精錬されたフルフルの素材を
使用して作られたライトボウガン。
<<辿異武器>>
目次
概要
- MHF-Zアップデートでベールを脱いだ、辿異武器のライトボウガンの1種。
辿異種フルフルの頭部をモチーフとした、SFで出てくる未来的な銃のようなフォルムをしている。
抜銃することで怒り時の辿異種フルフルと同じように、
銃身の管部分に蒼い電光が流れ、その時の姿は非常に冴えるものがある。
銃声も雷の音が鳴り響く物となっており、これだけだと良い感じに聞こえるかもしれないが、
実は加えてフルフルの声も混じっている。ホワ、ホワ、ホワ、ホワ、ホワ- サイレンサーを装着すると、銃声が減音化される他、フルフルの声は完全に消音される。
しかし、辿異種フルフルの象徴でもある「強大な雷属性エネルギー」は減音しきれず、
サイレンサー装着後でも、それなりの雷音が鳴り響く。
- サイレンサーを装着すると、銃声が減音化される他、フルフルの声は完全に消音される。
- MHFのボウガンは「素材を集めて各ランクの銃を一発生産する」旧システムが現在でも用いられており、
派生強化が出来るのは進化武器、改G級武器のみであった。
しかし辿異ボウガンはMHFでは3例目、純粋な物としては初となる*1派生強化に対応しており、
MHP3以降のメインシリーズと同様、原型を生産して素材を用いて強化する形式となっている。
- 辿異武器の生産、強化に必ず特定の部位破壊素材が充てがわれており、
最初期辿異種4種の武器の場合、
それが複数ある場合は何れかの部位が充てがわれ、第三段階まで要求されるのだが、
この銃の場合、翼がその部位破壊素材枠に充てがわれている。
よって、強化を円滑に行いたいのであれば翼破壊は重要となってくるのだが、
辿異種フルフルの翼肉質は狙い撃ちスキル効果前提故か、弾肉質が非常に硬く、
近接武器に目を向けても斬、打肉質とも柔らかい、と言える数値ではない。
また、翼面積自体も大きくないので、高LV貫通弾では突き抜けてしまいがちなのも厄介な点である。
ただ、ガンナーであれば狙いやすいという利点があるので、
纏雷スキル等で更なる補強を行えば破壊しやすくなるだろう。
絶雷振砲
- GR200で解禁される辿異種。入門にして始まりとも言えるランクのフルフルの素材を用いて生産する。
- 性能は
- 攻撃力660、リロード普通、反動中
- レア度9、辿異スキル<<スキル枠拡張+1>>
生産直後からG級武器LV50級の性能を発現しており、生産直後から実践運用にも堪える性能となっている。
生産ということで、要求素材についても、- プリプリした柔皮5枚(★1で最も出やすいコモン素材)
- アルビノの蒼血3個(★2で最も出やすく、★1で次に出やすいコモン素材)
- アルビノの柔翼1個(翼破壊素材。報酬でも低確率で入手可能)
強いて言うなら、生産に250000Gzと、やや高額な費用が必要なのがネックだろうか。
- 気になる対応弾については、以下の表の通りとなっている。
※属性弾として、電撃弾が6発で装填可能。
一見、LV3貫通弾が撃てないため残念に見えるかもしれないが、
辿異武器が備える、辿異種の発達部位への怯み蓄積値増加効果と一緒に見ると、
発達部位を破壊するのにLV1~2貫通弾で十分なケースが多いため、あまり気にならない事が多いだろう。
寧ろ、発達部位が大きいモンスターでもLV3貫通弾ではヒット数が過剰気味であり、
貫通した別部位でダメージを稼ぎ、総体力が減ることで破壊しづらくなる可能性がある。
また、MHFではLV2貫通弾までであれば反動:中で無反動化が可能、つまり反動軽減スキルが不要となるため、
そういう意味ではこれで十分な対応弾種だったと言えなくもない。
ただし、LV3通常弾とLV2貫通弾を最速装填するには、
別途スキルによる装填速度の補強(+1で十分)が必要となる。一応留意しておきたい。
- 2018年4月アップデートによる改訂前の要求素材は、
- プリプリした柔皮15枚
- アルビノの蒼血15個
- アルビノの柔翼3個
- 真珠色の極柔皮1枚(辿異種フルフル自体の剥ぎ取り、報酬共通のレア素材)
が、実装当初は真珠色の極柔皮ではなく、
なんと発達部位素材である「アルビノの極頭」が必要となっていた。
辿異種フルフルの頭モチーフだからということでこの設定に違和感を感じるユーザーは少なかったが、
設定ミスであったようで、直様無告知で修正されて極柔皮に戻され、
その後2018年4月アップデートで実施された辿異武器の生産、強化難易度の大幅改訂によって現在の形となった。
絶雷振砲【放放】
- GR400で解禁される、一回り強くなった辿異種フルフルの素材を投入して強化した絶雷振砲。
- 攻撃力は678、レア度10に上昇し、それ以外の変化はない。
要求素材についても、- アルビノの絶縁膜3枚(★3で最も出やすく、★2でそれなりの確率で入手できるコモン素材)
- アルビノの柔翼2個
- アルビノの極上頭1個(★2発達部位素材)
見ての通り、この段階より発達部位が強化素材として必要になる。
- 翼については生産段階と大きくは変わらないため、
この段階へ強化できるかは、発達部位である頭破壊ができるかできないかで大きく左右される。
この銃を始めとした辿異武器を用いる場合は、
辿異武器の「発達部位破壊促進効果」を活かしてしっかり狙えば破壊しやすい他、
辿異種フルフルの頭が打撃に弱い点に着目し、打撃武器やシジルで打撃弾を撃てるようにするのも有効である。
ただし、この段階から辿異種フルフルは全難易度中、
1番凶悪ともっぱらの評判である攻撃を繰り出してくるようになるため、
比較的近距離で立ち回る場合咄嗟の対応を出来るようにする、
ボウガンで打撃弾を用いるのであれば近遠の立ち回りをフレキシブルに切り替える事を心がけたい。
- 2018年4月アップデートによる改訂前の要求素材は以下の通りである。
- アルビノの絶縁膜15枚
- アルビノの柔翼12個
- アルビノの極上頭3個
頭破壊がスムーズに成功しても、柔翼で足止めされる事が少なくなかった。
絶雷振砲【撃撃】
- 更に力をつけた、GR600以上のハンターにのみ討伐が許される辿異種フルフルの素材で更に強化した絶雷振砲。
- またもや攻撃力とレア度のみの変化となり、攻撃力は696、レア度は最大の一歩前の11となる。
要求素材は、- アルビノの触覚毛5本(★4で最も出やすく、★3で次に出やすいコモン素材)
- アルビノの上柔翼1個(翼部位破壊レア素材)
- アルビノの極剛頭2個(★3発達部位素材)
1つ上の★4でやっと50%の確率になる上柔翼がいつ出てくれるかに大きく左右されることになるだろう。
強化費用も1500000Gzとかなりの高額になっているので注意したい。
その一方で、発達部位以外の部位破壊素材を用いるのはこの段階が最後となる。
- 2018年4月アップデートによる改定前の要求素材は以下の通りで、
- アルビノの触覚毛30本
- アルビノの上柔翼5個
- アルビノの極剛頭3個
絶雷振砲【爆爆】
- GR800で解禁される、辿異種に限らず原種のフルフルの中でも頂点に達する強さに至った個体の素材を用いて、
最後の進化を遂げた絶雷振砲。
- 残念ながらまたもや攻撃力とレア度だけの変化となるが、
攻撃力は720と大きく上昇しており、レア度も最大値の12となる。
- 他武器種と違い、攻撃力720という数値はバランスチューニングの天廊武器と同じ数値帯で、
攻撃力770オーバーとなる特化チューニングを施した天廊武器、
及びレベルアップ加工を終えた始種武器と比べると差があるものとなっている。
しかしこれらと違い、
装飾品、シジル両方に対応しているユニバーサルスロットによるチューニングで差別化は図れ、
弾速もG級武器系列、G級進化武器と同じ加工レベル1準拠なので貫通系弾が抜けづらい。
更に、辿異スキルのスキル枠拡張+1もライトボウガンという武器種では特に強く機能しており、
たとえ発達部位重視以外の運用でも天廊、始種武器との差を覆し、
G級進化武器にも迫る扱いやすさを備えた装備構築が可能になる可能性すらあるのである。
これらを駆使することで、新たな境地を開くことができる銃と言えよう。
- 要求素材については以下の通りで、
- 真珠色の極柔皮3枚
- アルビノパール2個(辿異種フルフル自体の剥ぎ取り限定レア素材)
- アルビノの極絶頭3個(★4発達部位素材)
しかし、極絶頭は頭破壊を達成すれば必ず入手でき、
それ以外についても、最高難易度の個体という事で入手確率が下位ランクよりUPしているため、
頭破壊をこなしつつ連戦すればそこまで苦労せずに集まることだろう。
ただ、強化費用が2500000Gzと更に跳ね上がっている点には注意したい。
- 2018年4月アップデートによる改定前の要求素材量は凄まじいもので、
- 真珠色の極柔皮30枚
- アルビノパール5個
- アルビノの極絶頭5個
剥ぎ取り、報酬共通のレア素材である極柔皮の要求個数30枚が最大の壁として立ちはだかっていた。
更に、最高難易度である★4個体の狩猟地が沼地で、
しかも天井張り付きができる洞窟内が初期エリアであるため、その苛烈な攻撃と高い耐久力、
そして天井張り付きによる攻撃不可能*2時間の追加と、兎に角狩猟時間が長引きやすく、
多くのハンターがその耐久力に悲鳴をあげつつ素材集めに赴いていた。
似た性能を持つ銃について
- MHF-Z時点では他に
- ダイミョウザザミの「盾蟹軽弩アスタヴィテ」
- ドドブランゴの「ブラージュグラニソ」
- リオレウスの「火竜猛軽弩リーミン」
- 狩人祭ヴォーラシリーズの「ヴォーラアサルト」
何れも属性弾が違うだけ(ヴォーラのみ、滅龍弾故かLV3散弾にも対応している)である。
何れも属性弾や見た目だけで選んで問題ないと言えるが、
この中では弱点属性であるモンスターが多く、かつドドブランゴの牙破壊が可能な火炎弾が撃てる、
リオレウスのライトボウガン「火竜猛軽弩リーミン」が、その点で少し一歩先を行っている感じである。
辿異種リオレウス自身も、しっかり対策を行えば挑みやすい相手であるため、
どうしてもこの中から1つに絞りたい場合は、リーミンを選ぶのが無難と言えるだろう。- なお、上述のリーミンの登場によってこの系統のライトボウガンが一通り揃うことにもなり、
今後は属性弾非対応で物理弾に特化した、装填速度や反動性能や辿異スキルが異なると言った、
別の方向性の辿異種ライトボウガンが登場する可能性が考えられたが、それは現実になり、
狩人祭武器の「アズラクガンブラー」や辿異種ミドガロンのライトボウガンを皮切りに、
独自の個性を持った性能を持った辿異ライトボウガンが多数登場することになった。
余談
- MHF-Zとロックマン11 運命の歯車!!のコラボでは、
ロックマンと化したハンターの武器として本銃が抜擢されている。
本コラボは防具外装のみであり武器、つまりロックバスターが存在しないため、
その代理として、ロックバスターっぽい形状の本銃が採用されたのだろう。
忠実に再現されたロックマンのメタリックな外見と相反する生物的な銃のギャップがすごい。
関連項目
モンスター/フルフル/派生作品
武器/フルフル武器
武器/辿異武器
システム/辿異種
武器/ハートフルギプス - 頭部がデザイン元という意味では、源流はMHFサービス開始当初から存在する