MHF-Gに登場するポボルバルムの防具。
剛種防具のポボルムシリーズとG級防具の創音奏/音紡奏シリーズが存在する。
当記事ではポボルムシリーズを中心に、創音奏/音紡奏シリーズについても触れる。
目次
概要
(剣士)味方の士気を鼓舞するために作られた
(ガンナー)見る者の闘志を奮い立たせる
(共通)創音竜素材の防具。
- MHF-G6の新モンスターである創音竜ポボルバルムの素材で作成できる防具であり、
MHF-G3以降の新モンスター素材の定番となった、剛種防具とG級防具の2系統の防具が存在する。
剛種防具はHR100から作成可能で、G級防具は名前の通りG級昇級後に生産が可能となる。
剛種防具のポボルムシリーズはMHF-G9現在烈種防具まで強化可能で、
G9.1にて最終段階である始種防具の強化が解禁される。
- ポボルバルムの装備は「音」「音楽」がモチーフになっており、
ポボルムシリーズ、創音奏/音紡奏シリーズ共に、マーチングバンドの衣装のようなデザインとなっている。
ベースのデザインやカラーリングはどちらも同じなのだが、
アクセントカラーがポボルムと創音奏/音紡奏では異なっており、細部のデザインも異なる。
- ポボルバルムはモンスターの記事を参照してほしいが、MHFの中では(悪い意味で)有名なモンスターである。
だがその防具はデザインや性能面から一定の人気があり、作成・使用者も比較的多い。
性能
- 生産段階のポボルムシリーズ、覇種防具のポボルムFXシリーズ、烈種防具のポボルムGFシリーズ、
始種防具のポボルムGXシリーズと、創音奏/音紡奏GXシリーズについて主に記す。
剛種防具系列
ポボルムシリーズ
- 剛種ポボルバルム討伐の証や剛種ポボルバルム素材などを用いることで生産できる剛種防具。
- 大きな特徴としては、剣士頭部位に「笛吹き名人+10」のスキルポイントが存在すること。
頭防具だけで笛吹き名人スキルが発動するという、防具のイメージにぴったりのスキルと言える。
ちなみにこのスキルに限り、最終強化の始種防具まで一切変化しない。
- それ以外のスキルとしては達人をメインに、回避性能、ガード性能、剣術などのポイントが設定されている。
比較的色々なスキルを発動させやすい装備ではあるが、匠は一切ないので一式での運用は適さない。
- ガンナーも達人がメインスキルとなっているが、こちらは聴覚保護や反動、精密射撃、根性などのSPがある。
ボウガンで使う分には一式でも割と使いやすかったりするが、
剛種防具の時点ではスロット数が2(合計10)しかないのでやはり微妙か。
- ちなみに剛種ポボルバルムはHR100上がりたてのハンターにとってはかなりの強敵となる。
が、G級のポボルバルムと違ってある程度装備を整えさえすればそこまで厄介ではない。
後述の覇種防具を作成する頃の装備であれば十分対応できるだろう。
- 次の段階である天嵐防具ポボルムFシリーズは、
スキル値が微上昇し最大強化でスロットが3空くようになる。
またこの段階から天嵐防具としての強力な特殊効果が得られるようになる。
天嵐防具へと派生するためのHC素材は全部位共通で下位イャンクック特異個体の「逞しいクチバシ」1個。
凶悪な戦闘力で知られるイャンクック特異個体だが、下位の時点では脅威ではない。
先生に特異個体とは何たるものか指導を賜りつつ素材を集めていくとよい。
ポボルムFXシリーズ
- この段階で5個目のスキルが解禁されるのだが、
腕・腰・脚は全て「いたわり+5」になっているのが印象的。
腕・腰・脚を揃えている場合、慰労珠Gを2個入れるだけでいたわり+2が発動できる。
ただし例によって匠を持つ部位はないのが辛いところ。
- ガンナーは装填数や審判が追加されるため、一式では何と
「見切り+3,耳栓,状態異常半減,女神の赦し,反動軽減+1,回避性能+1,装填数UP,ぶれ幅DOWN,根性」が発動する。
実際には覇種防具のスキルアップグレード効果により
「見切り+4,高級耳栓,状態異常無効,女神の抱擁,反動軽減+2,回避性能+2,装填数UP,狙い撃ち,ド根性」になる。
対覇種用のスキルがこれでもかと詰め込まれた構成にはなっているのだが、
スキル数が多すぎるため弾強化を入れるだけで10スキルに到達してしまうという難点も。
状態異常半減と見切り以外は打ち消しが容易なので、上手く調整すれば中々便利なものとなる。
- 覇種ドラギュロスは覇種モンスターの中でもかなりの強敵ではあるが、
幸い本気を出す前の段階で撃退体力に到達するため、
討伐を目指さず撃退で素材集めをする分には楽な方ではある。
G級覇種防具ポボルムGシリーズは性能が若干向上するに留まる。
ポボルムGFシリーズ
- スキルはポイントが上昇した程度で大きくは変わっていないのだが、
剣士胴、ガンナー胴脚の「審判」が、希少スキルの闘覇に変更されている。
闘覇はハイリスクハイリターンという性質のスキルで、現在でも人気の高いスキルである。
この装備が実装されたG6.1では闘覇スキルを持つ防具は極めて限定されており、
特に剣士胴が他の闘覇持ち烈種防具と並んで注目された。
- ちなみに烈種防具はLv1とLv7でG級HC素材を使う。
新モンスターの烈種防具は多くの場合、当該モンスターのG級HC素材を使うのが定番なのだが、
ポボルムGFシリーズに関してはG級ポボルバルムの素材が一切必要ない。
上でも少し触れたがG級ポボルバルムはMHF-G9現在でも尚、
多くのハンターが舌を巻くほど面倒くさい耐久力を持つモンスターであるため、
それをスルーできるのは救いではある。
- だが問題は烈種のヴァルサブロス。
こちらもこちらで、人間複数名のPTにて複雑な手順を踏まないと狩猟に時間がかかるということで
(これまた悪い意味で)有名なモンスターでもある。
烈種では唯一、低確率の部位破壊限定素材がなく、ちゃんとした手順を踏めばそこまで厄介ではないのだが…
部位破壊サブターゲットのクエストが定期的に配信されているのでそれも狙いたい。
ポボルムGXシリーズ
- MHF-G9.1で実装される始種防具。
トア・テスカトラの素材を用いて強化できる。
- 始種防具の性質については当該記事を参照してほしいが、
G級最前線でも十二分に活用できるレベルでの大幅強化がなされている。
スキルも大幅に刷新されており、MHF-G9の新スキルも豊富。
- 各部位毎のスキル値は以下の通り。
[剣士] [ガンナー] - 剣士腰部位、ガンナー頭部位の「氷界創生」はG9.1で追加された希少スキルである。
- 強力なスキルが目白押しとなっているが、人気の希少スキルである絶対防御を有する部位はない。
また達人+7が一閃に変更されたことで却って使いにくくなるケースもある。
飛びぬけて強力と言える部位はないが、総じて痒い所に手が届きやすい構成になっているため、
ハンターの手腕が試されるだろう。
- ちなみにポボルムGXシリーズも、G級ポボルバルムの素材は使わない。
強化時に要求される覇種素材はオディバトラスのものとなっている。
創音奏/音紡奏シリーズ
- G級ポボルバルムの素材から作成できるG級防具シリーズ。
剣士が創音奏、ガンナーが音紡奏である。
GXシリーズまで強化が可能で、防御力はポボルムGXシリーズと概ね同じ。
- 総じて属性武器を振るうのに適した性能となっており、G6で強化された片手剣でよく用いられていた。
現在では属撃のSPを持つ防具も出てきているため若干陳腐化はしているものの、
部位によってはまだまだ現役で、特に剣士腰とガンナー頭は「一閃+4」を備えるため重宝されている。
- この防具は一般のモンスター素材G級防具の定番である「GFシリーズLv7での非G級HC素材要求」がない。
じゃあ簡単に作れるのか、と言われるとそうではないのは上述した通りであるが…
- G級防具はLv7で装飾品精錬が可能となり、属撃+2のSPを持つ装飾品に変えることができる。
ただし精錬難度は(主にG級ポボルバルム本体のせいで)高め。
余談
- ポボルムGXシリーズは創音奏/音紡奏シリーズの最大の特徴である
「属性攻撃を強化するスキル」を一切有していない。
これはMHF-G5の新モンスター、イナガミの防具と共通している。