武器/怒髪絶弓【冬景色】

Last-modified: 2023-08-29 (火) 00:07:37

MHFに登場する、グレンゼブルの素材を用いて誕生した弓。
蛮竜グレンゼブルの荒ぶる力を体現したと言われており、持ち主にその力を授けるという。

目次

概要・性能

怒髪絶弓【冬景色】

  • グレンゼブルの剛種武器。グレンゼブルの剛種武器の特徴とも言える、紅い目玉が目立つ。
    • 攻撃力300と剛種弓の中では低めなものの、会心率20%がそれを補う。
    • かなり高い水属性280を備える。
    • スロットが1つ空いており、必須スキルが少ない弓にて、スキルの拡張に貢献できる
    • 剛種武器の特殊能力により3種類の状態異常ビン効果を1.5倍、さらに強撃ビンも1.6倍へ補正
    • 溜め段階が1から3まで貫通、溜め3は貫通LV4
    • 曲射は攻撃範囲のバランスが良い切断型
    と、徹底的な貫通弓としての性能を持っており、
    ビンの強化の点は武器説明文をイメージさせてくれるだろう。
    同じ剛種貫通弓にはオオナズチの「ネブラハープ」、オルガロンの「天狼弓【村雨】」、
    タイクンザムザの「多殻強弓【今芽樫】」が存在する。
    ハープと村雨は攻撃力312・会心率10%、今芽樫は攻撃力324・会心率-5%で、
    火事場でもしなければダメージはどれもそこまで変わらない。
  • しかし、何故所有者が少なかったのか?
    それは全ての武器の中で極端に作成難易度が高い弓だったからである。
    蛮竜討伐の証、蛮竜の尖爪はそれぞれ剛種、上位グレンゼブルに勝利できれば簡単に集まる。
    …が、問題点はそこではない。
    まず、原型生産の【風雪】の段階で飛竜種の稀玉3個
    さらに、剛種弓完成段階の【冬景色】への強化に、
    あの有名な飛竜種の逆鱗5枚要求と、
    剛種段階での性能を見ると全然釣り合ってない程に高かったのである
    (上記に挙げた素材のマゾさについては該当記事を参照してもらいたい)。
    そのため、強化を目指す者はよっぽどの弓好きでもない限り現れなかった。
    • 現在ではG9.1でのリファインに伴い、要求される素材は減っている。
      …のだが、飛竜種の稀玉と飛竜種の逆鱗を要求されるのに変わりはない
      (一応、要求数は各1個ずつになっているが)。
      稀玉と逆鱗の入手難易度も緩和されたが、
      それでも下記の「水砦弓【水簾】」を作る方がよっぽど楽である。
  • なおMHF-G7ではグレアドモスの水属性貫通弓「水砦弓【水簾】」が登場。
    会心こそないものの攻撃力329、水属性290、切断型曲射、スロット2と非常に優れている。
    そして当たり前だが逆鱗も稀玉も一切使用しない
    見た目へのこだわりがなければ、剛種段階で冬景色の方を作るメリットはほぼないだろう。

怒髪獄絶弓【桜吹雪】

  • しかしながら、そんな怒髪絶弓【冬景色】にも転機が訪れる。
    グレンゼブルに特異個体が登場したフォワード.4にて実装された天嵐武器
    • 攻撃力312、会心率30%に上昇、水属性も320に強化
    • スロットが1つ増えて計2個になり、さらにスキル構成の自由度は増した
    元からあった十分な性能が上がり、天嵐武器の更なる特殊効果も併せ持って帰って来た。
    無属性として見ても非常に強力な貫通弓へと昇華し、弓使いの心を掴んだ。
    剛種武器強化の難易度も、ここでやっと釣り合うまでになったと言える。
  • 必要なHC素材は、剛種グレンゼブルの「蛮竜の暴角」を1つ。
    かつては剛種デュラガウアの「氷狐竜の氷殻」も1つ必要であったが、
    剛種強化段階の作製難易度が異常なまでに高かったため
    こちらの方が作りやすいと感じたハンターもいるのではないだろうか?

怒髪獄絶弓【千本桜】

  • そしてフォワード.5にて覇種武器化を果たす。
    • 会心率はそのままであるが、攻撃力336へと大きく強化。
    • 水属性350になり、水貫通最高、弓全体でも燦然に次ぐ高さ。
    • 変わらずスキル構成の自由度を助長するスロット2。
    と、覇種武器の超性能を示すかのような性能になった。
    剛種、天嵐、覇種弓が持つ強撃ビン補正も相まって、
    覇種武器の名に恥じぬ貫通弓最強クラスの火力を手に入れたのである。
  • 覇種素材は覇種入門の強さを持つオディバトラスの弩岩竜の崩鱗20個(リファイン前は50個)。
    しかし、【桜吹雪】の項で言及したように、剛種の段階で異常な難易度だったため
    やっぱり剛種段階を乗り越えた人からは簡単に思えるかもしれない。
    • しかし、高性能の覇種武器であるため、
      強化に必要な費用は6100000zと非常に高額。
  • 現在では後述の散桜花が直接生産できるようになったため、
    G9.1以前にこの段階の弓を持っていた人はマゾい素材集めを乗り越えた人と言えなくもない。

怒髪獄絶弓【散桜花】

  • 2013/6/21に公開された、最初にお披露目になったG級覇種武器
  • 最初にお披露目になったと言うことで多くのハンターからその性能を期待されていたが、
    いざ蓋を開けてみると攻撃力348、水属性380と千本桜からの微増に留まっており、
    他のG級覇種武器も同様であったため落胆するハンターが増える一方、
    G級武器が死ななくて良かったと胸を撫で下ろしたハンターも出た。
    現在はG級弓と考えながら、G3で実装された更なる強化先「烈種武器」の性能に期待して、
    強化するかしないか、選ぶことになるだろう。
    • ちなみに、G級グレンゼブルの弓は連射弓となっているので注意。
  • 使用する素材は弩岩竜の崩鱗50個、轟竜の虎皮1枚、毒怪鳥の尻尾2本。
    G級上がりたての装備でも、ティガレックスは欲張らなければガンナーで攻略できなくもないため、
    そういう意味では作成難易度は低めか。
    だがそういった装備で野良に乗り込むと確実に顰蹙を買うので注意が必要。
  • G7でこの段階の弓を直接生産できるレシピが追加された。
    そのため、G級ハンター限定になるが飛竜種の稀玉、逆鱗を一切使用せずに生産することが出来るようになった。
    始種武器まで強化する場合に、多くの人が「逆鱗で行き詰まった」となりかねないが、
    それが回避できるようになったと言える。
  • G8で後述の始種武器が登場したが、怒髪絶弓にはG7時点で烈種武器段階の強化先が見られなかった。
    その後、G8アップデート下の2015年8月19日に烈種武器が登場した。

怒髪烈絶弓【再桜花】

  • 2015年8月19日より作成可能になった烈種武器
    散桜花で凍てついた冬を越え新たな春への息吹を感じさせる。
  • 烈種ディオレックスの素材を用いて強化できるため、「逆鱗」が自動発動する。
    その他の性能としては、
    • 攻撃力492
    • 水属性430
    • 会心率などは据え置き
    と順当な強化を受けた。
    残念ながらこの時点ではG級最前線武器と比較しての性能差がかなり大きいが、
    この武器は説明文にもあるとおりまだ春への息吹を感じる段階であり、
    始種武器への強化を見越しての強化となるだろう。

怒髪始絶弓【桜咲良】

  • MHF-G8で実装された始種武器
    元となったグレンゼブルのテリトリーである高地に出没する、始種ヤマクライの素材を用いて作成できる。
    その性能は、
    • 攻撃力597
    • 水属性490
    • 会心率などはやはり据え置き
    • 自動発動スキルが「ブチギレ」にランクアップ
    …というもの。
    攻撃力は武器倍率にして88もの強化を受け、極めて強力な性能となった。
  • しかし、ここで1つ問題が浮上する。
    剛種武器段階でも強力なライバルとして立ちはだかった、グレアドモス素材の弓である。
    その始種武器段階である「水砦始弓【淵瀬】」が、
    攻撃力613水属性1110と、完全にこちらの上をいっているのである
    そのため、まともに競ったのでは勝てる要素がほぼ見当たらないが、
    こちらはガンナーには嬉しい会心率30%の効果を持っている。
    また、自動発動スキルのブチギレもありがたい。
    • ちなみに、水砦始弓【淵瀬】の自動発動スキルは「吸血+2」。
    その会心率や自動発動スキルを活かした装備を組んで運用すれば、
    水砦始弓【淵瀬】にも決して劣らない活躍が見込めるだろう。

余談

  • 銘を見ると、風雪→冬景色→桜吹雪→千本桜と、どんどん暖かくなっていくのが分かる。
    春になるにつれ、雪解け水が凍てついた大河を潤してゆく様を描いたのであろうか。
    だとしたら、元があの蛮竜グレンゼブルであることは想像もつかぬ優しい銘である。
    G級覇種武器段階では「散桜花」と花が散ってしまったような印象を受けるが、
    烈種武器段階で再び帰り咲き、始種武器段階で咲き乱れるようだ。
    • 同じく四季関連としてはランスが有名だろうか。
  • ヤマクライ実装が告知されたMHF-G8プレビューサイトにて始種段階が公開されたが、
    第4回更新当初は何故かガスラバズラ弓のグラフィックで載せられていた。
    ガスラバズラ弓の始種段階の銘は「怒貌始弓【真性】」であり、
    名前がそこそこ似ていたため取り違えられたものとみられる(現在は修正されている)。

関連項目

武器/剛種武器
モンスター/グレンゼブル
武器/グレン武器