防具/オディバシリーズ

Last-modified: 2023-08-14 (月) 01:40:01

MHFフォワード.5にて、"MHF-G移行前のラスボス的モンスター"として登場した弩岩竜オディバトラス
その素材を用いて作られた剛種防具がオディバシリーズである。
G級オディバトラス素材のG級防具「弩岩/紅岩Gシリーズ」についても当記事で記す。

目次

概要

  • オディバトラスの甲殻を彩る鮮やかな赤と、白い棘によって紅白色となった防具。
    巨体を誇るオディバトラスのイメージに基づき、
    これらオディバシリーズも非常に重厚なデザイン設計がされている。
    特に剣士男性用のオディバメイルは特徴的で、2門の砲門がそのまま肩に取り付けられている
    もちろん、岩弾を肩から連射するなどという派手な芸当はできない。残念
    女性用は男性用と比べるとそれなりにスマートか。
    一言で重厚とはいっても、グラビドシリーズのような「ゴツイ」ものではなく、
    他の防具と組み合わせた際にもそれほど違和感を覚えることはない。
  • オディバトラスは最低ランクが剛種のモンスターであるため、
    武器や防具もまた、剛種武器/剛種防具からの生産となる。
    天嵐防具のオディバF、さらに覇種防具のオディバFXへ派生強化可能。
    天嵐/覇種防具の特殊性能については剛種防具のページを参照。

性能

剛種防具系列

オディバFXシリーズ

  • オディバFXシリーズ(剣士)の性能だが、 (文字色をつけたものは、オディバFXシリーズ内で2部位以上が共通するスキルポイント)
    前述の通り、スロットは全部位で3つ空いており、参考までに一式装備時のスキルは
    • 斬れ味レベル+1
    • 状態異常無効(←状態異常半減)
    • 剣術+2(←剣術+1)
    • 高級耳栓(←耳栓)
    • 攻撃力UP【中】(←攻撃力UP【小】)
    となっている(覇種防具効果で斬れ味レベル+1以外はすべてワンランクアップする)。
  • 部位ごとに見ていくと、オディバFXヘルムは匠・斬れ味・溜め短縮のスキルが揃っていることから、
    太刀やハンマーによる運用が考えられる。
    オディバFXメイルは攻撃用スキル2種に加え、耐状態異常、さらには貴重な根性+5もあるため、
    根性珠G(1スロット⇒根性+3、耐暑+3、毒+3)」を利用したド根性の発動が容易。
    オディバFXアームは聴覚保護に剣術が揃っていることから、
    ガード不可、かつ剣術+2が全武器種中最も有効な双剣に引っ張りだこ。
    オディバFXフォールドは耐状態異常に加え、風圧も含まれているためランス向きか。
  • そして脚のオディバFXグリーヴだが、
    「匠、剣術、聴覚保護、食事、回避性能」と、隙が全く見当たらず、非の打ち所がない
    覇種防具のスキルアップグレード効果を活かすと、
    気短珠G(1スロット⇒食事+5、受け身+5、効果持続-3)」1個で「早食い」
    俊避珠G(1スロット⇒回避性能+5、とんずら+5、気力回復-3)*1」1個で「回避性能+2」
    剣煌珠G(1スロット⇒剣術+5、特殊攻撃+3、研ぎ師-3)」1個で「剣術+2」
    というスキルをこの防具と装飾品のみで実現させることも可能である。
    言うまでもないが、スキルシミュレータにおいても垂涎の一着。
    MHF-G3以降新たな覇種防具が続々と登場している中でも、ここまで完成されたスキルを持つ脚防具はまだない。
    覇種オディバトラスの難易度がそこまで高くないという点もあり、
    G級昇級前に作成する覇種防具としては極めて優秀なスペックを持つといえる。
    なので、とりあえず覇種防具を何か持ちたいという場合はオススメである。
    G級以降でも使い道が十分存在する部位であり、決して無駄にはならないだろう。
  • ちなみにガンナーの方は、全部位に反動+5を有するほか、
    胴部位の攻撃+5・精密射撃+5・対状態異常+5、脚部位の聴覚保護+5・装填+5・食事+5など
    ボウガン利用時に強力なスキルがそろっている。
    が、実装当時はヘビィボウガン大秘伝の全盛期かつライトボウガンの地位が地に落ちていた時期であり、
    ボウガン用覇種防具は一切クローズアップされることはなかった*2

オディバGシリーズ

  • MHF-G2にてG級ハードコアクエストに伴う「G級HC素材」が実装されたことにより、
    オディバFXシリーズをG級覇種防具へと強化できるようになった。
  • オディバG剣士は、主に実用性の乏しいスキルが付いていた胴と腰のスキルが微変化している。 逆に言えば、それ以外の部位のスキルは全く変化しない。
    オディバFXシリーズの頭や腕、脚はFXの時点で強力なスキルが揃っていたためであろう。
  • 防御力であるが、フル強化で一部位につき約38~39上昇している。
    決して少なくはないのだが、派生させると防具GRが2になってしまうため、
    ハンターのGRが100以上の場合、GRによる防御上昇補正が防具GR1のFXよりも低くなってしまうため、
    補正をかけたうえでのオディバFXとの防御力差は一部位19前後しかない
  • さらに、実装直後はLV1までしか強化できず、事実上FXシリーズよりも低い防御力での運用を強いられた。
    LV2に強化できるようになったのは実装から1ヵ月後、
    LV3以降の解禁に至っては実装から2ヶ月が経過した頃である。
    • これは当時、覇種防具+覇種武器の組み合わせが
      G級武具を脅かすほどの高性能であったことから、おそらく意図的な調整であると思われる。
  • 強化難易度自体はだいぶ楽な部類である。
    G級のHC素材も使うとはいえ使用数は僅か2個、
    相手はイャンクックとゲリョスなので覇種防具でも十分戦える。
    G級上がりたてで、G級防具を充実させるまでの繋ぎとして使うには十分であろう。
  • パーツ単位で見るとG級後半でも度々シミュレートに引っかかる。
    ただし烈種防具に強化しなければ、スキルアップグレードを完全に発揮することはできない。
    スキルアップグレードがやや不完全になるが、G級防具と組み合わせても効果的である。
  • ちなみにガンナーについてはスキルが若干変更されており、
    • 胴部位:睡眠→武器捌き
    • 腕部位:防御→高速設置
    • 腰部位:捕獲上手→底力
    • 脚部位:地形→砲術師
    となっている。

オディバGFシリーズ

  • MHF-GGアップデートで追加された。
    烈種ディオレックスの素材を用いて強化することができる烈種防具。
  • 他の烈種防具の例に違わずスキルが強化されており、
    剣士の場合匠が全部位+5となり、腕部位の達人は+7、脚部位の回避性能は+6となっている。
  • また、烈種ディオレックスを象徴するスキルである「絶対防御」が入れ替わりで発動するのも特徴。
    オディバGF剣士の場合、胴と腰部位の攻撃、脚部位の聴覚保護と入れ替わっており、
    オディバGFシリーズのみで絶対防御態勢が発動するようになっている。
    なお、剣士の場合は攻撃スキルが消失したことによって剛力珠との相性は悪くなったものの、
    代わりにG級の各種攻撃スキルとの相性は良くなっている。
    G級終盤では三界の護りで豪放スキルを発動させることも多く、
    聴覚保護が消えた脚部位に関しても、絶対防御態勢を発動させるためのパーツとして運用している人は多い。
  • ただし一式だと匠や反動が勿体無いことになるため、うまくパーツ単位で利用するようにするとよい。

オディバGXシリーズ

  • G8にて登場した始種ヤマクライの素材で、始種防具への強化が可能となった。
  • G7では登場しなかった絶対防御態勢を持つ始種防具ということで、
    同時期実装の始種防具の中でも特に注目が集まっていた
    (G8で同じく絶対防御態勢を持つ始種派生が追加された防具としては、雅孔/雅穿シリーズがある)。
  • 絶対防御スキルはGXシリーズでも特に変化はないが、
    匠が刀匠や剣神に変更されているなど変化は随所に見られる。
    覇種~烈種で需要が高かった剣士腕、脚部位はG級最前線向けの性質を強くした感じになり、
    他部位はG7以降のコンセプトである「装備の変革」を強く実感させるスキル構成となっている。
    ガンナーは各部位バラバラの方向性を持っており、各需要に応えるような形となっている。
    特に装着、炎寵のスキルポイントを持つ部位が多く、
    ジャストショットライトボウガンやヘビィボウガンと相性が良い感じに変化している。
  • 始種防具派生に要求されるG級HC素材がヤマクライ解禁時点で、
    未解禁のモンスターであるディアブロス亜種とモノブロス亜種の素材を使う部位が存在するため、
    解禁直後に全部位を作ることはできなかった。
    ヤマクライ解禁翌週にG級ディアブロス亜種が解禁されたことで頭部位の派生が、
    そこから更に2週間後にG級モノブロス亜種が解禁されたことで腕部位の派生が可能となった。

弩岩/紅岩Gシリーズ

  • G級オディバトラスの素材を用いたG級防具。
    デザインもオディバシリーズとは別のものとなっており、
    所々が特異個体オディバトラスの持つ鈍い金色に染まっている。
  • GX段階での性能は以下の通り。
    • 弩岩GXシリーズ(剣士)
      • 弩岩GX【兜】…達人+6、反射+5、一閃+3、巧流+5、閃転+4
      • 弩岩GX【胴当て】…達人+6、一閃+3、巧流+5、閃転+4、氷界創生+5
      • 弩岩GX【篭手】…達人+6、一閃+3、巧流+5、閃転+4、剣神+5
      • 弩岩GX【腰当て】…達人+6、一閃+3、巧流+5、閃転+4、刀匠+4
      • 弩岩GX【袴】…達人+6、一閃+3、巧流+5、閃転+4、変撃+4
    • 紅岩GXシリーズ(ガンナー)
      • 紅岩GX【兜】…達人+5、鼓舞+5、一閃+3、射手+5、閃転+4
      • 紅岩GX【胴当て】…達人+5、一閃+3、射手+5、閃転+4、穏射+5
      • 紅岩GX【篭手】…達人+5、一閃+3、射手+5、閃転+4、一匹狼+4
      • 紅岩GX【腰当て】…達人+5、一閃+3、射手+5、閃転+4、扇射+4
      • 紅岩GX【袴】…達人+5、一閃+3、射手+5、閃転+4、装着+5
    剣士・ガンナー共に、全部位に達人、一閃、閃転のスキルポイントが割り振られているという、
    閃転装備を作りたいハンターにとっては垂涎モノの防具となっている。
    この3つのスキルポイントを併せ持つ防具は弩岩/紅岩Gシリーズが初であり、
    もちろん精錬してこれらのスキルポイントを抜き出す事も可能。
    また、閃転を抜きにしても有用なスキルがずらっと並んでおり、
    高性能な防具である事は疑いようもないだろう。

余談

  • 上述したようにかなり高性能かつ人気の高いシリーズであるためか、
    復帰ハンター向けの復帰区(G7までは「修練区」という名称であった)では、
    この防具シリーズの剛種防具から烈種防具までの強化をサポートするクエストが配信されている。
  • オディバシリーズに限った話ではないが、
    G9.1にてリファインが実施される前は強化難易度が非常に高かった
    剛種防具段階からオディバトラスの部位破壊限定素材や古龍種の上翼などを、
    天嵐防具以降は毎LvでHC素材を要求されていた。
    現在ではFXまでの生産・強化素材は大幅に緩和され、強化に用いる素材はほぼ鎧玉となり、
    HC素材は天嵐防具・覇種防具への派生時にそれぞれ1つ要求されるのみとなっている。
    なお、G級覇種防具以降の強化難易度については一切変わりがないので注意。

関連項目

モンスター/オディバトラス
防具/剛種防具
防具/G級防具


*1 俊避珠Gよりも先に実装された「軽足珠G(1スロット⇒回避性能+5、毒+5、達人-3)」でも可能だが、達人がマイナスになるうえ、毒スキルがスキル最大発動枠から必要なスキルを押し出してしまう場合がある。
*2 後にライトボウガンについては秘伝防具では不可能なスキル構成により、大秘伝と同等のスペックを発揮することが可能であることは分かったものの、ライトボウガン自体がそれで復権には至らなかったため覇種防具も話題に上らなかった