武器/双児といふ名の白骸

Last-modified: 2023-08-19 (土) 22:53:39

我、嘗ての双児の名を墓碑に銘ずる者。
我が二身は一片の慈悲も残さず有情を裂かん
(双児といふ名の白骸)

天穹の民に凄惨たる凶禍を。
死と共に狂喜の舞を踊らん。
双児といふ名の白骸、最終型。
(白骸の凶双剣)

我、嘗ての双児の名を天上に銘ずる者。
我が二身は掃星たちの化身となり、宙を裂く
(極星双剣ブリジニッド)

荒ぶる凶徒に双星の傷痕を。
狂喜に溺れる者に断罪を告ぐ。
極星双剣ブリジニッド最終型。
(狂喜ナル双剣星ニッド)

目次

概要

  • MHXのラスボス、骸龍オストガロアの素材から生産される双剣。
    白骸武器である双児といふ名の白骸を下位で生産でき、
    上位ではそのまま強化するか極星双剣ブリジニッドへ派生できる。
  • 「双児」という銘から、二体で一対を成すモンスターとして、
    ゴウガルフを思わせるが、彼らとは全く関係無い。
    一応、アルガノスとゴルガノスも二体で一対を成すが、
    こちらは魚竜種であり、当然関係無い。
  • MHXXではG級強化先が登場。上位と違ってG級オストガロアはHR解放後のボスモンスターとなっているので、
    これらの2武器はHR解放後に強化ができる。
  • メインモンスターのバルファルク、復活を遂げた黒龍3兄弟の武器も加えられ、
    龍属性双剣の争いは今まで以上に苛烈になった。

双児といふ名の白骸

MHX

  • 双子座の名を冠する顔の様な形状の双剣。
  • 下位の中では最高値の攻撃力160に会心率-25%と龍属性12もあり使える武器かと思いきや、
    斬れ味レベル+1*1を使っても黄色ゲージ止まりというあんまりな斬れ味のせいで実用性はかなり低い。
    一応、下位でも強化可能なLV2にすれば緑ゲージも僅かに出るが、双剣の場合は無いも同然である。
    匠を諦め、180と言う下位では破格の攻撃力を心眼を使って無理やり運用したとしても、
    斬り方補正と言う最大の敵が襲い掛かるため、やはり実用性に欠ける。
  • この時期に使うことになる下位から作れる龍属性双剣としては、
    ゴア・マガラのクロウofリッパーと、
    オオクワアゲハ素材のコルヌ・ワーガが選択肢に挙がる。
    クロウofリッパーは攻撃力130に龍属性12と低くなるが安定した緑ゲージ、会心率10%にスロット1とバランスがよく、
    コルヌ・ワーガは攻撃力130と龍属性12で安定した緑ゲージが生産時点で手に入るのが魅力。
  • 上位に入りそのままLV5まで強化していくと、最終強化の白骸の凶双剣となる。
    • 全双剣トップタイの攻撃力250
    • 相変わらず酷い会心率-25%
    • 半端に出てきた緑ゲージ
    • そして少々低い属性値18
    と会心率以外は順当に強化されている。
    だが斬れ味はやはり素で少々の緑ゲージ、斬れ味ゲージ+2でやっと少々の青というとんでもないナマクラ。
    たとえ業物を発動したとしても、双剣の斬れ味の消費スピードならば戦闘開始後すぐに斬れ味が落ちるため、
    匠を発動したとしてもかなり使いづらい部類である。
    思い切ってこの緑ゲージで運用しようにも、やはり業物があったとしてもすぐに刃こぼれを起こしてしまう。
    他の鈍器武器に並ぶそれなりの継戦能力を手にしたいというのであれば、
    狩技ドリンク明鏡止水で回転効率を上げた絶対回避【臨戦】*2を駆使しなければ厳しいだろう。
    また属性値もかなり低く、無いよりマシという程度。
    とはいえMHXの龍属性強化+2は固定値が含まれる*3ため、発動できれば大幅な火力向上につながる。
    どちらかというと剛刃研磨の方が便利ではあるが、
    龍属性強化のSPが+13のお守りが手に入れば発動させてもいいかもしれない。

MHXX

  • 白骸の凶双剣を究極強化すると、白骸凶双剣カストルになる。
    前作でとんでもないナマクラだった武器がどのような変貌を遂げたのかというと…
    • トップを争う攻撃力380、会心率-20%
    • ごくわずかに上がった龍20
    • 緑60、斬れ味レベル+2で青10白40
    • スロット1
    なんとG級で実用的な白ゲージを手に入れた。
    長さも40で、上位武器で出現する青ゲージよりも長く使いやすい。
    斬れ味レベル+2の発動が半ば必須なものの、それさえクリアできれば優秀な物理型の龍属性双剣となる。
    緑ゲージ運用も想像できるが、緑から青をすっ飛ばした白に替えた方が火力向上としては勝る。
  • 同様に優秀な物理型の龍属性双剣として土俵入りを果たした武器は、
    イビルジョーのネロ=ラースと、ゴア・マガラのクロウofキャリアー
    これらを含めた3種は率直に言って物理・属性どれにおいても団栗の背比べのような状態である。
    ただ敢えて言及できるのは、こちらはマイナス会心なので会心関連のスキルがやや不利なことだろうか。
    裏会心を使用するにも、ややマイナス会心がマイルドであることと、
    会心関係のスキルを盛れない以上、火力upの手段が乏しくなってしまう等不利であることにかわりはない。

極星双剣ブリジニッド

MHX

  • こちらの最終強化は狂喜ナル双剣星ニッド
    他のガロア武器の例に漏れず深い青色が特徴だが、
    特に本武器はうねるような形状が炎のようにも見え、
    見方によってはディノバルドの武器のように見えないこともない。
    性能は攻撃力190に龍属性8のほぼ無属性双剣。
    しかし完全に無属性というわけでは無いため、白骸の凶双剣と同じく属性の補強も多少は可能。
    まあ、龍属性強化+2を発動してようやく属性値14という状態ではあるが…。
  • しかし狂気じみた長過ぎる青ゲージは双剣にとって嬉しい特徴であるため、
    瞬間火力はともかく継戦能力は双剣としては異様なほどに高い。
    乱舞を連発しても緑になる気配が微塵も感じられないこの斬れ味を見た双剣使いは、
    文字通り狂喜乱舞した事だろう。
    え? 狂喜の銘入りの狂気じみた斬れ味の凶器で乱舞したんじゃ無いかって? 見なかった事に...
    スロット2つを活かして火力スキルなどを詰め込めば、独特の粘り強さによる活躍はできるかもしれない。

MHXX

  • 狂喜ナル双剣星ニッドを究極強化すると、極星狂双剣ニドガロアになる。
    ゲージが特徴的だったこの武器だが、G級で強化された性能を見てみよう。
    • 攻撃力310
    • 低すぎる龍10
    • 非常に長い青白60紫10
    • スロット2
    どうにも煮え切らない。
    G級らしく主なゲージが青から白へとランクアップしたはいいが、60は途轍もない長さとは言えない。
    この攻撃力と属性値をカバーできないに等しい。
  • ゲージの長さ特化型として青ゲージで勝負しようがしまいが微妙なことには変わりないが、
    その運用法においては2種の強力な武器が追加されてしまった。
    バルファルクの赫醒刃リクヘスト、鎧裂ショウグンギザミの鎧裂双剣ドヤツザキである。
    双方ともこちらとほぼ変わりない攻撃力ととても長い白ゲージを持つ。
    リクヘストには十分な龍属性値があり、ドヤツザキは高攻撃力の無属性武器。
    特にリクヘストはこちらと同じスロ2があるので、こちらにできる構成はあちらにもできてしまうという始末。
    攻撃力・属性値・斬れ味とどれも微妙なこちらは一層微妙な雰囲気が強まるのであった。
    体力や攻撃力が大幅強化されたG級オストガロアを狩猟してまで作る必要があるのか、悩ましいところ。

関連項目

モンスター/オストガロア
モンスター/ゴウガルフ - 「双児」の名称から、二体で一対を成すモンスターの一つ。
武器/スノウツインズ - 強化すると、同じく双子座の銘を冠する双剣。
武器/ガロア武器


*1 下位だと+2にはどうやってもできない
*2 一応、怒天シリーズ一式に鈍器の良おまを使えば火力補完の鈍器使い、斬れ味維持の業物、鬼人強化を維持しやすい集中、狩技の回転効率を上げる明鏡止水と揃える事が出来る
*3 属性値1.1倍+6