目次
概要
- 荒ぶる猪の魂が宿る猛槍。
猛る2本の牙は、偉大な大猪の生き様を表している。
- 見ての通りのファンゴ武器。
槍は、2本の牙がやたら強調されたブルファンゴそのもの。
盾の方は…何というのかパンツを履いたブルファンゴの尻に見えなくもない。
性能
MHP2(G)
- 生産段階のワイルドボーランスは、ブルファンゴを倒せば作れる割に、
攻撃力が230と結構あり使えなくはない性能。
緑ゲージは持たないが、ギリギリ実用圏内の黄色ゲージ持ちである。- ドスファンゴの素材を用いることで、ワイルドボーランス改に強化出来る。
そろそろ緑ゲージ持ちが顔を出す頃合いなのに、黄色止まりなので少々苦しいか。
黄色ゲージそのものは十分長いので、砥石を使う手間を少しでも省きたい人向け。 - ちなみに下位武器なのでほぼ無意味な話だが、
匠を付けた場合ワイルドボーランスは緑ゲージが付くにもかかわらず、
改は黄色が延長されるだけと、なぜか斬れ味が劣化している。
- ドスファンゴの素材を用いることで、ワイルドボーランス改に強化出来る。
- 上位武器にして最終強化の猛槍ドスファンゴは、
多少の緑ゲージに攻撃力483、スロ2と上位序盤を乗り切るなら十分な性能である。
まぁそれ以降は間違いなく倉庫の肥やしだろうが…。- G級武器版は猛槍ドスファンゴG。攻撃力だけなら690と全ランスでも上位に食い込む破壊力である。
しかし残念ながら匠で白止まりと酷い斬れ味はそのままなので、ネタ以外ではあまり使われないだろう。
- G級武器版は猛槍ドスファンゴG。攻撃力だけなら690と全ランスでも上位に食い込む破壊力である。
- 派生することでフレグランスか、レッドテイルに強化可能。
特にレッドテイルへの強化は重要で、火竜の体液、竜の爪、火炎袋があれば作成可能。
…そう、全てトレニャーで入手できるアイテムである。
レウスを倒さずにレウス武器を手にできるので、非常にありがたい。
ファンゴの頭を要求されるとはいえ、こちらの方がまだ楽だろう。
MHF
- 猛槍ドスファンゴの凄腕強化先として猪突猛槍ドスファンゴが実装されている。
攻撃力は529と、同ランク帯のランスの中では高いほう。
会心率が-10%となっているが、剛力スキルの前では些細なものである。
強化用の素材もブルファンゴから全て入手可能なので、強化が楽なのも心強い。- つまり、猪突猛槍ドスファンゴは、名前に反してドスファンゴを必要としない。
妙なところでMH3Gと立ち位置が被っている武器である。
- つまり、猪突猛槍ドスファンゴは、名前に反してドスファンゴを必要としない。
MHP3
- ワイルドボーランスはブースト時で135(以下同様)と、やはり結構攻撃力がある。
ワイルドボーランス改の攻撃力は185と下位武器としては屈指の高さ…なのだが、
生産にベリオロス素材の琥珀色の牙が必要なので、攻略用としては使いにくい。
その上、斬れ味黄色止まりなので使い道はあまりないだろう。 - 猛槍ドスファンゴは攻撃力215と相当高く、上位序盤までなら役に立つ。
しかし、今回は派生が出来なくなってしまったので、
勲章目当てでもない限り量産はしないだろう。
MH3G
- 今作でもしっかり続投。ドスファンゴは登場しないにもかかわらず、である。
自らの名を冠す槍の作成に全く関われなくなったドスファンゴは泣いていい。
- 性能は相変わらず。しかし普通にクエストを進めると、
ブルファンゴと戦えるのが下位終盤からになったので攻略用としては役に立たなくなった。
イベントクエストの「ファミ通・怒涛の突進祭り!」を使えば、いきなり作ることも不可能ではないが、
そのクエストで作れるイベントランスが超優秀なので、あえてこっちを作るメリットもない。
猛槍ドスファンゴのスロットも没収され、とうとう産廃化か…と思いきや、
今回は猛槍ドスファンゴからさらなる派生が可能になった。
しかも派生先が今作屈指の強武器、ディオスティンガーなのだから驚きである。
とうとうブルファンゴも本領を発揮した、ということか…。
え?強いのはブラキディオスであってブルファンゴじゃない?聞こえんな。- なお、ワイルドボーランス系統を覚醒させると、なぜか毒属性が付く。
上位では発動できないので、ネタ以外で意味のある話ではないが。
- なお、ワイルドボーランス系統を覚醒させると、なぜか毒属性が付く。
MHX
- しばらく鳴りを潜めていたブルファンゴやドスファンゴが完全復活を果たし、それに合わせて再登場を果たす。
今作では武器の強化システムが変更された事で、ワイルドボーランスをその姿のまま強化し続けていき、
最終的にLV6に到達した時点で猛槍ドスファンゴの名を冠する。
- ワイルドボーランスLV1は最序盤から作成が可能となっている。
比較的強化素材は入手しやすいものが多いため、ある程度はストーリー進行に合わせながら順調に強化できるだろう。
ただし、巨獣ガムートの素材が所々で必要とされる。
ドスファンゴとガムートには「立派な双牙と剛毛を持つ」「寒冷地に生息している*1」
「四足歩行型の牙獣種」など妙に共通点が多かったりするが、そのためだろうか?
- 他の武器からの派生は無く生産でのみ作成が可能で、
レッドテイルやザクゥンタ、鬼槍ラージャン、ディオスティンガーなど豊富な派生先を持つ。
ベルダーランスやボーンランスのように「ワイルドボーランス派生」とも言える派生ツリーの根っことなっている。
- 最終形態まで強化すれば、攻撃力は230にまで上昇する。
今作においての数値としては悪くないが、相変わらず属性などは無い。
また、斬れ味についてはデフォルトでは緑と、最後まで不安を残してしまう。
とは言え、スロ2を備えているなど歴代の猛槍ドスファンゴよりは活躍させやすいステータスとなっており、
うまくフォローしてやれば上位クラスのモンスターとも十分に渡り合えるだろう。- 意外かもしれないが、鈍器運用を行うランスとしては最高峰になり得る可能性を秘めている。
ランスは他の武器種に比べると鈍器適性のある武器が少なく、
スパイクジャベリン、ハードボーンランスは攻撃力こそ240と高いがスロットがない
(ハードボーンランスはそれに加えて緑ゲージがかなり短い)
バーバリアンファングは攻撃力250とスロ1だが、匠なしでは斬れ味黄色なので斬り方補正を無視できない。
聖銀槍オルドランスは攻撃力250と緑ゲージを両立しているが緑ゲージが短く会心率マイナス30%。
ミレニアムは長大緑ゲージと攻撃力230だがスロなし。
シハンランスは同じく長大緑ゲージとスロ2だが攻撃力220と一歩劣る。
「斬れ味」「攻撃力」「スロット」全てのバランスを見ると、
結局猛槍ドスファンゴが一番優れていると言えるのだ。
今作になって遂に登場したファンゴシリーズ一式と組み合わせたり、
狩技にシールドアサルトを選択してみたりすれば、よりドスファンゴっぽい戦い方が楽しめる。 - 意外かもしれないが、鈍器運用を行うランスとしては最高峰になり得る可能性を秘めている。
MHXX
- 究極強化で「猛追牙槍ドスファンゴ」となる。
前作同様のガムート素材に加え、なんと金獅子の重牙まで要求されるようになった。
攻撃力340とスロット2つを持ち、
素では青ゲージがほんの10あるだけだが斬れ味レベル+2で白ゲージが40出る。
性能的にはさほど優れているわけではないが、G級ラージャンさえ倒せればすぐ作れるのが長所。
- 前作ではスキルの関係で実用的でなかったファンゴシリーズとの組み合わせだが、
今作は防具合成があるので気兼ねなく行えるようになった。
余談
- ワイルドボーランス、ワイルドボーランス改は
「持つと元気がみなぎり、突進に一層の力がこもる」らしいが、
前述の通りこの武器は多くの作品で斬れ味黄色止まりなので、
まかり間違っても闇雲な突進などしてはいけない。
この武器の正しい運用はランスの正攻法通りガードをしっかり構えてチクチク突くか、
もしくは突進からのフィニッシュ突きだけ器用に当てる、である。
ブルファンゴそのものという外見の癖に、地味な立ち回りを強いられるものだ。- 本武器とMH4からのアクション突進ジャンプがクロスしたMHXでは、
突進ジャンプからの突きを当てることで後者の難易度を少し低下させることができる。
斬れ味黄での突進途中に弾かれるリスクを軽減しつつ、乗りも狙えて一石二鳥。
あれ?この戦法別の中型モンスターっぽい……
- 本武器とMH4からのアクション突進ジャンプがクロスしたMHXでは、