MHFに登場する剛種武器で、ゴゴモア素材を用いた狩猟笛。
跳緋獣の鋭い爪を使用して作られた、どこか悲しき音色を奏でる狩猟笛。
その音色は子を想う親の気持ちを表現しており、狩人たちにひとときの安らぎを与える。
目次
概要・性能
- ゴゴモアが実装されたフォワード.2初期から存在する狩猟笛。
笛の先端には巨大な鋭爪が3本あしらわれ、腹の皮と毛で楽器が構成されている。
特徴的なのは奏でられる音色で、凶暴な大型モンスターの素材から作られたとは思えない、
幼さを感じさせる、悲しい旋律が響き渡る。
極めて珍しい作りの音色であるため、狩猟笛ファンは必見だろう。
- 外見や音色の面白さもさることながら、実用性はトップクラス。
- 攻撃力1196と十分
- ゴゴモア武器の例にもれず非常に高い麻痺属性410
- デフォルトで長い白ゲージ、斬れ味レベル+1で非常に長い白ゲージ
- 地味ながらスロット1
- 音色は紫緑赤(桜)
注目すべきはその麻痺属性値の高さ。
麻痺属性410というのは武器系統別で見れば断トツとなる数値で、
狩猟笛旋律による支援と、麻痺属性による援護が織りなす立ち回りは言うまでもなく強力。
- 演奏可能な旋律は以下の通り。
- 自分強化
- 攻撃力強化【大】
- 防御力強化【大】
- 体力回復【小】or【微】
- 回復速度【大】
- (麻痺無効)
- (火耐性強化【小】)
飛びぬけた麻痺属性との兼ね合いを考えればこれでも十分すぎると言えよう。
- 緋猛笛【歌舞】の生産には剛種ゴゴモアのレア素材である「牙獣種の燦角」を2本、
緋猛笛【捧舞】への強化には現在でもレアな傾向が強い「古龍種の剛角」を8本も要求される。
緋猛獄笛【納舞】
- フォワード.5より実装された、天嵐武器派生強化先。
従来の形態でも十分すぎる性能であったにもかかわらず、- 攻撃力1248と高火力
- 圧倒の麻痺属性480
- 天嵐防具効果により、長い紫ゲージの獲得も可能
- スロット2に増加
有用性は言うまでもないだろう。
- ただし、強化への道のりはまさに棘の道。
フォワード.5にて出現した刺客、剛種ゴゴモア特異個体の「跳緋獣の剛毛」、
そして「MHシリーズ史上最強なんじゃね?」とまでプレイヤーに言わしめた
ラージャン変種特異個体の「金獅子の漆黒毛」がそれぞれ必要。
緋猛獄笛【奉納舞】
- しかし、進撃はまだ終わらなかった。
フォワード.5 プレビューサイトにて、既に覇種武器派生先が予告されていたのである。
その性能たるや、麻痺属性狩猟笛としてもはや世紀末であり、- 圧巻の攻撃力1352
- 驚異の麻痺属性520
- 引き続き最大で紫ゲージまで得る
- 最大となるスロット3まで増築
麻痺属性520というぶっ壊れも甚だしい驚愕の数値は、
デフォルトであって、まだ状態異常攻撃強化が乗る。
- ラスタに持たせることも可能。
脅威的な麻痺値を持つため非常に優秀な1本にはなるのだが、防御旋律であるため
餓狼+1で強走旋律を封印させ、攻撃力UP【大】を吹く確率を高めるという小技が使えないのが
唯一にして最大の欠点。
パートナーに持たせる場合は、パートナーが餓狼+1を取得できないことや
元々攻撃旋律を吹く確率が高めなこともあって最適解の1本となる。
- ライバルはオディバトラスの弩岩獄笛【激楽打】。
秘伝防具のパールFXシリーズと組み合わせることにより、
麻痺剣+3を活用した爆発力が強みとなる。
こちらは圧倒的数値と最後まで発揮し続ける麻痺属性による継戦力で畳みかけるべし。
- 強化には、今度こそ公式でMHFシリーズ最凶と謳われた覇種UNKNOWNの「飛竜の砕爪」が50本。
狩猟笛がまともに相手をするモンスターとしては強敵極まりないが、
覇種にまで上り詰めたその実力をいかんなく発揮してぜひとも入手しよう。
- 麻痺耐性が大幅に上昇するG級・及びG級HCでも非常に強力な1本であるが、
G級武器のシジルシステムに対応していない関係で、後半は狩猟笛にとって有効な各種シジルが付けられない。
その段階まで行くと麻痺は限定されたシチュエーションでしか使われなくなることもあり、
他の笛に取って変わられてしまう。
緋猛獄笛【献上奏】
- G2で追加された緋猛笛の更なる強化先。とはいえ、
- 攻撃力は武器倍率+10の1404
- 麻痺属性は530とほぼ据え置き。
- 斬れ味も同じく据え置きの白
- しかも強化素材が
・最強の鳥竜種として★7に君臨するG級イャンガルルガ特異個体のHC素材『黒狼鳥の裂殻』を一つ。
・★2でトリッキーな攻めを展開し、ハンターを翻弄するG級ババコンガ特異個体のHC素材『桃毛獣の磨牙』を二つ。
加えて、覇種UNKNOWNの飛竜の砕爪を改めて50本と、明らかに釣り合っていない。
(これはどのG級覇種武器にも言えることだが)
更にG級武器側も、麻痺値は低くても高い物理性能で優っている狩猟笛が続々と登場。
そのため、見向きされていないのが現状であった。
というより、これ以上超絶パワーアップされたらバランス崩壊のレベルではなかったのだが…
緋猛烈笛【謹上再拝】
- MHF-G6.1アップデートで追加された烈種武器。
献上奏に炎角竜の烈種素材を用いて強化したものであり、子の成長を歌う。- 謹上再拝とは「きんじょうさいはい」と読む。
神を拝むときにいう語であると共に、手紙の末尾に添える語でもある。
- 謹上再拝とは「きんじょうさいはい」と読む。
- 烈種武器化に伴い、文字通りの超絶的な強化が行われている。
具体的には、- 初期のG級武器Lv50に素で匹敵する攻撃力2236
- 禁断の大台に達した麻痺値600
- 長かった白ゲージがそれよりも長い紫ゲージに進化
- 旋律は据え置きでG級の環境でも扱いやすい
- 吸血+1スキルが自動発動する
- 上記の性能はいずれも素のものであり、烈種防具の投入で更に強化を行うことができる。
烈種防具2部位装備時には攻撃力2392、麻痺624、長い空色ゲージとなり、
G級武器Lv50と比較しても何ら遜色の無い性能を持っている。
- G級武器の麻痺笛は麻痺値に難があったり、攻撃力が低めの初期のものが多く、
現状烈種防具2部位装備時にこの武器の火力を上回るG級麻痺武器は旋律に色々な意味で問題がある、
華鳳笛【金蓮歩】しかない。
その点でもこの武器の価値は大きいものとなっている。
- 惜しむらくは、実装が遅すぎたことだろう。
MHF-G8現在、麻痺武器と言えば穿龍棍というイメージが確固たるものとなってしまっており、
他武器種の麻痺武器はあまり目を向けられていない。
更に麻痺に高い耐性を持つモンスターや、麻痺自体が無意味なモンスターも多く登場している現在では、
昔ほどの超万能性は望むべくもないだろう。
とは言え、その高い麻痺値には目を見張るものがあることは間違いない。
有効なシチュエーションではとことん有効な武器であると言える。
- ちなみに烈種防具2部位装備の状態でスキル「劇物取扱皆伝」を発動させると、
麻痺値が230になる代わりに常時麻痺エフェクトが発動する。
麻痺値230とは麻痺剣+3発動時のそれと全く同じものであり、いわば「常時麻痺剣+3状態」が可能となる。
スキル枠に余裕があれば試してみるのもよいだろう。