防具/フルフルシリーズ

Last-modified: 2023-11-01 (水) 14:57:16

フルフルの素材を使った防具。

目次

概要

  • フルフルの皮などを用いて作製された装備。
    MH3シリーズを除く全ての作品に登場。
    素材元のフルフルが鱗や甲殻を持たない為か、布防具のような質感をしている物が多い。
    女性用装備の見た目が非常に可愛らしく、人気がある。
    亜種の男性用装備はフルフル亜種の真っ赤な皮そのままの色をしているが、
    女性用装備は何故か淡いピンク色になっている。

デザイン

  • ノーマルシリーズの剣士は男女共に西洋の軽装歩兵のような出で立ちをしている。
    しかし男性用装備はフードで顔の上半分が隠れており、怪しさMAX。
    その上白くてコート風の腰防具まで付いていることから、
    どこかの暗殺アクションゲームの主人公っぽいと言われているとかいないとか。
    MH4以降では相手に飛び付いたり飛び乗ったりするので、さらにそれっぽくなっている。
    ガンナー男装備は冒険者のような姿をしているが、
    左腕の手甲のデザインが皮を剥いだ中身の肉のようで結構グロい
    (これは「アルビノの中落ち」なのではないかと考えてる人もいる)。
    女性用は包帯を各所に巻いており、まるで怪我をした入院患者のようなデザインとなっている。
    • それもそのはず、女性用フルフルシリーズは
      看護婦と患者」をコンセプトとしてデザインされているため。
      言われてみれば、女性剣士用も看護婦に見えなくもない。
      後述の医療器具をコンセプトにした武器と合わせていると思われる。
      • フルフルシリーズのコンセプトが明かされたデザイン画には、
        「次回作があれば注射器型ランスと松葉杖型ボウガンも…」と書かれている。
        その次回作での登場は叶わなかったが、
        注射器型の武器に関しては(ランスではないが)後にライトとオトモ装備が登場している。
        姉妹品として点滴型の操虫棍もあり、
        よりそれっぽい見た目なのでライトがいまいちという人はこちらがお勧め。
    • 髪型も合わせて、某アニメの汎用人型決戦兵器に乗る人気キャラのようにも見える。
      MHFではそのキャラのコラボ装備も実装されているため、
      その気になれば再現もできなくはない。
      なお、ついでに言えばメインシリーズでもゼロスーツシリーズなどでそれらしい装備は構成できる。
      …そういえば、素材元のフルフルもこの人型兵器の量産型になんとなく似ている。
    • 一方で男性のガンナー頭装備は鼻部分にへの字の模様、顎部分と目の周りが赤色など
      よく見ると顔部分が何故かガンダムにそっくりである。
      ただし頭頂部が普通の帽子型なので全体的な印象としては主張は控えめ。
  • Sシリーズになると男女ともに見た目がかなり変わり、
    男性用剣士防具が頭がフードからマスクに変わり、全体の印象も騎士から冒険者の様に変化。
    ガンナーはターバンを巻く等アラビアンな雰囲気を持ち、手甲も絨毯のようなデザインへ変わっている。
    ウラナイランプを装備すると外見・雰囲気的にとても似合う。
    女性用は更に大きく変わり、剣士は動物の耳の様なものが付いたフードを被り、
    ガンナーは全身に羽を模した装飾があり天使の様なイメージを持つ可愛らしいデザインとなる。
    • MH4では男性剣士用のデザインが若干変わっている。
      何が変わったかというと、グラフィックの向上で真っ暗だった顔面が薄暗く
      …余計に不気味な雰囲気になっているが…。
  • MHFでは剣士、ガンナーともにSシリーズのデザインのSP防具バージョンがあり、
    青、緑、黒の3色が生産可能。
    実装時期の関係からガンナーの方は、生産に開拓遊びの素材を必要とするので注意しよう。
  • MH4の公式サイトでは、
    発掘装備として入手できる女性用フルフルシリーズのデザイン画が掲載されている。
    軽装歩兵のような外見だった通常装備に対し、こちらは全身に包帯を巻き、
    全体的にぴっちりとした忍者のようなデザインとなっている。なお、こちらはガンナー用のデザイン。
    女性剣士用はスリットの入ったナース服のようなデザインとなっており、なかなかセクシー。そのため一部で人気がある。
    一方の男性用は、剣士が怪しげな仮面をかぶった道化師のような風貌、
    ガンナー用にいたってはミイラ男のような不気味なデザインとなっている。
    • MHXでは獰猛化素材を元に生産できるフルフルRシリーズでこの発掘防具のデザインが流用されている。
  • ちなみにフルフルの端材から作れるフルフルネコシリーズは本当にナース服なデザインである。
    武器の方もまるで注射器を模したものになっているなど、なかなかに可愛らしさを全面に押し出している。
    よく見るとスカートの端が擦り切れているように見えたり、赤い色が滲んでいたりするので
    頭防具を変えてホラーっぽくコーディネートするのも一興。

性能

  • シリーズによりスキルは異なるが、全体の傾向として
    広域スキルや回復速度、体力といった補助系のスキルを持つ事が多い。
    麻痺無効や耳栓などの保護系スキルが発動するものもある。
    反面攻撃スキルに乏しいという難点がある。

MH4

  • MH4ではスキルを回復量UPと雷属性攻撃強化に変えて登場。
    幾分使いやすくなっており、特にフルフル武器との相性は抜群。
    ただ、雷弱点筆頭のリオス一族には、低すぎる火耐性が致命傷になって着て行きにくいのはご愛敬。

MHX・MHXX

  • MHXでは雷属性攻撃強化が無くなり、回復量に差し替えられた。
    これにより回復速度と回復量のスキルポイントが共存する事となり、更に回復特化のスキル構成に。
    防御力はそのレア度帯で平均程度の数値だが、耐性に優れており火属性以外は全てプラスである。
    しかし、製作時期の関係上その後に火属性を使ってくる敵が多く出現するため、注意が必要。

フルフルシリーズ

  • 下位のフルフルシリーズでは一式で回復速度+1とが発動し、回復量のSPが8点ある。スロットは3つ。
    下位時点の時点では回復アイテムを満足に調達することは難しいため、その節約となるスキルは嬉しい。
    しかし最大の問題点は、回復量を装飾品で賄うと回復速度にマイナスが入り共存できないということ。
    スキルをまともに活かすためには、回復量+2以上の護石が必要となってくる。
    製作段階でそれを持っていれば悪くないスキル構成なので、目指すのも悪くはない。
    その上で武器スロか護石に1スロットあれば、回復速度を+2まで持って行ける。
    ここで必要な早復珠【2】は、フルフル素材で作れるので防具を作るついでに作ることができる。

フルフルSシリーズ

  • 上位のフルフルSシリーズでは、一式で回復速度+1と回復量UPが発動。スロットは変わらず3つ。
    下位装備でネックだった両スキルが素で発動しており、手持ちの護石状況に限らずにスキルを活かせるようになった。
    回復速度のSPは13点あり、+2に持っていくのは容易なので、
    空いたスロットで回復速度+2に持っていき、護石を活かしてもう一つくらい簡単なスキルを付けられれば理想。

フルフルRシリーズ

  • 上位獰猛化素材を用いたフルフルRシリーズも登場。
    一式で回復速度+1、調合成功率-10%が発動。
    回復量のSPが9点あり、スロットは4つ。
    通常種と比べて獰猛化素材を要求するため製作難度が高くなるにもかかわらず、発動スキルは通常種に劣る。
    しかも防御力も通常種より低く、一式揃える価値はほぼないと言える。
    ただし腰パーツについては優秀で、フルフルSシリーズに腰だけ投入し、治癒珠【2】を付ければ、
    それだけで回復速度+2、回復量UPが発動する。普通に一式揃えるより2スロット分得をするので、
    余裕があれば腰部位だけは製作しておきたい。

フルフルXシリーズ

  • G級のフルフルXシリーズでは、回復速度+2、回復量UP、精霊の加護が発動。スロットは5つとなる。
    精霊の加護がついたことでより防御型のスキル構成となった。自己発動スキルは既に完成されているので、
    空いたスロットや護石を使って追加のスキル構築は柔軟に考えたい。
    防御力は剣士フル強化でも750と少々頼りないが、剣士でも雷耐性が20あるため、
    雷耐性【大】と猫飯を併用すれば雷耐性は50に達する。
    スキルの都合上生存性も高いため、ミラルーツに初見で挑むとき(撃退でも構わないとき)などは重宝するだろう。

フルフルXRシリーズ

  • G級の獰猛化素材を使ったフルフルXRシリーズでは、回復速度+2、回復量UP、調合成功率-10%が発動。
    回復速度のSPは19点、回復量UPのSPは12点分ある。
    こちらも通常種よりスキルが劣るので、一式揃える必要はない。
    しかも上位と違ってフルフルXのスキル構成は完成されているため、出張させる意味もない。
    パーツ毎の回復速度、回復量のSPは大きいので、
    全く関係のない防具にこれらのスキルを発動させる場合は使われる可能性があるか。

MHRise

  • 一式装備させると体力回復量UPLv1、回復速度Lv2、壁面移動Lv2、集中Lv1、KO術Lv1、雷属性強化Lv1と、
    やたらと大量のスキルがつまみ食いの如く発動する。
    回復特化なのは相変わらずだが、何気にXシリーズで没収されていた雷属性強化が戻ってきた。
    新スキル「壁面移動」も実用性はともかく、フルフルの生態を考えれば納得のチョイスだろう。
  • フルフルSシリーズは、
    一式装備で体力回復量UPLv2、回復速度Lv2、壁面移動Lv2、集中Lv3、KO術Lv2、雷属性強化Lv2。
    つまみ食い状態は相変わらずだが順当に強化される。

MHF

  • MHFでは、フルフルRシリーズのガンナー脚防具がかつては重宝されていた。
    なお上記MHXのフルフルRシリーズとは異なり亜種のUシリーズから派生する変種の防具である。
  • G級防具のフルフルGシリーズは痛撃断食をメインとしたスキル構成。
    なかなか攻撃的な構成だが、実装当時はG級防具の強化難易度がまだまだ高く、
    現在ではこれよりも更に高性能な防具が多数登場しているのであまり表立って使われることはない。
    G級防具の内亜種の方は「フルンGシリーズ」という名称になる。
    こちらは剛撃をメインとした、更に攻撃的なスキル構成となる。

フルフルZシリーズ

  • 頭部が異常発達した、辿異種フルフルの素材を用いて作成する<<辿異防具>>
  • デザインは辿異種フルフルの純白の皮と、怒り時に頭部に流れる蒼光をモチーフにしつつ、
    従来のフルフルシリーズ群、及び素材元であるフルフルのイメージからは考えられない、
    SFの登場人物が着るイメージが強いデザインとなっている。
    辿異種フルフルの頭部は「異形の面」という言葉がピッタリな程不気味な形状をしているのだが、
    それすら感じさせない、真逆のカッコいいデザインであったために公開された時は話題になった。
    なお蒼光を模した部分は残念ながら光っていない
  • 性能も辿異防具に恥じぬ高性能に仕上がっており、
    特に剛撃スキル方面に力を入れたスキル構成を持つ部位が多く見られる。
    一方で一閃スキルを持つのは剣士頭と脚のみでガンナーも脚は扇射スキルが備わっていると、
    どちらも脚は一般装備向けな性能になっている。
    辿異スキルは剣士頭が吸血強化、ガンナー頭がスキル枠拡張で、
    それ以外は剣士ガンナー共通で胴、腕、腰、脚の順に、
    巧撃強化、耳栓強化、纏雷強化、風圧強化となっている。
    概ね各部位がそれぞれその用途へ特化した性能となっているため、
    欲しい部位を絞れば扱いやすい防具と言える。

フルフルネコシリーズ

  • MH4にて追加されたフルフル素材のオトモ用装備。
    女性用防具に倣ってか看護師がデザインモチーフになっている様子。
    防具もフルフルネコシリーズで揃えれば、その姿は狩り場の天使そのもの!・・・かもしれない。
    MHFにも防具含めて輸出されており、またMHFには亜種装備であるチャームネコシリーズも存在する。
    また、武器は素材の弾力もあり枕としても優秀らしい。
  • 回復トレンドのオトモに装備させるとよく映える。
    MH4(G)では防具に体力+のボーナスが付くので回復オトモとの相性も悪くない。
    • 4G公式サイトにおいても、オトモ合体技の紹介ページにて
      ガレオス装備のオトモと共に"ネコ式応援楽団・改"の紹介ページに登場している。
  • 武器は「フルフル(S)ネコチクリ」で、やはりというか見た目は注射器
    オトモ装備らしく可愛らしい見た目だが、実際には攻撃を当てる度に電撃を注入し、
    獲物をじわじわ弱らせていくという何ともえげつない武器である。
    武器名をチクリからブスリに改名した方が良いかもしれない。
    • MHX(X)では、獰猛化素材を用いて麻痺属性を付与させたバージョンも存在する。
      高攻撃力低属性値というポジションであるため、麻痺したらラッキー程度に思っておこう。
  • 防具は頭用防具の「フルフル(S)ネコナース」、
    胴用防具の「フルフル(S)ネコクロス」から構成され、一式装備した見た目は完全にナース。
    その非常に愛らしい見た目に魅了され、古龍防具を差し置いて装備させ続ける旦那様もいるとか。
    • ハンター版同様火属性以外がプラスという優秀な耐性を誇る。
      特にオトモは2部位しかない為、属性値に重点を置く場合は
      MHXの「猛フルフルネコシリーズ」での運用は割りと実用的。
    • MHXXでは防具の着彩設定が可能。
      帽子の肉球マークと左腕の腕章がカラー変更に対応している。

余談

  • ちなみに回復速度のスキルが発動する理由としてノベル版では
    「怪我をした場合自然に傷薬と同じ効能の液体が染み出してくるため」という設定が語られている。
    • …なんだかそう聞くとあまりお世話になりたくなくなるのが不思議である。
      それにしても「傷薬と同じ効能の液体」とはコレのことだろうか?
      しかしコレには鬼人薬や硬化薬の効能を高める作用はあっても、傷薬として使うことはできないはずだが…。
      さらに同じ体液を持っているネブラシリーズでは回復速度のスキルは発動しない。
      やはりフルフルだけが持っている未知の何かの恩恵なのだろうか…?
  • スキル的な理由、あるいは装備がやたらナース推しだからか、
    MHXでは「フルフルのまごころ診療所」という村クエが存在する。
    肩凝りに悩む依頼主がフルフルの電気袋をマッサージに使いたいので狩って欲しいというもの。
    当たり前だがフルフル自身はいつも通りに狩られるだけで自ら治療をしてくれる訳でも何でもない。
    超人のハンターならともかく、
    一般人があの電撃をマトモに当てられたらマッサージどころか一瞬で昇天するとしか思えないが…
    • 「フルフル=治療」というイメージがイメージが定着したからか、続作のMHXXでも
      ユクモ村の温泉を電気風呂として活用すべく、フルフルの狩猟を依頼される。
      …しかし依頼された狩猟対象は、よりにもよってG級個体である。
      結果どうなったかというと、電気風呂を試した村人は入るなり泡を吹いて倒れたそうな。そりゃそうだ…
  • MHFには、フルフルをモチーフとした「ズィベイシリーズ」「ルヴナンシリーズ」という防具が存在する。
    ズィベイが原種カラー、ルヴナンが亜種カラーである。
    これらは一種の課金防具なのだが、デザインがある意味で衝撃的なことになっている
    男性用の頭部位がフルフルシリーズのフードのような形状となっているのだが、
    フードの中は完全な暗闇であり、その暗闇から青色(ルヴナンは緑色)のつり上がった眼が覗いている
    もはや完全にホラーの領域である。
    百聞は一見にしかず…という事で、詳細な見た目は各自検索していただきたい。
    • ちなみに、女性用はまだ普通な部類のデザインである。
  • ネルスキュラ亜種の防具、スキュラZシリーズにはフルフルの皮が使用されている。
    特に剣士用に関しては、後ろから見るとフルフル防具の一種かと見間違えかねないほど。

関連項目

モンスター/フルフル
モンスター/フルフル亜種
モンスター/フルフル/派生作品