MHFに登場する片手剣。
目次
概要
- 多殻の名の通り、タイクンザムザの剛種武器の一つである。
外観は多殻蟹の外側の甲殻を削っただけのものと言わんばかりに無骨。
擬態用の外殻に隠された固い甲殻の強度を再現しており、
片手剣にしては重く、思い通りに操るには相応の腕力を必要とするが、
その高い威力の源は、その重量にあるという。
性能
- ザムザ武器はバランスがとれた攻撃力と雷属性を持ち、
第3形態の甲殻を使った多殻鋭双【水芭蕉】などは雷属性500を突破する優れた武器であった。
そのため、「双剣で500なら片手剣では600や700の大台に乗るか…?」と、
期待を膨らませたハンターは数知れず。
そして、同数のハンターがまた肩透かしを喰らったのも事実である。
- と言うのも、
- 攻撃力392とかなり高い。
- 斬れ味レベル+1で多少短いがちゃんと紫も出る。
- そして期待を裏切らない雷属性300。 ………あれ?
轟雷はおろか鳳凰にすら劣るという有様であった。
攻撃力の高さは随一だが、何ならもっとぶっ飛んだ奴らを使えという話であり、
結局この武器は他の多くのザムザ武器もろとも産廃扱いされ、
鳳凰を崇めるハンターからは見向きもされなかった。
さらに、片手剣の癖に重いせいなのか、会心率まで-5%、オマケにスロット0。
あんまりな待遇ではないだろうか。
- この武器が実装されたのはフォワード.4なのだが、
フォワード.4の看板モンスターといえばあのクアルセプスである。
彼の武器が属性値偏重だと知れた瞬間、雷片手剣を求めるハンターの目はそちらにいった。
そしてお披露目となった烈閃剣リュミエーラ。
まさかの雷属性値1400超を叩き出し、雷片手剣として一躍人気となってしまった。
一方で、倉庫の隅に追いやられたどころか存在すら風化している黒百合…。
素晴らしいまでの冷遇振りである。
余談
- この武器の外見は、前述の通り明らかに第1形態の擬態しているザムザのものである。
結局のところ、雷属性(=第3形態)から1番遠い部位を使ったが故に、
雷属性値が低くなってしまったのではあるまいか。
取り回しやすさが重要なこの武器にこそ、
軽い(と思われる)第3形態の甲殻を使えば良さそうなものであるが…。
アップデートで文字通り一皮、いや二皮むけた黒百合の姿が期待されていたものの、
花開かぬままサービス終了となってしまった。
頼みの綱だった辿異種も、片手剣はラインナップになしという有様。
最後の最後まで殻を破ることはできなかった。無念。