ブルックを模して作られたなりきり?装備。
当項目ではカラーバリエーションの防具、及び「ブルックフェイク」についても触れる。
概要・性能
- パローネ大航祭の限定防具として登場した、ブルックを模した防具。
登場時期は第5回と、かなり早い。
ただし長らくは個人総合ランキングで上位入賞した際にのみ生産素材が受け取れる形であったので、
入手難度はかなり高かった。
現在では「パローネの秘宝」と交換で入手が可能。
- 生産に必要な素材は「温厚な心」。
何かとつけて突進をかましてくるモンスターのどこが温厚だというのか。
…まあ、説明文には「仲間を思うキモチは、だれにも負けない。」とあるし、
実際にブルックは仲間が被害に遭うと群れ総出で突進しにかかるので、あながち間違ってはいないのかもしれないが。
- ブルックシリーズはG級防具までの強化が可能である。
GX段階でのスキルポイントは、匠(剣士)/装着(ガンナー)、薬草学、怒、平常心であり、
5つ目のスキルは部位によって異なり、頭から順に、
剣士用は三界の護り、鼓舞、剛撃、一閃、痛撃。
ガンナー用は調合師、回避距離、移動速度、生命力、弾丸節約術。
- 登場自体がかなり前なので、性能面ではGX段階まで強化しても現在の防具と比較して見劣りする部分もある。
特に匠は、真打や剣神が主流となっている現在ではほぼ活かすことができない。
ただし、全部位に平常心のスキルポイントを持っているという希少な防具である。
ゴルックシリーズ
- パローネ大航祭限定防具として登場した黄金のブルックシリーズ。
登場は第15回より。
こちらの生産素材「尊い心」はブルックシリーズほど入手は難しくなく、
チャレンジ報酬(特定航路のクリア)で入手可能であった。
こちらも現在は「パローネの秘宝」と交換が可能。
- GX段階での性能は、回避性能(剣士)/反動(ガンナー)、痛撃、怒、溜め威力(剣士)/弾丸節約術(ガンナー)。
5つ目のスキルは頭から順に、
剣士用は黒ノ命脈、斬れ味、支援、耐状態異常、いたわり。
ガンナー用は炎寵、耐状態異常、達人、闘覇、精密射撃。
- こちらは、部位によっては現在でも実用に耐えうるものもある。
支援や闘覇といった希少スキルや、今でも貴重な黒ノ命脈が付与されている部位の存在は大きいだろう。
後者に関しては使うかどうかは別として。
シルックシリーズ
- 「輝旋の毛皮」というアイテムを用いて生産可能な、白銀のブルックシリーズ。
初登場は「ナルガクルガ狩猟ノススメ」というイベントの一環として。
- 性能はかなりのもので、GX段階でのスキルポイントは、
抜納術、巧流(剣士)/射手(ガンナー)、痛撃、刀匠(剣士)/剛撃(ガンナー)。
5つ目のスキルは頭から順に、
剣士用は溜め威力、剣神、三界の護り、怒、吸血。
ガンナー用は調合師、回避距離、扇射、炎寵、怒。
- 「ナルガクルガ狩猟に効果的な防具」と銘打たれて実装されたものであり、
実際に剣士用は回避性能(≒抜納術)と巧流を併せ持っているということで、
フレーム回避が有用なナルガクルガに対しての相性もいい。
スキル構成もなかなかに強力なので、ベテランハンターからしても目を見張る部分はあるだろう。
また、剛撃や剣神といったスキルが主流になってきた中で登場した、久しぶりの刀匠を主軸とした防具でもある。
ロホックシリーズ
- 「豪貴の毛皮」というアイテムを用いて生産可能な、真紅のブルックシリーズ。
初登場は「ジンオウガ亜種狩猟ノススメ」というイベントの一環として。
- こちらは「獄狼竜狩猟に役立つ防具」として実装された。
龍耐性が1部位につき10もあり、他にマイナスの龍耐性値を持つ部位が無ければ、
2部位装備するだけでジンオウガ亜種が用いる龍属性やられ、
そしてG級個体が用いる蝕龍やられも無効化することができ、
龍属性攻撃のダメージそのものも軽減することができる。
- スキル面で見ても、比較的容易に生産・強化が可能であるのにもかかわらず、
あの絶対防御のスキルポイントを全部位に持っている。
他にも強力なスキルが揃い踏みであり、たかがイベント防具と一蹴はできない性能に仕上がっている。
ノルックシリーズ
- 「霖魂草」というアイテムを用いて生産可能な、漆黒のブルックシリーズ。
第103回狩人祭で初登場した。
狩人祭限定防具なので、入手するには祭で勝利して勝ち組クエストをクリアする必要がある。
- ブルックは元々黒っぽいモンスターだが、
ブルックシリーズはどちらかと言うと茶色や白色の毛が多く使用されたデザインとなっている。
それに対しノルックシリーズは、本当に黒を基調としたデザインである。
- GX段階でのスキルポイントは、
属撃、三界の護り、巧撃、剣神(剣士)/弾丸節約術(ガンナー)。
5つ目のスキルは頭から順に、
剣士用は怒、鼓舞、剛撃、要塞、一閃。
ガンナー用は装着、穏射、剛撃、調合師、一閃。
- ノルックシリーズは、現行のブルックシリーズ系統防具の中では唯一精錬が可能。
GF段階以降で精錬をすると属撃+3のスキルポイントを抜き出すことができる。
属撃+3のスキルポイントを持つ精錬装飾品はノルック珠だけなので、
属性特化の装備を構築する際には重宝するだろう。
ブルックフェイク
- フォワード.5における「爆走!ブルックタワー」にて初登場したフェイク系の防具。
実はブルックシリーズよりも先に登場している。
- 見た目はお察しの通り、ブルックの頭部をそのまま模したもの。
今のところは「ブルックフェイクF」まで強化が可能であり、
スキルポイントは攻撃+10、聴覚保護+10、回避性能+10、気力回復+4と、それなりに強力。
ここから更に「ブルックフェイクG」への強化が可能となることが判明しているが、
強化素材が未実装であるため入手は不可能。
余談
- これらの防具はブルックを模したものであるが、
ブルックフェイク以外は生産・強化時にブルックの素材が一切必要なかった。
G9.1以降は(ブルックフェイクも含めて)HS段階までは全て鎧玉と少量の秘伝の証による強化となっているが、
それまでは様々なモンスター素材や多量の秘伝の証などを必要としており、
なおかついきなりG級防具として生産することはできない(無印からコツコツ強化していくしかない)ため、
G級防具まで強化するのは地味に面倒であった。
- これらのシリーズの命名法則は、「色+ブルック」となっている。
ゴルックシリーズは「金」を意味する英語「gold」(ゴールド)+ブルック、
シルックシリーズは「銀」を意味する英語「silver」(シルバー)+ブルック、
ロホックシリーズは「赤」を意味するフランス語「rojo」(ロホ)+ブルック、
ノルックシリーズは「黒」を意味するフランス語「noir」(ノワール)+ブルック、だろう。