武器/覇銃槍アペカムトルム

Last-modified: 2024-02-06 (火) 12:59:58

黒き神の魂を宿す銃槍。
その砲撃は黒き炎となり、魂を焦がす

覇竜アカムトルムの素材で作られるガンランス。

目次

概要

  • アカムト武器らしく、圧巻の攻撃力に高い会心率と下位武器並の斬れ味を持つ。
    デザインは特徴的な見た目が多いアカムト武器の中ではかなり正統派な部類。
    加工屋で初めて見た際に驚いてその意外性に惚れた人もいるかもしれない。

性能

MHP2

  • ラスボス武器として堂々登場。
    • 圧巻の攻撃力575
    • ただでさえ高い攻撃力を更に加速させる会心率40%
    • アカムト武器お決まりの緑20
    と、例によって期待値が高い上に斬れ味の悪さからヒットストップがかからず
    極めて高い攻撃性能を持ついつものアカムト武器である。
    おまけにこの武器はガンランスであるため、
    この攻撃力に魂をも焦がす砲撃が加わりさらに強化される…と思いきや、実はそれがこの武器最大の弱点である。
    なんと通常Lv1。要するに骨銃槍と同じである。
    魂を焦がすにはあまりにも物足りない
    これで焼け焦げるのはむしろガンランサーの怒りなのではないか。

MHP2G

  • 上位武器の時点で一応、砲撃Lvが通常Lv2に改善された。
    だからどうした、といった程度の変化だが…
  • 新たにG級派生である覇砲槍クーネアペカムが追加。G級武器へと昇華した。
    肝心の性能だが、
    • P2Gガンランスで2番手の攻撃力759
    • 相変わらずの会心率40%
    • そして斬れ味は緑70
    と、純粋に攻撃力だけを高めた進化系になる。
  • 気になる砲撃だが通常Lv4にまで引き上げられた。
    とはいえ砲撃Lv5が存在するP2Gで砲撃主体で使うには心もとない。
    なおをつけることで青ゲージが…出ない。アペカムトルム、お前もか。
    そうなると使用方法は心眼をつけてひたすら突くくらいしかない。ガンランスとは一体…。

MHP3

  • MH3ではガンランスそのものが存在しなかったが、MHP3にてアカムトルムと共に復活。
    本作では、
    • ブースト込で上位武器トップタイの攻撃力265
    • 相も変わらぬ会心率35%
    • 斬れ味もおなじみの緑ゲージ30
    • そして砲撃はまさかの上位で最大である通常Lv4
    多くの年月を重ね、アペカムはついにモンスターを焦がす程の砲撃を手に入れた。
    攻撃力の数値についても、他の武器より1つ上の次元にいる。
    突いても強く、撃っても強い。ついに謳い文句に沿った能力を得ることが出来たのだ。
  • 匠を付けた古代式殲滅銃槍には期待値で劣ってしまうが、砲撃タイプが違うので気にする必要は無いだろう。
    なお、アカムト武器の例にもれず匠で青ゲージが出ず素では緑ゲージが短いので、
    いくら1発当たりの斬れ味消費が少ない通常型であっても、スキルで伸ばさないと使い勝手は悪い。
  • ただし、今作のガンランスは斬れ味が黄色以下に落ちた時の斬り方補正
    モーションの終わり際にしか掛からないという仕様になっている。
    黄色ゲージと緑ゲージの倍率差はたったの0.05であり、ダメージにはほぼ影響がない。
    立ち回りやモンスターは選ぶものの、その気になれば黄色ゲージのまま戦い続ける事もできるだろう。
    • 肉質が25以下の部位は黄色ゲージだと斬り方補正に関わらず問答無用で弾かれる。
      ジンオウガやアカムトルムあたりを相手取る時は素直に緑ゲージで運用した方が無難。

MH4

  • MH3Gを挟んでMH4にてアカムトルムと共に復活。
  • 今作では武器倍率250を割ってしまったが、
    • ワンランク下がったがMH4トップ独走の攻撃力483
    • それをサポートする会心率35%
    • 少し悪くなった斬れ味緑20
    • 魂を焦がす通常Lv4の砲撃
    と、匠をつけても緑という点も含めP3から特に変更点はない。
  • しかし覇銃槍アペカムトルムに変更点はないものの、回りの環境が大きく変化。
    良斬れ味・攻撃力437のガンスが大量に追加され、
    斬れ味の関係上アペカムトルムは大きく遅れをとることとなった。
    437の面々は通常型ではないので砲術で差別化したいが、
    レベルこそ3であるものの、アペカムトルムに匹敵する攻撃能力と
    毒属性を持つクイーンバーストの存在がネックとなる。

MH4G

  • MH4GでG級アカムトルムの登場に伴い覇砲槍クーネアペカムが復活。
     
    攻撃力属性会心率砲撃スロット斬れ味
    782なし40%通常5---緑50青30
     
    崩砲槍バシカオンカムに次ぐ生産2位の攻撃力、それを強力に押し上げる会心率。
    しかしアカムト武器、その火力を活かせない最大緑ゲージでは所詮なまくらだろう…
    そう思いつつ匠をつけてみると何か違和感を覚えるかもしれない。あれ、なんか青い、と。
    そう、ついに念願の青ゲージを得たのである。
    • 元々会心込みの期待値は860.2は2位バシカオンカムの765.9を100近く上回る独走の1位。
      今までは斬れ味込みの火力で結局上回られていたが、斬れ味込みの期待値でも
      クーネアペカム約1032、バシカオンカム約1011と差をつけ堂々の1位である。
      これを上回る瞬間火力を持つ生産ガンランスは狂撃化状態のウォールorウォーのみ。
      また通常型で突きコンボを継続させやすく、本作の刺突ガンランスとしては最高峰の性能である。
    • しかし所詮は青ゲージ。G級の硬化した部位にはやはり弾かれ易く心眼が推奨される。
      また匠も実質必須なうえ現れる青ゲージも30と心許ない。
      緑ゲージに落ちると火力が大幅に低下するため、業物も極力つけておきたい。
      刺突特化の武器として砲撃は繋ぎと割り切り砲術スキルを切るのも一考の余地があるだろう。
    • 匠心眼業物を両立するとなると新複合スキルの心剣一体が候補に入ってくるが、
      発掘防具を使わない限りはほぼスターナイト一式一択になる。
      心剣一体に加えて少量の匠のSP、挑戦者+2で高い期待値を更に引き上げてくれて、
      スロットも豊富なので匠の他にガード性能砲術などの追加も容易と、特に非の打ちどころが無い防具だが、
      その他の発動スキルとして乗りマスターがついてくる。
      オンラインでは「ガンランスに乗りマスター?」と訝しがられることもあるかもしれない。
  • ちなみに、地味に砲撃レベルは最大の5を獲得している。
    後一歩足りなかったMHP2Gの雪辱を果たし、魂を焦がす砲撃は最早揺るぎないものになったと言えるだろう。
    普段は柔らかい部位を突きつつ、硬い部位が目の前に来た時は最大火力のフルバーストをお見舞いしてやろう。
  • 作成難易度は固有レア素材"覇導玉"を使用しないため比較的低め。
    反面レア10と極限強化の負担が大きいのがネックか。

MHX

  • アカムトルム登場に伴い続投。
    本作での性能は、
    • いつも通りの高い攻撃力250
    • 同じく高い会心率35%
    • アカムト武器の中では努力している緑30
    • 今や定番の最大Lv砲撃通常Lv4
  • スタイルによる突き/砲撃偏重運用の強化、「鈍器使い」「超会心」といったスキルなど、
    追い風になる追加要素は多いが、スキルの自由度が低い本作ではいつにも増して頭を悩ませることになる。
    短所を補う、長所を伸ばす、ガンランスという武器種そのものの運用補強と、候補を挙げればキリがない。
    スタイル、相手、自分の手癖などを鑑み、目的に応じた決断をしていきたい。
    各々の選択を裏切らない働きをしてくれるだろう。
    • エリアルスタイルでは跳躍からの弾かれを無視する強力な叩きつけと、
      直後の最高レベルの通常型のフルバーストという強力なコンボを放つ事で
      この武器の能力を満遍なく引き立たせる事が可能になった。

MHXX

  • 本作ではアペカムトルムの最終強化が「覇撃槍イクセアペカム」となる。
    性能は下記のとおり
     
    攻撃力属性会心率斬れ味砲撃スロット
    370無し35%素緑60、匠1で青5、匠2で青30通常型LV50
  • 相変わらず高い攻撃性能を持つが斬れ味の低さをどう対処するかが課題になるガンランス。
    今作は匠をつけることで青ゲージがつくので前作以上に運用方法が多様になった。
    スキルとゲージ運用例として
    • 匠2、業物で青ゲージを維持する突き主体運用
    • 鈍器を付け緑ゲージで攻める突き主体運用
    • 砲術王、増弾、業物を付け緑/黄ゲージで戦う砲撃主体運用
    などが挙げられる。
    突き主体なら上記に超会心+会心率上昇スキルや火力を上げたいところ。
    また、弾かれを考え心眼を入れるなどがある。
    これだけでもかなりスキルを必要とする為、補助スキルが付け辛い面がある。
    ただ、スタイル、狩技の組み合わせ次第では高い火力が出るので熟慮する価値はある。
  • 通常LV5ガンスとしては極星絶砲槍ゲーガロアダオラ=テンペスタが存在する。
    突き火力では大差を付けて勝っているが斬れ味はその逆となっている。
    こちらを運用するのであればその突き火力を生かす構築にした方が差別化できるだろう。
  • さらに二つ名武器ならウィルギガンキャノン黒兎崩槍リディニクも対抗馬となる。
    ウィルギガンキャノンは紫の期待値こそ高いが匠+2で10しか出ないので扱いづらい。
    逆にリディニクの方は、攻撃力こそ普通だが充分な氷属性&斬れ味&砲撃レベルを兼ね備えている。
    イクセアペカムとは違ったタイプの武器ではあるが差別化には気をつけたい。

MHF

  • シーズン1.5と早い段階でMHP2から堂々の登場。
    太刀や双剣などと異なり、MHP2よりも強化されている。
    • HR4(旧HR71)ではトップレベルの攻撃力598
    • さらに高まった会心率50%
    • お約束の緑ゲージ
    MHP2よりもステータスが強化され、活躍の場がさらに増える…と思いきや、
    なんと砲撃が通常Lv1のままであり、MHP2と同じく突き専になるしかない。
  • 何年経っても強化先が一切追加されず、アップデートで強化されることもなかったためか時代に遅れ、
    いまではHR5以上の効率部屋をどんなに探してもこの武器を使用している者など殆ど見ないが、
    のちに最高性能のガンランスを生み出すコンセプトのもと、
    覇帝刀エムカムトルムと同様の進化を果たしたアカムトルムのガンランス、
    覇銃槍ヌイカムトルム」が登場している。
    詳細は上記リンク参照。

関連項目

モンスター/アカムトルム
武器/アカムト武器
武器/覇銃槍ヌイカムトルム - アカムトルムのHCガンランス
武器/炎王龍の石銃槍 - 通常Lv1仲間