防具/アーク・フィリアシリーズ

Last-modified: 2024-03-19 (火) 01:15:52

天廻龍の聖域を具現化したと言われる装備。
シャガルマガラの素材で作られており、天の加護が宿ると伝えられる。
上位版のSシリーズはいずれも聖具らしい。
男性用がアーク、女性用がフィリアシリーズである。
MHFでは、後述の理由からか男女共にシャガルシリーズと名を改められている。

目次

概要

  • ゴアシリーズと同じく、無印と上位版のSでは見た目が異なる、MH4の防具では珍しい特徴を備える。
    • 無印版はまるで聖人が纏うかのような白と金の防具。
      剣士用の頭には天廻龍の角が飾りとして付いている。
    • 一方、Sシリーズはなんと天使である。胴装備に天使の羽が付いているため、非常に目立つ。
      剣士用は大きな羽、ガンナー用は小ぶりだが4枚羽である。
      また頭装備も月桂冠のごときデザインで、男性用でも顔が大きく露出する。
  • MH4GにてX防具が追加された。男性用は再びフルフェイスに戻った(ただし、無印でフルフェイスなのは
    男性ガンナー用。男性剣士でフルフェイスなのは発掘レアの物である)。
    というかシャガルマガラを人の骨格にしたという表現がしっくりくる。
    しかし、よく見るとデフォルトのカラーリングが黒系統になっており、
    シャガルマガラ自身とは異なるやや落ち着いた色合い。
    気になる人は色彩変更で全体の色を白か黄色系統に変えてしまおう。
    一方女性用だが…なんと剣士用はまるで聖母マリア像という出で立ちになった。
    こちらもフルフェイス、というか仮面であり薄灰色の目を閉じた婦人を象っている。
    ただ、顔が隠れてしまうことや、何とも言えない表情であることから、
    人によって好みが分かれてしまうかもしれない。
    一方のガンナー用は薄いベールをかぶったデザインで結構お洒落であるため、
    見た目にこだわる剣士の中には、防御力を捨ててフィリアXキャップを選択…という人もいるようだ。
  • また、発掘装備も存在しており、デザインの異なるものが入手できることがある。

性能

MH4(G)

無印(下位防具)

  • 一式で力の解放+1、無我の境地、火耐性弱化が発動する。
    全部位にスロットを持ち、また腕と脚にはそれぞれ剣士用は、ガンナー用は装填数のSPを持つ。
    しかし、スキル構成と耐性面の問題から一式での運用はかなり相手を限定されてしまう。
    特に火耐性弱化は絶対に消しておきたいが、SPが-15なので地味に苦労する。
    • 一応剣士用の脚部位が匠+3、2スロットと優秀で組み合わせに向いているため、
      「火属性を使うモンスターには着ていかない」という選択肢もあるにはある。
      しかしながら、今作には火竜夫妻、イャンクック、イャンガルルガ等、火属性を使うモンスターが多いのが悩みどころ。

アーク・フィリアS(上位防具)

  • 力の解放が+2に強化された以外は発動スキルは同じ。
    しかし耐性面はマイナススキルも合わせて火耐性-40龍耐性-30と極端に弱体化してしまっている。
    一応火耐性のSPが-12と若干改善されたが、同時に腕のスロットが削除された。
    そしてやはり匠と装填数のSPを持つが、上位ともなれば発動できる装備も多い。
    ただ各部位には頑強や回避術といった珍しいSPがあるので、複合なら日の目を見るかもしれない。
  • 匠のSPが無印なら腕と脚、Sシリーズなら腕と腰と発動箇所が被ってしまっているので、
    ゴアテンプレのように無印とSシリーズを組み合わせた混合装備は利点が少ない。
    脚だけ無印にすればSPもスロットも損ねる事無く、匠のSPが増やせるが当然防御力は低くなる。
    ならば胴部位の頑強+2を胴系統倍化して鉄壁(鉄面皮+防御力UP【大】)を発動…しても旨みは薄い。
    ここまで来ると一式での生産・運用はもはや趣味の領域になるかもしれない。
  • マガラ武器は会心率の高さが魅力だが、この防具も特定条件化で会心率が上昇する効果を持つ。
    そこで武器も防具も全てマガラ装備にすれば会心率100%というロマンを味わえる……かもしれない。
  • ちなみに作成には上位シャガルマガラの素材だけでなく下位の素材も必要になるが、
    作成に必要な下位素材は部位破壊だけで揃ってしまうので、村クエストを終わらせる必要は無い。
    • どうでもいいが、あんなデザインの癖に胴装備には天廻龍の上虹翼が一枚もいらない
      代わりに天廻龍の光玉が1個いるので生産難易度は高いが。
  • ゴアシリーズと同様、一式での地雷率が高い防具でもある。
    防御力自体は高いが、相手を選ぶスキル構成に無視できない弱耐性など、補強すべき点は多い。
    とはいえ考えて使用している人も中にはいるかもしれないので、
    即座に地雷認定するのではなく、最低でもちゃんとスキルを見て判断するようにすること。
    これが未強化、火耐性弱化そのまま、他スキル無しorオートガードのみならどうしようもないのだが…。

アーク・フィリアX(G級防具)

  • スキルは力の解放+2無我の境地火耐性弱化に加え、
    SPの増加により剣士は斬れ味レベル+1、ガンナーは装填数UPが発動するようになった。
    加えて、頭と腕に祈願、腕と腰に潔癖といった複合スキルのSPが追加されている。
    舞踏家(潔癖)は回避距離を内包し、機動力の低いスラッシュアックスやヘビィボウガンに特に有用。
    祝福(祈願)は回復量UPと精霊の加護の複合で、G級の苛烈な攻撃からの生存率を大きく押し上げてくれる。
    しかしSPの確保手段がこの防具と発掘装備、また刻まれたお守りから鑑定できる護石以外にないため、
    発動するにはお守りや発掘装備を掘り出せるかの運も絡んでくる。
    • どうしても祝福を発動させてみたいという人は、胴を5倍化させてみるといいかもしれない。
      祝福の発動以外にも、胴は狂撃耐性+2, 火耐性-2に加え、剣士は匠+2, 本気+2, スロ2、
      ガンナーは装填数+2, 本気+3, スロ1と優秀な性能を持っていることから、
      倍加させるだけでも汎用性の高い装備として機能する筈である。
  • 一式でのスロットは脚の3スロ、胴腰に2スロずつを含む計9スロで拡張性は割と優秀。
    一方の耐性面では、相変わらず火と龍の耐性値が極端に低い。火耐性のSPも-12のままである。
    最終防御力も1部位151まで上がり一式での有用性は増したとはいえ、着ていく相手には注意を払うべきだろう。

MHX

  • シャガルマガラ続投に伴いアーク・フィリアシリーズも登場。
    今回は上位までにもかかわらず無印・S・EX・Rと4種類と、MH4Gの頃よりも増えている。
    • このうち無印・SがMH4における無印、EXがMH4におけるS、Rが発掘装備のデザインとなる。
  • 今回は火耐性のマイナススキルはどのバージョンにもついていないので
    マイナス耐性で弱点ではあるが、4Gの時のようなとんでもない悲惨さにはならない。とはいえ、低いことに変わりは無いので、火属性を使う相手には用心して挑むこと。

無印

  • 剣士・ガンナーともにフルチャージが発動し、剣士ならばが8ポイント、
    ガンナーならば通常弾強化が8ポイントつく。
    スロットは剣士は頭・腰に2つずつの4スロ、ガンナーは頭2腰1の3スロ。
  • 剣士バージョンは下位防具で唯一匠のスキルポイントを備える防具である。
    ただ、上述の通り一式で備わるスキルポイントは8ポイントのみであり、
    匠を発動させるには他で補う必要があるのだが、いずれも下位のうちには難しい。
    • お守りは上位フィールドでしか発掘できない「古びたお守り」にしか匠のポイントは付かないので
      下位のうちにお守りで匠のポイントを補う事はできない。
    • 装飾品の匠珠【2】の作成にはオストガロアの素材が必要となるため、
      やはり下位攻略中には難しく、ディノSなどの優秀な上位防具に乗り換えたほうが早い。
    • 他の防具で補う場合は頭の胴系統倍加を使うという手があるが、
      下位のうちはガイコツに頼るほかないことに注意。
      つまり、男だろうと女だろうと全身純白のドクロ頭という
      アメコミのヒーローかと言いたくなるような見てくれに変身してしまう。
      スカルは防御力も高くないので、やはり素直に上位モンスターの防具の作成に取りかかるのが無難である。
  • ガンナーについてはフルチャージの恩恵が受けやすいため、実用性はそれなりにある。
    通常弾強化の装飾品を作るのも同じ様にシャガルマガラの素材を使うので、
    シャガルマガラを狩っていればついでに通常弾強化を発動させることも可能。
    ただ、通常弾強化を発動させても下位ボウガンの攻撃力では大した効果は得られないため、
    武器に関してはさっさと上位のものに乗り換えるべし。

アーク・フィリアS

  • 剣士・ガンナーともにフルチャージと満足感が発動し、
    剣士はさらに斬れ味レベル+1が、ガンナーは通常弾・連射矢UPが発動する。
    剣士の匠のスキルポイントは+11で若干余りがある。
    スロットは剣士は頭・腕・腰に2スロずつの合計6個、ガンナーは脚に1スロが加わって7個。
    • 剣士用頭防具のSPはガンナー用の通常弾強化+2が匠+2に置き換わったものであるため、
      お守りなど条件を満たせばガンナーの場合ヘルムに置き換えて防御力も確保できる。
  • 剣士は貴重な匠装備で、下位とは違い一式で発動可能。
    ただしフルチャージは剣士にとっては使いにくいスキルであり、
    同じ匠装備であるディノS一式なら剣士と相性が良い剛刃研磨が付くため、
    剣士装備としてはディノS一式の方が優秀と言える。
    • 逆に、剛刃研磨が必要ないほどの斬れ味を持つ武器やあまり斬れ味を消費しない武器種などの場合は、
      運用は難しいが攻撃力【大】と同じ効果をもつフルチャージが発動するこちらの方が適してると言えるだろう。
      仲間が乗ったときの待ち時間や、罠に誘導する片手間に体力を全快させるだけでも火力は段違いになる。
      怪力の種とも重複するため、余裕があれば飲んでおこう。
    • 余談となるが、匠装備にはギザミ一式の派生各種もあるが、
      あちらは防御力が低い上にスロットが3つしか空いていないと言う点から差別化は可能。
      ……と言うよりは
      上位中盤までギザミR一式でつなぎ、最終的にアークSかディノSかの選択肢が大半であろう。
      なお、中には永続的にギザミ一式の派生を使い続ける剣士も少なからず存在するのは
      状況を問わず安定した高い会心率が、その理由である。
    • 片や、匠運用と言えばグリードRシリーズも並ぶものの、
      こちらは他装備の混成前提のパーツ運用で話題に挙がる事が圧倒的に多く、
      ディノS一式、ギザミR一式の様に一式装備としてアークS一式との話題が競合する事は無い。
      • 前述のギザミRと併せて
        いわゆるグギグギグとして比較をされる場合も多い。
  • ガンナーは通常弾・連射矢UP+フルチャージの相性が良く、
    ジャギィファンゴ装備からランクアップする先として人気が高い一式装備。
    • ここに集中を追加する事も可能で、弓使いからも人気が高い。
      今作屈指の強弓勇猛と光明の凄烈弓と一式の中では極めて相性が良いからだ。
    • ただし3スロの部位が1つも無いため、装飾品だけで集中を発動させる場合は
      武器かお守りで3スロを用意する必要がある。
      短縮珠【1】を10個詰め込んで発動すると体術-1も発動してしまうので、
      溜め短縮がついたお守りを用意する、
      ラージャンを狩って短縮珠【3】を作るなどする必要があり、ハードルは低くない。
    • 一方、弓を担ぎ集中を発動しない集中無しアーク/フィリアSには
      不名誉な称号が与えられていた。
      しかしその後の環境の変化に伴い、集中を切り火力を盛るという戦法も登場している。
      そのため集中が発動していない者全てが地雷になるとは言い難くなっているので注意したい。
      前述通り、MH4でも地雷装備呼ばわりする者が多かったので、
      良い印象を持たれなかったのも影響しているとも言えなくも無い。
    • 節食により回復アイテムを多く使える可能性もあり、
      フルチャージの維持が多少楽になるのも嬉しい。
    • 残念ながらシャガル弓は拡散弓である。
      武器防具の完全統一には使用できない。
      その場合は、R防具版を使おう。
    • 一方でシャガルヘビィは通常弾運用において今作屈指の性能を誇るので相性は最高。
      追加で欲しいスキルも回避距離くらいしか無いのでお守りのハードルも低い。
    • なおガンナーに限るが、胴から脚の空きスロットが5あるため、
      無傷珠【2】を腕か腰に1個、強弾珠を2個、節食珠を1個はめ込むと
      頭とお守りがフリーになる
      ボウガンなら頭を隼刃の髪飾りにした上でポイントの高いお守りがあれば、
      更に見切り+2と攻撃力UP系のスキルを追加することすら可能。
      通常弾速射を持つライトボウガンなどは特に強く恩恵を受けれるだろう。
      弓では増弾のピアスなどに換装できなくもないが、
      スキルの追加を武器スロとお守りに依存するので要求されるお守りのハードルが高くなってしまう。
  • ガンナーは頭を剣士用に取り換えると通常弾強化のポイントが2減るだけで、
    フルチャージ・満腹感およびスロット数は一切変化しない。
    そしてスロット7というのが絶妙で、8スロスキルには届かないが5スロスキルに使うと2余る…というケースが多く、
    その場合は余っている2スロに強弾珠【1】を2個突っ込めば
    スキルを崩さずに頭を剣士用に取り換えて防御力を確保できる。
  • と、一式の中ではかなりの完成度を誇りカスタマイズ性も高いため、
    通常弾・連射弓装備の手始めとしてこの一式を作成するハンターも多い。
    故にスキル構成での基本水準としやすいため、HRを開放したり、いい護石を入手出来たのなら、
    この防具のスキル構成を超える新たな防具作りに着手してみよう。
  • 今回村クエストは基本的に下位だが、★6の後半に現れる高難度クエストは
    上位個体のクエストになっており、シャガルマガラもその中に登場するので、
    体力の低い村クエ個体を相手にしてソロでも一式完成させやすいのも嬉しい。
  • イベントクエスト『遊戯王・美しき龍との決闘』を利用すれば、上位に上がりHR4になった直後に制作に取り掛かれる*1
    ただし、元々上位終盤にしか出ないはずの古龍の、
    しかも攻撃力が強化された個体に上位上がりたての装備で挑む事になるので、
    粉塵爆破や両翼脚叩きつけなどが直撃しようものなら体力150から一撃で簡単に即死する。
    よほどシャガルマガラを狩りなれたプレイヤーでなければ難しい。
  • 上位防具でありシャガルマガラ上位個体の素材を主に使って作るのだが、
    EXチケットも獰猛化ゴア・マガラ素材も使わない普通の防具であるSシリーズは
    脚部位以外は下位個体からでないと出にくい素材を何かしら使うので注意。
  • 弓装備で使う場合はさらに適したスキル構成へとカスタマイズ・ランクアップが推奨されるが、
    ガンナーだと特殊なスキル構成を欲しているのでない限り、
    これにオマケスキルを付け足したものを最終装備としてしまっても問題が無いくらいに使い勝手が良い。
    レア7防具である事に加え、上述の通り頭を剣士用に変えてもさほど問題が無く防御力を確保しやすい。
    そんな訳で重鎧玉をつぎ込んで最大強化してしまっても損しない防具だが、
    最終段階のLV7において重鎧玉に加えて全ての部位で天廻龍の光玉が1個ずつ必要になる
    一式全て強化をやりきろうと思ったら5個必要と言う、ハンター泣かせな事実を突き付けられる。
    まあその光玉集めも村上位個体の乱獲でできるので、マシな方ではあるのだが。
    • 現在ではグリードRシリーズが解禁されており、スキルの拡張性ならばグリードRの方が断然高い。
      維持に技術が必要なフルチャージなどよりも弱点特効などより強力な火力スキルを盛る事ができる。
      ただし防御力自体はアーク・フィリアSの方が少し高い上、耐性は見るまでもなくグリードは死んでいるので
      グリードRを使わないと実現できないスキル構成がどうしても必要な場合でなければ、
      無理してグリードRを使わずともそのままアーク・フィリアS一式を最終装備として使い続けるのも十分にアリ。
    • 最終的に別の防具に乗り換えることを想定しているならば、光玉を使わないレベルまでに強化を留める選択肢もあり。
      この場合でも剣士で570(ガンナーは385)とレア5防具の最終強化ランクの防御力は確保できる。

EXアーク・フィリア

  • ベルナ村の依頼をこなしていくと終盤に現れる我らの団団長の依頼の、
    先述の村クエ上位個体のクエストである「高難度:廻帰せし災厄の古龍」をクリアして貰える
    「EX天廻龍チケット」を使用して生産できる別バージョン。
  • スキルは共通で切り札と満足感が発動し、
    これに加えて剣士ならガード性能+1(スキルポイントは12)、ガンナーなら反動軽減+1が発動する。
    スロットは剣士・ガンナー共通で頭腕腰に2ずつの6スロット。
    • ガンナーに関してはコンセプトが分かりやすく、
      1.満足感で狩技ドリンクの摂取回数を増やして狩技ゲージを溜め、
      2.反動軽減で徹甲榴弾や状態異常弾を撃って拘束し、
      3.切り札で強化された狩技を叩き込む。
      という運用ができるようになっている。
  • Sシリーズと違って誰もが必要とするスキルではなく、一式では使い道がやや限られる。
    ガードの無い武器におけるガード性能、弓における反動軽減など縁が全く無い武器もある。
    ガンナーは反動が2ポイントついていてスロットが2ある頭と腕が反動軽減装備に候補に上がるくらいか。
  • シャガル系装備はシリーズを通して非常にピーキーなスキル構成であったが、
    こちらは非常にマイルドな構成で、攻めのS・R、守りのEXときっちり分かれることになった。
    最高レアにしてガード性能、ある程度のスロットの完備から、
    砲術王などがつけやすく、ガンランスにおいてはゴールの一つといえるものになっている。
    • 「切り札」スキル発動中は、絶対回避が2回になってしまうため慣れが必要。
      使いこなせば、この回避を利用してモンスターの背後に回り込むなどガンランスとは思えない機動力を発揮できる。

アーク・フィリアR

  • 獰猛化ゴア・マガラ素材を足して作られる、さらなる別バージョン。
    チケット等は必要ないが、各部位とも獰猛化黒蝕竜鱗がキー素材となっているため、
    獰猛化ゴア・マガラを狩猟するまでは生産リストに現れない。*2
    なお、獰猛化ゴア・マガラは通常ではHR解放後に筆頭ハンター達からの依頼でようやく出現するが、
    イベントクエスト「マギ・堕転から救う者」なら、上位になった段階で受注可能。
    • いちおう参加制限は両方HR4以上で、マギの方は強化個体である。
  • 発動スキルは剣士が斬れ味レベル+1(12ポイント)とフルチャージ。
    ガンナーが通常弾・連射矢UPとフルチャージだけ。
    アーク・フィリアSと比べて満足感が無い分スキルが減っており、
    スロットも合計で剣士は4スロ、ガンナーは6スロと少ない。
    これだけ見るとSシリーズでいいじゃん、と思われるかもしれないが、実は別の活用法がある。
  • Rシリーズはスキルポイントとスロットがかなり偏っており、
    それぞれの腕と脚に匠or通常弾強化が5ポイントずつ付いており2部位だけで発動可能となっている。
    また、腰は無傷が2ポイントついていながら3スロ(剣士はさらに匠+1)、
    ガンナーの頭は無傷が5ポイントついていながら2スロと、混合装備のパーツとして非常に優秀。
  • SとRを混ぜることでスロットを一切使用することなく斬れ味+2が発動。
    これはMHXの厳しめのスキル構成では快挙といえ、フルチャージも発動する。
    ただし、剣士にフルチャージは非常に維持がし辛く、死にスキルになりかねない危うさもある。
    • Rに関して言えば、ディノSに混ぜ込むことで斬れ味+2を発動させる手もある。
      この場合、スロを少し残した上で剛刃研磨とセットにすることが可能。

MHXX

  • 通常のシャガルマガラ素材のX、希望の証XXを用いるGX、
    獰猛化ゴア・マガラなどの素材を足して作られるXRが存在。
  • デザインについてはXが4GのXと同じ、GXはEXと同様、
    XRが4GのG級発掘レア版となっている。

アーク・フィリアX

  • 剣士とガンナー共通で満足感潔癖が発動し、
    剣士はさらに斬れ味レベル+1が、ガンナーは通常弾・連射矢UPが発動する。
    スロットは剣士は頭・腕・腰に2スロずつに胴、脚が1個の合計8個、ガンナーは脚に1スロが加わって9個。
  • 剣士は回避距離が加わったことでより武器を選ぶようになってしまった。
    スラッシュアックスやエリアル大剣であれば運用はしやすいか。
  • 一方のガンナーはヘビィボウガンで役に立つスキルが揃っており優秀。
    前作と同じく防具を作るついでにシャガルヘビィの強化までできるのも嬉しい。
    ヘビィボウガン使いであればまず作って損は無いだろう。
  • ただし作成時期は相当に遅いので注意。
    G級シャガルマガラのクエストはG★4に昇格し、かつキークエストを半分以上こなした後にしか出てこない。
    あと2つほどキークエをこなせばネセト防具が待っている。

GXアーク・フィリア

  • EXアーク・フィリアのG級版。
    特殊なチケットは必要とせず希望の証XXを使用して作成できる。
  • 発動スキルは共通で切り札、満足感、
    剣士はガード性能+2、ガンナーは反動軽減+2にそれぞれランクアップしている。
    スロットは胴と脚に2つずつ追加され、各部位2スロの計10スロットとなった。

アーク・フィリアXR

  • 獰猛化素材を足した、アーク・フィリアXの別バージョン。
    上位のアーク・フィリアRと同じく、一式で装備してもアーク・フィリアXが微妙に弱体化したような構成だが
    混合用のパーツとして見ると役に立つ偏ったスキルポイントの割り振りの内容となっている。
  • とは言え、剣士用でも一式装備で斬れ味レベル+2、フルチャージ、回復量UPが発動する。
    スロットは腰に3、胴と腕に1ずつで合計5個。
    ガンナー用は通常弾強化、無傷、回復量が発動。通常弾強化が+2が無いスキルであるためか、
    スロットは頭にも余分に2個ついていて合計7個。
    • 例によって匠/通常弾強化のスキルポイントは腕と脚に偏っており、その量はRより増えている。
      腕に5ポイント、脚に8ポイントであり、脚はスロットが無いが匠+8という凄まじい量になっている。
      腕は匠/通常弾強化+5のみでRと変わっていないが、Rではついていなかったスロットがついている。
      同じく匠+8のS・ソルXRヘルムと組み合わせれば斬れ味レベル+2が発動可能。この場合3部位をフリーにすることができる。
  • しかし匠/通常弾強化を主軸とした混合装備を組む場合、
    全身がスロット3かつ匠/通常弾強化を4ポイント以上持つグリードXR装備があるため、
    グリードXRが手に入ると混合パーツ用防具としては下位互換となる。
    耐性では全て死んでいるグリードXRよりはマシだが、防御力自体はこちらの方が低い。
    今回は獰猛イビルジョーのクエストが配信待ち、と言ったことも無いため、
    どちらも獰猛化素材を使う関係上作成時期にも大きな差は無い。
    せめて、グリードXRとスキルポイントを割り振った部位が違えば使い道があったかもしれないのだが。

MHR:S

アーク・フィリア

  • シャガルマガラの復活参戦により本防具も復活。
    今回もアーク・フィリアでデザインは異なるが、やはりスキルやスロットは相違ない。
    • MHW以降の作品では剣士とガンナーでの防具一本化がなされたのだが、
      本作でのフィリアの頭部デザインはマリア像の方が採用されている。
      幸い、フィリアが製造可能になる時点で上位防具の重ね着は解禁済なので、
      フルフェイスはイヤというハンターも一安心である。
  • 本作ではモンスター素材の防具で男女で名前が変わるという事例がほとんどなかったためか、
    質問サイトでは「アークシリーズが作れない」という質問が結構な数見られた。
    アークとフィリアは性能は全く同じなので、心配しないよう。
  • 装備スキルとスロットは以下の通り。
    部位スキルスロット
    狂竜症【蝕】+1Lv3×1
    災禍転福+2
    狂竜症【蝕】+1Lv2×1
    死中に活+2
    会心撃【属性】+1
    死中に活+1Lv4×1
    会心撃【属性】+2
    災禍転福+1Lv4×1
    業物+2
    弾丸節約+2
    狂竜症【蝕】+1Lv3×1
    Lv2×1
    業物+1
    弾丸節約+1
    一式狂竜症【蝕】Lv3Lv2×2
    Lv3×2
    Lv4x2
    災禍転福Lv3
    死中に活Lv3
    会心撃【属性】Lv3
    業物Lv3
    弾丸節約Lv3
  • やはり本防具の元ユニークスキル「狂竜症【蝕】」が最大の特徴。
    相手がいればいつでも狂竜症になれるという、ある意味シャガルマガラの本領を発揮した特級の危険物である。
    これでもキュリアよか有情でフォロー役にされるんだから狂竜症も丸くなったものだ
    狂竜症は状態異常扱いで、克服には手数が必要になり、さらに狂竜症【蝕】を適用すると
    狂撃化時の会心率UPが増強されるので、それぞれを見越したスキルもパッケージングされている。
    一方で狂竜症【蝕】が適用されていると狂竜症克服までの間に体力が自動減少するため、
    MHXXまではお決まりだったフルチャージは削除されている。
    とはいえ感染時に増える赤ゲージは少しでも攻撃を受けると無くなってしまうので、
    そういった意味ではひとつも攻撃を受けないバトルスタイルを求められる点が少し似ている。
    • 発動スキルを見ればわかるが、「そこそこの属性値と会心率を合わせ持ち、斬れ味が良好な武器」…
      つまりシャガル武器と組み合わせて使うことが明らかに意識されたスキル構成になっている。
      まあ肝心のシャガル武器の性能が微妙なんだけど
  • 耐性面では相変わらず火耐性はマイナスだが、それ以上に龍耐性が下がっている。
    とはいえ狂竜症【蝕】目的の一部位採用なら龍耐性-4で留まることもあり、龍ブレス使いに用心する程度で済む。
  • 単体で見ると、やはり属性弾テンプレでもお馴染みの頭装備が優秀。
    他の防具のユニークスキルは頭では発動しないことが多いので、併用運用に使いやすいという点でも採用しやすい。
    また、脚は業物と弾丸節約のどちらかを傀異錬成の餌にすることで、強化結果を伸ばしやすくなる。
    会心率重視運用の一環でカイザーX頭と狂竜症を併せたい、などの事情でアーク・フィリアの頭を使えない場合、
    この手段で用途最適化した脚を用意すると良いだろう。

ヴァチス・プラグマ

  • Ver.15で登場した傀異克服シャガルマガラの素材を使って生産出来る防具。
    こちらは男性用がヴァチスシリーズ、女性用がプラグマシリーズとなる。
    • 名前の由来はそれぞれVirtue(善)と、行為や事実などを意味するギリシャ語pragmaと思われる。
  • デザインはアーク・フィリアをベースとしているが、頭部位は
    今作未登場の上位版のアーク・フィリアSに近い月桂冠に、竜人族のような耳飾りが付属したものとなっている。
    その他、ヴァチスは胸元が大きく切り開かれ大きく印象が変わり、
    プラグマはノースリーブの装飾がスッキリして肩がバッチリ出るようになった。大きな翼は健在。
  • 装備スキルとスロットは以下の通り。
    部位スキルスロット
    合気+2Lv4×2
    顕如盤石+2
    奮闘+2Lv3×1
    Lv1×2
    匠+3
    装填拡張+3
    狂竜症【翔】+1Lv3×1
    Lv1×1
    狂竜症【蝕】+1
    攻撃+3
    狂竜症【翔】+1Lv4×1
    Lv2×1
    狂竜症【蝕】+1
    弱点特効+2
    狂竜症【翔】+1Lv4×1
    Lv3×1
    Lv1×1
    狂竜症【蝕】+1
    奮闘+1
    一式狂竜症【翔】Lv3Lv4×4
    Lv3×3
    Lv2x1
    Lv1×4
    狂竜症【蝕】Lv3
    攻撃Lv3
    Lv3
    装填拡張Lv3
    奮闘Lv3
    合気Lv2
    顕如盤石Lv2
    弱点特効Lv2
  • なんと言っても新スキル『狂竜症【翔】』が目を引く。
    これは狂竜ウイルスを克服した際に一定時間追加の翔蟲ゲージを得るというもので、
    野生の翔蟲と併せて最大4ゲージを所持する事が出来る強力なスキル。
    そしてその前提となる狂竜症【蝕】は勿論、攻撃的なスキルが揃う。
    腕はスロットがやや少ないが、それでも十分な量がある。
    頭に至っては4スロ×2*3と凄まじい拡張性を誇る。また、頭と脚は傀異錬成のスロット拡張で442を狙うのも現実的。
    • 但し、狂竜症2種をLv3のまま扱うと【翔】の実質発動時間が減ってしまう点に注意。
      何処かの【蝕】は傀異錬成のコストにしてしまうのがいいだろう。
      逆に、これは錬成コストに困る事が少ないと取ることも出来る。これは頭と胴も同様である。
    • 脚部位は奮闘が付いており、狂竜症感染状態であれば最低限の効果は起動できる。
      ただし克服時の赤ゲージ回復で効果が切れてしまう。要らなければスキル特化錬成の餌にしてしまうのもあり。
  • 特に話題になっているのは腰防具。
    今作における環境ではアップデートで追加されていく防具は多々あるも、
    何故か一向に腰部位には汎用性のあるスキル構成のものが無かったためである。
    また、Ver.15では攻撃珠IIや達人珠IIが追加されたが痛撃珠は据え置きだったので、
    弱点特効がこの1部位だけで(Lv2スロットに痛撃珠)Lv3にできるのはかなり魅力的。
    それに加えて装飾品では4スロが必要、傀異錬成では出現しにくいと発動難易度が高い狂竜症【蝕】までついてくる。
    錬成したレウスXやジャナフXの乗り換え先として非常に有力だろう。
  • 胴は奮闘+2と狂化や伏魔響命と重ねる際に拡張性をもたらす可能性を持つ。
    同アップデートで狂化と伏魔響命が護石で出るようになったのもデカい。
    残りのスキルが匠と装填拡張なのでどちらかは死にスキルとなるので傀異錬成するならスキル特化型と相性がいいか。
    狂化奮闘で有名な双剣と弓なら例えば腰をケイオス/ネフィリムからリバルカイザー*4にする手もある。
    あるいは思い切って、ケイオス/ネフィリムの1パーツから余剰となる奮闘を消して拡張性をもたらすのもいい。
    • ただし、火属性はシルバーソル胴の存在がありどちらを錬成するかは吟味したい。
      同じように火属性で優秀な脚装備であるリバルカイザーは狂化や伏魔と被るというのも歯がゆい。
      護石でカバーできるようになったのは救いか。
      また当然ではあるが、(武器の傀異錬成含め)匠無しで一定の紫を持つ武器も本項の胴は不向きである。
      一応、継戦能力にも影響はあるので業物と比較すればそこまでの遜色は無いとは言えるが
      奮闘の仕様上高い会心率を確保できるため、継戦能力確保には達人芸が立ちはだかる。
      研ぐのが面倒ならこれ以上ないシナジーにはなるが。
  • また、匠を抜きにしてもこの胴装備の奮闘+2というのは、
    装飾品の存在しないいわゆる専用スキルの中で唯一、
    (傀異錬成無しの)単体で+2確保できるという利点がある。
  • 同時実装された荒天シリーズとの組み合わせも主にガンランサーから注目されているが、
    当該防具の固有スキルである天衣無崩と狂竜症【翔】を持つ部位が少し被るので、
    両方をLv3にすることはVer.15時点ではできない。
    ただ、疾替えでリロードと斬れ味回復をする分にはLv1またはLv2で十分なので、
    胴を荒天、腕以下をヴァチス・プラグマにすれば天衣無崩Lv1&狂竜症【翔】Lv3は可能。
    4部位固定になるのは仕方がない。
    • この点についてはVer.16で狂竜症【翔】が傀異錬成・傀異錬金に出る様になった為、
      粘る必要はあるが両方をLv3で運用することができる様になっている。

MHF(シャガルシリーズ)

  • MHF-Zの2017年4月アップデート後、シャガルマガラが登場するのに伴い「シャガルシリーズ」として導入。
    名前が変わったのは獄狼シリーズのような理由ではなく、
    後述の通りMHFには「アークシリーズ」という防具が既にあるためと思われる。*8
  • アーク・フィリアシリーズには、ランクによって複数のデザインが存在するが、
    シャガルシリーズは「MH4、4Gのアーク・フィリアシリーズ」と同じ物が使用されている。
    また、メインシリーズが既にそうなっているからか、
    シャガルシリーズは光を反射する特性が付与されている(自ら光っているわけではない)。
  • 本防具の分類は遷悠防具であるため、当然自動発動スキルを備えている。
    そのスキルは、なんと「状態異常無効【多種】」。
    幾多の状態異常を無効化出来るスキルが、本シリーズ1部位装備だけで発動する、と捉えると、
    非常に強力と言えるものとなっている。
  • 問題は、遷悠防具のもう1つの目玉と言える極端な属性耐性である。
    その耐性値は、一足先に登場したゴアシリーズが更に変化した物となっているのだが、
    なんと、ゴアでは+5だった氷耐性が-5に反転し、-10だった龍耐性に至ってはなんと-25になってしまっている。
    念のため書いておくがこれは1部位の耐性値である。
    それ以外はゴアシリーズと同じ。つまり水耐性以外全てマイナスとなっている。
  • これだけならまだしも、本防具はGR500以降のハンター、
    つまり辿異種に挑み、辿異防具各種を所有していることを想定しているためか、
    1部位の防御力が、一般的なGX防具1部位の防御力から100程低い数値となっている。
    武器についても辿異防具を想定したとしか考えられないバッドボーナス(防御力-400or500)を有しているため、
    GR100上がりたてのハンターには、非常に扱いづらい防具となってしまっている。
    実装当初、多くのハンターからは「自動発動スキルの強力さの代償」として考えられていたが、
    その後のアマツマガツチ、セルレギオスの防具の性能を見る限り、
    この性能になった原因は自動発動スキルではなく、
    シャガルマガラ実装時点での遷悠種と辿異種の位置付けの乖離にあると見られる。
    • ちなみに、ゴアシリーズに付与された集中+2もそうだが、
      大本のアーク・フィリアシリーズは状態異常を軽減・無効化する系統のスキルは持たず、
      加えてシャガルマガラ素材は耐性と耐久度に優れるという特徴を持っており、
      防御力の低さはそれに反するものと言って良い。
      強いて言うなら、自動発動スキルという形で、
      耐性と耐久度に優れる特徴が現れたと考えることができなくもないが…。
  • 以上の性能を鑑みると、
    本防具を本気で運用する場合は必然的に自動発動スキルの状態異常無効【多種】を活かせるかに懸かっている。
    幸い、幼体のゴアシリーズと違って明確な効果を有するスキルであり、
    加えて【多種】クラスの防護が必要なモンスターの多くは無属性攻撃を主体にしているため、
    耐性の低さはそれら専用と割り切って使うのは難しくない。
    防御力の低さも、1部位であれば辿異防具との併用で改善が見込めるし、
    そもそも遷悠防具の特性上、同シリーズを複数部位使用する事に対するメリットがかなり薄いのが幸いしている。
    • ただ、気をつけたいこととしてメジャーな状態異常である毒・麻痺・睡眠については使い手が多い。
      使い手が多い分、属性攻撃をメインウェポンとして用いるモンスターもそれなりにいる他、
      耐状態異常のスキルポイントを個別に備えてる防具が全く無いわけではないため、
      それらを相手する際は耐性の脆さを突かれる事を承知の上で運用するか、
      装飾品等で1段階前の状態異常無効、
      あるいは各状態異常の対策スキルを用いるか、検討したほうが良いだろう。
      防具が縛られる代わりに対応する状態異常の辿異スキルを備える防具に、
      耐状態異常のスキルポイントを個別に備えるものは少なくない事から、対辿異種についても同様と言える。
      • 辿異種の用いる強化された猛毒や継続麻痺、熟睡を無効化する手段としてとらえた場合、
        HLリワードで入手可能な特典防具であるカリスZPの胴部位と脚部位、
        及びケリスZPの腰部位が強力なライバルとなる。
        これらは、それぞれが耐状態異常20Pを有しており、1部位で状態異常無効が発動する。
        そして辿異スキルとして、
        カリスZPの胴が耐麻痺強化、脚が耐睡眠強化、ケリスZPの腰が耐毒強化を備えており、
        それぞれ1部位の装備で辿異種の強化された状態異常への対策が可能となる。
        また、シャガルシリーズより素の防御力も高い上、ZP防具故の高い防御性能を持ち、全耐性も+3と優秀。
        さらに、剣士、ガンナーともに耐状態異常以外のスキルポイントも汎用性が高いものであり、
        一定期間*9プレイしているプレイヤーなら生産と強化も容易である。
        ただし、一定回数のHLコースの購入が必須であり、特定の1部位が固定されてしまうという欠点も有するため、
        どちらを用いるかはそれらの要素で判断したい。
    • 状態異常無効【多種】を活かすと考えた場合も、耐性の関係上、
      磁力耐性が強く機能するモンスターであるルコディオラとレビディオラとの相性は最悪である。
      特に、ルコディオラは1つ後の大型アップデートにて辿異種への登壇を果たしており、
      従来以上に磁力耐性スキルが機能する行動を行うようになっているが、
      龍耐性が低すぎる弱点のせいでシャガルシリーズを組み込めず、
      チグハグした思いを経験したユーザーは少なくない。
      (一応、他の高耐性防具や猟団料理、秘伝書効果などを総動員すればカバー出来なくはない。)
    • 逆に辿異種バルラガルとの相性は極めて良好。
      高い水耐性により、水属性やられ【特大】を予防でき、水属性攻撃の被ダメージも減らせる他、
      辿異種バルラガル戦において、極めて危険な腐食やられを無効化できる。

アンヘルネコシリーズ

  • 天廻龍の端材をベースとしたオトモ用の武具。
    祝福を受けた聖なる刃「THEキャットハート」、
    被った者の背後には希望の光が差すと言われる「アンヘルネコヘイロー」、
    着用した者に安らぎと救済をもたらすという「アンヘルネコフェザー」からなる装備群。
    元々は神々の復活を祝う祝祭日に着用する代物だという。
    • なお、アンヘル(angel)とは天使=エンジェルのスペイン語読みである。
  • 頭には輪っか、背中には羽が生えた、まさに天使を彷彿させるデザインのオトモ装備。
    戦場にはおよそ似合わない可愛らしさだが、そこはオトモ用とは言え立派な古龍装備。
    他のオトモ用武具とは一線を画す性能を誇っており、
    特にMH4Gにて登場した上位版であるアンヘルSネコシリーズは、頭装備単品でも防御力3ケタ
    全てのオトモ防具の中でもトップ3タイという驚異的な防御力を持つ。
    武器に関してもオトモ用としては振り切れた龍属性値を誇り、攻撃力も決して低くない。
    ただし、ハンター用のシャガルマガラ装備と同じく、火や龍の属性には弱いので過信は禁物。
    特に龍属性に関しては致命的で、健啖の悪魔獄炎の覇王のブレスなど喰らおうものなら、
    さすがに天に召されるまでは行かなくとも撤退はまず免れないので気を付けよう。
  • 因みに上位版の武器の銘は「THEヴィーニャス」。
    オトモ用でも「THE」は変わらない。
  • MHXでは上位シャガルマガラ素材から作られる「THEヴィーニャス」がブーメラン特化、龍属性と、
    ラスボスに対してはかなり優秀な性能を持っている。
    • MHXXの「THEニャプロディーテ」も最高クラスの性能を誇る龍ブーメラン。
      ただし属性値と近接性能はツーナorチーキン黒龍ネコ眼剣の方が上なので、
      プレイスタイルや相手モンスターに合わせて選ぼう。
  • なおMHXXより可能になった防具の着彩設定では
    天使の輪を模した装飾と、腰に巻いた紐のカラーを変えられる。

余談

  • 傀異克服個体の女性用装備名の「プラグマシリーズ」の語源がギリシャ語の「pragma」であるのは上述した通りだが、
    カプコンが発売を予定しているゲーム『プラグマタ』もタイトルの由来は全く同じである。
  • MHFにもアークシリーズは存在するが全くの別物。また、そちらは男女ともアークシリーズである。
    ガンナー用胴防具はかつてHR100~(現在のHR5)における
    ボウガン用のテンプレ装備「アークテンプレ」に使われていたことで有名。

関連項目

モンスター/シャガルマガラ
モンスター/傀異克服シャガルマガラ
防具/ゴアシリーズ
武器/マガラ武器


*1 一部マガラ素材とは関係ない鉱石などもあるが、同じくHR4で受注できるイベントクエストで収集可。
*2 なおかつ、Rシリーズ共通の条件として、集★6「3頭寄れば獰猛蛙」(獰猛化テツカブラ3頭の狩猟クエスト)もクリアしていなければならない。
*3 付属スキルを装飾品としてスロット換算すると、合気2が4スロ、顕如盤石2が1スロ×2となり、実質4スロ×3+1スロ×2
*4 粉塵纏・達人芸・弾道強化。後者二つのいずれかは死にスキルとなるのでこれもスキル特化向けである。
*5 チャンス時でない場合は欲張らず回避に専念するか、朧翔けで躱しながら弱点を狙うことも不可能ではない
*6 オオナズチは頭部と前脚で攻撃することが多く無闇に螺旋斬を放つと反撃を受けることになる。
*7 物理弱点が少ない(他のモンスターとほぼ同じ)反面、(ほぼ)全身が属性弱点と言えるため物理弱点に拘らずに殴れる方が当然ダメージを稼ぎやすい(常に前脚のみを的確に狙い続けるようなことができるなら別だが…)。
*8 仮にアークだけを避けるように導入した場合、男性がシャガルなのに対して女性は従来通りのフィリアになってしまうことが考えられる
*9 カリスはHLコース6ヶ月分、ケリスは8ヶ月分