿龍棍と非常に相性が良いが、昨今のスキルインフレの影響で穿龍棍にこれを搭載するのが難しく、
ヴァルサブロスの穿龍棍は無かったため、これが待望の吸血スキル自動発動の穿龍棍となった。
- 始種武器として使うことを前提としているためか、G級覇種、烈種武器段階の性能はあまり高くない。
特に烈種武器時の性能は先に実装された烈種棍より一回り低い性能となっており、
自動発動スキルも火力強化のものではないことから、
物理を主にすることが多い穿龍棍ではかなり使いにくいものとなっている。
- 始種武器「水砦始棍【五百重波】」の性能は以下の通り。
- 攻撃力810
- G級武器も含めた水属性棍では最高となる水属性740
- 標準で90、斬れ味レベル+1で140という申し分のない紫ゲージ
- 穿龍棍にとって強力な「吸血+2」スキルが自動発動
- 最初に断っておくが、この武器は始種防具1部位を装備しないとG級武器Lv50に比べ大きく劣る。
他武器種の始種武器はいずれも始種防具なしでG級武器Lv50と同格のスペックを誇っているのだが、
この武器は同じ水属性重視棍のシーラアンカーと比較すると、
武器倍率にして約34もの差を付けられてしまっている。
そしてシジルによる補強に対応しておらず、いくら吸血+2があるといっても差は開く一方である。
- 始種防具1部位を装備して剛種・覇種・G級クエストに出向いた際には、
- 攻撃力846
- 水属性760
- 上記紫ゲージがそのまま空色ゲージに
攻撃力846で長い空色ゲージというのは、あのカドゥケウスすらも超える性能であり、
水属性値も穿龍棍としては極めて高く、吸血+2による経戦能力の高さ、
武器スロットによるスキル構築の容易さなど始種武器のメリットを存分に活かすことができるようになる。
- ただし留意点も存在する。
上述したように始種防具1部位で物理性能は超強力なG級武器Lv50と同格になるのだが、
G級武器はそこからシジルで更に物理を引き伸ばすことが可能となっている。
始種武器も始種防具の追加投入で物理を更に上げられるが、
スキル枠の関係で5部位投入はあまり現実的ではない*2。
- 穿龍棍は武器の属性値が総じて低いという特性から、物理を極端に重視する風潮が現在では非常に強く、
その物理面で差を付けられる可能性のある水砦始棍【五百重波】は、
特徴である水属性値の高さを利用した差別化を求められる可能性が極めて高い。
あくまで水属性弱点の相手に用いる、始種防具を2部位投じて物理を更に強化するなど、
運用には工夫が求められる武器であると言えるだろう。
余談
- 武器銘の【逆浪】、【砕波】、【五百重波】であるが、
「逆浪」は流れにさからって立つ波、
「砕波」は岸や岩などに当って砕ける波、
「五百重波(いおえなみ)」は幾重にも重なっている波という意味で、いずれも波に関連したものとなっている。
強烈な水属性を発現するグレアドモスを体現したネーミングと言えるか。