武器/緋猛剣【一閃】

Last-modified: 2023-11-01 (水) 16:07:27

MHFフォワード.2から登場したゴゴモアから作成できる剛種武器の片手剣。
跳緋獣の鋭利な爪をノコギリ状に組み合わせた刀身をもつ。
その見た目とは裏腹にとても軽量化されており、
特殊な溶液に漬け込むことで強度と斬れ味が増した傑作。
この片手剣の登場により、他の麻痺属性片手剣の立場が危うくなった。

目次

概要・性能

緋猛剣【一閃】

  • ゴゴモアの剛種武器共通の特徴を持つ。
    • 攻撃力350と高くはないが、属性つきとしては十分な数値。
    • 片手剣内同順2位を誇る麻痺属性380
    • デフォルトで相当の白ゲージを持ち、斬れ味レベル+1でそれがさらに延長される。
    • 片手剣の弱点を補える長リーチ
    攻撃力は剛種武器の中では平均的な数値だが、
    麻痺属性が全片手剣の中でも屈指の高さを誇る。
    片手剣と麻痺の相性は、もはや今更語るまでもないだろう。
    そしてリーチ長も麻痺蓄積にはかなり向いている。
    麻痺拘束を中心としたサポートで使う時も、PTの邪魔になりにくいのが嬉しい。
  • 剛ゴゴ武器の特徴としてデフォルトで白ゲージが異常に長い。
    斬れ味レベル+1がつけられない秘伝防具装備時でも余裕が持てるほどのゲージ。
    発動時は白ゲージが全ゲージの半分近くまで伸びる。

緋猛獄剣【真闇】

  • 既に強力な麻痺片手として活躍していた一閃が天嵐武器への強化を獲得。
    • 攻撃力378になり、麻痺持ちの中で同率2位に。
    • 麻痺属性420と麻痺最高だったメラルーウィジェットを抜いた。
    • 数少ない弱点であったスロットを1個得た。
    不足していた火力やスロットが補われ片秘伝などでもより使いやすくなった。
    斬れ味レベル+1でも白ゲージのままだが、覇種防具などで長い紫ゲージを使うのもいいだろう。
  • 強化には跳緋獣の剛毛が必要。
    このため、ゴゴモア特異個体が実装されるまで長らくお預けだった。
    また、かつてはアルビノの腹かみも必要だった。

緋猛獄剣【虚無】

  • 【真闇】ですら既に麻痺片手として十分すぎたにもかかわらず、さらに覇種武器に強化できる。
    • 攻撃力406と片手剣の中でも最高クラス。
    • 麻痺属性450に強化され、もはや他の追随を許さない。
    • 空きスロットも2つになり、スキルの拡張性が増大。
    麻痺武器はおろか、並の片手剣すべてを食ってしまうかのような性能。
    攻撃力と属性値の両方がかなり高いため、もはや単体でも十分戦える。
    しかし、残念ながら紫ゲージは出現しない。
  • 状態異常攻撃強化やブーブー異常攻撃術を発動させた場合、
    麻痺属性500なので実際の1発あたりにおける蓄積値は50、
    要するに、LV2麻痺弾を片手剣の手数で乱射できる状態になる。
    (状態異常エフェクトが出現するのは1/3の確率のため、
    実際はそこまでの効果はないが、それでも十分に強力である)
  • この武器の登場自体はフォワード.5実装前に行われたVS大会のプレゼンで発表されていたのだが、
    状態異常特化の武器を作ると大抵嫌な思い出になって終わるので、
    実装するべきかどうか相当悩んだとその場で語られていた。
  • フォワード.5で同じく覇種武器であるオディバトラスの片手剣が登場。
    無属性片手として異様な強さを誇っており、麻痺剣を付けてもその強さが損なわれない。
    MHF-Gに向けて周囲が火力インフレを起こし、1回麻痺を取るだけで十分なケースも増えたため、
    このライバルの存在によって立場が脅かされている。
    逆に言えば、複数回の麻痺や、耐性値が高いが効果時間が長い相手には独擅場であるといえよう。
    覇種ドラギュロスは後者であり、この様な相手には活躍が期待される。
  • 強化には覇種パリアプリアの呑竜の爛石が20個必要。
    しかしながら、当時は天嵐武器の素材となるゴゴモア特異個体が実装されていなかったため、
    覇種武器への強化もまた、お預けになっていた。
  • 絶大な人気を誇る片手剣であり、2013/8/14の運営レポートにて公表された人気武具ランキングにて、
    2位の炎妃剣【渇愛】に約2倍の差を付けてぶっちぎりの1位
    実に13.3%(Xbox360)、10.7%(PC)もの片手剣使いがこれを装備していたという。
    強化前の3本も全てTOP10入りしており、如何に片手剣使いに麻痺武器の需要が高いかを示す結果となっている。
  • G1以降はラスタも装備可能となった。
    もともと麻痺武器が主流であったラスタにとっては垂涎物。
    当然ながら大人気であり、一時ラスタ契約をするために他のハンターのステータスを覗いていくと、
    ほとんどの人が虚無を装備していた…ということも決して珍しくない。
    というか、特定の目的に特化させない汎用ラスタとなると武器は実質これ一択となる。
    もちろんパートナーに持たせても良い。その場合はさらに強化することもできる。
    • ラスタの装備制限はG1以降変化がなく、ラスタ装備可能な武器でこれを上回る麻痺属性の片手剣も登場しなかった。
      登場からサービス終了までの7年以上に渡って現役であり続けた武器は、オンラインゲームとしては稀有な存在である。
  • あまりの人気故か、MHF-G7プレミアムパッケージ特典として、虚無と似たような性能を持つ片手剣が登場した。
    公式でも「ラスタにオススメ!」とフィーチャーされていたその片手剣「ルイーツァリ・ミラノ」は、
    攻撃力と白ゲージの長さこそ虚無に劣るもののスロット3を持ち、
    他は虚無と同じリーチ長麻痺属性450、更に虚無よりも遥かに強化が楽
    しかしルイーツァリ・ミラノは覇種防具での強化を受けられないため、
    素の攻撃力も相まって攻撃性能は虚無に劣る。
    しかしサポートが重視される傾向にあるラスタ装備において、スロット3というのはかなり大きい。
    どちらも一長一短といったところか。
    • なお「強化が楽」とは書いたが、これはパッケージ特典、つまるところの課金武器であり、
      入手にはリアルマネーを要する。
      その上、現在ではイベントコードの入力期限が切れたため入手不可である。

緋猛獄剣【喪失】

  • G2にて強化可能となったG級覇種武器。
    性能はさらに強化されて攻撃力420麻痺属性460となった。
  • しかしながら、強化前と比べるとあまり見かける機会のない武器である。
    性能的には微々たる強化であるにもかかわらず、呑竜の爛石をさらに50個必要とする上に、
    バサルモスとラージャンのG級HC素材も使う。
    しかもG級覇種武器はレベル強化が出来ないという中途半端な存在である上に、
    ラスタが装備不可能になるという大きなデメリットを抱えている。
  • G級武器であるヴァシム・ルクスはLv40以降で麻痺属性460、攻撃力は最終的には700になる。
    リーチは通常だが、G3ではリーチを延長するシジルも追加された。
    当初は攻撃力に優れるヴァシム・ルクスのほうが優秀な武器といえたが、
    現在では後述の烈種化のために一長一短である。
  • パートナーが装備する場合はヴァシム・ルクスLv40以降と全く同じ攻撃力の上、
    あちらはリーチを伸ばすこともできない(シジルを付けられない/付けた状態では渡せない)。
    作成難易度も、どちらかといえば【喪失】のほうが低めの上に、
    強化前でも麻痺武器として非常に優秀というのが魅力である。
    • なおG5より前は、G級武器はパートナーに渡してしまうと強化不可能という仕様だったため、
      必ずしも先に強化する必要がないという意味でもこちらが人気だった。

緋猛烈剣【虚影】

  • G3.2で遂に実装された烈種武器
    銘が緋猛剣から、緋猛剣となった。
  • 性能も烈種武器らしく大幅にパワーアップしており、
    攻撃力546、麻痺470となった。もちろん武器スロ2、リーチ長も健在。
  • さらに大きな変更点として、斬れ味ゲージが大幅に強化され
    なんと標準で紫ゲージ(ゲージ量は50)を獲得してしまった。
    当たり前だが烈種防具と組み合わせると、空色ゲージが発生する。
  • 武器単体の性能もかなり高いが、烈種防具と組み合わせることでその真価が発揮されるようになっており、
    烈種5部位時の性能は攻撃力658、麻痺514長い空色ゲージ
    おまけにリーチ長という最早何がなんだかわからない性能になってしまう。
    上で挙げたヴァシム・ルクスに単純な攻撃力こそ劣るものの、
    空色ゲージの差で勝る上にあちらはリーチを強化すると攻撃力が651まで下がってしまうので、
    性能面では十分勝負できるものとなっている。
  • 烈種メラギナス素材を使用しているため、獲得した内包スキルは「弱点特効」。
    発動がかなり難しいスキルであるため、標準で備えているこの武器の価値は非常に高い。
    弱点を集中攻撃できるチャンスの多い麻痺属性との相性も抜群である。
  • 無論、上でパートナーにプレゼントしている場合でも
    強化によって紫ゲージが発生する上に、
    烈種武器はパートナー装備時の攻撃力ではG級武器以上の値を持っているため、十分すぎるほどの活躍が期待できる。
  • G級ではモンスター麻痺耐性の大幅な上昇により苦戦を強いられる麻痺武器であるが、
    GGアップデートにて登場した「劇物取扱皆伝」というスキルを発動させることで攻撃力を上昇させることができる他、
    元の値より軽減されるものの状態異常エフェクトが確実に発動するという効果が得られる。
    この武器の場合、素の状態で攻撃力が+16されて麻痺値176のエフェクトが確実に発動する。
    つまり麻痺剣+1が無限に使用できるのと変わらない数値になるわけである。
  • 気になる強化素材であるが、メラギナスの烈種素材である黒穿竜の烈殻を12個、
    黒穿竜の鮮血2個、そしてG級ベルキュロスのHC素材、舞雷竜の涙石を2個となっている。
    特に黒穿竜の鮮血は入手性に難があることで知られる素材であり、
    非常によく動き回る烈種メラギナスの腹部を部位破壊し、しかも低確率でようやく得られる素材である。
    烈種メラギナスのサブターゲットクエストが配信されている時に集めておきたい。

緋猛始剣【真空】

  • MHF-G8で実装された始種武器
    始種ヤマクライの素材を用いて強化する。
  • 性能は更なる向上を遂げており、攻撃力693麻痺属性500
    スロットは3に増加した。
    その他は烈種武器時代から変わりなし。
  • 同アップデートでは状態異常属性を強化する変撃というスキルが登場しており、
    麻痺属性値が非常に高い真空とも相性が良い。
  • 麻痺属性片手剣としては素の状態でも十分すぎるほどの性能を持っているが、
    やはり始種防具を装備して更なる強化を施したいところ。
    • ちなみに始種防具を1部位装備した際の性能は、
      攻撃力721麻痺属性510長い空色ゲージとなる。
  • G10以降、韋駄天クエストが始種武器に限定されるようになったので、
    PTで挑む猟団韋駄天杯においては麻痺サポートにうってつけの武器となる。
  • パートナーに持たせた場合は、始種武器であるので烈種武器以上の攻撃力を発揮できる。
    ただし、高熟練度のパートナーの場合は通常属性のついた片手剣のほうが有効な場面が多い。
    強化の際には貴重な始淵の黎血5個を使用するので、武器選びは慎重に行いたい。

余談

  • この武器の名前だが、強化前も含めると
    「光風」→「一閃」→「真闇」→「虚無」→「喪失」→「虚影」→「真空」と変化していく。
    何か思い浮かばないだろうか?
    もしそうであればこの武器は親を失った子の目線から名づけられたものだろうか…
    • なお「真空」と聞くと、単に空気の無い宇宙空間などを思い浮かべる方も多いかもしれないが、
      「真空」は仏教用語で「涅槃」を意味する単語である。
      詳細は割愛するが、「真空」もまた「虚影」までと同じようなニュアンスを含んでいると言える。

関連項目

モンスター/ゴゴモア
武器/ゴゴ武器