武器/雷剣ラギアクルス

Last-modified: 2023-11-29 (水) 01:46:55

ラギアクルスの放電器官を利用した刀身に雷を纏う剣。
高出力にも耐えうる設計。
(ラギアブレイド)

MH3から登場した大剣の一つ。
大海の王者の異名を持つラギアクルスや、その亜種希少種の素材を使用した強力な大剣。
また、炎剣リオレウス水剣ガノトトスに次ぐ
「属性とモンスターの名前がついた」大剣である。

目次

概要

  • 「大海の王者」の異名を持つ海竜ラギアクルスの素材をふんだんに使い、雷属性の武器として作られた大剣。
    初めはラギアブレイドという銘で、強化すると雷剣ラギアクルスとなりラギアクルスの名前をそのまま貰って銘とする。
    MH3ではドスジャギィから作られる「荒くれの大剣」の強化先の一つ。
    比較的簡単な素材で作れるので村では活躍してくれる。
    MH3ではガノトトスが登場しない為三振りを揃える事は出来なかったが、
    MH3Gで登場するため三振りを揃える事が可能になった。
  • ラギアクルスの素材をメインにしているだけあって、全体が美しい青色をしている。
    所々に生えている鋭利なは赤色に染まっている。
    • MH3Gの希少種武器は、細かな違いはあれど全体的には通常種武器の色違いという印象なのに対し、
      亜種武器は白海竜そのものを大剣サイズに圧縮したという感じの、やや独特なデザインをしている。
      バルバロイブレイドをラギアクルス亜種の意匠にアレンジしてみたと言うとしっくりくるかもしれない。

性能

MH3

  • 最初のラギアブレイドでは、
    強化先が雷剣ラギアクルス系統とハイラギアブレイドの二つに分かれる。
    雷剣ラギアクルスは攻と輝の二種類に分かれていて、援は存在しない。
  • 雷剣ラギアクルスはそのまま雷震剣ラギアクルスとなり、
    ハイラギアブレイドは、3で最強の威力を持つ、雷迅剣ラギアクルスへと強化が可能。
    雷震剣は剛と天の両方が存在するが、雷迅剣は剛のみである。
    それぞれ性能と作成しやすさが一長一短なので、うまく使っていこう。
    • 雷迅剣は強化するのに「海竜の蒼玉」が1つ必要。雷震剣二つは無くても作成できる
性能一覧表
武器名攻撃力雷属性会心率スロット
雷震剣ラギアクルス剛8643300%00-
雷震剣ラギアクルス天81633015%00-
雷迅剣ラギアクルス剛9123600%0--

MH3G

  • 3Gでは攻や輝、援といったシステムがなくなったので、
    ラギアブレイド→ラギアブレイド改→ハイラギアブレイドの流れで派生していく。
    上位に入った段階で作れるハイラギアブレイドは、
    そのまま雷剣ラギアクルスに強化するか、
    ジンオウガの素材を使った王大剣フウライへ派生していくかのどちらかを選べる。
雷剣ラギアクルスへ強化させた場合
雷迅剣ラギアクルスへ強化したあと、亜種の素材やG級素材を使用してネオラギアブレイドになる。
最後には雷皎剣ラギアクルスという姿に変貌を遂げる。
雷皎剣ラギアクルスは上位レア素材の「海竜の蒼玉」を2つとG級レア素材の「海竜の蒼天鱗」を1枚、
さらに「白海竜の剛角」を3つ使用する(強化前のネオラギアブレイドにも2つ必要)。
ご存知の通り、ラギア亜種の角は非常に硬く、部位破壊が難しい。
また、破壊に成功したとしても尖角や厚鱗だったりすることも多い。
原種と異なり、捕獲報酬でも手に入るが、入手確率はそれほど高くない。
このため、場合によっては蒼玉や蒼天鱗と同等かそれ以上に入手に苦労することも。
このように、作成難易度は非常に高いが、それだけに超強力な業物であり、
P2Gの大鬼金棒【温羅】にも匹敵する性能を誇る。
王大剣フウライへ派生させた場合
王牙大剣【黒雷】→真・王牙大剣【一天】→ガオウ・ガルバルクと強化された後、
ラギアクルス希少種の素材を用いて冥雷の大剣となり、最終的に冥大剣エンファクルスとなる。
こちらは攻撃力では雷皎剣ラギアクルスより96(武器倍率20)低いものの、
代わりに属性値が雷皎剣ラギアクルスより300(事実上30)高い。
このため、物理攻撃には強いが属性攻撃には滅法弱いリオス希少種などには極めて効果的である。
なお、匠での紫ゲージ量は両方共20。
  • 肉質で使い分けたい…のだが、
    こちらは真・王牙大剣【一天】からガオウ・ガルバルクへの強化に「雷狼竜の天玉」、
    ガオウ・ガルバルクから冥雷の大剣への強化に「海竜の蒼天鱗」、
    最終強化で「冥海竜の雷魂」&「獄狼竜の天玉」…と、
    無闇矢鱈にG級レア素材を消費するので、やはり作成難易度が非常に高い。
    それに加え、これまた入手の面倒な「冥海竜の雷電殻」をなぜか大量に要求される。
    具体的には、ガオウ・ガルバルクから冥雷の大剣への強化に5個
    そこからエンファクルスへの強化にも更に8個合計13個もぼったくられる。
    冥雷の大剣を直接生産する場合には雷電殻と蒼天鱗と雷狼竜の天玉は要求されないが、
    代わりに生産と強化の過程で冥海竜の雷魂を2個も要求されてしまう。
    (ガオウ・ガルバルクから強化させた場合は1個だけで済む)。
    どちらの生産方法を採るかはアイテムの在庫状況と相談しよう。
性能比較
 
武器名攻撃力雷属性会心率スロット必要レア素材
雷皎剣ラギアクルス12484000%○○-海竜の蒼玉×3
海竜の蒼天鱗×1
白海竜の剛角×5
冥大剣エンファクルス11527000%○--雷狼竜の碧玉
雷狼竜の天玉
海竜の蒼天鱗
獄狼竜の天玉
冥海竜の雷魂
冥海竜の雷電殻×13
 
  • これら作成難易度の極めて高い大業物を2つも作成するのは困難を極めるだろう。
    どちらかというと武器種のニーズに噛み合っている亜種武器の方が優勢だが、
    そもそも大剣は攻撃力に特化した無属性大剣を担ぐのが基本であり、
    攻撃力を重視するのならばもっと上がいるのである。
    加えて、雷を弱点とするのがジンオウガ亜種やリオレイア希少種など物理攻撃に強い面子ばかりなので、
    それらの点を踏まえたら、希少種武器の方が独自の立ち位置を確保できているだろう。

MH4

  • ラギアクルスは登場しないものの、発掘装備で「雷剣」という名称の武器が存在する。
    武器色の一部がインナーの設定色と連動するという特殊な仕様を持つ。

MHX

  • 4や4Gでは不在だった彼だが、地上戦に適応して復活を遂げた。
    それに伴い、この武器も続投。
  • 今作は武器の強化がレベル制になっており、その影響なのか
    ラギア大剣の最終強化が2種類に分かれている。
    そのまま強化するとハイラギアブレイド
    途中で獰猛化素材を投入すると雷迅剣ラギアクルスになる。
  • まずハイラギアブレイドの性能は
    • 攻撃力は200と無難な数値
    • 大剣にしては低めの雷属性25
    • 斬れ味はレベル+2を以ってしても白ゲージ10
    • スロットは2つ
    お世辞にも高性能とは言えない。攻撃力も属性値もずば抜けて高いわけでもなく、
    斬れ味もフォローし難い。今作では匠が付けづらいのも向かい風であり、
    全体的に中途半端となっている。
  • その一方雷迅剣ラギアクルスの方は
    • 属性大剣ではトップクラスの攻撃力220
    • ハイラギアよりも低い雷属性18
    • 斬れ味レベル+2で白ゲージ30と安心の長さ
    • スロットは1つ
    攻撃力と斬れ味で大幅に強化されており、無属性大剣としても十分な強さを持つ。
    属性値やスロットは減ったがこれ程の強化の前では些細な事だろう。
    というか、大剣で属性値18というのは無いも同然の数値なので
    無属性大剣として他の無属性大剣と比較してみると などといった強豪が立ちはだかる。
    匠を付ける装備では蝦蟇の大包丁に負け、匠を付けない装備では轟大剣に負けてしまう。
    残念ながら生粋の無属性大剣の前には一段階劣っていると言わざるを得ない。
    決して弱い武器ではないのだが、雷属性としても無属性としても
    どっちつかずなポジションになっているのは否めないだろう。

MHXX

  • G級では、ハイラギアブレイドはエクスラギアブレイド、
    雷迅剣ラギアクルスは豪雷迅剣ラギアクルスに強化できる。
  • まずエクスラギアブレイドの方は、
    • 属性大剣としては平均的な攻撃力310
    • 可もなく不可もない雷属性34
    • 素で白ゲージ40・斬れ味レベル+2で紫ゲージ10
    • スロット3
    スロット数以外にこれといった強みがなく、雷属性大剣としては凡庸な性能に落ち着いている。
    ……というか、フル・フルミナントに勝てているのがスロットしかない
    一応獰猛化素材蒼天鱗を使わずに強化できるものの、
    蒼玉2個、ラージャンの剛角を使うことになる。
    ラギアクルスのG級個体そのものも強敵なので、一筋縄ではいかないだろう。
  • 一方で豪雷迅剣ラギアクルスは、
    • 雷属性大剣最高値の攻撃力340
    • 雷属性大剣最低値の属性値22
    • 素で白ゲージ20・斬れ味レベル+2で紫ゲージ30
    • スロット1
    エクスラギアブレイドとは正反対の、大剣のニーズに合致した性能となっている。
    属性値はほぼ無いも同然だが、雷大剣としては最も完成度が高い一振りと言えるだろう。
    実用的な紫が欲しい場合は匠+2が必須になるが、今作は前作と打って変わってスキル自由度が大幅に上がっており、
    匠の発動はかなり容易になっているのでそこまで問題ではない。
    • リオレイア希少種のような物理攻撃に強い相手だと高属性値の武器の方が相性が良さそうに見えるが、
      余程硬い部位のみを攻撃し続けない限り物理に優れるこの大剣が有利で、
      狩猟目的であれば雷弱点の相手への最適解はまずこの大剣となる。
      雷弱点の相手には総じて大剣で狙える弱点部位があるのも追い風。
  • 素の攻撃力が高く、また紫ゲージが弱体化されているので、
    相手によっては匠を切ったり、または匠+1で止めたりといった運用もできる。
    白の状態でも他の紫ゲージを持つ雷大剣よりも期待値は高い。
  • エクスラギアとは違って獰猛化素材や蒼天鱗を使うため、作製難度は段違いに高い。
    加えて、相手は強敵として恐れられているラギアクルスの獰猛個体である。
    1番の問題点は性能ではなく制作難易度になるだろう。
  • 無属性大剣を見れば、真名ネブタジェセル断骨大剣などの業物に汎用性で見劣りするのは相変わらずである。
    しかし、前述のようにスキルの自由度が高いので、これを含めた属性武器の立場は改善されている。
    雷属性がよく通る相手であれば、強力な無属性大剣を超えることも不可能ではないだろう。

余談

  • 冥大剣エンファクルスには、溜めが最大になると刀身の中央が割れ、
    割れた部分から発光する光が現出するという特殊なギミックがある。かっこいい。
    このギミックが気に入って、エンファクルスを使い続ける大剣使いも結構多いのだとか。
    また、雷咬剣ラギアクルスも、溜めが最大になると刀身に刻まれたラインがほのかに発光する。

関連項目

モンスター/ラギアクルス
モンスター/ラギアクルス亜種
モンスター/ラギアクルス希少種
武器/ラギア武器
武器/炎剣リオレウス - 海竜と対を成す火竜リオレウスの大剣。最初はレッドウィングという銘で、強化すると炎剣リオレウスになる。*1
武器/狼牙大剣【辺獄】 - 冥大剣エンファクルスと途中(真・王牙大剣【一天】)まで強化ルートが同じ。
武器/冥双剣エントラージ - 本武器と同様、強化の過程で「雷狼竜の天玉」「海竜の蒼天鱗」「冥海竜の雷魂」「獄狼竜の天玉」を要求される。
武器/エムロードウイング - 遅れて登場した後輩。強化後の名称が「電剣ライゼクス」と少し似ているというか被ってる
武器/水剣ガノトトス - 同じく「(属性)剣(モンスター名)」の名を冠する武器。素材元が水生生物であるという点も共通。