MHFに登場するグレンゼブルから作ることができる防具一式。
装備する者の闘志を奮い立たせ、対峙する者に鋭い威圧感を与える。
頭の部分はグレンフェイクと呼んでもいいくらいグレンゼブルの頭そっくり。
チェーンや棘がところどころについていて、80年代あたりの不良のようなデザインをしている。
紹介される場合も、ガンを飛ばしたり不良座りといったポーズを取っていることが多い。
概要(通常防具)
- 下位から生産可能で、最終的にHSシリーズまで強化できる。
なお、後述するG級防具は精錬装飾品の性能の高さから人気の防具となっているが、
通常防具からG級防具へと派生させることはできないので、新規ハンター諸氏は注意されたし。
- FXシリーズまで強化すると共通して攻撃力UP【大】と見切り+3が発動し、
さらに剣士なら水属性攻撃強化【大】と水激剣+3、
ガンナーは貫通弾・貫通矢威力UPと貫通弾全レベル追加がそれぞれ発動する。
ひたすら攻撃に特化したスキルが揃い、グレンゼブルの「瀑突」ぶりが現れた防具である。
- 単純な性能だけを見れば非常に強力ではあるが、フルで揃えている人を見かけることは少ない。
これは、(FX防具に共通することだが)かつては製作難易度が非常に高かったため。
FX防具に共通して要求される剛翼などが立ち塞がるのもあるが、
それ以上にグレンゼブルの部位破壊限定素材を要求されてしまうのが痛い。
これらの素材は武器に使う数が2~5個程度なのに対しFX強化には20~30個ほど必要であった、
武器も防具も5~10個前後で差の少ないルコディオラの部位破壊素材などと異なり、
最後まで手伝ってくれるような人を集めるのが非常に難しい。
現在では強化素材のほとんどが鎧玉となり、製作難易度も劇的に緩和されたものの、
今やグレンFXシリーズ以上に強力、かつ簡単に製作可能な防具が多数存在するので、
やはり見かけることが少ないことに変わりはない。
- また、救済クエストがほとんど存在しないのも向かい風であった。
元々不人気気味なモンスターなのも相まって、普段は若個体を大量に回すくらいしかない。
一応、角は上位グレンが登場する謎クエのサブマラソンで集めることもできたが…
そんな悪条件にもめげずにフルグレンFXを作ったハンターは、尊敬の眼差しを受けることも多かった。
一時は最強のロビー装備とまで言われたほどである。
- F.5でFX全般は古龍種汎用素材の要求数が緩和されたが、
相変わらず通常種素材についてはそのままなのでグレンFXの生産難易度は変わらなかった。
が、出にくい靱尾救済の「蛮竜研究計画」が週替わり配信されるようになったため、難易度は落ちたと言える。
ただ、頭部破壊で入手できる蛮竜の尖角の救済はなく、
「なんで尖角も救済しなかったんだ」と言うハンターは少なからず存在した。
これについてはF.5から1年近くが経過してようやく「入手せよ!HR素材」という救済クエが登場した。- FXの素材の鬼畜さの反動か、HCに要求される通常素材は優しいものばかりとなった。
素材元モンスターの戦闘力の高さという面で苦労するものと言えば、
かのドスランポス変種特異個体の「ランポスの長爪」ぐらいであった。
現在では、要求されるHC素材は下位ヒプノック特異個体の「眠鳥の金赤毛」のみとなっている。
- FXの素材の鬼畜さの反動か、HCに要求される通常素材は優しいものばかりとなった。
- 先述したようにG級派生が無いという致命的な欠点があるため、
グレンシリーズに限らず同カテゴリの防具を作成する意義は薄れている。
素材に関しては、MHF-G9で部位破壊素材が基本報酬(下位は確定報酬)で排出されるクエストが
入門区で常時配信されるようになり、部位破壊素材も各種ポイント交換に対応しているため、
この時点でも(作る必要性は薄いが)製作難易度はかつてとは比較にならないほど緩和され、
G9.1では他のほとんどの防具と共に強化素材の大半が鎧玉となり、製作難易度は更に緩和された。
概要(G級防具)
- MHF-G2で追加された、G級防具としてのグレンシリーズ。
こちらは新規生産となり、グレンG・GF・GXと派生していく。
デザインはグレンシリーズから若干変更されており、
男性用装備はより刺々しさを増し、女性用装備は若干軽量化されたデザインとなっている*1。
- 防具としては古株のG級防具であるため使い勝手に少々難を抱えるが、
剛撃・達人(ガンナーは装着)・怒と比較的優秀なスキルを併せ持っている。
また、耐性面も改善されており、マイナス耐性がなくなっている。
- 2016年現在では、大多数のG級ハンターが作成することになるG級防具であり、
人によって初めて装飾品精錬を体験することになるG級防具となるだろう。
MHF-GGで追加されたハンターナビというシステムにおいて
「グレンGFシリーズの胴部位を精錬する」というお題があるためである。
このお題をクリアした際の報酬は破格のものとなっている(後述)。
- 素材はG級グレンゼブルのものなどを中心に使う。
G級グレンゼブルは厄介な部位破壊限定レア素材はなく、強いて言えば雌火竜の紅玉や、
極龍の黒曜玉あたりが引っかかるぐらいだろう。
ただし準レアの蛮竜の怒角の必要数が4個と、最近のG級防具に比べ若干要求量が多いので注意。
また、GXLv7ではG級グレンゼブルの尻尾剥ぎ取りで入手可能(80%)な「蛮竜の練尾」を1個使う。- ハンターナビで作成するグレンGFシリーズに関しては、
Lv7までに必要な素材の大半がナビの報酬で入手できるので安心してほしい。
- ハンターナビで作成するグレンGFシリーズに関しては、
精錬装飾品
- G級グレンゼブルの防具を語る上で欠かせないのが装飾品精錬。
システム自体はG級防具の記事を参照して欲しい。
- グレンゼブルの剣士防具GFを精錬すると、「剛撃+2・達人+3・怒+2」のグレン剣珠GFが作成できる。
このスキル構成はいわゆるコレのG級バージョンともいえるほどの物となっている。
その為実装当時は作成を目指す人は非常に多く、
MHF公式サイトの「要望対応事項(ユーザーからの要望フィードバックページ)」において
「蛮竜の怒角(Gグレンのレア素材)が出やすいクエストを配信してほしい」
というピンポイントの要望が挙がったほどである。
- また上で触れた胴部位をGXシリーズまで強化し精錬すると、
「剛撃+2・達人+3・怒+2・三界の護り+2」となりこちらも人気があった。
その後、この防具の装飾品化が人気になったこと、
及び一閃+真打(扇射)構成が普及したことによって人気は下火になったが、
MHF-G8以降、剛撃スキルの復権に伴いこちらも再度見直されてきている。
ただし実装当初と違い、グレン剣珠GX2を10個搭載するような構成はあまり現実的ではなく、
ピンポイントで使われるケースが多いようである。
- 上述したハンターナビで「グレンGFシリーズの胴部位を精錬する」お題の報酬として入手できるのは、
何とこのグレン剣珠GF9個である。
実際にはこの過程で1個入手しているため、合計10個のグレン剣珠GFをG級昇級後比較的すぐに入手できる。
これとエントラGXシリーズまたはフロガダGXシリーズを組み合わせた構成が、
G級上がりたてのハンター向けの装備として提示されている。